秋晴れに恵まれた11月3日、4日、令和6年度石渡区文化祭が区公民館で行われました。3日の午前中には、絵画や生け花、盆栽、写真などが大広間いっぱいに展示され作品展示会がスタートしました。4日正午で展示会は終了し午後から演芸大会。会場には2日間で延べ約150人が来訪、区民が日ごろ丹精した作品247点や演芸を鑑賞し、薫り高い文化を堪能、楽しいひと時を過ごしました。
(写真と文 石渡つうしん通信記者 増田今雄)
作品展示会
公民館大広間には、畑敏雄さん(8常会)の盆栽や小山武子さん(1)の花の置き物、関英子さん(5)の絵手紙、平塚賢次さん(1)の折り紙・細密画、石渡RUN&WALKのメダルなど例年通りの作品が並びました。恒例のみかさ幼稚園園児の絵画や紙粘土作品、信大付属特別支援学校の生徒さんらによる絵画や木工製品も並びにぎやかでした。
今年新たに小林好子さん(6)のジグソーパズル、三沢紀子さん(6)の塗り絵などこれまでとは違った趣向の作品も登場。中でも、3常会の宮大工故戸谷嘉志雄さんが2000年(平成12年)に作製、戸隠村柵地区の田中諏訪神社に奉納した社殿の図面や写真などが出典、人目を引いていました。
このほかステージ前では、今春木島平村へ行った春レク、7月に行ったいしわたウオークラリーなどの様子の写真をテレビ画面で放映する新しい試みも行われ区民の関心を集めていました。
信大付属特別支援学校 長寿会とともに楽しんだ時のゴルフクラブや絵画など9点
演芸大会
展示会は2日目正午で打ち切り、午後からは演芸大会。スタートは八寿喜会による木遣り。文化祭のために作った「文化祭きやり歌『先綱』」を披露、最後に参加者も一緒に歌う「みんなで合唱」で、声高らかな木遣りの歌声が会場いっぱいに響き渡りました。
二番手は石渡神楽保存会による笛、太鼓演奏の「道中囃子」、次の演目「村舞」では壇上で獅子が舞い、区の繁栄、安寧を祈願しました。三番手は石田克英さんの弾き語り。ハーモニカとギターを奏で、浜田省吾さんの歌声を披露しました。
続いて、区公民館で毎月開催している「童心に帰る夢賛歌」による歌を笠原久善公民館長のギター伴奏で参加者が合唱。「うさぎのダンス」、「大きな古時計」、「里の秋」など6曲を熱唱しました。大トリは、笠原公民館長の弾き語り。吉田拓郎の歌を中心に懐かしい歌を披露しました。
これまでの演芸大会では舞踊やフラダンス、マジック、コロナ感染以前は育成会児童らも出演し多彩な芸が披露されましたが、全体を通して歌が主体の今年の演芸大会となりました。
最後は新民舞踊クラブの指導による朝陽音頭を全員で踊り、文化祭を締めくくりました。
大きな古時計動画
朝陽音頭 新民舞踊クラブの先導で全員が輪になって踊り、今年の文化祭を締めくくりました
懇親会 展示会、演芸大会とも無事終了。主催の公民館、参加者らが懇親を深めました
お疲れ様でした!!