14wataku のすべての投稿

石渡区の「どんど焼き」が行われました

 1月13日(月)、成人の日に恒例の氏子、公民館及び育成会による「どんど焼き」が運動公園東側空き地で行われました。

 当日、朝から育成会が正月に飾ったしめ縄など、各家庭を廻り集め、午前中に氏子及び公民館の役員が達磨、古い御札、しめ縄を焼く、2基のやぐらを作り、午後の「どんど焼き」に備えました。

 点火は午後3時で、やぐらを氏子総代がお神酒で清め、参加された方全員で石渡神社に向い、氏子総代に倣い2拝、2拍子、1拝で参拝の儀式を行い、続いて区長、公民館長と氏子総代、育成会会長との2手に分かれ松明へ採火し、それぞれのやぐらに点火しました。炎は忽ちやぐらを包み、勢いよく燃え上がり、点火から20分程で、炎が下火になると、釣り竿にアルミホイルに包んだ餅を針金で吊るした人、アルミホイルに包で熾きの上に置く人、枝に刺して炎にかざす人など、それぞれ思い思いのやり方で「1年を健康にすごせるように」との願いを込めて焼いていました。

 【文と写真:石渡広報部長 早川球喜】

次々と持ち込まれるしめ縄など

集められた、持ち込まれたしめ縄など

点火を待つ

点火を前にお神酒で清める高山秀則氏子総代(2常会)

松明へ採火する廣澤一由区長(9常会)と倉澤利和公民館長(2常会)

「どんど焼き」のやぐらに点火する高山秀則氏子総代と塚田美穂育成会長(8常会)

勢いよく炎を上げる「どんど焼き」のやぐら

思い思いのやり方で餅を焼く

餅を焼くためなら煙のなかでも我慢できる

熱いけど我慢しよう

どんど焼きで焼いた、お餅の味は、いかがですか

 

もちつき体験と新春レクリエーション大会が行われました

 春を呼ぶ「もちつき体験講座」と「新春レクリエーション大会」が行われました

 石渡公民館の前庭で1月12日午前、10年ほど続く「もちつき体験講座」が開かれました。親子70人が集まりました。公民館や育成会の役員たちが「せいろ」で蒸したもち米を石の臼に移し、返しの合いの手を受けながら真っ白なもちをつき上げました。子どもたちも公民館役員や親の助けを借りながら、元気に餅つきを経験、楽しみました。つきあがったお餅はあんこやきなこをまぶし、参加者全員に振る舞われ、あらためてお正月の気分を味わいました。

 午後は恒例の新春レクリエーション大会が公民館大広間で行われました。麻雀やオセロ、トランプ、囲碁将棋のコーナーが設けられ、子どもたちはミカンやお菓子を食べながら楽しいひとときを過ごしました。麻雀には20人が参加、5卓に分かれて今年の運試しとばかりに熱戦を展開していました。

【文と写真:区監査役 水越渉】

「エイッ」「やったね!」。頑張っての餅つきはとても楽しい

公民館役員に手伝ってもらいながらの餅つきもまた、楽しいようです

つきたてのお餅はとてもおいしいです

親子そろって食べるお餅の味は格別です

新春レクリエーション大会の開会。「皆さん楽しんで」と呼びかける公民館長の倉澤利和さん(2常会)。向かって右側は副館長の田中久夫さん(1常会)

オセロゲームのコーナー。大人も子どもも真剣です

将棋コーナーでは、区会計の宮澤一成さん(7常会)が駒の動かし方を丁寧に教えているのが印象的でした

囲碁コーナーでは存在感いっぱいの4人がゆったりと石を置いていました

こちらはトランプコーナー。楽しんでいるのは親子かな(?)

麻雀コーナーではどの卓も真剣。「ウ~ン、いまいちだな」と頭に手をやるのは倉澤利雄さん(3常会)

紅一点参加の滝澤ふさえさん(4常会)。「優勝するんだ」と力が入ります

優勝した廣澤幸一さん(3常会=左から2人目)はトロフィーを抱いて満面の笑顔を披露しました。左端は2位の宮坂貞夫さん(6常会)。左から3人目が3位の倉澤利雄さん(3常会)。右端は賞状を手渡した公民館長の倉澤利和さん(2常会)

ブービー賞(下から2番目)を獲得した佐々木繁夫さん(9常会)。うれし恥ずかしの複雑な笑顔です

新春レクリエーション大会は無事終了。参加者、スタッフ合同の慰労会です。

「今年もよろしく」との声が飛び交いました

 

