石渡写真クラブ月例会(2月)作品&講評

石渡写真クラブ月例会(2月)作品&講評 
 年度末で、写真愛好家のグループの写真展が続々と開かれています。写真は自分が見て感じたものをカメラという道具を通して表現、その思いを他の人に見てもらい(伝え)、感動や思いを共有するものです。展示する意味は、一連の過程の中の最終段階といえます。
 当石渡写真クラブは、年に一度区の文化祭で展示をしていますが、こうして毎月の例会に持ち寄り勉強する作品を、このような区運営のホームページに毎月掲載させていただいていることはありがたいことです。
 写真を通して、人人とのつながりが一層広がり地域の文化向上に役立てば会員一同幸甚に存じます。 
 間もなく3月。ぐんと気温も上昇し暖かな地域から桜やフクジュソウなど花の便りが届くようになりました。なまった?体をほぐしながら、春の空気を、気配を・・・。カメラ片手にでかけてみましょう。(227日)

 講評はクラブ員で講師の増田今雄さん(5常会)。
 写真をクリックすると拡大して見えます。
※作品の掲載順は「あいうえお」順、一回ごとに逆に紹介しています。

【宮澤 一成】

「熱いよー」(南堀)=1月18日
コメント:今年の石渡どんど焼き、子供たちが腕で顔を覆い、熱さをこらえながらお餅などを焼く姿に、けな気さを感じ昔を思い出しました。
講評:腕を伸ばし、手や服装で顔を覆い、熱い火の中に焼き物を入れる子供たち。三人三様の格好が面白いです。望遠系レンズで、どんど焼きの中の一場面、一瞬を捉えたスナップショットです。

【牧内 二郎】

「¥盤投げ!」(運動公園)=1月10日
コメント:円盤投げの銅像に10円玉を持たせました。10円玉をクエン酸で洗って綺麗にしましたが、少し汚れていた方が自然な感じになったのではと思いました。円盤投げ写真レイヤー2枚に10円玉レイヤーをサンドイッチして、前面の円盤の部分を削ることで自然な感じに仕上がりました。
講評:一瞬、単なる昔からある運動公園の「円盤投げ」の塑像。近くに建物が新しくお目見えしたので、それと絡めて?何か素材としては単調で何を表現したいか?と思いました。しかし、よーく観察すると円盤がきらり。作者の意図が理解できました。コメントにある通り、クエン酸で洗わずそのままの方が、気づかれなくて“謎解き”写真になったかも知れません。多用は禁物ですが、たまにはこうした“アソビ”も否定するものではないと考えます。それにしても、フォトショップやGMPなど加工ソフト恐るべし!

【広澤 一由】

「燃え上がる炎」(野沢温泉)=1月15日
コメント:一度は見に行こうと思っていた道祖神祭り、近くで撮影出来なくて残念であったが、盛大な火祭りを初めて見て感動した。
講評:データは10分の1秒、絞り5.6、ISO400(ファイル情報)。低速シャッタースピードで炎がぶれて勢いを感じ迫力満点、熱さが伝わってくるようです。その脇の「初燈篭」もぶれていますが、ややシャッターが低速すぎるかなと思います。燃え上がる火はもう少しシャッタースピードを上げてもそれなりにぶれて同じ感じに写ります。それと、「測光」方式はデータから読み取れませんが、マルチパターン測光だと周辺の暗闇もガラガラポンの中でプラスマイナス材料に組み込まれますのでどうしても全体を満遍なく明るく仕上げるように計算されスローシャッター方向になります。どうしたらいいか。この場合、明るい炎が画格内で大きな面積を占めているので、「中央重点測光」で決めましょう。ファインダー内の中央の小さな〇が測光する範囲ですので、そこを炎にあてがい測ります。すると、おそらく10分の1秒ではなく125分の1~250分の1ぐらいになるはずです。これでも火の勢いはあるので、お望みの「ぶれ」は出るはずです。お試しください。
「毛づくろいのおけいこ」(城山動物園)=2月4日
コメント:動物園の猿山では、暖かな陽射しの下で、ボスザル(?)の毛繕いを小猿に教えているような光景が微笑ましかった。
講評:のんびりと強くなってきた日差しの下で毛づくろい。少し前までは、寒さを緩和するため体を集まって寄せ合う「猿だんご」でしたが、季節の移ろいを感じさせてくれます。

