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長寿会が総会を開きました

 令和3年度最後の日の331日、石渡長寿会が総会を石渡公民館で開きました。約60人が参加しました。

 冒頭、昨年亡くなった3人の会員を悼んで、全員が黙とうを捧げ、会場は静かな雰囲気に包まれました。

 大日方清会長(3常会)が「コロナ禍で十分な事業ができませんでしたが、社会奉仕活動など積極的に取り組みました。会員のみなさまの協力のおかげです」とあいさつ。続いて来賓を代表して高山三良区長(2常会)が「コロナ禍の中ですが、御柱祭で元気な一年にしましょう」と話しました。令和3年度の事業報告や会計報告があり、若干の質疑のあと承認されました。

 最後に令和4年度役員の紹介があり、会長に廣澤一由さん(9常会)、副会長に小池公雄さん(8常会)、相談役に大日方清さん(3常会)、顧問に倉澤良貞さん(2常会)、そして8人の班長さんが承認され、新体制がスタートしました。

【文と写真:石渡つうしん取材班 水越 渉】

亡くなった3人の会員を悼んで全員で黙とうしました

あいさつする大日方清会長。無事に大任を終え会員に感謝しました

来賓を代表してあいさつする高山三良区長

総会には約60人の会員が参加しました

事業報告などの説明に聞き入る会員のみなさん

令和4年度の会長に就いた廣澤一由さん。「コロナ禍ではありますが、できる限り積極的に事業に取り組んでいきたい。みんなで明るく、楽しく、元気で」と力強くあいさつしました

久しぶりに登場した石渡長寿会のシンボルの旗。顧問の西脇かおるさん(6常会)も「立派ですね」と感心していました

 

                       

 

石渡写真クラブ月例会(2月)作品&講評

石渡写真クラブ月例会(2月)作品、講評
 今回も公民館に集結しての例会は、コロナ感染予防から行わず、作品をメールでやりとりしてWEBに公開するオンラインです。
 なかなかしぶといオミクロンですが、撮影は個人技ですので写真術を退化することのないように頑張って行きましょう。

 講評はクラブ員で顧問・講師の増田今雄さん(5常会)です。
 写真をクリックすると拡大して見えます。

【高山 三良】

「節分の夕ぐれ」(附属小学校北=南堀)
コメント:節分の日、重い雲間から青空がのぞき、田んぼの水溜まりに映って幻想的。
講評:節分。冬から春への分かれ目ですが、雪が解け、氷結も水たまりとなり、すぐそこまでやってきている春を感じさせます。その予感が中央にぽっかり開いた青空に象徴されました。周りが暗い雲で覆われて「冬」とすると、中央に写り込んだ青空が「春」。「日の丸」構図(囲み構図・トンネル構図)で見る人を素直に視線誘導しています。

【竹内 一郎】

「俺もやりたい」(自宅)
コメント:今は冬季オリンピック真っ盛り。これは昨年のテレビ中継の場面で我が家の猫もカーリングに興味を持ったのか、夢中になっていました。スマホで撮影。
講評:北京五輪ですっかりお茶の間に定着したカーリング。延々と続くゲームはテレビ観戦でも結構楽しめるゲームですが、まさか猫まで!そこをすかさずシャッターを押した心構えが素晴らしいです。先の信毎フォトコンのテーマ「クスッ」に応募したら上位に食い込めたと思うほど、ユニークで思わず吹き出すようなショットです。
 スマホとのことですが、アッと思う瞬間を手軽に写せる便利な“カメラ”ですね。
※元画像が露出アンダー気味でしたので、やや明るく修正しました。