駐車場ボランティアの慰労会が行われました

 石渡地区の台風19号被災地支援ボランティアの皆さんが行った駐車場誘導支援活動の慰労会が1月7日、石渡公民館で開かれました。

 駐車場の誘導は、運動公園東側の広場と富士通長野工場駐車場で、昨年10月下旬から12月下旬の間、延べ60人を超える石渡のボランティアが参加して、全国から訪れた災害ボランティアの車の誘導に駆け回りました。

 慰労会には17人が参加しました。きっかけをつくった関保雄さん(5常会)が「当初、知人に声をかけたがとても足りず、朝陽地区全体で取り組むよう8地区の区長会に相談、区単位で取り組むようになった。石渡としても被災地の復興に力添えできてよかった」とあいさつ。廣澤一由区長(9常会)も「みなさんの協力で石渡の責任を果たすことができました」と感謝を述べました。

 最後に、いまのところボランティアの要請はないが、あれば積極的に取り組んでいこうと、全員で乾杯。ボランティア活動の慰労と今後の熱意を確認しました。

 【文と写真:区監査役 水越渉】

参加者は「今後もボランティア活動の要請があれば積極的に参加しよう」と全員で乾杯しました

 

石渡区役定め総会及び新年会が開催されました

 令和2年1月1日、石渡区役定め総会及び新年会が開催されました。役定め総会では、11時から11時30分間まで役員選挙、開票作業の間に廣澤区長あいさつ、横田副区長の提案により、平成12年に石渡区長をされた小山英雄の発声による一本締めがあり、開票作業を終了した倉沢連合常会長から選挙の結果、

 区長に横田一雄さん、副区長に高山三良さん、区会計に高野淳一さん、氏子総代に藤巻弘幸さん、氏子代理に田中実さん、公民館館長に田中久夫さん、公民館副館長に吉野正年さんがそれぞれ選出された旨の報告。続いて廣澤区長から令和2年度の新役員の紹介と新役員の挨拶がありました。

 次に、新年会に先立ち恒例の旧、新のダルマに旧、新の役員が目入れをしました。又、廣澤区長から32年間、区の顧問をしていただいた、竹内さんから次年度は辞退したいとの申し出があり、新たに市会議員の西脇かおるさんに新顧問をお願いした旨の発言がありました。

 続いて、竹内顧問の「乾杯」の発声で酒宴となり、より一層の懇親を深めるとともに和気あいあいと和やかのうちに時が過ぎました

【文と写真:区広報部長 早川球喜】

受付で記名し、投票用紙を受け取る

投票用紙に記名しているところ

投票箱に投票用紙を入れる

役定め総会に出席された皆さん

常会長による開票作業

挨拶する廣澤区長

一本締めの発声をする20年前に区長をされた小山さん

選挙の結果について報告する倉沢連合常会長

選出された令和2年の新役員の皆さん

ダルマに目入れをする新役員

新年会で挨拶する廣澤区長

和気あいあいと懇談する新年会

 

石渡八幡神社で越年祭と元旦祭が行われました

 石渡八幡神社で昨年(令和元年)12月31日、越年祭が行われました。この夜は雪も降らず風もなく、空には雲が多いものの輝く星も見え、参拝には絶好の気候になりました。

 午前零時近くになると境内には長い行列ができました。やがて行列の中からカウントダウンの声が起き、零時になると各所で「おめでとう」「今年もよろしく」などのあいさつが交わされ、遠く除夜の鐘が響く中、お参りが始まりました。

 参拝を終えると一人一人に、高山秀則氏子総代や廣澤一由区長らが、お神酒や甘酒、ミカンを振る舞い、互いに今年の健康や無事のあいさつを交わしていました。

 元日の午前7時からは同じ石渡八幡神社拝殿で、元旦祭が行われました。廣澤一由区長をはじめ、区の役員など11人が参加しました。倉澤宮司が石渡区や区民の安全や健康を祈願、廣澤区長が「昨年は大きな水害が起き大変な年でした。今年こそ平穏な一年であることを祈っています」とあいさつしました。

