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石渡写真クラブ月例会(10月)作品&講評=文化祭出品作品紹介

石渡写真クラブ月例会(10月)作品&講評=石渡区文化祭展示作品紹介
 コロナ下、今回も演芸大会なしで展示のみの文化祭となりました。写真クラブでは講師を含む会員10人の作品20点を出品しました。昨年秋から今年にかけて撮影した未発表作品ばかりで、元気に山登りした時の写真や行楽地、善光寺、近くの運動公園など個性にあふれた力作が並びました。
 多くの作品は、毎月公民館で実施の月例会に持ち寄り、みんなで鑑賞しながら写真技術向上に向け勉強したものです。毎月、区のホームページに講評ととともに紹介していますので、だぶった作品のコメント、講評は割愛します。興味のある方は、パソコンかスマホにて「石渡つうしん」をご覧ください。
(トップページ左側の「公民館」→「クラブ紹介」→「写真クラブ」→「月例会作品」を順次クリック)

 講評はクラブ員で講師の増田今雄さん(5常会)です。
 写真をクリックすると拡大して見えます。

【倉澤 利和】

「いつか空へ」(破風岳毛無峠)=8月11日
講評:9月例会の作品「トレッキングには最高の破風岳(1,999㍍))」(高山村)と同じ山行時の作品。コメントは「好天に恵まれて清々しい気分になりました」でした。峠から見た山稜の上に広がる青空に一条の飛行機雲でしょうか、上に登る(下にくだる?)雲をすかさず捉えたところがグーです。ぽっかりと浮かぶ雲と共演、空気感のある(スケールのある)作品となりました。自分も「いつかは・・・」という憧れも感じ取れました。
「鮮やかな紅葉」(若穂綿内清水寺)
講評:多くのカメラマンが狙い、実に多くの写真が登場してきた清水寺の紅葉ですが、どれもきれいですね。同じく、そのきれいさ(鮮やかさ)に浸った様子が作品、タイトルから伝わってきます。ただし、「きれい」という横並びの作品群から抜け出すには、何か付加価値を足さないといけません。まあ、そんな屁理屈や技術論はどうでもいいという逆の考え方もあります。きれいなものはきれいに撮れて、単純に「あーよかった」も写真の持つ一面ですね。

【高山 三良】

「綿になるまで」(自宅)=8月~9月
コメント:柔らかな花をつけ、花の色を変え、硬い実となりはじけて綿になる。神秘さえ感じます。
講評:以前、信濃毎日新聞で取り上げられたこともある綿の木と花ですが、花の色が変化するとは驚きでした。その様子を含め、成長過程を組み写真にまとめた報道写真。事実を伝えるという写真の持つ特性で、変化を分かりやすくまとめました。
「コスモス園」黒姫高原=9月16日
コメント:黒姫高原のコスモス園をリフト上から撮りました。地上では見られない景色がありました。
講評:スケールのあるものはハイアングルから撮りたいところですが、なかなか市街地のように隣接したビルの屋上など高い所がありません。せいぜい脚立の出番ですが、10尺程度(農家で使う三脚脚立)で限度があります。それでも、身長の高さよりは少しでも高い所から撮ると感じが違ってきます。ヘリを登場するまでもなく、近年ではドローンと言う手もありますが・・・。そこでハタと考えましたね。リフトを利用しての撮影。広がりのある作品となり、人物も適度に配置され花を楽しむ様子が分かります。

【竹内 一郎】

「雪炎」(善光寺)=1月例会作品
「俺もやりたい」(自宅)=2月例会作品

【中島 弘】

「生きる」(飯山市)=2月例会作品
「灼熱の恵み」(中野市豊田)=7月例会作品

【早川 球喜】

「咲き誇る菜の花」(飯山市菜の花公園)=5月例会作品
「咲き誇る菜の花」(飯山市菜の花公「鯉の乱舞」(野尻湖)=8月例会作品

【広澤 一由】

「霊松寺の紅葉」(大町市)=2021年11月例会作品
「鬼(木)門を過ぎて頂上へ」(新潟県米山)=6月例会作品

【宮澤 一成】

「負けないぞ」(飯山市北竜湖)=8月例会作品
「幽影」(善光寺)=1月例会作品
※例会の作品タイトルは「青色に包まれて」です。

【吉池 安雄】

「公園の四季・秋の雲その1」(長野運動公園)
「公園の四季・秋の雲その2」(長野運動公園)
講評:吉池さんのフィールド、運動公園から見た秋雲2題。1枚はサブトラックから南方向、もう1枚は築山から西南方向ですが、いずれもウロコ雲状の波打つ雲に太陽をあしらいながら撮影しています。空気感が素晴らしい作品となりました。この秋の雲をはじめ、春夏秋冬の公園の様子を撮りため、個展までこぎつけるべく頑張っていきましょう。

