石渡写真クラブ月例会(8月)作品&講評
8月23日は処暑。厳しい暑さが峠を越したころとされますが、連日の猛暑が続き、異常気象を実感します。水害、地震と落ち着かない日々ですが、少し気温が下がった夕べ、窓を開けると虫の声が・・・。
そうは言っても、まだ8月。9月に入ると残暑がありますが、確実に時は進んでいます。涼しい秋、彩りの秋、収穫の、食欲の、スポーツの・・・。カメラ片手に出かける日が待ち遠しいですね。
しばらくは熱中症に留意、暑い夏を乗り切っていきましょう!! (25日記)
講評はクラブ員で講師の増田今雄さん(5常会)です。
写真をクリックすると拡大して見えます。
※作品の掲載順は「あいうえお」順、一回ごとに逆に紹介しています。
【宮澤 一成】

コメント:第38回あさひ・ふるさと夏祭りのイベントとして、「びんずる踊り」コンテストが行われ、第1位に輝いた三陽中学の皆さん、喜びが弾けていました。
講評:Vサインなど思い思いのポーズをとり優勝の喜びに納まる瞬間を捉えました。歓喜があふれるように伝わってきます。左側の審査員や上部に街の灯りなども垣間見え、お祭り会場のにぎやかな声が聞こえてきます。
【牧内 二郎】

コメント:瀬波温泉に泊まった翌朝に海岸でドローンを飛ばして、瀬波温泉街を撮りました。写真左下方向から太陽が昇っています。テトラポット、海岸線、道路、防風林で放射構図にしてみました。
講評:右上部の突き出した陸部の先端を起点に、海原に浮かぶテトラポット、海岸線、温泉街の建物、防風林が放射線状に描かれ、ドローンならではのハイアングルからのスケール作品が完成しました。さらに奥の方には田園地帯、海に隣接した低山の峰々も遠望でき、鳥が空から見たらこんな感じなのかなぁ~と想像します。
コメント:新潟県村上市の笹川流れに行って遊覧船に乗ってきました。カモメが遊覧船と並走するように飛んでいました。船内でかっぱえびせんをカモメの餌で売っていたので、餌付けしながら撮りました。カモメがかっぱえびせんを咥えたところが撮れたのですが、船が揺れて斜めになったので水平になるように補正をしました。笹川流れの奇岩を観賞するより餌付けを楽しみました。
講評:奇岩とカモメ。二者択一でしたが、そうですね、奇岩は誰でも撮れてよく見る光景ですが、カモメの方が撮りようによっては面白い作品が生まれる可能性があり、選択は正しかったと思います。カモメが餌を加える瞬間を高速シャッターで見事に捉えました。そしてその向こうに斜めに3羽のカモメが偶然とはいえほぼ等間隔に並んで画面内に納まっているのも付加価値を高めました。
【広澤 一由】

コメント:ツーリングで立ち寄った高原野菜畑の上の展望台からの絶景、花壇の遠方に見える浅間山等の山々がとても爽やかであった
講評:長野県側から見える浅間山とは反対側から見た浅間山連山。展望台を彩る花とともにコメント通り爽やかさが漂います。右下のテラスに景色を楽しむ行楽客が点景で入ると臨場感がもっと出たかと思います。
コメント:自宅庭の向日葵に鳩が来て、バランス良く茎につかまり、長々と美味しそうに種を食べていた。よほど空腹か美味しかったのか?!
講評:長々とシャッターチャンスがいっぱいある中、キジバトが種をついばむ瞬間を捉えています。欲を言えば、この次の瞬間、くちばしに種をくわえた場面だとハトの表情がもう少し分かり面白かったのではと思います。それと、ヒマワリの中にハトが沈み込んでいるように見え、もう少しハトを中心に周りをカット、トリミングしたら主題が映えます。
【中島 弘】

コメント:夏を代表する美しい姿の蓮の花も4日ほどで散ります。花びらが散ったあとの花托(かたく)は一変して愛嬌ある機関車トーマスを連想する姿に変身。トンボの遊び場と化したトーマスを撮りました。
講評:ハスの花托を機関車トーマスに見立てた感性がいいですね。それだけですと絵になりませんが、トンボを点景に作品として昇華させることに成功しました。タイトルもそれ相応に考え、作品とマッチしました。
コメント:穂高神社の風鈴祭りに行ってきました。拝殿に約300個の風鈴が飾られていました。風に任せた爽やかな風鈴の音に癒され暑さを忘れました。揺れる短冊に込められた願いを捉えてみました。
講評:見方によるかも知れませんが、上の短冊は「揺れた」とありますが、見た目にぶれた感じに見えます。下の風鈴の短冊はほぼ静止した感じで、一目で“揺れた”イメージに見えなくて、全体に作者の思いや工夫が伝わらず残念に思いました。風の吹き方によってシャッタースピードの数値がどの位が適切か一概に言えませんが、スローシャッターでほどよくぶらすことが必須。明るい昼間でルックスがある場合は、感度を最低にしてもシャッタースピードがスローにならない時は感度を落とすNDフィルターを使用。さらに周辺のルックスが暗めの場合、ストロボの後幕シンクロモードを使うテクニックもあります。ぶれた中に静止した部分が混在するショットとなります。
【高山 三良】