【中島 弘】

「ここに生きる」(飯山市)
コメント:雪に覆われた田んぼの中を老人が何処へ行くんでしょうか。毎年豪雪に見舞われても春が来ればここが一番。
講評:世界どの地でも、人は生まれ、生き、齢を重ね、土にかえってゆく。この老婦人と思われる人は、どこの誰かは知る由もありませんが、世界に生きる人口の数だけ、それぞれの人の人生、一生がある。何か哲学めいてきましたが、中島さんがこの光景を見て感じた「ここが一番」の想いが伝わってきます。雪深い奥信濃でも“住めば都”。幸せな一生であったことでしょう。

【早川 球喜】

「遥かなる台地」(千曲市姥捨駅)
コメント:善光寺平は、長野市、千曲市ほか7市町にまたがる盆地で、信濃の国に歌われた肥沃の地は、千曲川に注ぐ幾つかの河川が悠久のときをかけて形成されたそうです。姨捨は、その最南に位置しています。姨捨から望める範囲は、長野市ぐらいまででしょうか。姨捨や棚田(田毎)など、いにしえのロマンを感じさせます。又、姨捨駅から屋代駅まで6㌔程ですが、歩いてみました。
講評: 蛇行する千曲川と手前に千曲市、向こうに隣接する長野市、さらに菅平から志賀高原、栄村方面の連山・・・。自分の住む故郷の地に思いを込めてシャッターを押したスケールのある作品となりました。できれば、もう少し左に振るか、画角を広くして千曲川の曲がりが写るとよかったですね。

【廣澤 一由】

「仲良く日向ぼっこ!?」(長野運動公園)
コメント:寒い日が続いた合間に、春を思わせるような日差しが注ぐ公園の一角に、2羽の雀が仲良く日向ぼっこ!共に春が待ち遠しい!
講評:雪解けの大地で餌をあさっているのでしょうか、スズメが2羽。作者にはすぐそばにある雪から「日向ぼっこ」と思われたようですが、例年になく雪が多く寒い日が続いた今冬に、春を待ちわびる自分の姿を重ね合わせたショットとなりました。もう少し2羽が接近しているか、しぐさなど表情が出ると、タイトルの「仲良く」がぴったりと来たと思います。

【宮澤 一成】

「寒中の一風景」(長野市金箱)
コメント:寒中の空気を切り裂くように走り抜ける新幹線を撮影しに来たら私の他にカメラウーマンを発見しました。 
講評:雪景色の中、飯縄山を背景に走り抜ける新幹線。点景の横向きのカメラウーマンは、何を撮っている?さらに、その左には軽トラとやや分かりにくいもののリンゴの剪定をする人物。できれば、どちらかの人物を思い切って大きめに画面手前に入れて、その向こうに新幹線、飯縄山・・・といくと主題が明確になりメリハリの効いた作品になったかと思います。

石渡八幡神社の古木の剪定が行われました

 石渡八幡神社南側にある大きな樹木の剪定がこのほど2日間にわたって行われました。枝を切り落としたのは、ケヤキ、クヌギ、エンジュなど6本です。いずれも年月が経ったり虫食いなどで倒木の心配が出て、昨年4月から隣接の駐車場は利用を中止していました。

 市の助成金を得て、6本の大小の枝を切り落とし、景観的にもすっきりしました。枝の重さがなくなったことで、当面倒木の心配はなくなったとのことです。氏子総代の田中実さん(1常会)は「まだ手入れをしなければならない樹木があり、どうするか検討したい」と話していました。

【文と写真:石渡つうしん取材班 水越渉】

剪定によってすっきりした6本の樹木。枝の重みがなくなって倒木の心配はなくなったとのことです

枝の切り口。大きさから枝の太さが想像できます。切り口には抗菌剤が塗布されています

倒木の心配がなくなったため、今まであった「駐車禁止」の看板は撤去されました

 

 

