石渡八幡神社で秋の例祭が行われました

 天候に恵まれ、石渡八幡神社で秋の例祭が行われました・・・13日が前夜祭、14日が本祭りです。

 前夜祭では、石渡神楽保存会のメンバーが神楽を2つのコースに分け、笛や太鼓を叩きながら区内の家々を回って舞いを披露しました。2つの神楽は2常会の高山三良さん宅の前で合流、大小さまざまな提灯を高々と掲げ、長い行列をつくって石渡八幡神社に向かいました。

 神社拝殿では氏子総代など関係者が参拝した後、神楽保存会のメンバーが獅子舞いを奉納しました。境内につくられた特設の舞台では、高山将造さん(中学1年生)が「三番叟」を踊り、続いて「狂い獅子」が披露され、ユーモアたっぷりの踊りに見物人から笑いと拍手が起きました。

 翌日の本祭りでは、氏子役員や区の役員らが石渡公民館に集まりました。午後2時前に石渡八寿喜会のメンバーがそろいの法被姿で木遣り歌を歌いながら行列を先導して神社に向かいました。拝殿では、倉澤宮司が多くの人の幸せや健康を祈って祝詞を読み上げ、続いて氏子総代の廣澤幸一さん(3常会)や、区長の竹内一郎さん(2常会)らが区民を代表して次々に玉ぐしを供えました。最後に氏子総代の廣澤幸一さんが「石渡区という地域の安寧と平和を祈っています」とあいさつ、神事を終えました。

 境内では石渡公民館や育成会の役員らによる焼きそばやたこ焼きなどの店が開かれ、子どもたちの歓声が響き渡り、祭りの雰囲気を盛り上げていました。

【文と写真 取材班 水越渉】

前夜祭では、先発として午後から石渡神楽保存会の神楽が事業所を訪問しました。コンビニ店ではお客さんも興味深そうに見物していました
夜、神楽は希望のあった家庭を訪問。8常会の松下雅也さんのお宅では両親に抱かれた子どもが迫ってくる獅子の顔におびえたり喜んだり…
同じ8常会の柄澤康雄さんの家には親族が集まり楽しそうに踊りを観賞していました
近所の人も大勢見物に訪れ、リズミカルな獅子舞に見入っていました
2常会の竹内一郎区長の家ではダイナミックな舞いが披露され、区長さん(右端)は神妙な顔でした
神社拝殿では、氏子や区の役員が見つめるなか、獅子舞を奉納しました
境内につくられた特設舞台では、中学1年の高山将造さんが「三番叟」を披露、キレッキレの舞いに拍手が起きました
「狂い獅子」の舞いです。大リーグの大谷選手のお面を被っての舞いと、こっけいな所作に笑いと拍手が起きました
境内には大勢の区民が訪れ、熱心に獅子舞を見学していました
本祭りに先立って、育成会の子どもみこしが、強い日差しを受けながら住宅や事業所を回りました。みんな、頑張っていました
事業所の前では「ワッショイ、ワッショイ」との掛け声で、おみこしを何回も担ぎあげました
境内につくられた売店では、たこ焼きや焼きそばはすぐ売り切れました。「とっても楽しかった」と石渡レディーたちは「ハイ、ポーズ」です
公民館を出発した行列が神社に到着、木遣り歌を聞きながら拝殿に入りました
石渡八寿喜会の高らかな歌声が境内に響き渡りました
祝詞を読み上げる倉澤宮司。神事が始まりました
頭を下げおはらいを受ける氏子役員のみなさん
玉串を供える氏子総代の廣澤幸一さん。多少緊張しています
秋祭りがすべて無事に終了。宮司を交えての直会が行われました。みなさん、ホッとした表情でした

(了)