【吉田 幹男】

「レンギョウと桜」(長野運動公園)=4月例会作品
「登りづらい石段」(小布施町浄光寺)
コメント:ブドウを見に須坂市高畑に行き、小布施町浄光寺に寄りました。歴史を感じる石段は、石が不揃いで登りづらかったです。
講評:私も一度行ったことのある寺で、確かに登りづらかった記憶があります。不揃いで、時の経過とともに崩れたりし登りづらいことこの上ない石段でした。でも、檀信徒が協力して作ったものでしょうか、往年の歴史を感じさせてくれます。

【増田 今雄】

「山葵田(わさびだ)の春」(安曇野市穂高)
 県カルチャーセンター「たのしい写真教室」で、安曇野市の光城山へ桜の撮影会の帰りに立ち寄った大王わさび農場近くの湧水の川です。川沿いに小さな山葵田、桜の花と白花はナシの花か?ちょうど向こうに安曇野を代表する有明山も見え、春本番でした。

「わが家」(長野市妻科)
 所用で行った妻科神社近くの民家の庭先。植え込みの葉の間に直径数センチのクモの巣があり、よく見ると何とも波状というか、ひと言で表現できない模様がらせん状に渦巻いていました。そして、その中央にご本尊様が・・・。クローズアップが得意のコンパクトデジカメで撮ったものの結果は深度が浅くどうも気に入らない。再度一眼デジカメ、55㎜マクロレンズで挑戦。三脚を立てたりいろいろ前段の仕掛けをしているうちに、「わが家」を支える外側の糸が切れ始め、三脚をそっと撤去し手持ちで撮影しました。

【なぜ展示するか】
 「写真」を一連の流れで追うと、撮影から始まり最終的に「展示」で終止符を打つものと考えます。

 そもそも写真の役割の中に「伝える」ことがあります。報道写真のように、今現実に起きていること(起こった事)を画像で第三者に伝える。見た人は「なるほど」と確か起こったことを確実なものとして認識します。報道カメラマンが撮影した写真は、読者に見ていただき完結します。
 では、私たちの写真はどうか。
 撮影した作品は、撮った人の思いや感動などが盛りこまれます。「朝焼けは雄大でしたよ」、「小さな子どもの表情が何ともかわいらしい」、「ひと昔前にタイムスリップしたような懐かしい路地裏の光景」などなど作品が見た人に語りかける、訴えるものがそこに存在します。
 シャッターを押すという行為は、その場面をもう一度誰かに再現して見てもらいたい、自分が思ったことや感動を味わってもらいたいという気持ちがあるからと思います。撮った写真を、自分だけで見て満足し終わりという人は少ないと思います。
 自分の味わった感動や思いを見た人にも共有していただくこと。それが展示(写真展)です。写真展に足を運ぶ人たちの中には、写真を志す仲間はもちろんですが、写真を自らやらない人も来ます。作品を見て、作者と同じ感動、思いを追体験して帰ります。
 展示(写真展)は、写真を通し人と人とがつながってゆく場(機会)と捉えましょう。
    (県カルチャーセンター「たのしい写真教室」講義より、増田)

 

朝陽市場(軽トラ市)で新鮮野菜などを販売

 11月4日、秋の澄み切った素晴らしい天候に恵まれ、あさひかがやき事業実行委員会が主催する地元で採れた新鮮野菜を軽トラックの荷台で販売する朝陽市場(軽トラ市)が開催されました。千曲川リバーフロントスポーツガーデン特設会場で午前9時から正午までと、短い時間の開店でしたが多くの来場者で賑わいました。

