石渡神楽保存会が体験会を開きました

神楽の楽しさを味わって!
    石渡神楽保存会が体験会を開きました

 石渡神楽保存会は10月22日、石渡公民館で神楽体験会を開きました。親子5組を含む16人が参加、保存会の会員の指導で獅子舞の踊り方や頭の構造、横笛や太鼓の演奏の仕方を習いました。初めて参加したという2常会の高木健次さん(43)の息子の颯人君(小1)は「特に太鼓がおもしろかった。笛は難しいです」との感想でした。

 この体験会は毎年1回、神楽の普及や保存会の会員を増やすために開いています。会長の広沢幸一さん(3常会)は「120年以上続く石渡の神楽の歴史や面白さを大勢の人に知ってもらいたい。興味がある方は保存会に参加して一緒にやりましょう」と呼びかけていました。

【文と写真:水越渉 石渡つうしん取材班】


初めに広沢幸一会長(右端)が石渡神楽の歴史や獅子舞の意味を説明しました。


保存会の会員が秋祭りで家々を回って踊る獅子舞「村舞」を披露しました。


獅子の頭を裏返しにして、中の構造や口の開け方を説明。参加者は興味深く見入っていました。


参加者は獅子の頭に触ったり被ったりして楽しんでいました。


保存会の会員(左端)がマンツーマンで横笛の吹き方をアドバイス。「音がでた」と喜ぶ子どももいました。


太鼓の叩き方の講義です。リズムの取り方をすぐ覚える人もいました。


親子など参加者は実際に太鼓を叩いてみました。「おもしろい」との感想が聞かれました。

(了)