【中島 弘】

「田んぼの積木」(千曲市姥捨の棚田)=1月16日
コメント:棚田を下から見上げると田んぼを積み上げた積木のようで美しい。こんな傾斜に田んぼを造ろうと考え、重機もコンピュータもない時代にどのように完成させたのか想像がつかない。耕作の水源、用水路や農道も合理的に配置されている。先人の英知と挑戦力に頭が下がる。
講評:どの角度から撮っても絵になる姥捨の棚田。こんな傾斜地でもコメを作らなければならなかった時代背景はとにかく、棚田から下へと水を流すパイプなどが確認でき、この季節ならではの写真。維持には保存会や全国から集まったオーナーたちの活動が実ってこれまで維持できていますが、手前一帯は耕作が滞っているのか枯れた雑草が何か気になります。
「雪国の日常」(飯山市)=1月25日
コメント:雪かきは雪国の日常的な風景である。ふんわりした雪だが豪雪地帯にとっては命を守る雪との戦いだ。人間だけでない、小鳥や小動物、昆虫や植物も雪と戦いながら春を待つ。
講評:石渡含め長野の市街地は雪の少ない今シーズンですが、一歩雪国飯山に入るとさすが違いますね。幹線道路は消雪パイプがあるので路面がむき出しですが、すぐ脇の歩道はしっかりと積もっています。信号機の上、民家の屋根などにはどかっとあります。除雪に追われる人物を点景に、黒い服装が雪の白とは対照的、少しかがみこんだ格好も動きがあり効果的です。

【竹内 一郎】

「鍾乳洞だ」(沖縄)=1月21日
コメント:Ⅰ月19日から沖縄に行ってきました、3泊4日の工程で中2日雨の旅行となりました、鍾乳洞がとてもきれいで記念となりました。
講評:下の白色は何か氷のように見えますが、まさか沖縄、そうではないですね。上の方から鍾乳洞特有の氷筍が垂れ下がって雰囲気が出ています。が、やや暗めなので「シャドー」部調整して明るく加工するといいでしょう。看板は、できればない方がいいので、隠すか、部分を切り取るかの工夫をするとよかったですね。

【高山 三良】

「R8どんど焼き」(ホクト駐車場)=1月18日
コメント:会場が広く人が散らばっていて、どう撮ろうか思案。あれも入れたいこれも入れたいで記録的な写真になりました。
講評:1枚しか許されないとすると、それなりに考え1番マキシムというかテーマに沿った「どんど焼き」が端的に分かるものを選択しないといけませんね。しかし、複数枚でもOKということになると、また違ってきます。さらに、同格のサイをの複数枚の場合と同じ複数枚でも写真県展の組み写真のように1枚のスペース内に複数を大小織り交ぜる場合と別の「複数枚」使用があります。少し難解になってきましたが、いずれにしろ1枚か組みか、どちらが効果的か、見る人に感動を与えるか、素材(主題=テーマ)によって違ってきます。いっぱい場面転換できる素材があるといって組みにすると散漫になってしまうことがよくあります。かつて、信毎のフォトコンでも組み写真を審査していて「これ、一枚だけの方がいい・・・」という評価がよく出たことを思い出します。
「対比」(水鳥公園・辰巳池)=1月26日
コメント:冬の水鳥公園はカモが噴水に集まり、カワウは羽ばたきを繰り返し、サギは木の上でジーッとしていました。カモが多くカワウが元気でサギは動かず。「白」と「黒」、「静」と「」動、「個」と「集」の対比が面白く組みました。
講評:写真とは、目の前の光景をいかに表現するか、何が素材として面白いか、それをどうやって表現するか、がキーポイントです。たくさんいた野鳥を、色、動き、状態などで識別「対」という視点でうまくまとめました。表現しようとした意図が分かりやすいです。

