「石渡フォトニュース」カテゴリーアーカイブ

長寿会「落語と尺八・箏(こと)の演奏会」を開催

 落語で笑って、尺八と箏でこころを癒されてください・・。こんなねらいで10月20日、石渡公民館で、石渡長寿会主催による「落語と尺八・箏の演奏会」が開かれました。区民35人が訪れ、楽しいひと時を過ごしました。

 初めに主催者として長寿会副会長の中島弘さんが「みなさん、忙しい毎日ですが、今日の演奏会でゆっくりくつろいでください」とあいさつしました。

 第1部は落語。演者は信濃家中蔵(しなのや・なかぞう)さん=長野市柳原在住=です。題目は「抜け雀」。旅館に泊まったものの無銭飲食した高名な絵師が、お詫びに衝立(ついたて)に描いた雀の絵が大変な評判を呼び、旅館が大繁盛する内容。中蔵さんの軽妙な語りに区民からは大きな笑い声が起きました。

 第2部が尺八と箏、歌のコラボレーションです。尺八は吉原恕宇山(よしはら・じょうざん)さん=1常会。箏は長谷川雅鳳(はせがわ・がほう)さん=3常会と、雅楽純治(うた・すみち)さん=長野市鶴賀。「幻の柱」や「軒の雫(しずく)」、「時鳥(ほととぎす)の曲」などを演奏しました。尺八の切々とした音色と箏の華やかの音の中に悲しみと喜びを込めた音色に、大きな拍手が送られました。最後に尺八と箏の演奏で全員で「荒城の月」を合唱、会場に元気な歌が流れました。

【文と写真:区相談役 水越渉】

主催者として「楽しいひと時をお過ごしください」とあいさつする石渡長寿会副会長の中島弘さん

軽快な語り口で「抜け雀」を熱演する信濃家中蔵さん

信濃家中蔵さんの噺(はなし)に聴き入る石渡区民のみなさん。笑が湧きあがりました

尺八と箏、歌のコラボレーションは素晴らしい音色を生み出しました。尺八は吉原恕宇山さん(右)、歌は雅楽純治さん(中央)、箏は長谷川雅鳳さん(左)

観客のみなさんは、尺八と箏、そして歌の演奏で心癒されたようです

最後は、尺八と箏をバックに全員で「荒城の月」を合唱。大きな歌声が公民館いっぱいに響き渡りました

 

石渡神社で秋の例祭が行われました

 石渡神社で107日と8日、恒例の秋の例祭(秋祭り)が行われました。7日が前夜祭、8日が本祭りです。

 前夜祭では、2つのコースに分かれて区内の家々を回った神楽が高山三良さん宅(2常会)の前で合流、高々とさまざまな提灯を掲げ、長い行列をつくって石渡神社に向かいました。神社拝殿では氏子総代など関係者が参拝したあと、神楽保存会のメンバーが獅子舞を奉納しました。また、境内につくられた特設舞台では、小学4年生の倉澤健琉(たける)くんが「三番叟」を元気に演じ、詰めかけた見物人の盛んな拍手を受けました。

 翌8日は本祭りです。関係者は石渡公民館に集まった後、午後1時すぎに石渡八寿会のメンバーがそろいの法被姿で木遣り歌を謡いながら行列を先導、氏子や区役員が続き、秋晴れの下、石渡神社に向かいました。拝殿では、倉澤祇(やすし)宮司が石渡区の発展や区民の幸せを祈って祝詞を読み上げました。氏子総代の山田國廣さん(1常会)や、区長の小山美好さん(2常会)が区民を代表して玉ぐしを供え、神事を終えました。

 いっぽう、境内では、石渡公民館や育成会の役員らによる焼きそばや焼きトウモロコシ、ポップコーンなどの店が開かれました。大勢の区民が訪れ、各店とも行列ができるほどのにぎわいになり、子どもたちの歓声が響き渡り、お祭りの雰囲気を盛り上げていました。

