お正月を迎える門松づくりが12月10日、石渡公民館前で行われました。
取り組んだのは、門松づくりの伝統技術を持つ倉澤伸治さん(79)と倉澤利雄さん(78)、武田徳雄さん(74)の3人です。これに公民館長の徳武美喜男さんと副館長の大津雅之さんが“アシスト役”として加わりました。
みなさん、協力して竹を組んだり、稲わらを巻いたりしながら、およそ2時間かけて立派な門松を2基つくり上げました。
本来はこの日、公民館の恒例行事「しめ縄飾り・門松づくり講座」が予定されていましたが、新型コロナの感染拡大のため中止になりました。しかし、門松がないのはあまりにも寂しいという声が上がり、少人数で外で行う門松づくりはすることになりました。
みなさん、素晴らしい門松をつくっていただきありがとうございました。良い年を迎えることができそうです。
【文と写真:水越渉 石渡つうしん取材班】
切り分けた竹を3本にまとめました。これが門松の中心になります
大きな空き缶に稲わらを巻き付け、わら縄でしばる作業です。これが土台になります。徳武美喜男・公民館長(右から2人目)と大津雅之・副館長(右端)も作業を手伝い伝統技術を学びました
「この縄の結び方が難しい」と言いながら資料を参考に真剣に取り組んでいました
組んだ竹を立てた土台に、もみ殻を投入して下の部分を固定します
松や南天、ハボタンや梅などで飾り、最後にお飾りを付けて華やかな門松が完成です
門松をつくったみなさんです。前列左から倉澤利雄さん(3常会)、武田徳雄さん(6常会)、倉澤伸治さん(2常会)。後列左から大津雅之さん(1常会)、徳武美喜男さん(2常会)です
(了)