4月16日の早朝午前6時半過ぎ。石渡八幡神社は、長野マラソンの「応援お守りシール」をいただく参拝者が行列をなしていました。記帳をし、拝礼が済むと、「無事完走」と「目標成就」の2種のうちから好きな方のお札を引く。8回目の今年は初めて裏におみくじを付け、「超大吉」から「大競(凶)までの5種を印刷、これから走る運勢を占う“お楽しみ”を取り入れました。「大吉だ!」。大喜びの人に、おそろいの法被を着たスタッフから「頑張って!!」と檄が飛ぶ。境内の桜もほぼ満開、全国から訪れたランナーたちを激励して送り出していました。
スタートとなった神社脇の沿道には、PR看板が数カ所。こちらも空色の法被を着たスタッフが「お守り、どうですか」と呼び込み。「これを目当てに来るリピーターも年々増えている」と広報担当の広沢幸一さん。700枚用意したお守りはほぼなくなったと話していました。
スタート直前、毎年スペシャルゲストとして参加のキューちゃんこと高橋尚子さんが、「今日は暑くなるようです。十分に給水を!」と気合。ランナーも全員が拳を挙げて応え、8時半、過去最多の9663人のランナーが石渡八幡神社を背にスタートしました。
この日の夕刻7時。公民館で29年度の区定期総会が開かれました。前年から今年度の事業報告や決算、予算などを討議、承認する大切な会議に数十人の区民が参集。初めのあいさつの中で、新区長の水越渉(8常会)さんは、「私もお守りをいただいてきました。今年度が無事“完走”できるようとの願いからです。皆さんの協力をお願いします」とあいさつ。 盛りだくさんのさまざまな議事を論議の末、満場一致の拍手で承認、最後に退任役員の紹介で閉会しました。
事実上の新年度がスタートした長野マラソンの16日、早朝から、夜遅くまで、関係者の皆さん、大変お疲れさまでした。 (HP「石渡つうしん」スタッフ 増田今雄)