住吉誠さん(8常会)の「週刊長野」への投稿が掲載されました。
月別アーカイブ: 2024年11月
大きなしめ縄を2本つくったぞ~!!
「自分たちの手でしめ縄をつくって地元の神社に納めよう」―こんな呼びかけで石渡の木遣り歌のグループ八寿喜会を中心とする石渡区民有志30人ほどが11月27日、石渡公民館で大きなしめ縄づくりに挑戦しました。およそ2時間かけて長さ3m30cmと、2m60cmの2本の大きなしめ縄を完成させました。
しめ縄づくりのきっかけは昨年、桐原在住の中澤信雄さん(84)が、八寿喜会会長の倉澤利雄さん(3常会)への提案でした。中澤さんは10年余り前から大小のしめ縄づくりを続けており、この伝統技術を伝えたいと旧知の倉澤さんに話しかけて実現しました。昨年は1本でしたが今年は2本に挑戦しました。
たくさんの稲わらは宮澤一成さん(7常会)が提供しました。参加者は2班に分かれ、両手でつかめる太さの棒状の稲わらを何本もつくり、それを次々に足して棒状の束を3本つくりました。さらにこの3本をより合わせて完成させました。
この2本の大きなしめ縄は、12月21日に長い方を石渡八幡神社の拝殿に、もう1つを鳥居に飾り、新年を迎えることにしています。
【文と写真:石渡つうしん取材班 水越渉】
(了)
ヤングケアラーに関心を・・・福祉懇談会が開催されました
石渡区福祉懇談会が11月17日、石渡公民館で開かれ、区の役員や福祉関係者など約50人が出席して、近年関心を集めているヤングケアラーについて学びました。
講師は長野市役所のヤングケアラーコーディネーターの2人。この中で①ヤングケアラーとは、大人が担う家事や介護を、毎日のように行っている子ども②内容は障害のある家族のお世話、幼いきょうだいのお世話、入浴やトイレの手伝いなど多岐にわたっている③したがって、遅刻や早退、成績不振で進路をあきらめる④友人ができず、情緒不安定になるーなどの問題を抱えているとのこと。
市の実態調査では、こうしたヤングケアラーは小学生では10人に1人、中学生では18人に1人いることが浮き上がったといいます。コーディネーターは「本人が自分から相談してくるケースは稀で、周囲の大人が関心を持って気づくようにしてください」と呼びかけました。
終了後、参加者は6つのクループに分かれ、それぞれの地域で気づいた独り暮らしや空き家などの問題について意見を交わしました。
【文と写真:石渡つうしん取材班 水越渉】
石渡写真クラブ月例会(10月)作品&講評=文化祭出品作品
石渡写真クラブ月例会(10月)作品&講評=石渡区文化祭出展作品
秋祭り、文化祭も終わり、遅れ気味の運動公園のケヤキ並木もようやく色づき始めました。朝の最低気温もやや低くなってきたものの全体ではやはり暖冬傾向です。
10月の例会は、文化祭に出品する作品を中心に選びました。1人2点。ほかの人と同じような作品にならないか、額が四つ切りとワイド四つなのでそれに合う作品は、色調や明暗、傾き、トリミングなどを講師のアドバイスを受けながら全員で作品を一つ一つ見ながら検討、決めました。
年々、クラブ員の腕は向上、見応えのある作品が揃いました。過去の例会に出品し、石渡つうしんの「作品&講評」欄に掲載したものもあります。サイズが決まっているため、前の例会作品より少しカット(トリミング)した作品もあります。コメントや講評などを再掲しました。
じっくりとご覧いただければ幸いです。
講評はクラブ員で講師の増田今雄さん(5常会)です。
写真をクリックすると拡大して見えます。
※作品・講評の順番は、会員の氏名をあいうえお順に、月ごとに逆にして紹介しています。
【吉田 幹男】
【宮澤 一成】
【廣澤 一由】
【早川 球喜】
【中島 弘】
【竹内 一郎】
【高山 三良】
【小池 公雄】
【倉澤 利和】
令和6年度石渡区文化祭開かれる
秋晴れに恵まれた11月3日、4日、令和6年度石渡区文化祭が区公民館で行われました。3日の午前中には、絵画や生け花、盆栽、写真などが大広間いっぱいに展示され作品展示会がスタートしました。4日正午で展示会は終了し午後から演芸大会。会場には2日間で延べ約150人が来訪、区民が日ごろ丹精した作品247点や演芸を鑑賞し、薫り高い文化を堪能、楽しいひと時を過ごしました。
(写真と文 石渡つうしん通信記者 増田今雄)
作品展示会
公民館大広間には、畑敏雄さん(8常会)の盆栽や小山武子さん(1)の花の置き物、関英子さん(5)の絵手紙、平塚賢次さん(1)の折り紙・細密画、石渡RUN&WALKのメダルなど例年通りの作品が並びました。恒例のみかさ幼稚園園児の絵画や紙粘土作品、信大付属特別支援学校の生徒さんらによる絵画や木工製品も並びにぎやかでした。
今年新たに小林好子さん(6)のジグソーパズル、三沢紀子さん(6)の塗り絵などこれまでとは違った趣向の作品も登場。中でも、3常会の宮大工故戸谷嘉志雄さんが2000年(平成12年)に作製、戸隠村柵地区の田中諏訪神社に奉納した社殿の図面や写真などが出典、人目を引いていました。
このほかステージ前では、今春木島平村へ行った春レク、7月に行ったいしわたウオークラリーなどの様子の写真をテレビ画面で放映する新しい試みも行われ区民の関心を集めていました。
信大付属特別支援学校 長寿会とともに楽しんだ時のゴルフクラブや絵画など9点
演芸大会
展示会は2日目正午で打ち切り、午後からは演芸大会。スタートは八寿喜会による木遣り。文化祭のために作った「文化祭きやり歌『先綱』」を披露、最後に参加者も一緒に歌う「みんなで合唱」で、声高らかな木遣りの歌声が会場いっぱいに響き渡りました。
二番手は石渡神楽保存会による笛、太鼓演奏の「道中囃子」、次の演目「村舞」では壇上で獅子が舞い、区の繁栄、安寧を祈願しました。三番手は石田克英さんの弾き語り。ハーモニカとギターを奏で、浜田省吾さんの歌声を披露しました。
続いて、区公民館で毎月開催している「童心に帰る夢賛歌」による歌を笠原久善公民館長のギター伴奏で参加者が合唱。「うさぎのダンス」、「大きな古時計」、「里の秋」など6曲を熱唱しました。大トリは、笠原公民館長の弾き語り。吉田拓郎の歌を中心に懐かしい歌を披露しました。
これまでの演芸大会では舞踊やフラダンス、マジック、コロナ感染以前は育成会児童らも出演し多彩な芸が披露されましたが、全体を通して歌が主体の今年の演芸大会となりました。
最後は新民舞踊クラブの指導による朝陽音頭を全員で踊り、文化祭を締めくくりました。
大きな古時計動画
朝陽音頭 新民舞踊クラブの先導で全員が輪になって踊り、今年の文化祭を締めくくりました
懇親会 展示会、演芸大会とも無事終了。主催の公民館、参加者らが懇親を深めました
お疲れ様でした!!