 6台の軽トラックの荷台には、地元で採れたりんご、サツマイモ、カボチャ、白菜、ほうれん草及びネギなどの野菜や菊芋焼酎が並び値段も均一価格や袋売りなど工夫を凝らし、販売していました。又、三々五々訪れた地区の方々は、目当ての野菜などを吟味しながら、買い求めていました。

 開店間もなく荻原市長などがそれぞれ来場され、野菜を買い求めていました。周囲のスタッフとの会話も弾んでいた様子でした。又、500円以上の買い物で、がらがら抽選ができるお楽しみもありました。

【文と写真:区広報部長 早川球喜】

荻原長野市長が開店直後に急に来訪されました

荻原長野市長がスタッフの皆さんを集めて、集合写真に納まりました

地域の方々が三々五々集まってきました

続いて、関係者の皆さんで集合写真に納まりました

地元の新鮮な野菜をお買い上げです

お買い物の金額を計算中です

色々な野菜を買ったので、家路へ急ぐ親子連れ

10時半頃の会場の様子です

お買い物中です

11時半頃、会場の様子です

 

12時頃の会場の様子で、閉店の支度を始めています

 

長寿会文化講座が開催されました

 10月30日、長寿会が石渡公民館で映像を見ながら、長野市発展の礎となった大三角形の善光寺・長野県庁・長野駅辺りの文化・史跡・歴史を、長野市ガイド協会の馬場俊行氏の講話を聴く、「門前町ながの・ブラ散歩」を催されました。

 善光寺詣では、丹波島の渡しから吹上、荒木を通って善光寺さんまであと一里、権堂まで来ると登り坂となり、仁王門、山門及び本堂の三層の屋根が間近に見えます。

 1871年に中野県を長野県と改称して、県庁を中野から長野村に移転しました。

 仏閣型長野駅は3代続き、冬季オリンピックで北陸新幹線の開通で姿を消しました。又、25年程前には長野駅が3代と4代とが共存していた時期があり、信越線は明治26年に直江津まで全通しました。

 以前の裾花川は、現在の長野県庁付近から東流し、新田町・七瀬・長池あたりを乱流して屋島で千曲川に流れ込んでいましたが、江戸時代に南下させ丹波島付近で犀川と合流させる瀬替えしがありました。これらの文化、史跡及び歴史に触れながらバーチャルなブラ散歩を楽しみました。

【文と写真:区広報部長 早川球喜】

長野市ガイド協会の馬場俊行氏の講話。
五感(目・耳・鼻・舌・皮膚)を働かせながら調べる意欲。

丹波島の渡し跡。善光寺詣りは、日本晴れ。

丹波島橋北詰永代常夜灯。

仏閣型の長野駅舎(昭和11年~平成8年)

三代目と四代目が共存する長野駅舎。

懐かしい長野駅1番線。

裾花川と犀川の流れ 今むかし。

裾花川関連の地名が多い(新田町、幅下、…)

新田町 定点撮影今むかし(昭和30年、令和3年)

 

 

 

令和4年度朝陽長寿会連合会体育大会が行われました

 10月14日、朝陽長寿会連合会が主催する体育大会が、さわやかな秋晴れのもと、各区から選ばれた選手70名程が参加し、長野運動公園運動広場で開催されました。

 今年の体育大会は、2018年から2021年まで、雨、豪雨被害、新型コロナ感染症等のため開催が見送られ、4年ぶりの開催となりました。

 種目は、ペタンク、グランドゴルフ男性及び女性に分かれ、ペタンクは団体戦で、グランドゴルフの男性及び女性は個人戦で行われました。

 又、ペタンクは、フランスのシオタという小さな町で始まり、グランドゴルフも日本の小さな村から生まれ、「いつでも」「どこでも」「だれでも」できるスポーツとして考案されたそうです。

 成績発表と表彰は、競技ごとに行われ、グランドゴルフの男性は、優勝が北堀の降籏さん、2位が南堀の服田さん、3位が北堀の曽根さんでした。女性は、優勝が南堀の服田(君)さん、2位が石渡の小山貞子さん、3位が石渡の山岸とよ子さんでした。又、ペタングは、優勝が北尾張部B、2位が北尾張部C、3位は北尾張部Aでした。

