ネコ人形は家族の絆
・・・井上宏克さん(72)
玄関にネコ(?)がいっぱい
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8常会の井上宏克さんのお宅を訪れた人は、玄関に入ると例外なく驚きます。右側にネコの人形が所狭しと並び、左側にも同じようにネコ人形が、そして正面にもネコ人形がいっぱい。玄関がネコの人形で埋まっています。「ワ~すごい」。訪れた人の驚きの声が上がります。「ネコ屋敷と呼ばれたこともあります」と井上さんは笑って話します。井上さんにどのくらいあるか数えてもらいました。玄関だけで1107個とか。このほか居間や廊下、客間、キッチンなどにも飾ってあり数え切れません。さらにカーペットやテーブルクロス、座布団カバーなどにもたくさんのネコの絵柄が・・・。
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きっかけ
奥さんの和子さん(72)が熱烈なネコ好きです。子どものころ、ベッドで隠れて飼っていたこともあるそうです。30年ほど前からネコの人形を集め始めました。そのころ2匹の本物のネコも飼い始めました。ところが10年ほど前にその2匹が老衰で亡くなりました。本格的なネコ人形の収集が始まりました。ご主人の井上さんが協力しました。会社勤めのころ、国内や海外への出張に行くたびにたくさん買い求めてきました。「お土産にブランド品やグルメを買って来るより、ネコ人形の方が喜ぶんです。お土産に迷わなくて助かりました」と笑う。
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家族の支えに
玄関いっぱいのネコ人形は、和子さんが3年に一度、全部どかして掃除をしています。「でも、体力的にも厳しくなってきたし、集めるのもそろそろ限界かも」と話します。しかし隣で聞いているご主人は「そうは言っても、出かけた先で、カワイイとか言って買って来るんです」と教えてくれました。
和子さんのネコ好きが、お嫁さんやお孫さんたちにも広がり、出かけた先で買って来るようになったとか。本来“イヌ派”のご主人にもネコ好きがうつったといいます。家の中にいっぱいあるネコ人形が、家族の関係をなごやかな雰囲気にしているようです。
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