フレイルってな~に?―介護予防講座を開催

 石渡長寿会は5月17日、「介護予防あれこれ講座」を石渡公民館で開きました。参加した約20人は自分のこととして真剣に聴き入りました。

 テーマはフレイル。3人のフレイル予防市民ナビゲーターや長野市役所のスタッフが寸劇「フレイルって?」を熱演しました。この中で、フレイルとは「健康」と「介護が必要な状態」の中間に位置しており、放置しておくと介護が必要になる可能性が高く、予防すれば「健康」に戻れることを強調しました。

 予防の3か条として、筋トレなど動くこと、筋肉の材料のたんぱく質を毎日しっかり摂ること、ボランティアなど地域の活動に参加することーを挙げ、予防の大切さを強調しました。

【文と写真:石渡つうしん取材班 水越渉】

「フレイルって聞いたことはありますが、詳しくは知りません。しっかり勉強しましょう」と長寿会会長の高山三良さんがあいさつしました
参加者は「寝たきりは嫌だね」と言いながら、真剣に聴き入っていました
ボランティアグループ「フレイル予防市民ナビゲーター」のスタッフが、寸劇でフレイルをわかりやすく熱演しました
参加者は、フレイル予防の体操として、スクワットの方法を学びました
長野市役所管理栄養士の青木由紀子さんは、フレイル予防の食材として、たんぱく質の大切さ強調しました
管理栄養士の青木さんが、毎日摂取してほしいたんぱく質食品として示した肉、魚、豆腐、玉子です(模型)