【文と写真:区相談役 水越渉】

除夜の鐘が響く中、今年一年の健康を祈る家族の姿が見られました

千曲川堤防決壊による水害の記憶も新しいだけに、いつも以上に熱心に参拝する姿が多く見られました

熟年の参拝者だけでなく若い人の姿も目立ちました

境内には参拝する区民の長い行列ができました

参拝を終えた人にはお神酒や甘酒などが振る舞われ、「今年もよろしく」などのあいさつが交わされました

元旦祭の模様

区の役員らが見守る中、倉澤宮司が区の安全や区民の健康を祈願しました

祈願の後、参加した区の役員らはお祓いを受けました

参加者を代表して廣澤一由区長が「どうか今年一年、区や区民が安全でありますように」とあいさつしました

元旦祭に出席した区の役員など11人の方々です

 

長寿会が信大付属特別支援学校の生徒とXmas交流会

 石渡長寿会は12月17日、信大附属特別支援学校の生徒を石渡公民館に招き、クリスマス交流会を開きました。訪れたのは生徒17人、先生9人で、長寿会の役員らと一時間余り、楽しいひとときを過ごしました。

 長寿会会長の中島弘さん(5常会)が「私たちもこの交流会を楽しみにしていました。いっぱい楽しんでください」と歓迎のあいさつ。生徒たちも一人ずつ大きな声で元気に、あるいは小さな声で恥ずかしそうに自己紹介をしました。

 スタートは、生徒と長寿会役員がお菓子を食べながらの交流です。「元気でしたか」「学校に遊びに来てください」「私の作ったハンカチです」・・・・。握手をしたり、笑顔で話し合ったり、あちらこちらで温かな交流が見られました。

 続いては太鼓演奏。生徒と長寿会役員が一緒に舞台に立って「乱れ打ち」や「飛龍」を演奏、見事なバチさばきに拍手が起き、全員で「パプリカ」の曲に乗ってダンスまで飛び出しました。ゴムボールを投げて長寿会役員の手作りのピンを倒すボウリングゲームも行われ、会場は終始笑いと拍手に包まれました。

 最後に2人のサンタクロースが登場、お菓子を一人一人にプレゼントをすると、生徒たちは歓声を挙げながら、顔中を笑顔いっぱいにして受け取っていました。

 この交流会は、ゲートボールをしていた石渡のお年寄りに、通りがかった支援学校の生徒たちが話しかけたのがきっかけで始まりました。30年以上も続いている行事とのことです。

【文と写真:石渡区監査役 水越渉】

2人の長寿会役員がサンタクロースに扮して生徒を迎えました。左が武田徳雄さん(6常会)、右が高山三良さん(2常会)です

サンタさんの出迎えに生徒も喜んだり驚いたりしながら握手を求めていました

「いっぱい楽しんでください」とあいさつする長寿会会長の中島弘さん(左から2人目)。左端は副会長の倉澤良貞さん(2常会)

石渡長寿会ゲートボールクラブ部長の小山英雄さん(2常会)がこの交流会のきっかけや30年の歴史を説明しました

お菓子を食べながらの交流では、あちらこちらで笑顔と笑い声があふれました

「学校にも遊びに来てください」など生徒からの声も聞かれ、会場は和やかな雰囲気に包まれました

和やかな雰囲気で、消極的だった生徒も長寿会役員と積極的に話すようになりました

生徒と長寿会役員が太鼓演奏でコラボ。力強い音に拍手が起きました

「パプリカ」の曲に乗って生徒、長寿会役員の歌と踊りです。生徒の生き生きした動きに対し、長寿会の役員の動作は少し外れ気味でした

ゴムボールをころがして、手作りのピンを倒すボウリングゲーム。「ガンバレ」との声援が送られました

力を入れすぎてゴムボールが違う方向に飛んで行き、笑い声も起きました

最後に2人のサンタさんが、一人一人にお菓子をプレゼント。生徒たちは大喜びでした

「おいしいお菓子ですよ」とのサンタさんの声に、たくさんの生徒から「ありがとう」の声が返ってきました

「また来てください」との長寿会役員の見送りに、生徒からは「楽しかったです」との声が。来年の再会を約束しました

 

石渡公民館に門松!

