石渡写真クラブ月例会(2月)作品&講評

石渡写真クラブ月例会(2月)作品&講評 
 年度末で、写真愛好家のグループの写真展が続々と開かれています。写真は自分が見て感じたものをカメラという道具を通して表現、その思いを他の人に見てもらい(伝え)、感動や思いを共有するものです。展示する意味は、一連の過程の中の最終段階といえます。
 当石渡写真クラブは、年に一度区の文化祭で展示をしていますが、こうして毎月の例会に持ち寄り勉強する作品を、このような区運営のホームページに毎月掲載させていただいていることはありがたいことです。
 写真を通して、人人とのつながりが一層広がり地域の文化向上に役立てば会員一同幸甚に存じます。 
 間もなく3月。ぐんと気温も上昇し暖かな地域から桜やフクジュソウなど花の便りが届くようになりました。なまった?体をほぐしながら、春の空気を、気配を・・・。カメラ片手にでかけてみましょう。(227日)

 講評はクラブ員で講師の増田今雄さん(5常会)。
 写真をクリックすると拡大して見えます。
※作品の掲載順は「あいうえお」順、一回ごとに逆に紹介しています。

【宮澤 一成】

「熱いよー」(南堀)=1月18日
コメント:今年の石渡どんど焼き、子供たちが腕で顔を覆い、熱さをこらえながらお餅などを焼く姿に、けな気さを感じ昔を思い出しました。
講評:腕を伸ばし、手や服装で顔を覆い、熱い火の中に焼き物を入れる子供たち。三人三様の格好が面白いです。望遠系レンズで、どんど焼きの中の一場面、一瞬を捉えたスナップショットです。

【牧内 二郎】

「¥盤投げ!」(運動公園)=1月10日
コメント:円盤投げの銅像に10円玉を持たせました。10円玉をクエン酸で洗って綺麗にしましたが、少し汚れていた方が自然な感じになったのではと思いました。円盤投げ写真レイヤー2枚に10円玉レイヤーをサンドイッチして、前面の円盤の部分を削ることで自然な感じに仕上がりました。
講評:一瞬、単なる昔からある運動公園の「円盤投げ」の塑像。近くに建物が新しくお目見えしたので、それと絡めて?何か素材としては単調で何を表現したいか?と思いました。しかし、よーく観察すると円盤がきらり。作者の意図が理解できました。コメントにある通り、クエン酸で洗わずそのままの方が、気づかれなくて“謎解き”写真になったかも知れません。多用は禁物ですが、たまにはこうした“アソビ”も否定するものではないと考えます。それにしても、フォトショップやGMPなど加工ソフト恐るべし!

【広澤 一由】

「燃え上がる炎」(野沢温泉)=1月15日
コメント:一度は見に行こうと思っていた道祖神祭り、近くで撮影出来なくて残念であったが、盛大な火祭りを初めて見て感動した。
講評:データは10分の1秒、絞り5.6、ISO400(ファイル情報)。低速シャッタースピードで炎がぶれて勢いを感じ迫力満点、熱さが伝わってくるようです。その脇の「初燈篭」もぶれていますが、ややシャッターが低速すぎるかなと思います。燃え上がる火はもう少しシャッタースピードを上げてもそれなりにぶれて同じ感じに写ります。それと、「測光」方式はデータから読み取れませんが、マルチパターン測光だと周辺の暗闇もガラガラポンの中でプラスマイナス材料に組み込まれますのでどうしても全体を満遍なく明るく仕上げるように計算されスローシャッター方向になります。どうしたらいいか。この場合、明るい炎が画格内で大きな面積を占めているので、「中央重点測光」で決めましょう。ファインダー内の中央の小さな〇が測光する範囲ですので、そこを炎にあてがい測ります。すると、おそらく10分の1秒ではなく125分の1~250分の1ぐらいになるはずです。これでも火の勢いはあるので、お望みの「ぶれ」は出るはずです。お試しください。
「毛づくろいのおけいこ」(城山動物園)=2月4日
コメント:動物園の猿山では、暖かな陽射しの下で、ボスザル(?)の毛繕いを小猿に教えているような光景が微笑ましかった。
講評:のんびりと強くなってきた日差しの下で毛づくろい。少し前までは、寒さを緩和するため体を集まって寄せ合う「猿だんご」でしたが、季節の移ろいを感じさせてくれます。