【後藤 祥子】

「電車が走る」(ホクト駐車場=どんど焼き会場)=1月18日
コメント:どんど焼きの最中何度も電車が通りました。電車をあまり撮らないので撮ってみました。そして、上り・下りを組み写真にしました。写真を組む時のバックの色は写真にどんな影響を考えて色を決めたらいいでしょうか?
講評:いろいろな型の電車がありますが、白の電車に統一し、上り下りを二枚。あまりぶれ過ぎると電車かどうか分かりにくくなってしまいますが、少し低速シャッターで電車をぶらすと動きが出たかと思います。あるいは、電車を動きに沿ってスローシャッターで撮る「流し撮り」でも、逆に背景の家並みや山がぶれて面白いです。背景のバックの色ですが、ダーク系の黒や灰色、ホワイト系の白が多く無難な色ですが、「何でもいい」という訳ではありません。やはり作品の中の被写体(表現媒体)、組んだ場合の効果、全体のイメージなど総合的に勘案決めていきます。かつて、写真県展審査の細江英公さんは「台紙も、その色も作品のうちですからおろそかにしてはいけません」との評を思い出しました。
「凍える夜に・・・」(石渡)=1月4日
コメント:先月の定例会の写真の組みなおしです。風景と月を一体にしました。風景の中に写っていた月は消しました。景色のライトも変わっています。組方で印象が変わる事がわかりました。
講評:前回の作品を講評で指摘、その通りに組み直してみました。いろいろなことを学ばれたかと思います。前回の作品を並べてみます。皆さんはどんな感じに見えます?比較して見てください。(下写真=左が前回作品)

【小島 真由美】

「アジサイの万華鏡」(自宅)=2025年8月2日(白)と9月26日(ピンク)
コメント:季節が違いますが過去の写真を使っての提出です。「バニラストロベリー」は咲き始めは白色で咲き進むにつれピンク色に染まるピラミッドアジサイです。色の変化を楽しみながら万華鏡を使って花の模様を楽しんだ作品にしました。
講評:咲き始めから色を変えてゆくアジサイの花を下と上に対比して並べてみました。下半分が白で、元の花を左に万華鏡で見た様子を中央に。上半分がピンク色で右に花、中央に万華鏡作品。じっくり時間をかけて写真を読み解くとその変化が分かってきますが、ぱっと見では分かりにくいかなと感じます。が、変化する一本の花の変化、万華鏡を使い写真画像にして見た視点、発想は素晴らしいです。もっと、ぱっと見で分かる工夫をし進化させてみましょう。
「通勤の友」(附属中学校前駅)=2025年7月27日(上左)、9月16日(上右)、2026年1月10日(下)
コメント:長野電鉄にはいろんな車両があります。同じ時間でも違う車両になることがあります。ホーム下では走る電車を間近に見ることができ迫力があります。少しずついろんな角度から撮りためた物を組み写真にしてみました。通勤時間は都会の満員電車にも負けないぐらいギュウギュウ詰めになることもあります。次は夜の走っている電車にチャレンジしたいです。
講評:この作品も夏、秋、冬と3回足を運んで組み写真にまとめた労作です。さまざまな角度、カーブミラーに映った電車と変化付けに苦心した跡が読み取れます。が、モンキー号やキャラクター娘などの電車の変化付け、あるいはぎゅうぎゅう詰めの人物がらみの絵柄、さらに春夏秋冬の季節変化などなど思いつくだけでもいろんな捉え方があります。再度、「夜の電車」とともに挑戦してみましょう!!