【文と本祭り写真:区相談役 水越渉】
【前夜祭写真:HPスタッフ 増田今雄】

【前夜祭:10月7日】

7日午後3時、紅葉の始まった区内を各事業所から巡行
神楽の太鼓(写真上)や道中囃子(同下)が区内に鳴り響いた

理美容店内で、獅子が舞い、無病息災、家内安全、商売繁盛を奉納
土屋自動車さんでは庭先で奉納(写真上)。終わると子どもたちを祝福(同下)

夕刻からは、新築の家庭や5常会の公園などを巡回、奉納(写真上・下)

1家総出で獅子舞の奉納を受けた(アメディオ動物病院=写真上。広澤副区長宅=同下)

各戸奉納の締めくくりは旧石渡屋敷の高山三良さん宅
庚申塔前で奉納
東西に分かれ巡行した神楽は旧石渡屋敷前で合流し神社へ
神社では惣魂碑前(写真上)、拝殿で奉納(同下)

奉納の最後は特設舞台で三番叟が披露。踊り手は昨年に続き倉澤健琉君(写真上)。終わるとお父さんにおんぶして引き上げ(同下)

境内には伝統の獅子舞を見ようと大勢が詰めかけた
三番叟に続き披露された「狂り」。毎年変えて登場のお面は安室奈美恵(写真上)。最後は「鹿の遠見」で締めくくり(同下)

 

【本祭り:10月8日】

青空の下、石渡八寿会のメンバーが高らかに歌い上げる木遣り歌に先導され、石渡神社に向かう氏子や区役員、当番常会の7常会の人々の行列


石渡区民の安全や幸せを願って祝詞を読む倉澤祇宮司


玉ぐしを供える氏子総代の山田國廣さん(中央)


石渡区が平穏に過ごせるよう祈願する区長の小山美好さん(中央)


神社境内には各種の店ができ、どこも行列ができる人気ぶりでした


焼きトウモロコシは市価より安いとあって大勢が詰めかけました

平成30年度朝陽地区社会福祉大会が開催されました

9月22()東部文化ホールにて、平成30年度朝陽地区社会福祉大会が開催されました。当日は朝陽社会福祉協議会始め諸団体からら155 (石渡からは18)が、参加し、これからの高齢化社会を乗り切るためにどのような取り組みを行い、個人は何をすべきかを考えました。

これまでは朝陽公民館体育館で行われておりましたが、初めての試みとして、柳原の文化ホールの広々とした観客席とステージにて執り行わられ、参加者からはゆったりリラックスして講演を聴講できたと大変好評でした。

小山美好住自協会長の挨拶の後のオープニングセレモニーでは「えがおの会」の皆さんによるハンドベル演奏が披露され心地良い軽快な音色を楽しみました。

今回は講師として、NPO全国的コミニュティライフサポートセンターアドバイザーでありご近所福祉クリエーターの酒井 保さんをお招きし『一人一人のできるから始まる「新しいささえあい」をカタチにしよう!』をテーマに講演していただきました。健康で活き活きと第二の青春を過ごすための極意の主な内容を紹介します。

○地域の「暮らしぶり」に関心を持つ近隣の様々な異変に気付く
○定期的な運動が大切
・筋力の低下行動、外出が面倒社会性の低下につながる
・日常生活の動作の継続(ご近所との会話、散歩、カラオケ、ゲートボール等何でもよい)
○豚肉は栄養価が高く、ビタミンB1は牛肉や鶏肉より多く含みトンカツは栄養素を逃さず、高齢期の食事に適している。
○地域に住民の集える場所があれば、高齢者は社会性を維持できる。

等々 酒井さんのユーモアを交えた説得力のあるお話はこれからの地域の連帯感醸成におおいに参考になる内容であっという間に時間が経ち「地域の活動はボケ防止に効果あり!」を参加者はしっかり習得して帰路につきました。

石渡区の活動には、地域で楽しい生活を継続するために必要な要素が溢れていることを再認識しました。これからも積極的に参加し刺激を受け、心身ともに健康な自立した毎日を送りましょう!

