「■ 石渡区」カテゴリーアーカイブ

心身ともに躍動~区民運動会

 さわやかな秋風の吹き抜ける9月3日、今年度の区民大運動会が信大附属特別支援学校グラウンドで行われました。 競技前の開会式では、大日方清公民館長が「元気は区の活力。心身ともに躍動し、楽しんで」とあいさつ。水越渉区長の音頭で「優勝目差し頑張るぞ。怪我のないよう頑張るぞ。・・・」と区民全員でシュプレヒコール。昨年優勝の2常会松本清会長が「2、3日後、筋肉痛になるよう頑張るぞ」と選手宣誓。準備体操をして競技が始まりました。

 鮮やかなグリーンの芝生、万国旗の下、トラックを囲む各常会のテントは選手や応援の区民でいっぱい。開幕はみかさ幼稚園の年長さんによるマーチングバンドが特別出演。次いで子どもたちの「かけっこ」、常会連合3チームによる「綱引き」、特別支援学校の太鼓演奏、幼児・小学生対抗の玉入れ・・・と次々と展開する競技に、区民は心地よい汗を流しました。

 常会の順位を決める競技種目は「綱引き」のほかペットボトルに「おたま」で運んだ水を入れる「お水をいっぱい」、「百足(むかで)競争」、「ゲートボールリレー」、「常会対抗リレー」の5種。上位から得点が与えられ、合計で優勝が決まるだけに、競技が終わるたびに一喜一憂。特に対抗リレーでは、区民から熱い応援が飛んでいました。

 最後は恒例の「朝陽音頭」。子どもも大人も全員が輪になって踊り、お楽しみ抽選会、中島弘相談役の万歳で締めくくりました。

 心身ともに躍動した選手、声高らかに応援した区民、大会を縁の下で支えた公民館部会、育成会はじめ各種団体の皆さん、早朝よりご苦労様でした。慰労を兼ねた懇親会が石渡八幡神社境内で行われ大いに盛り上がりました。

 今年の優勝は6常会、次点は同じ得点でじゃんけんにより準優勝は3常会、3位は1常会でした。            (写真と文 増田今雄)

常会ごとに入場
選手宣誓
ぐーんと腰を伸ばし準備体操
みかさ幼稚園のマーチングバンド
かけっこ
「あっ、靴が」
綱引き
力の限り引っ張った
特別支援学校の太鼓演奏
玉入れ
おやつをどうぞ
障害物競走最後はパン食い
慎重に!慎重に!(お水をいっぱい)
「それ、いけー」(常会対抗リレー予選)
つった足?を手当
ミニマラソン。小学生の部スタート
中学生以上一般の部、トップがゴール(ミニマラソン)
大きくラインをまたいでゴール
大物を釣り上げ満面笑みの水越区長(太公望)
マイペースの5常会トップに(むかで競争)
足並み乱れて・・・(むかで競争)
ゲートボールリレー
常会対抗リレー決勝。優勝の6常会、アンカーにバトンタッチ
お楽しみ抽選会。お菓子がいっぱい入ったリュックが当たり・・・
お楽しみ抽選会。重たいお米が当たたっちゃった
お楽しみ抽選会。こちらは軽いけど、中身はずっしり重い一等賞
優勝カップを受ける6常会
最後は万歳三唱で締めくくり
石渡八幡神社で懇親会
「団結!」の5常会

 

 

朝陽地区親善球技大会開催

  成人野球とペタンクで優勝!!