石渡写真クラブ例会(1月)作品&講評

石渡写真クラブ例会(1月)作品、講評
 年明けから猛威を振るい始めたオミクロン株が長野市内でも感染を拡大。ちょうど例会の直前にレベルが上がり、急きょ例会は中止となりました。例会に持ち寄り、講評した作品をまとめ「石渡つうしん」に公開している1月分は、昨年の中止した時に対応したWeb方式(パソコンメールによる送受信)で行います。
 それにしても、昨年の晩秋ごろから「あれ?」と思うほど急速に鎮静化したのに、敵もなかなかしたたかな生き物ですね。性質を変え、あの手この手で攻略してきます。
 完敗したわけではありません。敵の間隙をぬって、内にある創造意欲を減退させない、自粛し過ぎて健康を害さないようカメラを持って出かけましょう。もちろん感染しない環境、被写体を狙ってです。頑張って行きましょう。

 講評はクラブ員で講師の増田今雄さん(5常会)です。
 写真をクリックすると拡大して見えます。

【吉田 幹男】「飯縄山」(中越の跨線橋)
コメント:ここからの飯縄山を撮りたいと思い、1月2日に撮影しました。もう少し高所から撮れたら良かったのですが。
講評:私もあそこの「信越食品・・・」とかいう事業所の玄関口に車をお断りして止め、写真を撮ったことがあります。長野冬季五輪を契機に、登場した新幹線の撮影でした。跨線橋はやや高台なので、えびす講の花火見物もした場所ですが、吉田さんが狙った飯縄山は、その工場の屋根がどんと手前になり邪魔なのはコメント通りですね。無粋な屋根が下に少しだけ写っていますが、少しにした気持ちがよく分かります。それを外そうとした分、上の青空がたくさん写ってしまいました。この場合は、長めの脚立に登るか、こだわらなければどこか別の場所で。狙ったものをよりよく写すには、いろいろと場所を探したり、レンズを変えたりして撮り歩くのも写真の楽しみの一つです。それと、前回は黒姫で今回飯縄ですが、北信5岳を順次狙いそろえてみるのもいいかもしれませんね。

【宮澤 一成】「青色に包まれて」(善光寺)
コメント:善光寺イルミネーションを撮影しました。その中に、あまりにも幻想的に思える写真があったので出品してみました。
講評:まるで善光寺が2つの眼を持った生き物のように見えます。1色のブルー、ぼーと立ち尽くす人物群。幻想的というか、イメージ的というか、これまで多くの作品を見てきましたがユニークな作品に仕上がりました。

【広澤 一由】「仲良く朝食?」(長野運動公園)
コメント:揺れる木立に目をやると、2羽のイカルのつがい?仲睦まじく朝食か?
講評:揺れる気配に気づくと野鳥がいた。何と2羽。作品を見ると1羽はすぐ見つかりましたが、もう1羽はどこですか?よく探してみると、くちばしと枝につかまった脚(指)が見えて判明。まあ、欲を言えばタイトルに広澤さんの願望が込められていますが、仲睦まじくもう少し接近し2羽がうまく収まるとよかったですね。人の言う事を聞いてくれない生き物を気に入った作品にするには根気とタイミングが必要です。後は運です。

【早川 球喜】「ご来光」(長野運動公園)
コメント:朝、目が覚めて窓から空を仰ぐと、雲一つない青空が目に入ってきました。予てから日の出を撮影しようと思っていましたので、カメラを抱え出掛けました。場所は、自宅の近く運動公園です。到着すると空は可なり明るくなっていましたが、太陽は顔を出していません。後ろの山々をみると、朝日に赤く染まっています。そこで待つこと30分ほど、ようやく顔を出し始めましたので、夢中でシャッターを切りました。不思議な感動を覚えました。
講評:日の出の時間帯はまだ世の中の人は外に出てきていません。吉池さんぐらいのものでしょうか(失礼)。震撼と凍てつく冬の朝の感じが表現されています。よく見ると築山の雪上にはスキーの後やトラック内には足跡が写り、人はいませんが、運動公園ならではの雰囲気、光跡が刻まれています。さらに家並みの向こうには霧と思われる白い横の帯。
 私はちょうど2日のこの瞬間は、屋島橋下流、千曲川左岸の千曲川リバーフロントスポーツガーデンの事務所脇の堤防から、エムウエーブの銀屋根が日の出とともに輝く瞬間を撮影していました。その少し前には長野市街地が霧に包まれ、そのはるか向こう(西方)に白馬三山が朝焼けに染まり幻想的な光景を演出していました。