コメント:白い蓮が咲き誇り一番の見ごろを迎えていました。下りの新幹線を見送ってしまったので上りの通過を待ちました、汗だくで。
講評:そうですね。点景で新幹線は必須ですね。そこに線路があるだけに・・・。と考え、次の列車が通過するまで待ったとのこと。お疲れさまでした。熱中症に陥らずよかったです。にぎやかな白花のハス群落はやや向こうで、手前の浮草模様の部分が無駄と言えば無駄、殺風景なので、少しカットし新幹線を生かし超横長写真にするか、あるいは新幹線の先頭部あたりを入れてトリミングしましょう。
コメント:子檀嶺岳(こまゆみだけ)からの下山途中に大きなそして複雑に絡み合っている樹木がありました。「どうしてこうなったのかな」。寄り添い振り返る熟年ハイカー夫婦の姿は、自然の営みが作り出した樹木の造形と二人が歩んだ長い人生を振り返って思いをめぐらせている様にも見えました。
講評:枯死したかのような大木が、その幹をくねらせて周辺の若い樹林帯の中で燦然と存在感を鼓舞しているようです。いい被写体を見つけ、そこに格好の点景を配置、物語りを感じさせるように仕上げました。人物の向き、タイトルともにマッチングしていいですね。
コメント: 2009メートルの山頂には稚児池湿原があり水をたたえている。赤いお揃いの「点景」が登場、待ってましたとパチリ。画像が引き締まったかな。
講評:はい、ばっちりですね。グリーンを基調とした色彩が乏しい光景の中、両方が赤色の服装の2人。しかも、お互いに交差するグッドタイミング。いい点景にめぐり合えてよかったですね。待てば海路の日和あり。
【後藤 祥子】

コメント:今年の夏も暑さが厳しいです。毎日暑さと戦っていて涼しく感じたいと過去の写真を見返しました。写真を見ているだけで、その時の涼しい風のイメージで涼しい気持ちになりました。あと少し暑い夏を乗り切りましょう。
講評:上カットが「静」に対し、下カットは「動」。うまく対比した組みと思います。下カットは遊覧でしょうか数人が湖上の夏を楽しんでいるようですが、水しぶきを上げた瞬間などもっと人物が分かるようにアップで、1枚作品として仕上げる方法もありです。

コメント:ベランダの床にトンボがとまっていました。トンボの影が映っており、自分の中では珍しいなと思ったので1枚写真に収めました。撮る位置の関係もあるのでしょうが、体はそのまの形で影になっていますが、羽は違った形で影になっており、おもしろいなと思っています。
講評:たかがトンボ。されどトンボ。写真をやっていると観察力が人一倍身に付きます。何か写真になるものはないか、何か面白いものが目の前に現れないか・・・。と、トンボに気が付きました。さらにその影が面白いところに目がいきました。その感性を忘れずにもっと磨きをかけて行きましょう。ということで、気が付いた「影」を生かすにはトリミングをしてみましょう=写真下
コメント:ここは昭和62年に実業家の方が私財で作ったお寺です。なんと奈良の大仏より大きいそうです。三壁面には1,281体の石仏・金仏が設置されています。とにかく大仏は大きく、石仏の数の多さに圧倒され自分がちっぽけな存在なんだなと思いました。すごく感動してここへ来てよかったと強く思った場所です。
講評:ちっぽけな存在と知らしめる先方の目論み通り、圧倒されて感動してよかったですね。左側の2枚は、人物を入れることにより大仏の大きさ、石仏の数や大きさが一目で分かっていいです。右に印象的だったもののクローズアップを配置、見る人を誘導します。
【小池 公雄】

コメント:大輪の蓮が見られるとの情報で撮影にいって見ました。すぐ隣に線路があるので流し撮りに挑戦しましたが、失敗しました。練習が必要なようです。
講評:焦点距離70㎜、シャッター500分の1、絞り9,ISO感度320。作品データのファイル情報ですが、中望遠で電車が花の向こうにありますがピントもほぼ合っていて、主題は花か電車かどっちつかず?の感がします。電車をぶらす、つまり流し撮りを試みたようですが・・・。ハスの群落と電車が近距離で、焦点距離を見ますと70㎜と望遠系なので引き付け効果により、双方にピントが合ってしまったこと、さらにシャッタースピードが高速シャッターで電車が止まってしまったことなどが原因のようです。どうすればいいか。
① シャッタースピードを遅くする➡スピードのある電車はぶれて、静止しているハスは止まって写る。
② 電車の動きに合わせてカメラを動かして撮る(流し撮り)➡走り抜ける電車の動きに合わせてカメラ(レンズ)を追いかけてシャッターを切る。すると、手前のハスの群落はぶれ、電車はピントが合う。
①は電車がぶれてハスが主題となり②はハスがぶれて電車の方が主題をなります。挑戦してみてください。
コメント: 車の表示で長野出発時は37℃、現地に着いたら26℃、度々所要では通りすぎていた場所でしたが、降りてみたらなかなか素晴らしい景色でした。避暑客らしい若者や外国人たちでとても賑やか。一時の涼しさに浸ってきました。
講評:滝を上に、下にひと模様を3カットで組んだアイデアはいいですね。下の中央はにぎやかな感じの1枚でいいですが、左右の2枚が類似で、どちらかをアップにしたものとか、虹(時間帯で出ると聞いてます)とか別のカット、変化付けするともっと映えたかと思います。


































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