 今年49回を迎えた朝陽地区親善球技大会は8月20日、長野東高校や朝陽小学校などで、成人野球、女子バレーボール、ペタンクなど7種目が行われました。

 成人野球は1回戦が不戦勝、準決勝は桜新町に6-5で勝ち、決勝では南屋島に1-0で勝って優勝、昨年の準優勝の雪辱を期しました。

 女子バレーボールは予選で北長池と対戦、大接戦の末セットカウント2-1で勝利しました。続く第2試合では北屋島に0-2で敗れて1勝1敗になり、セット率で決勝進出はなりませんでした。

 ペタンクは、石渡Aが予選を通過して決勝トーナメントに進出、接戦の末、見事優勝しました。3年ぶりの優勝とのことです。石渡Bは予選通過できませんでした。

 ゲートボールは3位でした。個人戦のグラウンドゴルフは残念ながら3位以内に入れませんでした。

 高学年ドッジボールは、石渡Aが予選を突破して決勝トーナメントに進出しましたが1回戦で惜しくも敗退しました。石渡Bは予選を通過できませんでした。あと一息でした。

 低学年ドッジボールは、石渡Cは予選を通過できず、石渡Dは決勝トーナメントに進出しましたが、1回戦で惜敗しました。

 試合終了後は選手や役員が石渡公民館に集まり慰労会を開き、優勝を祝ったり来年の活躍を誓うなど気勢をあげました。

「優勝するぞ!」。試合前、気合いを入れる成人野球の石渡チーム。宣言通り、見事優勝しました

石渡公民館で開いた慰労会で、優勝カップを掲げて祝う成人野球のメンバー。「来年も優勝するぞ」と笑顔いっぱいでした

「さあー、ガンバロー」と気合十分の石渡チーム。硬さなんかぜんぜんありません

激しいラリー戦を制して喜ぶ石渡チームの選手たち

優勝した石渡Aチーム。中央は投球する宮本愛子さん。左は長谷川剛二さん、右は井口進さん

ペタンクで優勝した選手を囲んで祝う仲間たち。「来年も連覇だ」と激励していました

試合が終了。どっちが勝ったかと、真剣な表情で判定を見守る石渡Bチームの選手たち

石渡ドッジボールチームの世話をした育成会の役員のみなさん。お疲れさまでした。「おれも写りたい」と公民館役員の男性2人が割り込んできました

グラウンドゴルフに出場した選手たち。今年は残念、来年こそと話していました

【文と写真:石渡区長 水越渉】

339人が参加して自主防災訓練を実施

 石渡区の29年度自主防災訓練が8月6日の日曜日、朝陽体育館で行われました。午前6時、区長から大地震が発生したという想定の一斉メールが送信され、さらに電話で連絡網を利用しての情報伝達訓練が行われました。

 各常会の人たちは、あらかじめ決めてあった指定集合場所に集まり、誘導責任者の指示に従って朝陽体育館に集合しました。各常会長は常会ごとにきびきびと参加人数を報告、集計結果として訓練参加者数は399人との報告がありました。

 参加者は2班に分かれ、AEDの使い方や、太い竹竿2本に毛布を巻きつけた簡易担架の作り方、テントの中に煙を充満させて中をくぐり、煙の怖さを知るスモーク訓練、消火器の使い方を習いました。指導には長野市消防局東部分署の6人や朝陽分団第4班の石渡班4人があたりました。スモークの体験をした笠原千代子さんは「本当に何も見えず怖かった。実際にはパニックになるのでは」との感想でした。

 最後に講評として、東部分署の青柳係長は「みなさん積極的でした。知っていることとやれることとは違う。このような訓練ではぜひ実際にやってほしい」と話していました。


午前6時地震発生。常会単位で避難(5常会)


避難所に集まり、常会ごとに点呼


毛布を使った簡易担架を作る訓練


AEDの使い方を学ぶ


人工呼吸をみんなで体験


炊き出しの訓練。水とともに参加者に配布

「火事だ!」大声で周りに知らせて、放水

テント内に充満する煙を体験

【文:石渡区長水越渉 写真:HPスッタフ 増田今雄】

「石渡はつらつ運動講座」開催!

