「■ 石渡区」カテゴリーアーカイブ

支え合う・まちづくり研修会を開催

「支え合う まちづくり」研修会を開催―中島弘・前区長が石渡のケースを講演

 朝陽地区住民自治協議会など主催の「支え合う まちづくり」研修会が7月8日開かれ、朝陽地区から約100人が、石渡からも十数人が出席して、近所同士の支え合いによるまちづくりについて勉強しました。

 28年度の石渡区長で現在石渡区相談役の中島弘さん(5常会)が、区長として取り組んだ石渡区の「災害時避難行動要支援者名簿」づくりのきっかや経過などを話しました。中島さんはこの中で、3年前に起きた神城断層地震で石渡区内でも被害が出たことで、他人事ではないとの認識が生まれたのが名簿づくりのきっかけになったと話しました。災害時に助けを希望する人の把握のため、全戸に趣旨の説明と名簿への登録記入用紙を配り、本人のまったくの自由意思で登録の申請を依頼しました。

 そして実施して分かったこととして、地域に身寄りのない一人暮らしの人、中でも若い女性が意外に多かったことや、乳幼児を抱えた若い世帯の登録希望があったことなどを挙げました。

 さらに課題として、毎年続けて名簿への登録希望者の調査を行うことで、区民へ意識と仕組みを浸透させることが大切だと指摘、また特に昼間の支援の担い手として、健康なお年寄りとの連携も考える必要があると話しました。

 このあと、駒ケ根市にある西駒郷地域移行推進課アドバイザーの片桐美登さんが「避難誘導等の方法や仕組みづくり」について講演しました。片桐さんは、東日本大震災の1週間後に女川町の入り支援活動を行いました。助かった人々が一貫して話したのは、住民同士の絆の強さだったこと、そして私たちが学ぶべきことは、ふだんの地域の絆が防災のかなめだということを強調しました。参加者は2人の説得力ある話に熱心に耳を傾けたりメモを取っていました。

【文と写真:石渡区長 水越渉】

ながの農協長野平南支所で開いた「支え合う まちづくり研修会」。約100人が参加、地域のつながりの大切さに耳を傾けました

災害が起きた時、1人で避難が難しい人の名簿づくりの大切さを話す中島弘さん

「ふだんの地域の絆が防災のかなめ」と強調する片桐美登さん

 

朝陽地区の「史跡めぐり」、行ってきました!

 今年52回を迎えた朝陽地区の「史跡めぐり」が7月1日、146人が参加して行われました。石渡からは男性9人、女性9人の合わせて18人が参加しました。

 雨の中、3台のバスで午前7時半に出発、岡谷市にある岡谷蚕糸博物館を訪ねました。3年前に新築移転して展示内容も大幅にグレードアップしたとのことです。桑の葉を食べているカイコを手のひらに乗せたり、新旧の繰糸機を使って生糸を紡ぐ様子を熱心に見学しました。

 その後は諏訪大社上社本宮を見学、参加者はそれぞれの願いを込めてお賽銭をあげました。

 ところが、上社を出てほどなく、私たちの乗ったバスが急ブレーキをかけたかと思うと「ガツン」との音が…。前を横切ろうとした軽乗用車と衝突したのです。幸い、みなさんはシートベルトをしていたため、けが人はいませんでした。バスは前部が凹みヘッドライトが壊れました。事故処理と代替バスの調達のため1時間以上、待たされましたが、「けが人がなくよかった」「話のタネになる」なんて話しながら静かに待っていました。

 八ヶ岳チーズケーキ工房で遅い昼食を済ませ、南牧村にある野辺山宇宙電波観測所を見学、アンテナ直径が45mある巨大電波望遠鏡などを感心しながら見学しました。

【文と写真:石渡区長 水越渉】


カイコから生糸ができる過程の説明を受ける参加者(岡谷蚕糸博物館)


繭から生糸を紡ぐ熟練の作業に、見学者は感心しきりでした


軽乗用車と衝突した私たちの乗ったバス。よく見ると前の部分が凹み右のヘッドライトが壊れています。けが人はなく幸いでした


事故で大幅に遅くなった昼食。空腹にビールがうまい


「ごちそうがいっぱい。うれしい」とみんなでカンパ~イ


野辺山宇宙電波観測所の巨大アンテナをバックに記念写真です。雨が止んでよかった


いろいろありましたが、みなさん最後まで元気×元気。梅雨空なんか吹き飛ばすほどでした

 

