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公民館の石油ストーブが直りました

 故障でしばらく使えなかった石渡公民館の会議室南側の石油ストーブが、2月21日から使えるようになりました。

 当初、修理を考えたのですが、納入業者によると20数年前の製品で、部品はないため修理は困難とのことでした。加えて公民館裏にある灯油タンクや配管も長い間風雨にさらされていたため、腐食が激しく、危険とのことで、この際全部新しくしました。北側の石油ストーブはまだ動いているため、更新しませんでした。

 新しい石油ストーブは機能的には前のストーブと同じですが、着火時間が少し早くなったとのことです。

【文と写真:石渡区長 水越渉】

新しくなった石油ストーブ。外観は前のとほとんど変わりません

新しい灯油タンク。500リットル入ります

さびが目立ち腐食が進んだ前の灯油タンク

風雨による灯油タンクの劣化を防ぐため、収納庫をつくりました

配管も劣化して危険だったため新しくしました

 

はつらつ体操、再開

 毎週月曜日に石渡公民館で開いている「はつらつ体操」に再び通い始めた。発足当初は毎週通って、「皆勤賞(実際にはない)をもらうぞ」と張り切っていたのだが、ある朝、どうもやる気がなくて休んだのがいけなかった。次の週も行く気が出ず、以後、ズルズル休みっぱなしになってしまった。「一人でやればいいんだろう」とか言って、体操のイラストを冷蔵庫に張ってやり始めたが、「コンニャクの意志を持つ男」と言われる区長は、一回で挫折してしまった。

 なぜ、再開したのか? 特に健康になりたいと思ったわけではない。「区長は率先してやらねば」とか「区の事業なのだから区長は出るべき」など、会合や道路で行き会う人から言われたことが、私の背中を押したのです。体操はけっこうきつい。もともと体が硬いせいもあって、ストレッチをすると思わず「ア~」とか「ウ~」とかのうめき声が出てしまう。となりのおじさんから「妙な声をだすな」と叱られたりもするが、それなりに楽しいし、体操の後のゲームなどの脳トレもまた楽しい。

 驚くのは、私よりかなり年配の女性たちの多くが元気で体が柔らかいこと。前屈なんか両手がピタッと床に着くし、「へそのぞき」と呼ぶ腹筋強化もスイスイとこなしている。5分間の休憩でも、男性は所在なくぽつんとしているが、女性たちはあちこちでおしゃべりを楽しんでいる。

 はつらつ体操には毎週2~30人が参加している。リーダーによると「ここに来る人は心配ない。誘っても来ない人、閉じこもっている人が心配」という。健康寿命を少しでも伸ばし、介護保険や医療費を抑えようという大きな目標を持つこの教室だが、笛吹けど踊る人はなかなか増えないようだ。だが、私は踊ってみようと思う。健康で楽しい老後を送るために・・・。

【石渡区長:水越渉】

補助金

 面倒なものです。いやいや人間関係ではありません。市へ提出する補助金申請の手続きです。書類が多いだけでなく、記入する内容もこれまた多い。うんざりするほどです。でもその補助金がないと私たちの活動は立ちいかなくなります。我慢、我慢です。

 私たち8常会にある公園は、子どもが少なくなり荒れていました。有志が3年前にボランティアグループ「いこいの会」をつくって、公園の草刈りをしたり、花壇をつくって季節季節の花を咲かせ、住民の交流の場にしようと活動しています。その資金に市の「まちづくり活動補助金」を申請しています。すでに2年間補助金を受けており、30年度に3回目の手続きを予定していました。ところが30年度から制度が突然大きく変わりました。これまでの手続きもずいぶん面倒でしたが、新制度はもっともっと複雑になりました。

 記入すべき項目をざっと挙げてみます。活動実績、応募する活動の目的及び達成目標、活動の具体的内容、月ごとの活動計画、活動することで期待される地域への効果・成果、活動を継続するための資金面や人材の確保、翌年度以降の活動内容、事業の最終目標・・・。事前にすべて記入して市の担当者の事前審査を受けました。「ここが違う」「あそこがおかしい」など2回も書き直してようやく受理されました。しかしこれでOKではありあません。このあと市民代表の審査員による審査会で、質問攻めがあり、ここで合格して初めて補助金がもらえるのです。もちろん不合格の可能性もあります。

 新聞やテレビなどで時々、公務員の税金の無駄遣いや不正使用が報道されます。今回、あらためて補助金申請手続きの厳しさと複雑さを経験した私なんか、「公務員は、自分たちが使う税金にはとても寛容だが、市民に与える税金には異常というほど厳しい」と思うにいたりました。考え過ぎであってほしいのですが・・・。