【中島 弘】「北向き観音」(上田市別所温泉)
コメント:別所温泉の北向観音の六地蔵が疫病の退散を念じているように思え撮りました。
講評:六地蔵が主題と思われますが、フォーカスが後(奥)の方に行き主題のピントがやや甘いのが苦になります。ファインダーを覗くと、四角いフォーカスゾーンがあります。カメラ背面の液晶画面の脇に、このフォーカスゾーンを上下左右に小刻みに動かすダイヤル状のものがあり、操作をして自分の考えた主題に合わせてシャッターを切ります。また、シャッターを半押しで合わせたフォーカスゾーンで止まる「S」(シングルモード)でなく「C」(コンティニュー)モードだと、半押ししても止まらないことがあり(ピントが)要注意です。

【竹内 一郎】「雪」(善光寺参道)
コメント:用があって善光寺に行くことになり、当日雪が盛んに降っていた中、ライトアップされていた六地蔵が雪の中に印象的に浮かび上がっていたので スマホで撮影。
講評:多くのアマチュアカメラマンが被写体に訪れる善光寺の恒例のイルミネーション。それを「狙いに行った」のでなく、別件の用事で行って見つけた光景をパチリ。「あっ」と感動したこと、車を止めたこと、一眼カメラがないのでスマホを使い撮ったこと。石渡写真クラブで技を学び、例会作品の1枚として出品したことに敬意を表します。コメントにある通り、雪がライトに照らされお地蔵さんと妙にマッチング、幻想的なショットです
 微妙な傾きやトリミング加工でさらに印象が上がるショットです。

【高山 三良】「R4どんど焼き」(ホクト駐車場=石渡)
コメント:点火に間に合わず、後からポイ、すかさずパチリ。竿の先にはお餅の他サツマイモやするめ、マシュマロも。
講評:庶民の願いや苦を一心に背負ってきたダルマやお札。それをお焚き上げし今年もよろしくと残り火に集まる人々。組み写真でうまくまとめました。さまざまな場面があり、これはという一枚で「どんど焼き」の神髄を表現するのは結構難しいですね。そこで登場する手法が組み写真。かつて表記したことがありますが、1+1が2でなく3にも4にも増幅して印象深くする効果があります。枚数、サイズは自由で、どう組み立てるかが鍵ですが奥深い表現ができます。

【倉澤 利和】「おいしく食べられますように ^^♬」(ホクト駐車場)
コメント:恒例のどんど焼きワンパターン(ダルマ)から抜けてみました。
講評:1年の間、願いや思いをかなえてくれただるまやお札などをお焚き上げした残り火でお餅を焼き、食べ、無病息災に・・・。どんど焼きの一連の流れの中にはさまざまな被写体が存在しますが、いつも同じ「だるま」という被写体から別のものに目を向けた点は素晴らしいですね。いろんな場面がありますので、来期はまた別のカットを。

冬晴れの正月 どんど焼きで安心・安全祈願

 昨年1年間の安寧や無病息災、商売繁盛など区民の願いを込めたお札やお守り、だるま、年末年始の正月飾りなどをお焚き上げするどんど焼きが成人の日の10日、長野運動公園東の空き地(ホクト所有)で行われました。
 氏子、公民館、育成会などの主催。コロナ禍で昨年同様に、しめ縄飾りなどの収集は各ごみステーションから育成会の役員らが集めました。会場ではマスク着用、手洗いの励行、お神酒の振る舞いなども自粛されました。
 飾りに付いた金属類やプラスチック、だるまの下の土製の重しを除去、午前中にはやぐら2基が完成しました。午後3時前、集まった区民らはおよそ200人超。道路を挟んだ石渡八幡神社に向かって全員で拝礼。お清めのお神酒を振りまき、高山三良区長らが点火するとみるみる快晴の冬空に燃え上がりました。
 遠巻きにして見守る区民は燃え尽きるまで待機、残り火に近づきそれぞれ持ち寄ったお餅やマシュマロなどを焼き、早速ほおばり今年の健康、安全を祈願していました。