石渡区29年度第一回ふれあいお茶のみサロン開催される

 6月28日石渡公民館において、市の介護保険課:青木管理栄養士さんをお迎えし、「食生活の見直しで健康アップ」と題して、バランスのとれた食事が健康維持に必要との健康講話を具体的な事例等で分かりやすく解説していただきました。その後お茶を飲んだり、手のひら体操をしたり、皆で楽しい時間を過ごしました。

<水越区長の開講挨拶で始まりました>

<健康講話で質問に答える青木管理栄養士さん>

<健康講話に聞き入る参加者>

<長寿会の小林会長から講師へのお礼のことば>

<手のひら体操でかるーくその場で運動>

 以上です。今後の「ふれあいお茶のみサロン」の開催予定は次の通りです。                                          第2回は9月27日、第3回は来年2月2日、共に10時~です。

(担当:石渡福祉推進員支部長 広沢 一由)

 

 

親善球技大会開催 奇跡か!? 雨がやんだ

 石渡区の親善球技大会が6月25日の日曜日、運動公園や運動広場で行われました。心配された早朝までの雨もやみ、涼しさの中の大会になりました。小学生からお年寄りまで260人余りが参加、グラウンドゴルフやソフトバレー、ゲートボール、ドッヂボールなどに真剣に、楽しく取り組みました。

 熱戦のあとは公民館に集まっての懇親会が開かれ、表彰式のあとは常会同士だけでなく常会の枠を超えた交流があちこちで見られ、みなさん、懇親を深めていました。

 競技結果は以下の通りです。

{グラウンドゴルフ・団体}優勝6常会、準優勝2常会、3位1常会、4位8常会、5位5常会、6位9常会、7位3常会、8位7常会、9位4常会。

{グラウンドゴルフ・個人}優勝山岸とよ子さん(6常会)準優勝倉澤利和さん(2常会)3位黒崎啓一さん(6常会)

{ソフトバレー}優勝2常会、準優勝8常会、3位3常会と6常会

【文と写真:石渡区長 水越渉】


心配された雨もあがり、来賓から激励を受ける参加者たち


4人1組でグラウンドゴルフ、スタート。みなさん自信ありげですが結果は?


男女混合のソフトバレー。年を忘れ、低下した体力も忘れ、ひたすら真剣にプレーしました


「うまい!」 ゲートボール会場でも熱のこもったプレーが展開した


ソフトバレーの表彰式。カップを持つのは左から優勝した2常会、準優勝の8常会、3位の3常会と6常会の各常会長さんです


グラウンドゴルフで表彰され、カップを手に笑顔の左から優勝した6常会、準優勝の2常会、3位の1常会の代表者。右端は大日方公民館長


グラウンドゴルフ・個人で表彰された左から優勝の山岸とよ子さん、準優勝の倉澤利和さん、3位の黒崎啓一さん。みなさん、うれしそうです


熱戦が終わって懇親会。常会同士や常会を超えて楽しそうに交流が行われた

長寿会、春の研修旅行~諏訪へ

 石渡長寿会の春季研修旅行が6月21日、22日の日程で行われました。男性20人、女性13人の合計33人が参加しました。行き先は諏訪。諏訪大社上社や下社、万治の石仏、諏訪湖遊覧船…などが計画されていました。

 ところが初日は誰のせいか、強風と大雨で、予定は大幅に変更です。初日は諏訪湖畔の「SUWAガラスの里」を見学して、早々にホテルへ。お風呂に入った後は待望の宴会。みなさん、飲んで歌って深夜まで盛り上がりました。

 翌日は祈りが通じたのか晴天。午前中は諏訪大社上社と諏訪湖遊覧船の2つのグループに分かれて楽しみ、午後は全員で諏訪大社下社と万治の石仏を見学、「疲れた」と言いながらも満足な表情を見せていました。

 役員のみなさま、お疲れさまでした。そしてありがとうございました。

【文と写真:石渡区長 水越渉】

 


美しいガラス細工と、対照的な長寿会の面々(笑)