【中島 弘】

「田んぼの積木」(千曲市姥捨の棚田)=1月16日
コメント:棚田を下から見上げると田んぼを積み上げた積木のようで美しい。こんな傾斜に田んぼを造ろうと考え、重機もコンピュータもない時代にどのように完成させたのか想像がつかない。耕作の水源、用水路や農道も合理的に配置されている。先人の英知と挑戦力に頭が下がる。
講評:どの角度から撮っても絵になる姥捨の棚田。こんな傾斜地でもコメを作らなければならなかった時代背景はとにかく、棚田から下へと水を流すパイプなどが確認でき、この季節ならではの写真。維持には保存会や全国から集まったオーナーたちの活動が実ってこれまで維持できていますが、手前一帯は耕作が滞っているのか枯れた雑草が何か気になります。
「雪国の日常」(飯山市)=1月25日
コメント:雪かきは雪国の日常的な風景である。ふんわりした雪だが豪雪地帯にとっては命を守る雪との戦いだ。人間だけでない、小鳥や小動物、昆虫や植物も雪と戦いながら春を待つ。
講評:石渡含め長野の市街地は雪の少ない今シーズンですが、一歩雪国飯山に入るとさすが違いますね。幹線道路は消雪パイプがあるので路面がむき出しですが、すぐ脇の歩道はしっかりと積もっています。信号機の上、民家の屋根などにはどかっとあります。除雪に追われる人物を点景に、黒い服装が雪の白とは対照的、少しかがみこんだ格好も動きがあり効果的です。

【竹内 一郎】

「鍾乳洞だ」(沖縄)=1月21日
コメント:Ⅰ月19日から沖縄に行ってきました、3泊4日の工程で中2日雨の旅行となりました、鍾乳洞がとてもきれいで記念となりました。
講評:下の白色は何か氷のように見えますが、まさか沖縄、そうではないですね。上の方から鍾乳洞特有の氷筍が垂れ下がって雰囲気が出ています。が、やや暗めなので「シャドー」部調整して明るく加工するといいでしょう。看板は、できればない方がいいので、隠すか、部分を切り取るかの工夫をするとよかったですね。

【高山 三良】

「R8どんど焼き」(ホクト駐車場)=1月18日
コメント:会場が広く人が散らばっていて、どう撮ろうか思案。あれも入れたいこれも入れたいで記録的な写真になりました。
講評:1枚しか許されないとすると、それなりに考え1番マキシムというかテーマに沿った「どんど焼き」が端的に分かるものを選択しないといけませんね。しかし、複数枚でもOKということになると、また違ってきます。さらに、同格のサイをの複数枚の場合と同じ複数枚でも写真県展の組み写真のように1枚のスペース内に複数を大小織り交ぜる場合と別の「複数枚」使用があります。少し難解になってきましたが、いずれにしろ1枚か組みか、どちらが効果的か、見る人に感動を与えるか、素材(主題=テーマ)によって違ってきます。いっぱい場面転換できる素材があるといって組みにすると散漫になってしまうことがよくあります。かつて、信毎のフォトコンでも組み写真を審査していて「これ、一枚だけの方がいい・・・」という評価がよく出たことを思い出します。
「対比」(水鳥公園・辰巳池)=1月26日
コメント:冬の水鳥公園はカモが噴水に集まり、カワウは羽ばたきを繰り返し、サギは木の上でジーッとしていました。カモが多くカワウが元気でサギは動かず。「白」と「黒」、「静」と「」動、「個」と「集」の対比が面白く組みました。
講評:写真とは、目の前の光景をいかに表現するか、何が素材として面白いか、それをどうやって表現するか、がキーポイントです。たくさんいた野鳥を、色、動き、状態などで識別「対」という視点でうまくまとめました。表現しようとした意図が分かりやすいです。