  7月31日(月)石渡公民館に38名が集まり、はつらつ運動の体験講座が開催されました。講師の市介護保険課作業療法士:中西先生から、皆で健康寿命を延ばすためにと題し、分かり易くユーモア溢れる講義と実演を1時間半に亘り楽しく体験できました。

 そして、元気を維持できる石渡にするためには、高齢者同士の交流・活動が活発であることが必要不可欠!  週1~2回は外出し、公民館に来て仲間と楽しみながら交流することが成功の秘訣とのことでした。

 この体験講座は5回が1コースです。あと4回あります。途中からの参加もできます。是非一度ご参加ください。今後の開催日は次のとおりです。

 8月21日、28日、9月4日、11日、全て月曜日10時~12時

用事があれば途中から退席も可能です。

 ペットボトル持参で体操のできる服装でご参加ください。

 詳細は ⇒こちらから

<問合せ先:福祉推進石渡支部長 広沢 一由(090-4738-6262)>

【文と写真:社会福祉部長 広沢一由】

夏の防犯パトロールが行われれました

 7月28日夜、石渡区の夏季防犯パトロールが区全域で行われました。夏は暑さで気が緩みがちになり、車や自転車の鍵のかけ忘れが多くなったり、路上駐車も増えるなど、防犯上やマナーの面からも注意を喚起しようと毎年行っています。

 この夜は区の役員や常会長、防犯女性部員、少年育成委員ら18人が参加、大豆島交番からも2人の警察官が加わり、4つの班に分かれて区内をパトロールしました。この結果、朝陽体育館の庭に放置されたと思われるバイクと軽トラックが見つかり、また防犯灯の必要性が指摘されました。

 警察官からは①窓ガラスを割って侵入する空き巣が目立つ②夜間、体育館に駐車してある利用者の車の車上荒らしがある。車内に貴重品は置かないで③北堀で変質者が目撃されている。注意を―などが報告されました。

【文と写真:石渡区長 水越渉】

石渡区ボウリング大会開催

石渡区ボウリング大会、開催
                 ―61人が“熱投”

 石渡公民館主催のボウリング大会が7月23日(日)、スポルトピカデリーボウルで行われました。児童から70代のお年寄りまで61人が参加、真剣に、そしてワイワイおしゃべりしながら「玉ころがし」を楽しみました。

 試合は2ゲームの得点合計を競う方式です。小学生や女性、65歳以上のお年寄りにはそれぞれプラスハンディが付けられ、“弱者?”に優しい主催者の配慮がうかがえました。

小学生からお年寄りまで61人が参加した石渡区のボウリング大会。参加者は優勝目指して真剣に、楽しくゲームに取り組みました

今回、ハンディをもらったとはいえ、女性の活躍が目立ちました

後列3人の成人男女が上位3人。中央が優勝した山門幸夫さん、左が2位の石坂袈裟美さん、右端が3位の山門茂子さん。2人の山門さんはご夫婦です

 上位30位までのお名前と得点を掲載します(敬称は略させていただきました)。

順位 氏  名 スコア 順位 氏  名 スコア
山門幸夫 353点 16  小林正幸  261点
石坂袈裟美 340点 17  宮崎海成  261点
山門茂子 334点 18  徳武信子  259点
武田徳雄 332点 19  倉澤良貞  258点
水越渉 320点 20  大日方清  258点
望月邦章 305点 21  高野淳一  257点
倉澤利和 289点 22  大城勝信  256点
篠原好明 286点 23  佐藤大起  255点
黒崎啓一 279点 24  小川夏樹  254点
10 西澤幸子 275点 25  西澤俊之  254点
11 和田玲子 274点 26  高橋廣貴  253点
12 横田一雄 272点 27  望月めぐみ  253点
13 池田清枝 272点 28  中川務  252点
14 小林彩菜 271点 29  須田正志  249点
15 笠原吉子 267点 30  宮崎忠  247点

  【文と写真:石渡区長 水越渉】

7月11日の大雨で、石渡では3か所で道路が冠水

 気象庁によりますと、長野市では11日午後6時台に1時間当たり26.5ミリの大雨が降り、石渡区でも用水の越水などの心配が起きたため、区の役員や自主防災会の役員など10人で区内をパトロールしました。