【写真と文 石渡つうしん取材スタッフ 増田今雄】

 

集まった正月飾りなど
金属類などを外しやぐらへ
「わたしのだるまさん、1年間ありがとう」
だるまを飾り付けやぐらが完成
石渡八幡神社に向かい拝礼
点火前にお神酒でお清めする田中実氏子総代
点火する高山三良区長
めらめらと冬の空を焦がし燃える2基のやぐら
投げ入れるとふわっと舞い上がった書き初め。(字が)上達すること間違いなし!
火だるま。「熱い!すべてはわたしに任せて・・・」
火に近づくと顔ばっかりが「あっつい」
持参のバッグで顔を覆い焼く
焦げ目対策に厚手のフライパン
スルメクリップに括られたスルメも登場
お餅の代わりにウインナーソーセージ登場
「芯までもう少しだね」。焼き芋がほっこり
健康、家内安泰を願い焼きあがったお餅を家族全員でいただく

 

 

石渡写真クラブ例会(12月)作品、講評

石渡写真クラブ月例会(12月)作品、講評
 年を越してしまいましたが、昨年12月の例会作品の紹介、講評です。ここにきて、新型コロナも新たな展開に入り、出口がなかなか見えません。感染をしない、させない努力をしながら、作品作りに出かけてみましょう。そんなフィールドを、被写体を探すのも楽しみの一つと言えます。
 講評はクラブ員で講師の増田今雄さん(5常会)です。
 写真をクリックすると拡大して見えます。

【高山 三良】「赤銅色求めて」(自宅)
コメント:部分月食最大を撮影(上)して、月食が半分を過ぎた頃、レンズの贈り物が現れました(下)。
講評:部分月食を上下の2枚組みにしています。上下二枚の写真の境目がないので、欠けた月が複数あるようにも見え、それがかえって見る人に「おやっ?」あれっ?」といった興味をそそります。さらに、下のカットにはこの前話しましたレンズのフレアのいたずらでしょうか、周りを取り囲むようにいっぱい見えて、興味をさらに深めています。

【中島 弘】「採り入れのあと」(長野市)
コメント:今年の収穫を終わり、冬に向けて慌ただしく後始末をする田園模様を撮りました。
講評:刈り取りの終わった水田に、ロール状の稲束がころころと無数にありアクセントとなりました。ただ、稲束の群落がやや遠く、小さく、写真を大きくプリントすると分かりやすいですが、小さめですと分かりにくい。半切以上のサイズをお勧めしますが、稲束をもっと望遠レンズ(ズームレンズ)で引きつけるなり、あるいは自分でもう少し近づいて画面の中に占める割合を増すと、主題が明確な作品になると思います。

【早川 珠喜】「晩秋の彩り」(長野市若穂清水寺)
コメント:新聞の紅葉が見どころの記事に誘われて、訪れてみました。何回か来ていますが、今年の紅葉は何となく違う印象をうけました。境内へ入ると、杉の木の間に赤、黄色の彩りが現れ、大勢の人々が❝紅葉狩り❞と言うか見物しておりました。木々から漏れる光の浴びた紅葉も素晴らしいのでが、今回は紅葉の下に集まる(群がる)人々にスポットを当てて見ました。
講評:コメントの「群がる」という形容詞がぴったりと当てはまる見物人の多いところをシャッターチャンスよく切り取っています。周りを囲む紅葉や手前の常緑樹もにぎやかな感じで、人々を迎え入れているように感じます。何かざわめき、人々の感嘆の声が聞こえてきそうです。やや全体に調子がアンダー なのでプリント、作品化する前にやや明るめに加工してください。