【石渡区長:水越 渉】

正月行事盛大に~もちつき体験、新春レク、どんど焼き~

 年明けの17日、8日、恒例のもちつき体験、新春レクリエーション大会、どんど焼きが行われました。

 7日は午前10時から、公民館体験講座の「おもちつき体験」。今年7回目ですが、昨年はノロウィルスの流行で取りやめになっただけに、会場の石渡公民館には子どもたちはじめ約80人が集まりました。公民館の玄関前で、公民館・育成会の皆さんがせいろで蒸したもち米を石臼に。白い息がふーふーと上がるもち米を子どもたちは次々とつきました。中には大人に手を添えて手伝ってもらいながらつく子ども、仲良く二人でつく子どもと思い思いのスタイルで日ごろできない貴重な体験をしました。つきたてのおもちはお母さんたちが手ごろな大きさにし、きなこ、ごま、おろしの4種をまぶして完成。大広間で自分たちがついたお正月の味を楽しみました。

 午後は、同じ大広間で「新春リクリエーション大会」。大人は、今年、常会対抗から個人戦になった麻雀大会。5テーブル20人がおとそ気分と闘いながら?脳トレ、優勝を目指しました。このほか、子どもたちはかるたやオセロ、トランプ、将棋、碁などに興じ、おやつもたくさんいただき楽しいお正月のひと時を過ごしました。

 8日はどんど焼きでしたが朝からあいにくの空模様。雨が降ったりやんだりする中、朝早くから小学生が各戸から集めたしめ飾りやだるまなどで、運動公園東の空き地に二基組み立てました。雨脚が強まりましたが強行、午後3時に点火。雨水をものともせず真っ赤な炎が燃え上がり、1015分程度で燃え尽きました。周りには繭玉やおもちを手に待機していた区民らが一斉に焼け落ちた火に。「顔ばっかりが熱い!」と手を伸ばしておもちを焼いていました。

今回は、SBC(信越放送)の「ずくだせテレビ」の生中継もありにぎやかな雰囲気の中、早速、焼きあがったおもちを食べ、今年一年の無病息災、幸運を願う親子の姿が見られました。

ことし1年、健康で楽しく、元気でいきましょう!!

(写真と文 いしわた通信スタッフ 増田今雄)

2年ぶりに行われた「もちつき体験」。代わる代わる子どもたちがおもちをついた
仲良く手を取り合って「よいしょー」                         
新春レクリエーション。大人は麻雀大会で脳トレ            
どんど焼きで点火する水越区長。後ろからSBCテレビの中継カメラが・・・                         
だるまも「熱い!」。今年も元気でお幸せに          
おもちや繭玉を持って、火が燃え落ちるのをひたすら待つ(写真上と下)                          

                              

SBCの「ずくだせテレビ」のインタビューを受ける倉澤正信氏子総代(写真上)と子どもたち(写真下)                                              
焼きあがった福もちを早速いただく。今年は健康だ!      
最近増えてきた、マシュマロ。サツマイモを焼く区民も

第25回朝陽地区綱引き大会

―石渡から3チームが出場

 今年25回を迎えた朝陽地区綱引き大会が113日の土曜日、朝陽小学校体育館で開かれました。朝陽8地区から小学校高学年12チーム、低学年14チームが参加。石渡からは高学年1チーム、低学年2チームが出場、力いっぱいの熱戦を見せてくれました。

 高学年、低学年とも1チーム8人。1ブロック3~4チームで総当たりによるリーグ戦を行い、それぞれ4つのブロックの各1位が決勝トーナメントに出られるという形式で行われました。

 高学年の石渡Aチームは、初戦は負けたものの2試合目に勝ち1勝1敗で2位。決勝進出を逃しました。

 低学年の石渡Bチームは2勝したものの3試合目で敗れて2勝1敗で2位で、惜しくも決勝へは進めませんでした。石渡Cチームは3敗でした。全員で来年のリベンジを誓っていました。

【文と写真:石渡区長 水越渉】

試合前、作戦の打ち合わせをする石渡Aチーム。うまくいったかな~?

「プル(引け)」の合図を待って緊張気味の石渡Aチームのメンバー

力いっぱい綱を引く石渡Aチームの選手たち。少し腰が浮いたが見事勝ちました

「さあ、引くぞ」。腰を落として構える石渡Bチームの選手たち。ファイトいっぱいです

「もっと引け~」。応援団の声援を受けて懸命に引っ張る石渡Bチームの選手たち

朝陽綱引き大会
朝陽小学校体育館で行われた綱引き大会。高学年、低学年26チームが参加。大きな歓声が響き渡りました

 

 

「区長」の効果?