この結果、床上、床下浸水はありませんでしたが、3か所で比較的規模の大きな道路冠水がありました。

 1つは、富士通長野工場北側を流れる長沢堰があふれ、隣接の市道が約100メートルにわたって冠水、最も深いところで約20センチになりました。

 2つ目は4常会で、同じく長沢堰があふれ、市道が約40メートル冠水しました。

 3つ目は、現在拡幅工事をしている石渡・南堀交差点です。六カ郷用水があふれて交差点を中心に20メートルほどが冠水、通行する車が慎重に走っていました。

いすれの場所も1時間余りで水が引けました。

【報告:石渡区長、石渡自主防災会】

 

【これより石渡・南堀交差点付近】

【これより富士通北側長沢堰の状況】

 

文化教養講座を開催

  -石渡八幡神社の一茶の俳額は地域のお宝

 地域の魅力再発見をテーマにした文化教養講座が7月9日石渡公民館で開かれました。上高井郡高山村にある「一茶ゆかりの里 一茶館」の前館長の平林博さんが、石渡八幡神社に奉納されている一茶の俳額について講演しました。約40人が熱心に聴き入りました。

 平林さんは、一茶の波乱に富んだ生涯について話した後、神社にある二つの俳額について解説しました。一つは一茶が亡くなる数か月前に選句し、奉納した俳額です。俳額には一茶自身の「鈴がらりがらり朝顔くぢり咲」の句があります。一茶だけでなく有力な弟子たちも顔をそろえて句を出しており、当時の北信・善光寺周辺の俳壇の顔ぶれを知る上でも貴重な史料といいます。

 もう一つの俳額にも一茶の句「めでたさハ今年の蚊にもくはれけり」が掲額されており、平林さんは「今年は一茶没後190年になります。二つの俳額は石渡のお宝。大切にしてください」と話していました。

【文と写真:石渡区長 水越渉】

「石渡八幡神社にある2つの俳額は石渡のお宝です」と話す平林博さん

一茶の作品や生涯についての講演に、約40人が熱心に耳を傾けていました

支え合う・まちづくり研修会を開催

「支え合う まちづくり」研修会を開催―中島弘・前区長が石渡のケースを講演

 朝陽地区住民自治協議会など主催の「支え合う まちづくり」研修会が7月8日開かれ、朝陽地区から約100人が、石渡からも十数人が出席して、近所同士の支え合いによるまちづくりについて勉強しました。

 28年度の石渡区長で現在石渡区相談役の中島弘さん(5常会)が、区長として取り組んだ石渡区の「災害時避難行動要支援者名簿」づくりのきっかや経過などを話しました。中島さんはこの中で、3年前に起きた神城断層地震で石渡区内でも被害が出たことで、他人事ではないとの認識が生まれたのが名簿づくりのきっかけになったと話しました。災害時に助けを希望する人の把握のため、全戸に趣旨の説明と名簿への登録記入用紙を配り、本人のまったくの自由意思で登録の申請を依頼しました。

 そして実施して分かったこととして、地域に身寄りのない一人暮らしの人、中でも若い女性が意外に多かったことや、乳幼児を抱えた若い世帯の登録希望があったことなどを挙げました。

 さらに課題として、毎年続けて名簿への登録希望者の調査を行うことで、区民へ意識と仕組みを浸透させることが大切だと指摘、また特に昼間の支援の担い手として、健康なお年寄りとの連携も考える必要があると話しました。

 このあと、駒ケ根市にある西駒郷地域移行推進課アドバイザーの片桐美登さんが「避難誘導等の方法や仕組みづくり」について講演しました。片桐さんは、東日本大震災の1週間後に女川町の入り支援活動を行いました。助かった人々が一貫して話したのは、住民同士の絆の強さだったこと、そして私たちが学ぶべきことは、ふだんの地域の絆が防災のかなめだということを強調しました。参加者は2人の説得力ある話に熱心に耳を傾けたりメモを取っていました。

【文と写真:石渡区長 水越渉】

ながの農協長野平南支所で開いた「支え合う まちづくり研修会」。約100人が参加、地域のつながりの大切さに耳を傾けました

災害が起きた時、1人で避難が難しい人の名簿づくりの大切さを話す中島弘さん

「ふだんの地域の絆が防災のかなめ」と強調する片桐美登さん