【文と写真:区広報部長 早川球喜】

開会式で女性部長の樋口さん指揮で「老人クラブの歌」を合唱しました

開会式で来賓の朝陽住自協の萩原会長から祝辞がありました

ペタンクのプレー風景①

ペタンクのプレー風景②

ペタンクのプレー風景➂

グランドゴルフのプレー風景①

グランドゴルフのプレー風景、ゴールを狙って

得点版の試合状況を見入る選手

グランドゴルフの女性の部の表彰式。輿村会長から賞状を受ける優勝者

グランドゴルフで入賞された選手の方々

ペタングで入賞され、輿村会長からの表彰状及びカップをもって記念撮影

 

 

 

 

石渡八幡神社の秋祭り、今年も規模を縮小して神事のみの祭礼

 10月10日、石渡八幡神社で秋の例祭が行われました。今年も、新型コロナウイルス感染予防のため、神事のみの祭礼となりました。

 拝殿に区及び氏子役員12名が参列し、11時から厳かに神事が行われました。五穀豊穣を感謝し、又石渡区の発展と区民の皆様のご多幸を祈念して、倉澤宮司から静かに祝詞が読上げられ、参列者へのお祓いがありました。続いて参列者一人一人が倉澤宮司から玉串を受け取り、神前に奉納しました。その後、倉澤利和区長(2常会)と高山秀則氏子総代(2常会)のあいさつがあり、新型コロナ感染が早く終息し、来年はいつもの様に例祭が行えるよう願いつつ、神事を終えました。

【文と写真 区広報部長:早川球喜】

宵祭りで神事が行われました

五穀豊穣と区民の皆様の健康を祈って祝詞を読み上げる倉澤宮司。

参列者へのお祓いをする倉澤宮司。

区民を代表して玉串を神前に供える倉澤区長。

倉澤区長が「来年は、コロナ感染症も収まり例年の様なお祭りができますよ」にと挨拶。

 

 

8常会の山崎光雄さんが「花と緑大賞」で「デザイン賞」を授賞しました

 長野市が制定している「花と緑大賞2022」で、8常会の山崎光雄さん(71)が「デザイン賞」に選ばれました。美しい市街地を目指して、優れた緑化活動や公園・住宅の花の愛護活動を、市が表彰する制度です。

 庭は約100坪あります。もともとはグリーンやバンカーのあるミニゴルフ練習場でした。仕事が忙しく楽しむ時間が少ないため、7年前に庭にして興味のあったたくさんの花を植えるようになりました。庭は東と南が道路に面しており、道行く人が多く、中には「きれいな花ですね」と話しかけてくる人も多く、“交流の場”になっています。

 青いリュウキュウアサガオやフヨウ、ヒガンバナなどの花がいっぱいです。草取りや土づくり、水やりなど手入れが大変とのことですが、「なんという名前ですか」「タネがほしい」などと言われることが励みになっているとのことです。山崎さんは「授賞はとてもうれしい。珍しい花を育てて素敵な庭にして、みなさんに喜んでもらいます」と抱負を語っていました。

【文と写真:水越渉 石渡つうしん取材班】

「デザイン賞」の賞状を手にする山崎光雄さん。「こんなうれしいことはありません」

「あそこにもっときれいな花を植えようと考えている」と、近所の友人と話す山崎光雄さん(左)

「草刈りや土づくりなどけっこう大変です」と花の手入れに取り組む山崎光雄さん

庭にはさまざまな花々が咲き誇り、さすが「デザイン賞」の感じです

 

 

秋祭りを控え、石渡八幡神社の清掃が行われました

 10月9、10日の石渡八幡神社秋祭りを一週間後に控え、2日午前6時から、境内や拝殿の清掃、飾りつけなどが行われ、大勢の区民が参加しました。

 新型コロナウイルスの感染がやや下火になったとはいえ、全員がマスクを着用、互いに密にならないようにしながら、境内の草取りや拝殿の掃除をしました。終了後、区長をはじめ区役員の報告がありました。

 この後、祭典当番常会の3,4常会の人たちは残り、拝殿や本殿にある紙垂(しで)を真新しい紙垂に交換したり、当日吹き流しや幟(のぼり)をかける柱を建てたり、準備に取り組みました。

 氏子総代の高山秀則さんによると、今年もコロナ対策のため前夜祭・本祭りとも神事のみとのことです。例年の提灯行列や神楽保存会による獅子舞、石渡八寿喜会の木遣先導による華やかな長持ち行列はここ数年中止なになっており、少し寂しいお祭りになりそうです。