【文と写真:石渡広報部長 笠原千代子】

酒井 保さんのユーモアを交えたお話

 

第2回お茶のみサロンが開かれました

石渡区民が集い、お茶を飲みながら健康や生きがいについての講演を聞いたり、話し合ったりする「ふれあい お茶のみサロン」が9月26日、石渡公民館で開かれました。今年2回目になります。

講師は、北長池にある長野市地域包括支援センター「コンフォートきたながいけ」の社会福祉士、中村友美さん。テーマは「認知症」で、大きな社会問題になっていることもあり関心は高く、約60人が訪れて会場はいっぱい。メモを取るなど熱心に講師の話に聞き入っていました。

中村さんは、まず認知症とは何かを理解してほしいと呼びかけました。認知症を引き起こすアルツハイマー病などを説明、それによって引き起こされる主な症状として記憶障害や理解・判断力の低下などを挙げました。そして対策として早期発見、早期受診と診断、早期治療がとても重要ですと訴えました。認知症の方への接し方として、①驚かせない②急がせない③自尊心を傷つけない―を挙げ、こうした考えに基づいて地域で支え合ってほしいと話しました。

最後に中村さんは「認知症は誰もがなりうる病気。恐れることはありません。テレビなどで認知症にならない食べ物などを放映していますが、一番の予防は、どう刺激ある毎日を送るかです」と話し、「認知症の家族で悩んでいる方は、コンフォートきたながいけの私たちにまず相談ください」と呼びかけました。「コンフォートきたながいけ」の電話は026・254・5250です。

【文と写真:区相談役 水越渉】

「お互いさまの気持ちで認知症の方やその家族を地域で支え合いましょう」とあいさつする小山美好区長

パネルを使って認知症とは何かを分かりやすく説明する講師の中村友美さん

会場の石渡公民館は約60人の区民でいっぱい。熱心に講師の話に聞き入っていました

講演の後には質問する人が続出。認知症に対する関心の高さを示していました

最後に全員で「手のひら体操」。体の筋肉をほぐしました。バンザイをしているのではありません

 

平成30年度石渡区民運動会

 台風21号が近づき前日から断続的な雨模様に実施できるか気を揉んだ平成30年度区民大運動会が、9月2日信大附属特別支援学校グラウンドで行われました。開会式では、小山美好区長と佐々木利明公民館長からの、運動会敢行による安堵と励ましのあいさつに続き、昨年優勝の6常会丸山常会長が「東京オリンピックを目指して頑張ろう!」と選手宣誓し、ラジオ体操によるウォーミングアップ後いよいよ競技がスタートしました。

 運動会定番の万国旗の下、雨が湿る目にも鮮やかな緑の芝生グランドにて、石渡の400名を超える善良な老若男女が珍プレー好プレーを展開しました。

 恒例のアトラクションとして、みかさ幼稚園の年長組によるマーチングバンドと特別支援学校の皆さんの太鼓演奏の応援が会場を大いに盛り上げてくれました。

 育成会の子どもたち対象は「かけっこ」「障害物競走」「ミニマラソン」で、勝負にこだわることなく楽しそうに参加していました。

 今年初めての試みの「就学前幼児VS長寿会&区役玉入れ」では、長寿会&区役の圧勝ではありましたが、未来のある幼子に対し、一部の容赦なく勝負にこだわる大人げない奮闘に非難する区民が続出?