【後藤 祥子】

「電車が走る」(ホクト駐車場=どんど焼き会場)=1月18日
コメント:どんど焼きの最中何度も電車が通りました。電車をあまり撮らないので撮ってみました。そして、上り・下りを組み写真にしました。写真を組む時のバックの色は写真にどんな影響を考えて色を決めたらいいでしょうか?
講評:いろいろな型の電車がありますが、白の電車に統一し、上り下りを二枚。あまりぶれ過ぎると電車かどうか分かりにくくなってしまいますが、少し低速シャッターで電車をぶらすと動きが出たかと思います。あるいは、電車を動きに沿ってスローシャッターで撮る「流し撮り」でも、逆に背景の家並みや山がぶれて面白いです。背景のバックの色ですが、ダーク系の黒や灰色、ホワイト系の白が多く無難な色ですが、「何でもいい」という訳ではありません。やはり作品の中の被写体(表現媒体)、組んだ場合の効果、全体のイメージなど総合的に勘案決めていきます。かつて、写真県展審査の細江英公さんは「台紙も、その色も作品のうちですからおろそかにしてはいけません」との評を思い出しました。
「凍える夜に・・・」(石渡)=1月4日
コメント:先月の定例会の写真の組みなおしです。風景と月を一体にしました。風景の中に写っていた月は消しました。景色のライトも変わっています。組方で印象が変わる事がわかりました。
講評:前回の作品を講評で指摘、その通りに組み直してみました。いろいろなことを学ばれたかと思います。前回の作品を並べてみます。皆さんはどんな感じに見えます?比較して見てください。(下写真=左が前回作品)

【小島 真由美】

「アジサイの万華鏡」(自宅)=2025年8月2日(白)と9月26日(ピンク)
コメント:季節が違いますが過去の写真を使っての提出です。「バニラストロベリー」は咲き始めは白色で咲き進むにつれピンク色に染まるピラミッドアジサイです。色の変化を楽しみながら万華鏡を使って花の模様を楽しんだ作品にしました。
講評:咲き始めから色を変えてゆくアジサイの花を下と上に対比して並べてみました。下半分が白で、元の花を左に万華鏡で見た様子を中央に。上半分がピンク色で右に花、中央に万華鏡作品。じっくり時間をかけて写真を読み解くとその変化が分かってきますが、ぱっと見では分かりにくいかなと感じます。が、変化する一本の花の変化、万華鏡を使い写真画像にして見た視点、発想は素晴らしいです。もっと、ぱっと見で分かる工夫をし進化させてみましょう。
「通勤の友」(附属中学校前駅)=2025年7月27日(上左)、9月16日(上右)、2026年1月10日(下)
コメント:長野電鉄にはいろんな車両があります。同じ時間でも違う車両になることがあります。ホーム下では走る電車を間近に見ることができ迫力があります。少しずついろんな角度から撮りためた物を組み写真にしてみました。通勤時間は都会の満員電車にも負けないぐらいギュウギュウ詰めになることもあります。次は夜の走っている電車にチャレンジしたいです。
講評:この作品も夏、秋、冬と3回足を運んで組み写真にまとめた労作です。さまざまな角度、カーブミラーに映った電車と変化付けに苦心した跡が読み取れます。が、モンキー号やキャラクター娘などの電車の変化付け、あるいはぎゅうぎゅう詰めの人物がらみの絵柄、さらに春夏秋冬の季節変化などなど思いつくだけでもいろんな捉え方があります。再度、「夜の電車」とともに挑戦してみましょう!!