【文と写真:石渡つうしん取材班 水越渉】

大勢の区民が草を取ったり石を拾ったり、清掃作業に取り組みました

コロナ対策のため全員がマスクを着用、互いに距離を意識しながら作業をしました

参加者に秋祭りの内容を説明する氏子総代の高山秀則さん(右)。「早くコロナが終息してほしい」と話しました

区長の倉澤利和さんは今後の区の行事を説明、区民の協力をお願いしていました

区役員の話を聞く参加者のみなさん

拝殿では祭典当番常会のみなさんが掃除に取り組みました

協力して当日吹き流しなどをつける柱を建てました

拝殿では、真っ白な紙垂(しで)を交換しました

本殿の紙垂も交換です。高所にあるため慎重な作業です

 

長寿会が「交通安全と特殊詐欺講座」を開きました

 石渡長寿会は10月1日、石渡公民館で、交通安全と特殊詐欺講座を開催しました。25人の会員が、寸劇や腹話術、DVD上映を通して、どうしたら被害に遭わないか真剣に学びました。

 寸劇では、市役所の地域活動支援課の2人の女性職員が母娘に扮して、娘が年老いた母親に道路の歩き方や横断歩道の渡り方などを、ユーモアを交えて教え参加者の笑いを誘っていました。

 腹話術では、寸劇を演じた2人が掛け合いで、シートベルトの大切さなどを訴えました。

 最後に大豆島交番の警察官が「ストップ・ザ・特殊詐欺」をテーマに、特殊詐欺のさまざまな手口をDVDで説明。被害は年々増えており、今年も8月までに3億4000万円にのぼっているとのことでした。

【文と写真:水越渉 石渡つうしん取材班】

「被害に遭わないためにしっかり学ぼう」とあいさつする相談役の大日方清さん(左)。右は副会長の小池公雄さん

市役所の地域活動支援課の2人の職員が交通事故に遭わないための寸劇を熱演しました

イラストを使っての交通安全の説明はわかりやすいとのことでした

参加者は歌に合わせて軽い体操をして体をほぐしました

2人の職員による腹話術。ユーモアたっぷりの掛け合いに会場からは笑いが生まれました

特殊詐欺の手口を紹介するDVDに参加者は真剣に見入っていました

熱心に講座を聴く参加者のみなさん。とても参考になったとのことでした

 

石渡写真クラブ月例会(9月)作品&講評

石渡写真クラブ月例会(9月)作品&講評
 台風一過、急に寒く?なったかと思いきや暖かくなったり体調管理が大変です。標高の高い山からは紅葉の便りも届き、秋本番を迎えつつあります。
 コロナも手のひらを返したように大人しくなった昨年秋以降とまでは行きませんが、何となく元気がなくなってきた感じです。このまま収束に向かってくれるといいなと期待を寄せますが、感染すると高齢者には怖い病気。これまで身に着けた手洗い、マスク、換気、人ごみ回避などを徹底し、撮影に励みましょう。
 間もなく運動公園のケヤキが染まります。身近では千曲川沿いで霧、霜なども発生、志賀高原や鍋倉高原などでブナ林やダケカンバが徐々に姿を変えます。
 区の文化祭も展示のみは決定とのこと。最終的に「(人様に)観てもらってなんぼ」の写真の世界。頑張って写真クラブの展示に向け準備しましょう。

 講評はクラブ員で講師の増田今雄さん(5常会)です。
 写真をクリックすると拡大して見えます。

【吉田 幹男】「出番」(自宅)=8月29日
コメント:ノウゼンカズラの花が、今月下旬遅れて一枝咲いたので撮りました。七月にも撮ったのですが、作品にならず九月の発表になりました。まるで自分の出番を待っていたようです。
講評:わが松本の実家の生垣にもありますが、盛夏のころ、ほかの樹木を覆い隠すようにわが物顔に大群の花を付けます。群生のイメージが強い植物ですが、理由はともかく遅咲きに固まってぽつんと咲くのも味な物ですね。背景、周りの葉はヤツデでしょうか。

【宮澤 一成】「犬?猫?それとも・・・」(長野市民病院南)=8月6日
コメント:車を走らせていると、東の空に変な雲を発見スマホで撮影しました。皆さんは、何に見えますか?
講評:北アルプスや南アルプスなどに姿を現す雪形と同じで、雲の形もさまざまな姿に見えることがあります。しかし、雪形も雲も、誰が見てもその形に見える確率が高い物から、見る人によっては分かりにくい物もあります。それだけに、古より農業の作業開始の目安となったり、想像力をたくましくし楽しむ魅力はあります。さて、自分は犬か猫のように見えるが、あなたは・・・?と問いかける素材を提供するのも写真の「伝える」という特徴の一つですね。
さて?