ガラス細工と長寿会の女性会員。美しさは、どちらも甲乙つけがたい・・・です

全員集合しての記念撮影。酔っぱらう前なので、みなさんおだやかな表情です


最高齢の94歳の宮澤一恵さんと、89歳のカネ子さん夫妻。仲良く食事でうらやましい


たくさん食べて、飲んで、話して、笑って・・・。全員、百歳超は間違いありません


深夜までの宴会のあと、朝から再び宴会を始めた老人たち!。これは一部で手前にも何人かおり、撮影後も数人が合流。日本の将来は大丈夫だ~


故郷、石渡へ向けてのバスの車中。「楽しかった」「また行きたい」などの声が聞かれました

千曲川で探鳥会と河川敷清掃

 恒例の千曲川沿岸での探鳥会と、そのあとの千曲川河川敷清掃が6月18日の日曜日、屋島橋近くで行われました。朝陽地区から52人、石渡からは8人が参加しました。

 探鳥会では、日本野鳥の会長野支部長の小林富夫さんと、会員の玉木征幸さんがガイド役として参加しました。2班に分かれて河川敷を約1時間にわたって歩き、鳴き声に耳を澄ませたり、望遠鏡などを使って野鳥の姿を追っていました。小林さんらは野鳥の巣作りや子育て、習性などを説明してくれました。

 この日はムクドリやカワウ、カッコウなど20種類の野鳥が見られ、中でも珍しい猛きん類のミサゴが姿を見せました。小林さんは「ミサゴの英語名はあの有名なオスプレイです」と説明、みんなの関心を集めていました。

 終了後は、全員がビニール袋を持って河川敷や堤防道路周辺のごみ拾いを行いました。去年も同じ地域を清掃したにもかかわらず、30分ほどで袋がいっぱいになるほどのごみが集まり、あらためてマナーの悪さが明らかになりました。

【文と写真:石渡区長 水越渉】


「アオサギが見えます」との声に参加者は一斉に双眼鏡で姿を探しました。


屋島橋近くで野鳥の姿を追う参加者たち。


探鳥会のあとのごみ拾い。石渡の参加者も気合いを入れて拾いました。


ごみ拾いを終えて全員集合。「マナーが悪い」「でもきれいになった」などの声が聞かれました。

 

 

人権を考える住民集会

 今年25回目を迎えた朝陽地区の「人権を考える住民集会」が6月17日、朝陽公民館で開かれました。石渡などから140人余が参加、すべての人が人間として尊重され、心豊かな生活を送ることができる明るく住みよい社会を築くにはどうしたらいいか、講演を通して考えました。

 意見発表として、朝陽小学校6年生で児童会長の櫻井咲和花さんが「児童会のテーマは思いやり。明るい元気な学校になればいじめはなくなる」と発表、同じく6年生で「ともだち委員会」副委員長の山口鈴夏さんは「違うクラスとの交流で仲間に入れない友だちに積極的に呼び掛けています」と話しました。

 基調講演では長野県人権啓発センターの木藤博さんがウクレレ演奏で注目を集めたあと、「同和問題を人権課題の柱に」とのタイトルで、「長野市にも差別はある」「母親から差別されると痛みがわかる。だから人を差別するなと聞いた。これが基本です」など話し、会場の関心を集めました。

【文と写真:石渡区長 水越渉】


140人余が参加した人権を考える住民集会。熱心にメモを取る姿も見られた。


意見発表する朝陽小学校6年の櫻井咲和花さん。


意見発表する朝陽小学校6年の山口鈴夏さん。


「差別の解消には人間の尊厳を前提とした活動が大切」と話す講師の木藤博さん。

梅雨シーズンを迎え、水防訓練

 朝陽地区の水防訓練が11日、朝陽支所で行われました。石渡区をはじめ北堀や南堀、南北屋島など朝陽8区から約60人が参加して、水害防止用の土のうの積み方を学んだり、土のうの点検整備を行いました。

 参加したのは8区の役員以外に、長野市消防局東部分署の消防士や長野市消防団朝陽分団の消防団員です。石渡区からは正副区長や安全防災部会の役員たち6人が参加しました。

 西輝・朝陽分団長が土のうの積み方について、①土のうはずらして積むと安定して効果がある②流れに対して土のうの底を向ける③シートを敷いて土のうを包むと直接水が当たらないので丈夫になる…など説明しました。このあと参加者は実際に土のうを積む練習をしました。約20キロの重さに対して「これは大変だ」「一人では難しい」などの感想が聞かれました。

