千曲川で探鳥会と河川敷清掃

 恒例の千曲川沿岸での探鳥会と、そのあとの千曲川河川敷清掃が6月18日の日曜日、屋島橋近くで行われました。朝陽地区から52人、石渡からは8人が参加しました。

 探鳥会では、日本野鳥の会長野支部長の小林富夫さんと、会員の玉木征幸さんがガイド役として参加しました。2班に分かれて河川敷を約1時間にわたって歩き、鳴き声に耳を澄ませたり、望遠鏡などを使って野鳥の姿を追っていました。小林さんらは野鳥の巣作りや子育て、習性などを説明してくれました。

 この日はムクドリやカワウ、カッコウなど20種類の野鳥が見られ、中でも珍しい猛きん類のミサゴが姿を見せました。小林さんは「ミサゴの英語名はあの有名なオスプレイです」と説明、みんなの関心を集めていました。

 終了後は、全員がビニール袋を持って河川敷や堤防道路周辺のごみ拾いを行いました。去年も同じ地域を清掃したにもかかわらず、30分ほどで袋がいっぱいになるほどのごみが集まり、あらためてマナーの悪さが明らかになりました。

【文と写真:石渡区長 水越渉】


「アオサギが見えます」との声に参加者は一斉に双眼鏡で姿を探しました。


屋島橋近くで野鳥の姿を追う参加者たち。


探鳥会のあとのごみ拾い。石渡の参加者も気合いを入れて拾いました。


ごみ拾いを終えて全員集合。「マナーが悪い」「でもきれいになった」などの声が聞かれました。