【原 芳幸】「今昔」(長野運動公園)
コメント:紅葉にひかれ早朝の散歩にゆく。かまぼこ型が面白い、アクアウイングがバックに見えた。20年前の五輪に想いを馳せ懐かしむ。若かったなあ…。
講評:散歩中に見つけたかまぼこ型のツツジの低木。呼応するように同じような形のアクアウイング。面白い場所、物を発見しましたね。かまぼこ型がぽんぽんと並びリズム感があり、その向こうの建物も溶け込むように同じ形で銀色に反射した感じが印象的です。

【広澤 一由】「初冬の木立」(長野運動公園)
コメント:公園に昨夜早くも積雪が!撮影時には解けてしまい残念だったが、微かな木漏れ日が惜しみゆく初冬の木立を照らしていたのが印象的であった!
講評:微かな木漏れ日が・・・。写っている陰から推察すると、お天道様はカメラのレンズが向いている方向とは逆の、つまり完全逆光の光景です。ヒマラヤ杉でしょうか、幹も暗くつぶれやや重い感じです。その木立が主題かも知れませんが、ふと画面の左上にきらきらと光る黄色の葉が・・・。逆光の効果で、わずかに秋の名残を感じさせてくれます。地面の落ち葉も沈みがちなトーンなので、思い切って光る黄葉を生かしトリミングしてみました(下写真)。

【宮澤 一成】「冬、間近」(屋島橋)
コメント:街路樹の葉が全て落ち、奥の山はうっすらと雪模様、もうすぐ本格的な冬がやって来そうです。
講評:暖冬傾向とはいえ雪を抱いた東方の峰々。左には葉を落としたイチョウ並木でしょうか木立が並ぶ。近景、遠景をうまく取り入れて作画できました。ただ、屋島橋は造形的なアーチでやや遠いのであまり気になりませんが、右の街灯の直立は前の方にあるので目立ちやや無粋な気がします。トリミングしてみたら、さしたる影響もなくすっきりした感じになったと思いませんか?(写真下)

                                 

 

【吉池 安雄】「水たまりに映るアクアウイング」(長野運動公園)
講評:吉池さんのフィールド、運動公園の朝の光景。11月下旬というのに水たまりが陸上競技場前にでき、水鏡に映るアクアウイング。まだ余韻が残る朝の雲が効果的です。車止めが気になるといえば気になりますが、これも長い目で見ると今日性と言えますね。

【吉田 幹男】「初冬の妙高山」(飯綱町四ツ屋)
コメント:天気になる日を待って撮影に出かけました。一茶が奉公に出るときに父親と別れた一里塚の三本松付近で撮りました。講評:収穫の終えたりんごの木が、後は葉を落とすばかり。妙高の山頂には、冬将軍の雪が冠雪、北信濃の初冬のたたずまいを表現しています。画面のほぼ半分で横に分割した二分割構図で安定感のある作品です。ただ、欲を言えば上の青空部分がブルー一色で何か雲とか鳥とか点景が欲しいかなとも。左手前に2本直立した枝は効果的です。もっと長めに取り入れると効果倍増!

「新春☆そとあそびのWA」が開催されました

1月9日、石渡公民館主催の「新春☆そとあそびのWA」が運動公園運動広場で開催されました。当日は、陽が射し寒さを感じさせない陽気に恵まれ、子供連れの家族や大人の方々が大勢参加されました。この行事は、恒例の餅つき体験&新春レクリエーションの代替イベントとして企画され、凧あげ、縄跳び、駒回し、縄跳びなどの輪で子供たちのはしゃぐ声が広場に満ちておりました。そしてスタンプ表を持って各アクティビティを廻り、色々な遊びをしながらスタンプを集め、お弁当をゲットしていました。