 常会対抗競技種目は、全常会を3チームに分けた「綱引き」、ペットボトルに「おたま」で運んだ水を入れる「お水をいっぱい」、「百足(むかで)競争」、「ゲートボールリレー」、「常会対抗リレー」では、各常会の心をひとつにした熱戦が繰り広げられ、トラックサイドの各常会のテントからは声援と健闘を讃える拍手が惜しみなく送られていました。

 最後は「朝陽音頭」を民謡クラブの方々をお手本に全員が輪になって踊り、手に汗握るお楽しみ抽選会となりました。閉会式は、成績発表・表彰と続き、長寿会笠原美敬会長の総評と水越渉相談役の万歳で締めくくりました。

 各常会の選手・応援の皆さん、公民館・育成会・区役の皆さんが一致団結身し、台風も追い払い、大盛り上がりのうちに区民運動会のフィナーレを迎えることができました。慰労と反省を兼ねた懇親会は石渡公民館で行われ、大勢の区民が参加し狭い会場ではありましたが、ここでも大いに盛り上がりました。

 今年の優勝は昨年に続き6常会が連覇し、準優勝は2常会、3位は4常会でした。選手集約にご尽力された常会長の皆さま 本当にお疲れさまでした。

【文:区広報部長 笠原千代子・写真:HPスタッフ 増田今雄】

 

【入場行進】1常会から入場。常会ごとに常会長のメッセージがアナウンス
【開会】昨年の優勝杯が返還(右から優勝の6、準優勝の3、3位の1の各常会)
昨年優勝の6常会、丸山常会長が選手宣誓
【準備体操】ラジオ体操に合わせ、身体をウオーミングアップ
【アトラクション】競技開始前に、みかさ幼稚園園児によるマーチングバンド。「史上最大の作戦マーチ」などが披露
【かけっこ】低学年は直線を力走(写真下も)

高学年はトラック一周。コーナーを速度を落とさず走り抜ける
【綱引き】常会が連合、3チームが力比べ。芝生に足を滑らせ奮闘する選手も
【太鼓演奏】グラウンドを提供の信大附属特別支援学校によるアトラクション。勇壮な演奏が運動会を盛りあげた
【玉入れ】幼児(写真上)と区役・長寿会ら(写真下)が対抗

【おやつをどうぞ】お菓子がいっぱい詰まった袋を拾ってゴールへ
「ぼくは、おやつよりしばふをはしるほうがいい・・・」
【リレーアラカルト】スタートはお玉に軽いピンポン玉を乗せ走る。落とさないよう慎重に、速く
2番手は「ボール」。つかず離れず、コースから外れないように蹴る
3番手は「縄跳び」。走りながらは大変だわー
最後は「樽転がし」。棒で進行方向を操るものの、ほとんどが意に反してコース外へ。爆笑を誘った
【障害物競争】最初は、「網くぐり」。抜けると一斉に走り出す
中には靴がこんがらかって絡みつく。運営スタッフに手伝ってもらったが・・・
障害の2番目はロープをジャンプ
最後は「パン食い」。手をつかってはいけません
網くぐりで靴がこんがらかった選手。靴を残し、裸足でゴール。頑張ったね
【お水をいっぱい】お玉で水を運び、ペットボトルへ。一番量の多い常会が勝ち
どれだけ回数をかせぐか。はやる気持ちを抑え、慎重に歩を進める
結果は?一本一本、計量器で測って審査。一位は3常会、6,2常会と続いた
【ミニマラソン】一般、学童の部(写真下)に分かれ、グラウンドを一周して会場の外へ

会場に戻ってくると声援があちこちで
【百足競争】常会対抗の百足競争。息の合った2常会(手前)がV
【太公望】競技前に、釣り糸がからまって“おまつり”(釣り用語)
釣り糸は晴れてほぐされ、競技スタート。お気に入りの魚が「釣れたー」=写真下も

【ゲートボールリレー】2~3メートル先のゲートにボールが入ったら次の人にリレー。1位は4常会
【常会対抗リレー決勝】予選で勝ち残った常会4組みがスタート
トップでアンカーにリレーした6組が1位
【朝陽音頭“皆で踊ろう”】
全競技終了のころは青空も。全員で朝陽音頭を踊り締めくくった
【お楽しみ抽選会】抽選最後の一等賞は6常会藤沢望さん。「当たった」と一目散で駆け寄る当選者の子供さん
【優勝】昨年に続き6常会が2位に4点差をつけ優勝。丸山常会長が返還したばかりの杯を受け取る。喜ぶ常会の人たち(写真下)