【小池 公雄】

「記者の眼」(ホクト駐車場)=1月18日
コメント:石渡神社のどんど焼き、風が強く寒い中、熱心に取材をしている記者がいました。「この場面は、記者の目にはどんなふうに映るのかな」なんて思いながら、撮って見ました。
講評:燃えている火の流れ方から「強い風」が表現できました。画面内の人物は手前左の背中の子ども、その向こうにいる赤い服の2人。何と公民館広報の取材中の後藤さん。写真クラブ会員でもあるので、撮影の小池さんはどんど焼きの様子の中の点景人物として配置、作品を作り上げました。お互いに?見合った視点がユニークです。ところで、逆に、後藤さんはどんな風に見えました?
「見張り」(長野市大岡丙)=1月25日
コメント:大岡芦ノ尻道祖神の神面を見に行ってきました。無病息災と豊作を祈る神だそうです。この飾り付けをした人は「昔はこの村に出入りするにはこの前を歩いて通る道一本しか無かった。出入りの度に必ずお参りしたもんだ。これは酒樽、これは鯛、これは杯。藁で作る。毎年1/7の  1時から2時間くらいやるから、見に来て。」北アルプスが一望できてここに住む人がうらやましい感じでした
講評:新装なった道祖神と飾った地元の人が入ったカット、そして向きを変えた向こうに見える山―と3点をセットで組み写真にまとめました。人物が語った言葉がコメント内にあり、読ませてもらうと「なるほど」。組み写真的には道祖神が二枚に出てきてだぶった感じです。むしろ、古老の言う酒樽や鯛、杯などをアップにする、あるいは人物をポートレート風にするなどもう少し変化付けが欲しかったかなと思います。
「将軍様よ」(森将軍塚古墳=千曲市)=1月25日
コメント:雪が降ったので、科野の里公園に復元された住居に雪が積もった写真を、と。見に行ったついでに、古墳に登ってみました。上から見ると善光寺平もなかなかの広さが感じられました。「将軍さんよ安らかに眠っていないで世の見張りをお願いしますよ」 と。
講評:うっすらと積もった雪の中に、森将軍塚とその向こうに善光寺平を斜めに分割してうまくまとめました。中央付近に1人点景として人物がいますが、古墳や景色の雄大さが分かってよかったです。

【倉澤 利和】

「春を待つ」(北部スポーツ・リクリエーションパーク)=2月4日
コメント:ウオーキングを目的にスポーツレクリエーションパークに行きました。何度かプレイをしたマレットゴルフ場がまだオープン前で早くオープンを待ちわびているようにみえました。(4月から使用開始)
講評:思い入れのあるマレットゴルフ場はまだ雪が残っています。ゴルフ場が待ちわびているように、そこに作者自身の想いを重なり合わせた一枚。
「早く」(ホクト駐車場)=1月18日
コメント:毎年恒例のどんど焼きが行われ、孫がもってきたマシュマロを焼きじらして食べさせようとしている様子を撮りました。
講評:何ともあんぐりと口を開け、食べようとした瞬間をうまく止めました。できれば、棒を持った人物の手ぐらいは入れた方が、その関係、必然性が分かりやすくてよかったかと思います。背景が田んぼだけで単純化され主題を浮き立たせています。

令和8年3月の回覧

石渡区関係

白線引きのお知らせとお願い【交安全推進委】
石渡育成会総会開催のお知らせ【育成会会長】
令和8年度はつらつ健康体操について【はつらつクラブ】
童心に帰る夢賛歌【おとなの祭】

住自協・社協

あさひ親子にこにこ【【社会福祉部会】
朝陽こどもプラザ職員募集【住自協】
ささえ愛あさひ通信第55号【ささえ愛あさひ】

朝陽公民館

令和7年度学びフェスタ朝陽
令和8年度成人学校受講生募集
ときめき講座 春の飾り絵巻き寿司
地域の学び講座 大豆づくり講座

その他

広報まめじま3月号【大豆島交番】
東北ぐるりん号運行経路等の見直し【長野市】
ほっとだより 春号【包括支援センター】
かぎ針編みワークショップ【サンアップル】