 少し前の話です。といっても去年の12月29日のこと。この日は最後のごみ収集日で、対象は可燃ごみとプラスチックごみ。午前8時過ぎ、ごみステーションのお当番さんがやってきて、「困った。大量の違反ごみが出ている」というのです。

 確かにすごい。プラスチックには違いないが、発泡スチロールなどがべったりついています。幅80センチほど、長さが1メートル余りの板状のプラが5,6枚ずつひもでしばってあり、それが8束もあります。粗大ごみシールも張ってありません。市役所は休みに入っている。さあ、どうする。相談しても、どうせ1週間ほど外に出しておいて引き取らなければ電話をください、と言うに決まっている。とりあえず電話しました。職員がいました。事情を話すと案の定、「1週間・・・」と言います。ところがそのあとの言葉が驚きでした。「お正月に大量のごみが並んでいるのもどうかと思います。業者さんに連絡して今日中に収集するよう手配します」。なんという柔軟な姿勢でしょう。その日の夕方、違反ごみは見事に収集されていました。

 きれいになったごみステーションを見ながら、市の職員は変わったと思いました。一方で疑問も湧きました。電話で石渡の区長と名乗った時、職員の口調が少し丁寧に変わった気がしたからです。つまり区長だから柔軟に対応したのではないかという疑問です。そういえば、区長を名乗って道路の穴や段差の修理を依頼すると、2,3日中に直っています。区長という肩書の効果なのでしょうか。試しに、機会があったら一市民として電話してみよう。区長と同じように対応したら、職員は変わったと認めるつもりです(性格、悪いかな?)。

                             

新年あけましておめでとうございます。穏やかな年でありますように。「区長の独り言」もよろしくお願いします。

【石渡区長:水越渉】            

朝陽地区成人式 65人の新成人が参加

 朝陽地区成人式が1月2日(火)、朝陽公民館体育館で開かれました。男性37人、女性28人、合計65人が出席、石渡区からは14人が参加しました。

石渡区から参加した新成人は次のとおりです(順不同)。

河西正之さん、笠原陽太さん、河村琴音さん、木下かのんさん、雲崎凌さん、黒岩莉咲子さん、坂田稀久さん、高橋優太さん、徳嵩美祐さん、中澤真緒さん、中澤佑哉さん、藤澤達哉さん、松本ゆりなさん、水内空歩さん。

 新成人は各種団体の役員とともに記念撮影をしたり、区ごとに記念写真に納まったり、華やかな雰囲気の中で式典が始まりました。朝陽地区住民自治協議会などの団体から、新成人に袱紗(ふくさ)やボールペン、シャーペンが贈られました。石渡の竹内久幸・県会議員は祝辞で「みなさんはこれから壁にぶつかることもありますが、夢実現に向かって進んでください」と激励。新成人代表として、北長池の小林光さんが「私たちは大海に乗り出した船です。大きな波を乗り越えていきます」と決意を話しました。

 記念演奏会では、ゴスペルを中心にさまざまな音楽を歌っている「ラフ・ダイヤモンズ」の5人と、南堀出身のピアニスト、小林歩さん、そして長野盲学校高等部3年の山浦未夢さんが、ソロやコラボで「ふるさと」などの歌を披露、新成人たちの盛んな拍手を浴びました。

【文と写真:石渡区長 水越渉】

石渡区の新成人14人は、緊張と楽しさが入り混じった心境で記念撮影に納まりました

朝陽地区の新成人たちの記念撮影。みなさん、にこやかで華やかな表情です

ラフ・ダイヤモンズと全盲の山浦未夢さんのコラボに、新成人から大きな拍手が送られました

笑顔がいっぱいの石渡の新成人のみなさんです。これからの人生、頑張ってください

 

平成30年度の石渡区の新役員が決まりました

 平成30年度の新役員を決める石渡区役定め総会が平成30年の元日、石渡公民館で開かれました。午前11時から投票が行われました。その結果、次の人たちが新しい役員に選ばれました。

{区役員}

・区 長  小山 美好さん(2常会)

・副区長  広澤 一由さん(9常会)

・区会計  長谷川 康彦さん(3常会)

 

{氏子役員}

・氏子総代 山田 國広さん(1常会)

・氏子代理 高山 秀則さん(2常会)

 

{公民館役員}

・館 長  佐々木 利明さん(2常会)

・副館長  倉澤 利和さん(2常会)

 

 引き続き新年会に移り、恒例のダルマの目入れ式が行われました。旧役員が前年からのダルマに一年間の無事を感謝しながら目を入れて両目を開眼。新役員が新しいダルマに片目を黒々と書き込み、新年度への決意を込めました。この後は、各所でにぎやかな懇談があり楽しい時間が流れました。

 最後にお盃の儀が行われ、整列した新役員一人一人に常会長からお酒が注がれました。背後では八寿喜会(やすきかい)のメンバーが朗々と祝いの唄を歌い上げ、新役員の門出を祝福しました。これに対して、新区長に選ばれた小山美好さんは「一年間の頑張りをお返しの盃に代えさせていただきます」とあいさつ、終始なごやかな雰囲気のうちに役定め総会と新年会が終了しました。