【小池 公雄】

「記者の眼」(ホクト駐車場)=1月18日
コメント:石渡神社のどんど焼き、風が強く寒い中、熱心に取材をしている記者がいました。「この場面は、記者の目にはどんなふうに映るのかな」なんて思いながら、撮って見ました。
講評:燃えている火の流れ方から「強い風」が表現できました。画面内の人物は手前左の背中の子ども、その向こうにいる赤い服の2人。何と公民館広報の取材中の後藤さん。写真クラブ会員でもあるので、撮影の小池さんはどんど焼きの様子の中の点景人物として配置、作品を作り上げました。お互いに?見合った視点がユニークです。ところで、逆に、後藤さんはどんな風に見えました?
「見張り」(長野市大岡丙)=1月25日
コメント:大岡芦ノ尻道祖神の神面を見に行ってきました。無病息災と豊作を祈る神だそうです。この飾り付けをした人は「昔はこの村に出入りするにはこの前を歩いて通る道一本しか無かった。出入りの度に必ずお参りしたもんだ。これは酒樽、これは鯛、これは杯。藁で作る。毎年1/7の  1時から2時間くらいやるから、見に来て。」北アルプスが一望できてここに住む人がうらやましい感じでした
講評:新装なった道祖神と飾った地元の人が入ったカット、そして向きを変えた向こうに見える山―と3点をセットで組み写真にまとめました。人物が語った言葉がコメント内にあり、読ませてもらうと「なるほど」。組み写真的には道祖神が二枚に出てきてだぶった感じです。むしろ、古老の言う酒樽や鯛、杯などをアップにする、あるいは人物をポートレート風にするなどもう少し変化付けが欲しかったかなと思います。
「将軍様よ」(森将軍塚古墳=千曲市)=1月25日
コメント:雪が降ったので、科野の里公園に復元された住居に雪が積もった写真を、と。見に行ったついでに、古墳に登ってみました。上から見ると善光寺平もなかなかの広さが感じられました。「将軍さんよ安らかに眠っていないで世の見張りをお願いしますよ」 と。
講評:うっすらと積もった雪の中に、森将軍塚とその向こうに善光寺平を斜めに分割してうまくまとめました。中央付近に1人点景として人物がいますが、古墳や景色の雄大さが分かってよかったです。

【倉澤 利和】

「春を待つ」(北部スポーツ・リクリエーションパーク)=2月4日
コメント:ウオーキングを目的にスポーツレクリエーションパークに行きました。何度かプレイをしたマレットゴルフ場がまだオープン前で早くオープンを待ちわびているようにみえました。(4月から使用開始)
講評:思い入れのあるマレットゴルフ場はまだ雪が残っています。ゴルフ場が待ちわびているように、そこに作者自身の想いを重なり合わせた一枚。
「早く」(ホクト駐車場)=1月18日
コメント:毎年恒例のどんど焼きが行われ、孫がもってきたマシュマロを焼きじらして食べさせようとしている様子を撮りました。
講評:何ともあんぐりと口を開け、食べようとした瞬間をうまく止めました。できれば、棒を持った人物の手ぐらいは入れた方が、その関係、必然性が分かりやすくてよかったかと思います。背景が田んぼだけで単純化され主題を浮き立たせています。

令和8年3月の回覧

石渡区関係

白線引きのお知らせとお願い【交安全推進委】
石渡育成会総会開催のお知らせ【育成会会長】
令和8年度はつらつ健康体操について【はつらつクラブ】
童心に帰る夢賛歌【おとなの祭】

住自協・社協

あさひ親子にこにこ【【社会福祉部会】
朝陽こどもプラザ職員募集【住自協】
ささえ愛あさひ通信第55号【ささえ愛あさひ】

朝陽公民館

令和7年度学びフェスタ朝陽
令和8年度成人学校受講生募集
ときめき講座 春の飾り絵巻き寿司
地域の学び講座 大豆づくり講座

その他

広報まめじま3月号【大豆島交番】
東北ぐるりん号運行経路等の見直し【長野市】
ほっとだより 春号【包括支援センター】
かぎ針編みワークショップ【サンアップル】

輝いて―私・仲間(第15回)

ネコ人形は家族の絆
    ・・・井上宏克さん(72)