 さらに、水が玄関などに浸水しそうで土のうを積むのが間に合わない場合の緊急対策として、束ねた新聞紙や長方形のプランターなどあるものを使って水の浸入を防ぐなどの説明もありました。消防士からは「ゲリラ豪雨が多発するようになった。とにかく周囲に声を掛け合い、先へ先へと対応してほしい」とのアドバイスがありました。

【文と写真:石渡区長 水越渉】


水防訓練の開会式。朝陽地区住民自治協議会の千野登会長が「水害の心配の季節。しっかり学ぼう」とあいさつしました。

消防団による模範的な土のう積み。土のうは少しずらして積み、シートで包み込むと強度がグンと増すとの説明でした。


石渡区の役員も頑張って土のう積みの訓練。「重い~}との声が。

 

8常会の公園の花が“衣替え”しました

 8常会の公園に花壇をつくってみんなの交流の場にしようと活動しているボランティアグループ「いこいの会」が11日、花壇の花植え作業をしました。

 この日は会員10人が出て、冬から春にかけて楽しませてくれたパンジーやビオラに代わって、赤いサルビア40本、青いサルビア40本、日日草20本、マリーゴールド20本を植え、花壇はすっかり“夏景色”になりました。隣の十数本のユリもまもなく開花します。

 8常会の公園は、先月下旬の一斉清掃で、常会のみなさんのおかげで雑草がなくなり、きれいになりました。会長の倉澤利夫さんは「花は人の気持ちをやさしくしてくれます。ぜひ、見に来てください」と呼びかけています。

 「いこいの会」では近く専門家を招いて、さまざまな花を使っての「寄せ植え教室」を計画しています。あらためてご案内を出しますのでよろしくお願いします。

             【文と写真:いこいの会事務局】


みなさん、「笑顔でやれば腰なんか痛くない」と言って植えました


花植えは丁寧に、優しく・・・が秘訣(?)


1時間かけて120本の苗を植えました。「やったー」と全員笑顔です


マリーゴールドを中心に周囲に、赤と青のサルビアを配置しました。センス抜群かな(?)

 

 

恒例、春のレクリエーション。木島平村をエンジョイ

 石渡公民館主催の春季レクリエーションが6月4日の日曜日、行われました。行き先は木島平村のパノラマランド木島平。大人53人、子ども12人の合計65人がバス3台に分乗して出発しました。

 高原には心地よい風が吹き、じっとしていると少し肌寒い気候でしたが、熱中症の心配もなく、アウトドアにはぴったり。参加者は希望によって、マレットゴルフや山菜採り、あるいは温水プールの3グループに分かれ、それぞれ昼食までの2時間半を楽しみました。

 マレットゴルフのコースは上り下りのコースが多く、あちこちのグループからは「人生と同じで難しい」「球がちっとも言うことを聞かない。女房みたいだ」などの半分本気、半分冗談の声が聞かれました。

 昼食は飲み放題で、食事も食べきれないほど。あちらこちらで赤い顔をしたおじさんたちが、だべったり笑い合ったり…。和やかな光景が繰り広げられました。ビンゴゲームでは、番号が書き出されるたびに、「惜しい」「ビンゴ、完成」などの叫び声が飛び交い、盛り上がっていました。

 最後はホテルの玄関で記念撮影。「楽しかったよ~」「来年もやろう」などの声が出され、全員でピースサイン。事故もなく具合が悪くなった人も出ず、無事に到着しました。

 公民館の役員のみなさま、お疲れさまでした。そして楽しいひとときをありがとうございました。

         【文と写真:区長 水越 渉】

木島平に向けて出発する車内。公民館役員のジョークに打ち解けた雰囲気が・・・

大勢が参加したマレットゴルフ大会。さわやかな風を受け、グッドショットを連発かな?

楽しみにしていた昼食タイム。みんなで「かんぱ~い」水越

待望の昼食開始。「早く撮ってよ。ビールが温かくなっちゃうぞ」との声が(笑)

「いい男に撮ってよ。私もきれいに」。それぞれ強引な注文?。ではありません

「イエーイ。ウーロン茶で酔っちゃった。天気に恵まれサイコー」。ホント、いい天気でした

「今日のビールはうんまい」。「後ろにいる私たちも写ってる~?」

マレットゴルフで優勝した高山健治さん。「いや~、ほんの実力です」と気持ちよさそうでした

いっぱい遊んで、いっぱい食べて、みなさん大広間でダウン。でも中にはまだまだ元気なお年よりも…。

全員そろって笑顔でピース。「今日は楽しかったな~」