石渡公民館の玄関に大きな門松が設置されました。

これは先日(14日)公民館主催による「しめ縄及び門松づくり」講習会で講師を務められた倉澤伸治さん(2常会)、武田徳雄さん(6常会)、石坂袈裟美さん(6常会)により製作~寄贈していただきました。

専門業者が作られたような素晴らしい立派な門松です。

今月の公民館清掃当番の5常会4組の皆さんによる清掃も終わり、区役員3役による館内の片付けも終わり、正月を迎える準備が整いました。

 来年は災害も無い、平穏な、そして区民の皆様にとってより良い年になることを祈る次第です。良いお年をお迎えください。  

【文と写真:石渡区長 廣澤一由】

文化教養講座「一茶俳句に歴史を読む」が開催されました

 12月14日に文化教養講座「一茶俳句に歴史を読む」~一茶俳句にみる江戸人の暮らし~と題し、元県立歴史館情報課長でシニア大学長野学部実技講師の宮下健司氏を講師に、石渡公民館大会議室において講演会が開催されました。

 一茶は、生涯に2万2千句の俳句を残し、歴史書、小説、随筆及び日記などを約500点の書物を読破する読書家、雑芸・謡曲、本草学及びその他(童唄、民謡、浄瑠璃など)を独学自習した博学一茶、雑学者一茶の側面をもつ。また、一茶はメモ魔で、丹念に日常の出来事や俳句などを記録した「句集・日記」を残している。

 なお、『一茶』を知るには、年譜をみることが必要。宝暦13年に柏原に生まれ、安永6年春、江戸奉公に出る。天7年まで消息不明。その後、寛政4年から6年間京・大阪、中国、四国、及び九州を巡る。寛政11年に晩春より甲斐・北陸方面へ旅立つ。享和元年3月帰郷して、父を看病する。文政10年閏6月1日柏原の大火で母屋を消失。その後、焼け残りの土蔵の中で亡くなる。

 最後に、一茶の2万2千句を一茶の人間界、一茶の人生、村の生活、農業・農村、庶民の日常生活、年中行事、信仰・善光寺・伊勢など、下層に生きる人々、大名・武士、動植物及び方言・俗語・擬音語に分類してあるとのこと。その中から一茶の句を紹介されました。

【文と写真:石渡区広報部長 早川球喜】

写真の右上は、石渡神社の奉納俳額を研究者が翻刻した全ての句を印刷したシート。奉納俳額は、保存状態が良い。呂白(草津の人)や白斎(豊野の人)の名がある。当時は、寺小屋の師匠が指導しており、俳句の愛好者が多かったのではないか。

一茶の人間界、人間の句
〈時鳥 人間界を あきたげな〉
〈青空に 指で字をかく 秋の暮れ〉
〈日本の 冬至も梅の 咲ニけり〉
〈君が代や 唐人も来て 年ごもり〉

一茶の人生
〈初夢に 故郷を見て 涙かな〉
〈我が宿 朝霧 昼霧 夜霧哉〉
〈夏の夜 風呂敷かぶる 旅寝哉〉

村の生活の句
〈夕立や 名主組頭 五人組〉
〈竹ぎれで 手習ひする まま子哉〉
〈しなのぢや そばの白さも ぞっとする〉

農業・農村の句
〈早乙女に おぶさって居る 胡蝶哉〉
〈桑の木は 坊主にされて かんこ鳥〉

庶民の日常生活の句
〈納豆と 同じ枕に 寝る夜哉〉

年中行事の句
〈八文で 菖蒲湯までも 済しけり〉
〈杉箸で 火をはさむ也 えびす講〉

信仰・善光寺・伊勢などの句
〈御仏や 寝てござっても 花と銭〉
〈君が代や 厄をおとしに 御いせ迄〉

下層に生きる人々の句
〈貧乏人 花見ぬ春は なかりけり〉
〈霜がれや 鍋の炭かく 小傾城〉

大名・武士の句
〈水桶も 大名の紋や 梅の花〉
〈大名と 肩並べけり きくの花〉
〈花さくや 下手念仏も 銭が降る〉

動植物の句
〈虹の輪の 中に馬ひく 枯野かな〉
〈我国は 猿も烏帽子を かぶりけり〉
〈夜祭や 棚の鼠が 一の客〉

方言・俗語・擬音語の句
〈ののさまに 尻つんむけて 鳴く蛙〉
〈咲花も たゞむちゃくちゃに 過にけり〉

「しめ縄及び門松づくり」講習会が開かれました

 12月14日(土)に公民館主催の文化教養講座として「しめ縄及び門松づくり」講習会が石渡公民館で開かれました。朝9時から「しめ縄づくり」が館内で、「門松づくり」が玄関前を会場として始まり、「しめ縄づくり」では講師の飯島源一さんから藁の文化が生活の中にあり、稲藁は畳の芯やわらじ、藁靴、蓑、荒縄などに加工されてきた。中でも藁を用いた風習は、今でも注連縄(しめなわ)や新年の注連飾りなど、日本の行事に大きな役割を果たした。次にボウジメ(大根注連)、ワジメ(輪飾り)の作り方、作る過程の注意点の説明を受けた後、参加者はそれぞれ外で昔の道具を使って、ボウジメ用の藁づくり、手順にそって作業を開始、分からない所は講師に聞いたり、お互いに教え合えながら、2時間程でボウジメ2本を作ることができました。