玄関にネコ(?)がいっぱい
井上宏克さん宅の玄関の風景です。正面、右側、左側にネコ人形がびっしり。マットにもネコが! 来客からは驚きの声が上がります

8常会の井上宏克さんのお宅を訪れた人は、玄関に入ると例外なく驚きます。右側にネコの人形が所狭しと並び、左側にも同じようにネコ人形が、そして正面にもネコ人形がいっぱい。玄関がネコの人形で埋まっています。「ワ~すごい」。訪れた人の驚きの声が上がります。「ネコ屋敷と呼ばれたこともあります」と井上さんは笑って話します。井上さんにどのくらいあるか数えてもらいました。玄関だけで1107個とか。このほか居間や廊下、客間、キッチンなどにも飾ってあり数え切れません。さらにカーペットやテーブルクロス、座布団カバーなどにもたくさんのネコの絵柄が・・・。

正面にもネコ人形がいっぱい。ご主人の井上さんが案内役です
左側のアップです。ネコ人形以外にもさまざまなネコの絵柄の掛け軸や木彫りが並びます
右側のアップです。大きなネコ人形から小指ほどのネコ人形が隙間なく並んでいます
きっかけ

奥さんの和子さん(72)が熱烈なネコ好きです。子どものころ、ベッドで隠れて飼っていたこともあるそうです。30年ほど前からネコの人形を集め始めました。そのころ2匹の本物のネコも飼い始めました。ところが10年ほど前にその2匹が老衰で亡くなりました。本格的なネコ人形の収集が始まりました。ご主人の井上さんが協力しました。会社勤めのころ、国内や海外への出張に行くたびにたくさん買い求めてきました。「お土産にブランド品やグルメを買って来るより、ネコ人形の方が喜ぶんです。お土産に迷わなくて助かりました」と笑う。

「ネコ屋敷」とも呼ばれるようになった経過を説明する井上さん(左)。テーブルクロスにも、楽しそうに歩くネコの絵が
家族の支えに

玄関いっぱいのネコ人形は、和子さんが3年に一度、全部どかして掃除をしています。「でも、体力的にも厳しくなってきたし、集めるのもそろそろ限界かも」と話します。しかし隣で聞いているご主人は「そうは言っても、出かけた先で、カワイイとか言って買って来るんです」と教えてくれました。
和子さんのネコ好きが、お嫁さんやお孫さんたちにも広がり、出かけた先で買って来るようになったとか。本来“イヌ派”のご主人にもネコ好きがうつったといいます。家の中にいっぱいあるネコ人形が、家族の関係をなごやかな雰囲気にしているようです。

空気清浄機にもネコの絵が。ぬいぐるみ、ごみ入れなどにもネコが…
机や座布団カバー、カーペット、こたつの上掛け、クッション…全部ネコの絵がいっぱいです
階段のステップにもピアノを弾くネコの絵が。「ネコ踏んじゃった」のリズムに合わせて昇降すれば楽しい
玄関の外にはネコの焼き物がたくさん並び、お客さんをお迎えしています。タヌキはおまけ(?)

輝いてー私・仲間(第14回)

情けは人の為ならず・・・
     青木正夫さん(75)

自治会活動
いつもマウンテンバイクに乗って出かけている

5常会の青木正夫さんは公民館の役員をしていて、令和8年度は文教部の部長となる。6年度は常会長をし、祭典常会だったので大変だったと話す青木さんは、75歳と思えないバイタリティーで、マウンテンバイクに乗って近隣に出掛けていく。

公民館行事の新春レクリエーション大会の受付をする青木さん(右)
公民館行事で5常会の方々との親睦会で楽しむ青木さん(左)
災害ボランティア21回
パソコンに撮りためた写真を説明する

青木さんは2004年から現在に至るまで、21回以上の災害支援のボランティア活動をしている。2004年の新潟県中越地震が初めてのボランティア活動体験で、新潟中越地震、能登沖地震、東日本大震災、鬼怒川の決壊、熊本地震、西日本豪雨、千曲川の決壊、新潟県上越市大雪被害、新潟村上市水害、秋田の水害、そし2024年~現在まで能登半島地震の復興に10回以上足を運んでいる。


