交通もお金も安全第一に・・・長寿会が交通安全教室を開きました

 石渡長寿会による交通安全教室が6月20日、石渡公民館で開かれました。約20人が参加して、交通の安全とお金の詐欺防止について勉強しました。

 冒頭、高山三良会長が「増えている自転車事故と特殊詐欺を取り上げました。いずれも油断大敵です」とあいさつ。長野市役所の2人の交通指導員が人形を使って、高齢者の事故の状況、中でも自転車事故防止について熱演しました。高齢者の事故は夜間の横断中が多い。自転車にはヘルメットの着用が義務化されたーなど説明、ヘルメットには市から補助金が出るのでぜひ着けてほしいと呼びかかけました。

 特殊詐欺については、長野中央警察署生活安全課の警察官が、県内の詐欺被害は1月から6月で102件、3億2000万円に上るといい、オレオレ詐欺や架空料金詐欺、SNS型詐欺が目立つと説明。「とにかく電話でお金の話が出たら迷わず切って。+や050で始まる電話は無視すること。この2点を特に覚えてください」と強調、大切なお金をだまし取られないでくださいと訴えました。

【文と写真:石渡つうしん取材班 水越渉】

「交通事故と詐欺に遭わないよう勉強しましょう」とあいさつする高山三良会長
長野市役所の2人の交通指導員が人形を使って事故防止について説明しました
大勢の長寿会員の視線を受けながら交通指導員が事故の怖さを熱演しました
参加者は、他人事ではないと真剣に聞き入っていました
詐欺防止を訴える警察官。分かりやすくユーモアたっぷりの話に時々笑いが起きました

(了)