【万歳】水越相談役の音頭で区民の健勝と幸せを祈願して万歳
参加の皆さん、準備のみなさん、みんなみんなお疲れ様でした

 

運動会終了後公民館で懇親会が行われました

石渡公民館で行われた懇親会。広澤一由・副区長の「お疲れさまでした。楽しく交流しましょう」との音頭で全員でカンパ~イ。にぎやかな集いになりました
「無事に終わってよかった」。公民館役員らによる慰労会では、互いにねぎらいの言葉が飛び交いました。みなさん、楽しい運動会を実現してくださってありがとうございました

朝陽地区親善球技大会で熟年パワー全開!

今年50回を迎えた朝陽地区親善球技大会は819日、長野東高校や朝陽小学校.、南堀団地公園で、成人野球、女子バレーボール、ドッジボール高・低学年、ペタンク、グラウンドゴルフ、ゲートボールの7種目が行われました。猛暑による高気温が続いたため、大会中止が心配されましたが、当日は久々に30度を切る快適?なスポーツ日和となりました。

ペタンクは2チームが出場し、昨年優勝の石渡Aが終始リードし他地区の追従を許さず、3連覇となりました。

成人野球は準決勝で 南屋島に6 0 の惜敗にて3位となり、昨年に続く連覇は阻まれました。

女子バレーボールは予選で北長池、北尾張部と対戦し、善戦するもで決勝進出はなりませんでした。 

グラウンドゴルフは3常会の長谷川敬子さんが全出場選手中3位と健闘し、女性ではトップというすばらしい結果をあげて下さいました。

ゲートボールは最後の見事な追い上げも叶わず3位でした。

ドッジボールは、高学年、低学年ともに2チームで挑み、元気いっぱいの熱戦を展開し、高学年の石渡B3位となりました。

試合終了後は選手や役員が石渡公民館に集まり慰労会を開き、ケガもなく熱中症も跳ね除けた健闘を讃えあい、来年の更なる戦果に向け、トレーニングにますます励むことを誓いました。

【文:石渡区広報部長笠原千代子・写真:石渡公民館広報部】

高学年チーム。

高学年チームは3位入賞。がんばりました。

低学年チーム。

女子バレー石渡チーム。

ガンバ!

成人野球石渡チーム。

投げて好投。

打って良し。結果は?残念ながら連覇はならず3位。

ペタンク開会式で選手宣言をする石渡区の井口進さん。

ペタンクで優勝したAチームと3位のBチームの皆さん。

グランドゴルフの選手の皆さん。長谷川敬子さんが見事3位。

ゲートボールで奮闘中。

ゲートボールの選手の皆さん。3位です。お疲れ様でした。

 

 

石渡神社で風祭りが行われました

 石渡神社で8月23日夜、恒例の風祭り(夏祭り)が行われました。この祭りは、農作物を風害から守るために神さまに祈願する神事で、日本各地で行われているといいます。9月1日ごろの二百十日前後に行われることが多いですが、石渡神社では毎年この日に行われています。

 神事では、参加者全員が氏子総代の山田國廣さん(1常会)とともに、今年の豊作と石渡区の安全を祈願しました。あいさつで、山田さんは「猛暑のなか、みなさまが元気で過ごされますように」と話し、続いて区長代理として副区長の廣澤一由さん(9常会)が「さまざまな病気や災害から無事に過ごしたいものです」と述べました。

 最後に全員で豊作と石渡区民の無事を祈念しながらお神酒を飲み干し、神事を終えました。

【文と写真:石渡区相談役 水越渉】

風祭りに参加した区役員や氏子などの関係者

氏子総代の山田國廣さん(中央)らが石渡区民の無事を祈念しました

区長代理としてあいさつする副区長の廣澤一由さん。小山区長は都合で参加できませんでした

「今年も平穏な年でありますように」。全員で祈りながらお神酒をいただきました

 

