「こころ、元気ですか?」―健康講座が開かれました

 石渡公民館で6月2日、健康出前講座が開かれました。タイトルは「あなたのこころ、元気ですか?」。三陽保健センターから保健師の竹内享子さんを講師に招き、20人余が参加しました。

 長野市の高齢化率は30%。独り暮らしの高齢者は1万1千人を超えているといいます。竹内さんは「高齢になると病気や身近な人の死など『うつ』になりやすい出来事が増えます。人とのつながりを大切にして」と話しました。さらに、心配事は抱え込まないで市内には相談機関が多くあるのでぜひ利用してと、訴えました。

 講演の後は健康体操です。体を丈夫にするだけでなく、痴ほうにも効果があるとのことで、全員が一生懸命に取り組みました。しかし、両手両足が異なる動きや速さになるためかなり難しく、笑いや悲鳴が起きていました。

 この日の講座は、石渡健康増進部が主催し、石渡長寿会が協力して開かれました。

【文と写真:水越渉 石渡つうしん取材班】


「高齢になるほど元気に生きましょう」とあいさつする竹内正男区長

悩みを抱え込まないでと話す講師の竹内享子さん

20人余が参加して熱心に聴き入っていました

腕を伸ばしたり、脚を伸ばしたり。体とこころに効く体操です

両手両足を異なる動きをする動作はかなり難しい!!

体をひねる体操。腰が痛そうな人も・・・

 

(了)