【文と写真:区広報部長 早川球喜】

風がないので、走って凧あげ。

縄跳び、4人で挑戦してみよう。

ストラックアウト、ボールを投げると得点版に貼りつくよ。

不要のカレンダーで紙ヒコーキを作って飛ばしてみよう。

コマ回し、上手く回ったよ。

「けん玉」の代表的なトリック、「大皿ホップ」「まわしけん」に挑戦してみよう。

ボールを地面に転がしドッチボール、当たらないように避けよう。

ハードルを下げて、玉入れ。

 

 

 

 

石渡区役定め総会が開催されました

 1月1日、石渡公民館において令和4年度の役決め総会が開かれました。午前11時から倉澤副区長の宣言により、会場にお集まりの区民の皆様の投票が始まりました。

 11時30分に投票が締め切られ、別室で開票作業が行われ、その結果が藤田連合常会長から区長に倉澤利和さん、副区長に竹内正男さん、氏子総代に高山秀則さん、氏子代理に小山友一さん、公民館長に徳武美喜男さん、公民館副館長に大津雅之さんが選出された旨の報告がありました。

 続いて新役員の紹介、自己紹介があり、恒例の新旧役員によるダルマの目入れが行われました。最後に歴代区長経験者を代表して飯島源一さんから、一本締めの意義のお話があり、一本締めに代えて散会となりました。

【文と写真:区広報部長 早川球喜】

選挙受付の様子

投票用紙に候補者名を記入

役決め総会々場の様子

選挙に当選されました新役員の皆さん

恒例の新役員によるダルマの目入れ

 

 

【区長挨拶動画】

 

 

 

石渡神社令和四年の元旦祭が行われました

 令和四年一月一日、石渡神社元旦祭が、7時から神社拝殿で行われました。倉澤宮司の祝詞の読上げ、神社氏子総代、区長を始め区四役及び用水組合関係者のお祓いが行われました。

 又、昨年、37年ぶりに新調された区内を練り歩く「御神楽」と、同時に新調された「子供神輿」、及び今年の春の御柱祭で建てられる御柱の予定地を、それぞれお祓いして頂きました。

 続いて、氏子総代の玉串の奉奠が行われ、神事が無事終わりました。

【文と写真:区広報部長 早川球喜】

倉澤宮司から祝詞が読み上げられました

氏子役員及び区の役員、用水組合役員へお祓い

昨年新調したお祭り屋台へお祓い

昨日から降り続いた雪で、石渡神社境内は墨絵の世界へ

 

 

 

 

大みそかに石渡八幡神社で越年祭

 石渡八幡神社で昨年の大みそかの夜、越年祭が行われました。小雪が舞い、しんしんと冷え込む中での二年参りになりました。午前零時近くになると境内には約30人の行列ができました。氏子さんによりますと、コロナ禍の前に比べると、三分の一から四分の一の数とか。寒さと新型コロナウイルス感染の心配から減ったのではないかとの見方でした。

 コロナの感染防止のため、例年振る舞われるお神酒や甘酒は中止になり、ミカンも手渡しではなく、自分で箱から取り出すようにしていました。参拝者は厳粛な表情で健康や平和を祈願したあと、互いににこやかに新年のあいさつを交わしていました。

【文と写真:石渡つうしん取材班 水越渉】

厳しい寒さの中、午前零時の年明けを待つ参拝者のみなさん。雪とコロナ感染の心配からか、例年よりだいぶ少ないようでした

年があけると次々に参拝者はそれぞれの願い事を込めてお参りしていました

新型コロナ感染がなかなか終息しないためか、いつも以上に熱心に参拝する姿が見られました

今年はお神酒や甘酒などの振る舞いは中止になりました。それでも参拝者のみなさんは「今年もよろしく」などのあいさつを元気に交わしていました

越年祭の準備に早くから取り組んだ区役員や氏子役員のみなさん(右側)。お疲れさまでした