資料を見せながらボランティア活動について話す青木さん
ボランティア活動で感じた思いを書いた投稿が新聞に載った記事
おばちゃんとの出会い
能登半島地震、石川県七尾市ボランティアセンターにて説明を聞く
猛暑の中での岡山倉敷水害の床下泥出し作業

新潟県に仕事で行っていた2004年、新潟県中越地震が起きた。見学するくらいの気持ちで車に乗りボランティアに向かう青木さん。そこで一人のおばあちゃんに出会い震度7の地震が起きた家の中の現状を目の当たりにした。生きた心地はしなかっただろうと心情にも触れた。そして寝る場所の確保、台所の片付けなどのお手伝いをして帰る時、潤んだ瞳で深々と「助かりました、ありがとうございました」と言われた。人生で初めて聞いた心の底からの感謝の言葉、苦しみの中でさえ生きる希望を失わなかったおばあちゃんとの出会い、そこで掛けてもらった言葉の重みを感じた事が、今も青木さんをボランティア活動に駆り立て活動の原動力になっている。

2019年千曲川水害でも活躍
千曲川決壊、赤沼水害現場、NHKが取材をした時の様子

地元の千曲川で2019年水害が起きた時も、ボランティア活動に参加した青木さん。被災にあった赤沼、穂保地区では最大3000人のボランティアが集まった。その時神戸から来てくれた高校生と出会い「僕は阪神淡路大震災を経験していませんが、あの時の恩返しです」と言って参加をしていた。ボランティアのパワーと人助けの魂を現場で感じた青木さんは、「困った時はお互い様」の温かい想いが人と人を結びつけると話をしながら涙を浮かべた。今は後期高齢者の年齢だが、「80代のボランティア仲間に負けないように頑張ります」と意欲的だ。

一期一会
庭に出てスズメが来る木を説明する青木さん
新大阪駅にて、子供に人気の新幹線「ハローキティ号」の前でパチリ

朝は庭に来るスズメの鳴き声で目が覚めると、外に出て話ながら小さな生き物への関心も示す。
青木さんの趣味は“新幹線に乗って旅をする事”。「ただ飲んでいるだけの飲み鉄」と語る。旅の目的はスピードをつまみにビールを飲む事と、一期一会で出会った人と会話を楽しみたいと話してくれた。人と人は一期一会、ボランティア活動で仲間と出会い被災者支援をする青木さんと、新幹線に乗って人との出会いを楽しんでいる青木さん、どちらも人との出会いを生み出す。災害はいつ自分の身に起きてしまうかわからない。「困った時はお互い様」と助け合い、そして支えあいながら社会はあるのだと青木さんは教えてくれました。

石渡写真クラブ月例会(1月)作品&講評

石渡写真クラブ月例会(1月)作品&講評        
 一日のうち昼と夜が半々の昨年暮れの立冬から「米一粒ずつ」長くなったこの頃です。午後4時半というと真っ暗でしたが、今日(24日)は暦の上では「立春」ですが、さすが午後5時半ごろと一時間ほど遅くなって暗くなり、「春だなぁ」を実感しています。日本海沿岸では記録的な大雪、反面、四国や西日本では渇水で水不足と異常気象が猛威を振るっています。地球温暖化の影響とされ、何とかしないと大変な時代に突入しそうです。
 でも、まだ足元の回りは冬があり、まもなく春という季節が巡ってまいります。ありがたいことですね。その自然の恵みに感謝しつつ季節の移ろいにレンズを向けて参りましょう。