【文と写真:石渡区長 水越渉】

新年度役員選挙の受付。出席者は真剣な表情で投票用紙を受け取っていました

「一年間頑張ってください」との願いを込めて投票用紙に名前を記入、投票箱へ投入しました 

新旧二つのダルマを並べて目入れ式。うまく描けたでしょうか 

ダルマの目入れの仕上げをする区顧問の竹内久幸さん。硬くなって周りの笑いを誘っていました 

新年会では各所で交流が行われ、にぎやかな時間が流れました 

八寿喜会の会員による祝い唄が響く中、常会長からお盃を受ける新役員たち(左側の列) 

               

 

 

 

おせち料理

 今年もおせち料理の時期がやってきました。定年を迎えた7年ほど前に料理を習い始めました。妻が働いているので、私が夕食をつくることになったためです。それまで料理には関心はなく、リンゴさえむけませんでした。冷や汗をかきながら包丁を握って夕食を作っているうち、「田作り」を教わったのがおせち料理との出合いです。意外と簡単にでき、家族の評判も良かったこともあり、毎年おせち料理に取り組むようになったわけです。

 住自協の「男性の料理教室」に通い始めたことも、おせち料理に力を入れる原因です。先生は毎年11月になると、初心者でも失敗しないおせち料理を教えてくれます。これまで、「治部煮」「昆布巻き」「伊達巻き」「紅白なます」など教わりました。いまではこれらのメニューはわが家の定番おせちになっています。中でも「伊達巻き」は好評で、孫たちは重箱に残ったものを“テイクアウト”するくらいです。今年は「岩石卵」を教わりました。すごい名前ですが、簡単にできてうまい。しかも彩りがとてもきれいで、重箱の中で輝くこと間違いなしです。余力があれば「たたきごぼう」や「鶏手羽の香り焼き」なんかも作ってみたいのですが(無理かな)。

 年末におせち料理に思いを巡らすことができるのは穏やかな証拠でしょう。できればずっとこの穏やかさが続くといいのですが、世界を見ると不安がいっぱいです。日本も深刻な高齢社会に入り、来年6回目の年男を迎える私としては老後がますます心配になっています。そうはいっても、来年は今年より少しでも良い年であってほしいと思います。来年もどうかよろしくお願いします。お互いの健康と健闘を祈って・・・。

【石渡区長:水越渉】

 

 

 

信大附属特別支援学校とクリスマス交流会

長寿会と信州大学付属特別支援学校

    ―今年もクリスマス交流会

 「久しぶり」「元気でした?」―12月12日、明るい声が石渡公民館に響き渡りました。石渡長寿会が、信大付属特別支援学校の生徒さんを招いてのクリスマス交流会です。一緒に太鼓を叩いたり、おしゃべりをしたり・・・。生徒も長寿会会員も楽しいひとときを過ごしました。このクリスマス交流会は30数年も続く長寿行事です。

 訪れたのは生徒15人と先生8人。長寿会会長の小林通さん(3常会)が「いっぱい楽しんでください」と歓迎のあいさつ。生徒も一人一人が元気に、あるいは恥ずかしそうに自己紹介をしました。

 生徒は、いつも練習している太鼓演奏を披露すると、力強いバチさばきに会場から盛んな拍手が起きました。生徒に呼ばれて長寿会会員も舞台に立ち、一緒に演奏する場面もあり、互いに拍手を送り合うなど交流しました。また会員の手作りのピンをゴムボールを投げて倒すボウリングゲームも行われ、大きな声援を受けてストライクを出す生徒もいて、笑いと拍手が絶えませんでした。

 続いて、サンタクロースやトナカイに扮した会員が、お菓子を一人ずつにプレゼント。生徒はいっぱいの笑顔で受け取り、お礼にと全員で校歌を歌ってくれました。 最後に「来年もまた来てください」「楽しみにしています」と再会の約束を交わしました。

【文:石渡区長 水越渉 写真:HPスタッフ 増田今雄】

主催の小林長寿会会長が「お互いに楽しいひと時を」と歓迎のあいさつ
ゲートボール部の小山会長が交流の歴史を解説                                   
お菓子をいただきながら生徒さんと長寿会会員らが「茶話交流」          
お菓子、飲み物にプラス、みかんも追加                     
練習を積み重ねた太鼓演奏を披露。題目は「疾風」、「乱れ打ち」         
生徒さんの演奏の後は、区民らが太鼓を“体験”(写真上と下)           

 

長寿会会員が手作りの「ボウリング」セットで生徒さんがプレー          
「ストライク!」。ピンを全部倒すと、会場から大きな拍手が           
会員扮するサンタとトナカイが登場、ひとりひとりにクリスマスプレゼント     
最後は、校歌斉唱で会を締めくくった