輝いてー私・仲間 第3回

風とともに走ろう!! 爺さんライダーズ

誕 生
最初のツーリング(2015年10月9日)
新潟中越方面(2018年4月17日)
白馬方面(2019年5月6日)

名前の通り高齢者がバイクでツーリングを楽しんでいる4人のグループです。全員が70歳以上で、しかも4人のうち3人が75歳以上の後期高齢者!。
個々にバイクを楽しんでいましたが、2015(平成27)年にたまたま集まった時、一緒に走ってみようとの話になりました。
最初のツーリングはその年の10月。石渡を出発、上越~糸魚川~白馬~石渡というルートで205kmの行程でした。「面白かった。また行こう」。こうして爺さんライダーズが生まれました。

その後

以後、毎年1~3回のツーリングを行っています。安曇野、佐久、美ヶ原、志賀高原、秋山郷、高瀬ダムなどなど。
直近は2023(令和5)年8月に信州の鎌倉といわれる上田、塩田平方面を周遊、神社仏閣や戦没画学生の絵画を展示した無言館を見学、信州の薫り高い文化に触れたとのことです。

塩田平ツーリング記録
上田市の生島足島神社で全員集合。左から中島弘さん(77歳)、水越渉さん(77歳)、高山三良さん(75歳)、廣澤一由さん(74歳)(年齢は令和6年2月現在)
安楽寺の国宝八角三重塔を仰ぎ見て「すごい技術だ」と感心しきり
4人中3人は石渡区写真クラブのメンバーです。珍しい石仏を盛んにカメラに収めていました(国宝大法寺参道で)
無言館の前で。夭折した画学生の悲しみや苦しみに触れました
楽しみのランチタイム! 腹が減っては走れません(道の駅:あおき)
修那羅峠石仏群のある安宮神社はまた、オートバイ神社でもあるとのこと。ツーリングの無事故を祈願しました
ツーリング記録
仲間とのツーリングの楽しさ

メンバーに仲間と走る魅力を聞きました。

高山三良さん
「風を切る心地よさとコース取りの楽しさ。行く先々の名物食」                      

廣澤一由さん
「皆で行けば怖くない、楽しさ倍増! 風圧を直接感じながらの走りは最高!二輪車運転は脳細胞の活性化が図れるとのこと、ボケ防止にも!」

中島弘さん
「エンジンの音、振動、排気ガスの匂いを体で感じながら自由に走る楽しさを仲間と共有できることですかね」

水越渉さん
「何かあっても助けてもらえる安心感と、冗談を交わしながらの会話の楽しさかな」

爺さんライダーズのメンバー紹介

高山 三良さん
(75歳 2常会)
弓道5段の腕前。趣味は写真。令和6年度の石渡長寿会会長
バイク歴25年

廣澤 一由さん
(74歳 9常会)
福祉自動車の運転ボランティア、GSでのアルバイト、趣味は脳トレ麻雀、家庭菜園、ウォーキング等、多忙な日々を送っています。
バイク歴20年

中島 弘さん
(77歳 5常会)
乗っているこのバイクは海外からも部品を取り寄せ、分解組み立てで復活生き返らせました。趣味はバードカービング(野鳥彫刻)、サイクリング、カメラなど。
バイク歴18年

水越 渉さん
(77歳 8常会)
趣味は家庭菜園。去年はイモ類とエダマメがほぼ全滅。気候のせい?それとも腕? 今年はリベンジに燃えています。
バイク歴12年

これからどうする

悩みは、4人の体調や都合がなかなか合わなかったり、予定日の天候が悪化するなど。でも、みなさん元気で春の訪れを待ちわびています。「バイク、サイコー。動けなくなるまで走るぞ」と意気盛んです。これまでは日帰りばかりだったが、一泊のツーリングもやってみたいといいます。

新企画「輝いてー私・仲間」について

石渡区には、仲間たちと語り合ったり、趣味に熱中している人など、いきいきと人生を楽しんでいるグループや個人が数多くいらっしゃいます。そんな方々を紹介する企画です。読む人の励みや参考になればとの願いを込めて…。昔の人は言いました。「遊びをせんとや生まれけむ 戯れせんとや生まれけん」。

(了)