「雲を釣るぞ」(長野市民病院南側)=同
コメント:現在市民病院では増築工事中、伸びたクレーンが長い釣り竿のように見えました。
講評:上の作品の雲が含まれますが、クレーンを釣り竿に、獲物を雲に見立てた擬人化作品。着眼点はいいですが、下の市民病院や里の光景が中途半端かと思います。もう少し入れるか、さもなければ思い切ってカットしてクレーンと雲だけで単純化してまとめてみる手もあったかと。

【広澤 一由】「夜明け直前」(長野運動公園)=9月1日
コメント:大型台風11号の影響か?朝焼けが幻想的、宗教的な色彩に輝いた防災の日の夜明け直前であった!
講評:お天道さんが出る前ですが、朝焼けした雲が印象的です。運動公園サブトラックの西にあるポールが辛うじて見える下部分ですが、暗くつぶれて画面全体が重たい感じになってしまいました。カメラのアングルを少し上に向け下のアンダー部を削り、その分空を入れると雲の印象が強くなったと思います。

【早川 球喜】「初秋の里山」(木島平村の国道403号線(糖塚?)から望む)=9月7日
コメント: 写真撮影に向かった日は、長野を出る頃はまだ曇りでしたが、飯山市、木島平村へさしかかる頃雨模様に。それでも秋を撮るために「やまびこの丘公園」に向かいました。公園の辺りは雨でかすみ、初めて訪れたこともあり、自分の場所すら確認することができません。高原の木々は、まだ緑で、秋を感じさる色はありませんでした。仕方がなく秋を探しながらの家路へ。飯山に入る直前に黄色にたわわに実っている稲穂を見て、山里を背景に2~3枚撮影しました(はっきりしませんが「糖塚」辺りかもしれません)。
講評:霧雨というか雨模様のしっとり感が出た作品。山里の裾野まで霧が立ち込め、山里の丘陵地帯に点在する家々・・・。その手前に広がる、黄金色に実った稲刈り前の田んぼが見え隠れしますが、手前の雑草(オオブタクサ)に隠れてしまい残念です。やや高い立ち位置か脚立を使用、田んぼの広がりがもっと出せると里山の印象がもっと盛り込めたと思います。

【中島 弘】「食べちゃうぞ」(破風岳毛無峠)=8月11日
コメント:破風岳に登ってきました。登山口の毛無峠から小串鉱山跡へ続く林道から見上げると草原にへばりついている大きな岩を襲うような雲が現れ自然が創り出す造形の面白さを撮りました。
講評:失礼ながら「犬も歩けば・・・」ではありませんが、写真は外に出なければ撮れません。その意味で、破風岳方面へ撮影に出かけた際に見つけた素材を、そこにある岩を絡めて作品化しました。雲の怪獣が、岩を食べようとした瞬間に見立て擬人化、タイトルと共に楽しい感じに仕上げました。

【素材を発見したらとにかくシャッターを】
写真は目的地方面に出掛けたらいかに「絵になる」、「今までに見たことのない」オリジナルな素材を探し出すことが勝負どころです。そして、見つけたら次にカメラという機材を通していかに切り取るか。レンズの選択、ズーミング、アングル、角度、露出や絞りなどカメラの設定と予め準備している項目もありますが忙しいです。最後にパシャリですが、素早く行動しないと、モノによってはどんどん変化し場合によっては無くなってしまうこともあります。「帰りに(後で)撮ればいいやー」は禁物です。その場でその時に撮ること、シャッターを押しておくことを心掛けましょう。多くの場合、帰りには、最初に発見した時の状態は無くなっているか、光線状態も変わってしまい、時には無くなってしまうことも。「さっき撮っておけばよかった」という経験を幾度となくしている私の経験からひと言。