 

石渡区の自主防災訓練が行われました

 石渡区の平成30年度自主防災訓練が8月5日の日曜日、朝陽体育館で行われました。午前6時、自主防災会会長の小山美好区長から、大地震が発生したという想定の一斉メールが送信され、さらに携帯電話で連絡網を使っての情報伝達訓練が行われました。

 区民はあらかじめ決めてあった常会ごとの指定集合場所に集まり、誘導責任者の指示に従って朝陽体育館に集合しました。各常会長はきびきびとそれぞれの参加人数を報告しました。この日の参加者数は359人との報告がありました。

 参加者は3班に分かれ、順番にさまざまな訓練を行いました。この日は地震体験車がやってきました。地震体験車では、東南海地震で想定される震度7の揺れを体験できます。私も体験しました。座るとすぐ激しい揺れがやってきます。縦や横にがたがたとの猛烈な揺れです。立てません。机が固定されているのでしがみつくのが精いっぱい。あらかじめ分かっていても怖い揺れです。もし、突然こんな地震に襲われたらと思うと、本当に恐ろしくなりました。

このほか、長野市消防局東部分署の4人や朝陽分団第4班の5人の指導や協力で、AEDの使い方や胸部圧迫の方法、太い竹竿2本に毛布を巻きつけた簡易担架の作り方や、頭やひざをけがした場合の包帯の巻き方などを習いました。

 最後に講評として、東部分署の倉島分署長は「みなさん、真剣に訓練に取り組んでくれました。地震などの災害はいつ起きるか分かりません。こうなったらどうしようということをいつも考えていてください。たとえば地震が夜だったら・・・。家族はどうしたら・・・など。それが大切なんです」と話していました。

【文:区相談役 水越渉、写真:HPスッタフ 増田今雄】

午前6時地震発生。指定場所の公園に集合(5常会4組)
「朝陽体育館」に続々と避難
避難者の点呼、集計

初めて地震体験車が登場。実際にあったスマトラ沖地震の揺れ方や震度による違いを体験                    【簡易担架の作り方】①用意するものは毛布一枚と竹などの棒2本

②棒1本を三分の一程度に
③棒をくるむように毛布を折る
④折った毛布の端にもう一本の棒を置く
⑤棒の左(写真手前)の毛布を2本の棒の上へ
⑥きちんと毛布を整え完成
⑦試乗
⑧進むときは足の方向へ。持ち替えは慎重に
⑨進行
(簡易担架の作り方以上)
炊き出し、給水訓練。帰りに参加者全員に配布、試食
心臓マッサージ、人工呼吸を体験(写真上、下)
初めて三角巾の使い方を講義。熱心に聞き入る区民
怪我をした頭部(写真上)やくじいた足首に巻いて(同下)訓練

 

 

 

石渡親善球技大会

今夏初の猛暑日が連続した71日に30年度石渡区親善球技大会が運動公園サブグランド等で開催され、老若男女約260人が参加し、ソフトバレー・グランドゴルフ・ゲートボール・ペタンク・ドッジボールの交流戦を繰り広げました。

 心配された熱中症とハリキリすぎによる名誉の負傷もなく、参加された皆さんは、蒸し風呂のような体育館や炎天下のグランドという素晴らしい環境に適応し、親交を様々なかたちで深めていました。選手の選出にご苦労された常会もあるようですが、元気にプレイする子供たちや長寿会のお歴々の笑顔は、「安心安全で暮らしやすい石渡」を象徴しているように感じました。

 競技後は石渡神社の涼やかな木陰で表彰式&慰労会を行いました。互いの健闘を労いつつ酌み交わしたビールやソフトドリンクは格別だったことでしょう。暑い熱い球技大会に参加された皆さま お疲れさまでした!