 又、「門松づくり」は初めての開催ということで、朝、早くから竹、一斗缶、菰及び荒縄などを用意していただきました。竹の切り方、飾り付けは自己流でチャレンジ。特に竹は切り方により、色々表情が変わり、斜めの切り方に苦心しておりました。

【文と写真:石渡区広報部長 早川球喜】

見本を見ながらボウジメの作り方を説明

棒じめ用の余分な葉などを落とし藁を整える

よくすぐった藁を中ほど近くで、あらかじめなってある細縄でしばる

束にした藁を三分の一残し、二本で左ないする

残りの藁を右回しにねじりながら先に二本でなった縄目に添わせる

ワジメ(輪飾り)に挑戦

穂先をしばる

ハサミで余分な藁を切り、形を整える

棒じめの元を切り揃える

門松の竹の先端を自己流イメージでカットする

門松の菰巻の中に松、梅、南天などを入れて完成

 

石渡写真クラブ月例会(11月)作品と講評

講評はクラブ講師増田今雄さん(5常会)
写真をクリックすると大きくなります。

【早川 球喜】「仲見世散策」(善光寺) 
 さりげないスナップですが、実はこうした街並み写真が貴重な後世に残す記録写真となります。山門はじめ人々の服装、髪型、家並、左側の栗ソフトクリームと書かれたのぼり旗などなど。すべてがこの瞬間、時代を止めています。

【中島 弘】「冬支度を終え」(妙高・いもり池) 
 ブナの木でしょうか、すっかり葉を落とし近づいた冬空に枝だけが・・・。下方の向こうにも小さいながらも木々を取り入れ遠近感を出し、青空空間と木々に囲まれるように配置した雲が何より効果的です。構図をよく考え、まとめた作品です。

【竹内 一郎】「こんな処に」(茅野市・横谷渓谷) 
 旅した渓谷の岩場で発見したスズメバチ系の大きなハチの巣。よく見つけましたね。それを写真に収めようという気概が伝わってきます。巣のある切り立った岩場の感じ、手前にあしらった紅葉の枝葉で季節感も満点。やや色調が暗い感じなので、加工段階で明暗を明るく、ややコントラスト出して調整してください。

【高山 三良】「晩秋の彩り」(長野運動公園)
 総体的にパッとしなかった今年の紅葉ですが、部分を切り取っていつもながらのきれいな紅葉を表現しています。少しも染まってこない紅葉に「やっといつものようになった」という作者の期待通りになった安堵感のようなものを感じます。

【萱津 信子】

「被災前・被災後」(小布施町)
 未曾有の台風災害が襲う3日前の10日、急いでリンゴを収穫。同じ場所を10日後の23日に再訪、一面泥で覆われた一帯、ごみがひっかかったりんごの木を撮影、前後を3枚の組み写真でまとめました。今回ならではの写真が残した記録写真となりました。問題意識を持ったこと、比較して訴えるため足を運んだ行動力に脱帽です。

【笠原 美敬】「紅葉も終わり」(長野運動公園)
 冷え込み不足か雨不足か、あまりパッとしなかった今年の紅葉。真っ赤な鮮やかさまでは届きませんが、まあ、そこそこの紅葉が青空に映えきれいです。どんとメインの樹木を中心に、奥行き感のある並木の感じもともに良く出ています。右上、左下の角にあるUFO?何かのカメラケースの傍らか、あるいはフィルターの中途半端な装着か、画角内に写りこんでしまったようですね。主題に影響がなければ思い切ってトリミングしてみましょう=下。

【池田 治雄】「朝霧の中」(屋島) 
 千曲川のいつも出掛けるフィールド界隈でしょうか。地面に立ち込めた霧を取り入れ、晩秋の朝を端的に表現しています。収穫の終わった長芋の支柱を前景に、河川敷の木々、特に中央のひょっこり背伸びしたプラタナスでしょうか、右の枝を広げた木とともに樹形が画面にアクセントを添えています。下の野菜がもう少し入ると安定感が増したと思います。