 講評はクラブ員で講師の増田今雄さん(5常会)です。
 写真をクリックすると拡大して見えます。
※作品の掲載順は「あいうえお」順、一回ごとに逆に紹介しています。

【小池 公雄】

「秋祭りの夜に」(石渡八幡神社)=2025年10月12日
コメント:秋祭り、神社奉納舞いを近所の子らと見に行きました。獅子を見た子の表情が印象的でした。
講評:女の子の眼に映じた白い点が、お月様?街灯?の映りこみでしょうか、一瞬ぎょっとしますが、神秘的でもあり印象的です。できれば獅子とか神社とか何かお祭りの一端が画面内に盛り込めるとよかったです。
「元旦の月」(東和田運動公園)=1月1日
コメント:石渡神社に二年参りした折、空を見上げたら澄み切った青空に少し欠け始めた月と星が輝いていました。12月例会に「満月捕食」のタイトルで作品提出した中で、月と塔を別々に撮って合成する方法があると助言を頂いたのを思いだし、挑戦して見ました。なかなか思うようにはいきません。
講評:再挑戦、その心意気が作品にも表れています。今度は、見事に合成に成功しピントの合った丸い月が写りました。塔の先端がお月さんを狙ってぱっくりと口でも開けているようにも見え滑稽な作品となりました。欲を言えば、お月さんの露出がもう少しアンダーに、“餅つきのうさぎさん”がほんのりと出るとなおよかったです。
「薄氷を踏む」(須坂市臥龍公園)=1月6日
コメント:夕日の中、寒風で池の中を漂う薄氷の上に鴨が乗っていました。水の中に浸っているのとどちらが暖かいのかな・・・・・?と。
講評:ペアのカモでしょうか、先頭にいるカモの足がふいと持ち上がる瞬間を捉え、歩を進めている動感が出ています。そこに夫唱婦随?後に続くカモが真後ろでなくやや角度のある位置がいい感じです。望遠レンズの効果でしょうか、手前、薄氷、水・・・と三様の池の表面も面白いです。

【小島 真由美】

「夕富士を額縁に入れてみたら」(神奈川県城ケ島)=2025年11月23日
コメント:高速の防音ガラスがちょうど額縁のようになって遠くに見える夕富士を額縁に入れたようになりました
講評:夕焼けの富士山。少し小さいですが、真ん中の枠の下方中央のやや右にあります。さすが富士山、小さくても存在感を誇示しているようにも見えます。高速道路を通過中でしょうか、もちろん運転中ではないと思いますが、うまく防音ガラスと組み合わせて作品化しましたね。ただ、少し歪んだ感じ(矯正加工はしたとのことですが)ですが、それがかえってアンバランスで面白いですね。きちんとした本物の額ではないので・・・。
「シルエット遊び」(神奈川県城ケ島)=2025年11月23日
コメント:娘夫婦にシルエットになるようポーズをとってもらいました。新婚さんらしくハートを二人で作っています。それをお父さんが覗いている写真になっています。
講評:被写体のモデルに自分のイメージ通りに形を作ってもらった創作作品。お父さんとのコラボで味付けをプラスとのことですが、お父さんは岩陰に沈んでしまい頭の部分しか分かりません。もっと同じシルエット状にし、3人とのコラボが分かるように表現できるとグレードアップ!それと、時間的余裕があれば太陽がもっと傾いて、💛の輪の中に入ると、これまたもっともっとグレードアップ!!

【後藤 祥子】

「満月の夜に照らされて」(石渡アップルグリム)=1月4日
コメント:配り物をして夜空を見上げると満月です。カメラを撮りに行き撮影。月だけではつまらないなあと思い歩いていると、きれいな光が見え、色々挑戦しました。景色と月を組んでみました。景色の中にも月がうっすらと写っています。二葉堂の看板を消してみました。
講評:前述の小池さんの「元旦の月」作品と似ています。月は四日ほど後ですが、どう撮っても大きさ、欠け具合の違いはあれど月は月。手前(下)の被写体を何に引っ掛けるかですが、うまくレストランのイルミネーションと組み合わせましたね。これも二枚を合成していますが、白い枠をはずし、下写真の右上に月を配置すると「合成」ですが、一枚の作品のようになります。
「ホワイトクリスマス」(運動公園)=2025年12月26日
コメント:大雪が降った時の運動公園です。あっという間に木々が白くなり、花が咲いたようになりました。少しおくれたホワイトクリスマスです。
講評:東北や北陸など日本海沿岸は、多くの犠牲者がでるほどの豪雪(2月初旬時点)。それと比較すると、何と我が石渡地区一帯を含む長野市は雪の少ないことか。今シーズンとしては、運動公園内の木々に積もった雪が貴重で新鮮に見えます。惜しむらくは、何か点景があるともっと引き立ったかと思います。

