今年52回を迎えた朝陽地区の「史跡めぐり」が7月1日、146人が参加して行われました。石渡からは男性9人、女性9人の合わせて18人が参加しました。
雨の中、3台のバスで午前7時半に出発、岡谷市にある岡谷蚕糸博物館を訪ねました。3年前に新築移転して展示内容も大幅にグレードアップしたとのことです。桑の葉を食べているカイコを手のひらに乗せたり、新旧の繰糸機を使って生糸を紡ぐ様子を熱心に見学しました。
その後は諏訪大社上社本宮を見学、参加者はそれぞれの願いを込めてお賽銭をあげました。
ところが、上社を出てほどなく、私たちの乗ったバスが急ブレーキをかけたかと思うと「ガツン」との音が…。前を横切ろうとした軽乗用車と衝突したのです。幸い、みなさんはシートベルトをしていたため、けが人はいませんでした。バスは前部が凹みヘッドライトが壊れました。事故処理と代替バスの調達のため1時間以上、待たされましたが、「けが人がなくよかった」「話のタネになる」なんて話しながら静かに待っていました。
八ヶ岳チーズケーキ工房で遅い昼食を済ませ、南牧村にある野辺山宇宙電波観測所を見学、アンテナ直径が45mある巨大電波望遠鏡などを感心しながら見学しました。
【文と写真:石渡区長 水越渉】
カイコから生糸ができる過程の説明を受ける参加者(岡谷蚕糸博物館)
軽乗用車と衝突した私たちの乗ったバス。よく見ると前の部分が凹み右のヘッドライトが壊れています。けが人はなく幸いでした
野辺山宇宙電波観測所の巨大アンテナをバックに記念写真です。雨が止んでよかった
いろいろありましたが、みなさん最後まで元気×元気。梅雨空なんか吹き飛ばすほどでした