【文と写真:石渡広報部長 笠原千代子】

開会式での小山区長の挨拶  「皆さんけがのないようにがんばって」

ケガのないよう入念な準備体操

グランドゴルフは年代を問わない楽しいスポーツ

長寿会のゲートボールのエース登場!

ペタンク会場で腕を競う長寿会の皆さんペタンクはこれからの中高年のメジャースポーツになるかも

ソフトバレー優勝の2常会の皆さんの艶姿

ドッジボールは勝ち負けより仲良く楽しくが一番!

表彰式の模様グランドゴルフ男性の部  1位南澤隼也(5常会) 2位池田治雄(2常会) 3位倉澤利夫(8常会)

グランドゴルフ女性の部 1位小山貞子(2常会) 2位雲崎アヤ子(1常会) 3位並河万里子(5常会)

3位はジャンケンにて決定

グランドゴルフ ホールインワン賞 
南澤隼也(5常会) 佐々木康弘(1常会)

ソフトバレー表彰  優勝2常会  準優勝1常会  34常会、5常会

常会別に分かれての懇親会1常会

2常会

3常会

4常会

5常会

6常会

7常会

8常会

9常会

長寿会の皆さま    ご無事で何より?

公民館役員の皆さん

 

第1回ふれあい お茶のみサロン開催

    ――フレイルに関心を――

 「第1回 ふれあい お茶のみサロン」が6月27日、石渡公民館で開かれました。長野市地域包括ケア推進課の管理栄養士、青木由紀子さんが「食生活の見直しで健康アップ」をテーマに講演、約45人が熱心に聴き入りました。

 青木さんは、フレイルという言葉を知ってほしいと呼びかけました。健康状態から年齢とともに次第に心身が弱って要介護状態に移るまでの期間をフレイルと言います。中年期まではメタボ対策に力を入れますが、65歳以上の高齢期になるとフレイル予防に力を入れることが大切で、そのためには、栄養・体力・社会参加の3つの要素が重要になるといいます。

 このうち栄養、つまり食生活について具体的に話しました。大切なのは、筋肉の主な成分のタンパク質をしっかりとるとのことです。これによって足腰が丈夫になり転倒防止につながります。たんぱく質を合成させるのがロイシンという必須アミノ酸で、このロイシンを多くとることで、筋力アップにつながるといいます。ロイシンが豊富に含まれる食品として、青木さんはチーズ、牛や豚、鶏などの肉類、鮭やサバなどのサカナ類、卵や豆腐などを挙げました。筋肉は年齢に関係なく1~2カ月で半分が入れ替わります。ロイシンの豊富な食べ物を積極的に食べることで短期間に筋力アップが期待できるわけです。

 青木さんは最後にまとめとして、①1日3食、しっかり食べる②良質のたんぱく質を十分にとる③食欲がない時は、おかずを先に食べる④こまめに水分をとる、の4点を挙げ、フレイルの兆候に気付いて対策をとれば健康に戻れますと強調しました。

 参加者はこの後全員で手のひら体操をして、お茶会を楽しみました。次回のお茶のみサロンは9月26日(水)午前10時から石渡公民館で開きます。

【文と写真:石渡区相談役 水越渉】

小山美好区長(2常会)が「肩の力を抜いて、ゆっくりした気持ちでお話を聴きましょう」とあいさつ、講演が始まりました

食品の模型を使ってたんぱく質をとりましょうと説明する講師の青木由紀子さん。マイクを持つのは福祉推進員支部長の横田一雄さん(1常会)

参加者は健康を自身のことととらえ、熱心に聴き入っていました

講演のあとは全員で手のひら体操。体の筋肉をほぐしました

最後はお茶会。主に健康について、あちらこちらでおしゃべりが始まりました

「話も分かりやすかったし友達とおしゃべりもできて楽しかった」と参加者の雲崎アヤ子さん(83)=1常会。友達も「そだねー」と相づちを打っていました