「一緒に飛びたいな」(破風岳毛無峠)=同
コメント:破風岳登山口の毛無峠は上昇気流が良いのか多くのグライダーマニアが愛機を飛ばしていました。赤いグライダーが本物のジェット機の飛行機雲を追うように飛行しているところを捉えました。
講評:飛行機雲は自然のものとはいえ、飛行機が生み出した産物。その飛行機雲と、同じ仲間の飛行体「グライダー」とのコラボが面白いですね。それと、飛行機雲がやや斜めに下降しているのに対し、グライダーはやや右上方向、斜めに傾いているバランスもいいですね。さらに空の青、雲の白、グライダーの赤のシンプルな3色がすっきり感を助長しています。

 
「秋の気配」(千曲市姥捨の棚田)=8月29日
コメント:自転車で姨捨の棚田を訪ねました。猛暑の最中夏の気分でいたが、季節は確実に秋に向かっている情景を撮りました。
講評:やや高台から棚田、集落の家並み、川筋、そしてはるか遠方の市街地、山並み、締めくくるように秋の空と雲。遠近が出てスケールある作品になりました。稲刈りをする一群とか案山子とかの点景があるともっと臨場感が出ました。

【高山 三良】「待ちわびて」(知人宅)=8月31日
コメント:「3年目にようやく咲きました!スマホ撮影です。夜8時ころから開きだして徹夜の見守り。朝にはしぼんでいました。寝不足が続きました。」と撮影者。開く度に香りが漂うそうです。一生懸命開こうとしている姿に優しい穏やかな気持ちで見守ったとも。その感激を感じて組み写真としました。
講評:ご存知「月下美人」の花。月下に一夜だけの開花を去れる幻の花。我が家でも先の中秋の名月の9月10日、つぼみが大きく膨らみタイミングよく咲くかと期待しましたが、3日後でした。月と花の撮影でコメントと同じく寝不足に。さて、作品の上半分に全体、よく見ると右からこれから咲くつぼみ(上向き)、中央は開き終わってしぼんだところ、左に開いた花と3様がうまく入りました。そして、下写真は開花の真正面とやや斜めから角度を違えて大輪の姿を見せています。知人がスマホ撮影したものを組み写真に仕立てたとのことですが、ライティング(光の当て方)が、スマホなのでレンズと同軸で正面からなので、幾重にも重なる花びらの立体感が薄れてしまい惜しまれます。ちなみに小生は、カメラから延長コードでストロボをやや離し、斜め上方から照射してみました。それと、花の色が純白なので、露出をマイナス補正してやらないと「白飛び」と言って露出オーバーになりますので注意が必要です。

【倉澤 利和】「トレッキングには最高の破風岳(1,999㍍))」(高山村)=8月11日
コメント:好天に恵まれて清々しい気分になりました。
講評: 破風岳の山容に雲浮かぶ青空、手前に大きな岩を入れてスケール感ある作品になりました。同好のお仲間たちの人や車も点景として入れ、人の気配を感じます。タイトルがやや長いですね。例えば「清々しい1,999㍍」(高山村破風岳)とか「真夏の山稜」(高山村破風岳)など。破風岳は地名なので、タイトルに併設する場所の方に移動するとその分短くなります。

長寿会がアルミ缶回収を行いました

 石渡長寿会が928日、石渡公民館で今年2回目のアルミ缶回収を行いました。資源のリサイクル推進と、会の活動資金を得るための事業です。

 次々に持ち込まれるアルミ缶を、役員10人が90リットル入りの大きなビニール袋に詰めたり、アルミ缶以外のものはないかなど点検しました。約1時間で16袋余りが集まりました。廣澤一由会長によりますと、前回の7月の時と同じくらいの量とのことでした。

【文と写真:水越渉 石渡つうしん取材班】

石渡公民館には次々にアルミ缶が持ち込まれました

持ち込まれたアルミ缶をビニール袋に詰め替える役員のみなさん

アルミ缶以外のものはないかなどの点検もしました

回収が終了! みなさん、お疲れさまでした

回収されたアルミ缶を前に「資源リサイクルと会の活動資金のために、今後もご協力を」と呼びかける会長の廣澤一由さん(右)と副会長の小池公雄さん

集められたアルミ缶は16袋余り。ほとんどがビールの空き缶でした