石渡区の地区別福祉懇談会が開催されました

 12月3日、石渡区の地区別福祉懇談会が石渡公民館で開かれ、伊那市高遠町出身で今の刺又(さしまた)の改良普及び保護司として小学校の犯罪防災アドバイザー及び登校支援サポートなどのボランティア活動を熱心に取り組んでおられる原さんから防災、防犯などの講話があり、つたない手品と、下手な物まねで自己満足な世界ですけれどもと、多芸ぶりを披露されました。

 講話では、心理学では防災及び防犯の避難行動の動きとしてよく使われる「正常バイアス」という脳の働きを御嶽山の噴火、東日本大震災での大川小学校の避難行動を取り上げて説明されました。

そして最後のまとめとして、東京の杉並区は、空き巣が全国一多かったが、苦肉の策として区長が各家庭に花の苗を配って、それを管理させた。そうしたら空き巣もなくなり、他の事件もなくなった。水やりなど花の管理に出ていれば、空き巣もなくなる。色々な事件もなくなる。子供の登下校の見守隊をご存じでしょうか。それにもなります。こうした活動で杉並区全体が良くなった。割れた窓をそのままにしておけば犯罪温床になる、など話されました。

【文と写真 区広報部長 早川玉喜】

刺股について、話をされました。
手品や歌手のものまねなど、多彩な芸を披露されました。
刺股の扱い方を参加者が実践しました。