私たちにできることは…人権擁護講座が開催

 「犯罪被害者とその家族の人権」をテーマにした人権擁護講座が12月14日、石渡公民館で開かれました。約20人余が参加しました。

 講師は長野県人権啓発センターの啓発相談員の寺尾文子さん。2020年に起きた坂城町銃撃事件で2人の子どもを失った被害者などいくつかの犯罪被害者を例に挙げ、家族がどのように人権が侵されたかを話しました。

 この中で、いわゆる二次被害を中心に取り上げ、「容疑者は第一発見者」「被害に遭うのは本人に問題がある」「裁判はお金目当てだ」などの誤った情報の拡散が深刻な二次被害を生んでいると説明しました。近所の人からのこころない言動が6割近くを占めているとのことです。

 では、私たちはどうすればよいのか。「つらかったろうな」などの共感力や被害者の話に耳を傾ける(傾聴)ことが大切で、注意すべきは、何気ない言動が二次被害を与えることですと寺尾さんは強調しました。

【文と写真 石渡つうしん記者:水越渉】

講師の寺尾文子さんは、被害者に受け入れやすい言葉として「大変な思いをしていますね」「よく頑張ってこられましたね」など共感力のある言葉が大切ですと話しました
近所の人の何気ない言動に家族が傷つくことが全体の6割近くを占め、最も多いとの説明に、参加者は真剣に聞き入っていました

(了)。