【高山 三良】

「過去、現在、そして予感!」(石渡=自宅)=1月2日~4日
コメント:穏やかな年明けで十四夜(じゅうしや)別名小望月(こもちづき)、十五夜(ウルフムーン)、十六夜(いざよい)ときれいに輝いて見えました。
講評:小池さん、後藤さんと正月の月を素材にまとめました。煌々と照る月を三人三様、それぞれの表現方法で興味深く拝見させていただきました。満月前後にいろいろな呼び名がつけられているお月さん、それを時間の流れとして捉えて組み写真にまとめ、タイトルとともに個性がキラリ光っています。
「凍てつく前の静けさ」(大座法師池)=2025年12月19日
コメント:冬至前、大座法師池が淵から凍りだしていました。淵の形をなぞるように。
講評:昨年暮れ、これから本格的な冬到来といった頃の作品です。まだ、一面の氷や雪ではなく凍り始めの池。タイトル通り、静寂さが漂う作品ですが、コメントにある「淵の形をなぞるように」とある部分だけを切り取っても面白かったかも知れません。

【中島 弘】

「どうぞ召し上がれ」(安曇野市御宝田)=2025年12月5日
コメント:白鳥を撮りに行ったが白鳥は数羽。たまたまご婦人がカモに餌を撒いていたので撮りました。撒く手をお借りして仕上げました。
講評:餌をやる人、餌に集まり食べるカモたち。カモの上部には、背景と同化した感じで分かりにくいですが、まいた餌が宙に浮かびいいタイミングで捉えています。しかし、餌をやる人の顔や全体が見えず、カモたちが餌を食べる表情も見えにくく辛口評となりますがやや物足りなさを感じます。人物の肖像権の関連がありますが・・・。
「穏やかな年を願って」(長野市)=1月4日
コメント:年初めの例会はアルプスのモルゲンロートと思い早朝に出掛け撮影しました。小型の三脚で設置が悪くピントの甘いショットになってしまった。現像処理で彩度の強調を行いました。
講評:待ち構えるには暗いうちのお出かけ。寒いです。そんな悪条件の中、イメージした作品をものにするために三脚を据えてカメラをセット、じっとその瞬間を待つ。一枚の作品を仕上げることは大変な労力(気力、体力)がないと完成しません。ご苦労様でした。電柱、電線がやや無粋ですが、ホワイトリングを引っ掛け距離感を盛り込ませているところは成功しました。

【広澤 一由】

「2カップルに春が来た」(吉田辰巳池)=1月7日
コメント:小春日和に、カップルと思われる2組の鴨が仲睦ましく寄り添っているのが微笑ましく、カメラを向けた!
講評:左右に二羽ずつ、カップルがいます。中央には一羽だけで寂し気なところが対照的で、主題を盛り立てています。

【牧内 二郎】

「別所温泉駅」(別所温泉駅)=2025年8月25日
コメント:映画『きさらぎ駅』の撮影場所となった別所線八木沢駅を撮りに行きました。八木沢駅は良い写真が撮れなかったのですが、別所温泉駅の待合室の壁と天井がライムグリーンで塗られていて、昭和レトロな雰囲気が良かったです。
講評:一瞬、今は使われていない松代駅と思いました。が、シャンデリアが灯り展示物がにぎやかできれいです。そして、ゆるキャラと手前の人物の程よい間隔に並んで生活感がたっぷりです。

【宮澤 一成】

「ワンちゃんと一緒に初詣」(善光寺)=1月2日
コメント:毎年初詣に訪れる善光寺。着ぐるみを着た子供とイヌ2匹、珍しいので撮影しました。
講評:右には犬二匹。左に子ども1人。どこか無彩色の服装の大人がみんな下を向いた群像が目を引きます。それとは対照的に、犬と子どもだけがカラフルな服装で面白く、子どももよく見ると、ワンちゃんのようにどこか鎖でつながれたようにも見えるところがユーモラスです。