記者 のすべての投稿

大みそかに石渡八幡神社で越年祭

 石渡八幡神社で昨年の大みそかの夜、越年祭が行われました。小雪が舞い、しんしんと冷え込む中での二年参りになりました。午前零時近くになると境内には約30人の行列ができました。氏子さんによりますと、コロナ禍の前に比べると、三分の一から四分の一の数とか。寒さと新型コロナウイルス感染の心配から減ったのではないかとの見方でした。

 コロナの感染防止のため、例年振る舞われるお神酒や甘酒は中止になり、ミカンも手渡しではなく、自分で箱から取り出すようにしていました。参拝者は厳粛な表情で健康や平和を祈願したあと、互いににこやかに新年のあいさつを交わしていました。

【文と写真:石渡つうしん取材班 水越渉】

厳しい寒さの中、午前零時の年明けを待つ参拝者のみなさん。雪とコロナ感染の心配からか、例年よりだいぶ少ないようでした

年があけると次々に参拝者はそれぞれの願い事を込めてお参りしていました

新型コロナ感染がなかなか終息しないためか、いつも以上に熱心に参拝する姿が見られました

今年はお神酒や甘酒などの振る舞いは中止になりました。それでも参拝者のみなさんは「今年もよろしく」などのあいさつを元気に交わしていました

越年祭の準備に早くから取り組んだ区役員や氏子役員のみなさん(右側)。お疲れさまでした

 

しめ縄飾り・門松づくり講習会が開かれました

 恒例の石渡公民館主催の文化教養講座「しめ縄・門松づくり講習会」が12月11日、公民館で開かれました。

 館長の吉野正年さん(7常会)が「伝統の技を学んでください」とあいさつしたあと、6組の親子や一般の人など約40人が新年を迎えるためのしめ縄飾りに挑戦しました。

 講師役で1常会の飯島源一さん(88)がつくり方とともに、「しめ縄飾りは、けがれのない新しいわらでつくるため、神聖で清らかな場所を示します」など説明しました。子ども2人と参加した2常会の河辺恵子さん(44)は「思ったより難しいし、力がいる。でも楽しい」との感想でした。

 公民館の外では、倉澤利雄さん(3常会)らが中心になって門松づくりに取り組みました。今年は「親子門松」を完成させました。

【文と写真:石渡つうしん取材班 水越渉】

会場には、しめ縄飾りのお手本が展示されました。講師役の飯島源一さん(1常会)がつくったとのことです

「コロナ禍ですが、楽しんでください」あいさつする公民館長の吉野正年さん(7常会)

しめ縄飾りに使う稲わらを千歯扱き(せんばこき)を使ってきれいに整えました

講師役の飯島源一さん(右)が、稲わらを持ってしめ縄飾りの作り方を説明しました。みなさん真剣な表情で聞き入っていました

説明を聞いた後はさあ、しめ縄飾りづくりに挑戦です

「ここは、こうするとうまくいくよ」と熱血指導する飯島さん。力が入ります

同じく講師役の3常会竹内弘明さん(73)もアドバイスに引っ張りだこ。「ああ、忙しい」といいながらもうれしそう

「先生、こっちにも教えに来て」とあちらこちらから声がかかりました。「実際やってみると難しい」と参加者の声

大人も真剣に挑戦です。立派なしめ縄飾りをつくって玄関に飾りたいとのことです

しめ縄飾り(棒じめ)を一番早く完成したのは区長の高山三良さん(2常会)。「うまくできました」と、ドヤ顔です

3常会の平塚賢次さん(69)は、こんな素晴らしいしめ縄飾りをつくりました。玄関に飾るとのことです

外ではベテランの男性陣が門松づくり。竹の切り口が見事で「うまいだろう」と得意げな笑顔です

缶や鉢にわらを巻き付けるのが難しいとのこと。寒い中、頑張りました

門松の完成です。今年は親子門松。「予想以上によくできた」とみなさん満足気でした

 

人権擁護講座が開催されました

 12月4日、石渡公民館主催の人権擁護講座が開催され、暮らしの中に潜む人権問題~女性の人権~について長野県人権啓発センターの篠原康弘氏から講話を頂きました。

 女性と男性の「違い」はどこから生まれてくるか、そして人権侵害や差別の背景に「違い」があり、この「違い」が「立場」の「強さ/弱さ」と結び付いて、強い人の考えで弱い人を非難や攻撃することにより人権侵害や差別が生まれる。そして女性の人権について、様々な観点からお話されました。

 終わりに、身近なところから始めよう。「職場でも、家庭でも、学校でも、ご近所でも、わたしたちのために、ありがとう」のひと言を。お互いに、心から、「ありがとう(=あなたがここにいてくれてよかった)。と言える(言い合える)日常づくりから始めたい、と締めくくりました。

【文と写真:区広報部長 早川球喜】

パワハラをする側の人とされる側の人との間に「ズレと断絶」がある。

男女の特徴と思われるものは、ほとんどが後天的な(「女」「男」として育てられたため)のもの。

女性蔑視(目に見える問題発言等)の根底には、ジェンダー(無意識に信じている「正しさ」=女性はこうだ)がある。

 

12月3日、年末防犯パトロールが行われました

 区内を4班に分け、路上駐車等のマナー違反、放置自転車・バイクなどを区内の道路やその周辺を中心に、区四役、常会長、少年育成委員、防犯女性部員、用水組合長、交通安全推進委員の方々で巡回しました。

  巡回後の各班状況報告では、路上駐車、鍵の掛かっていない放置自転車があり、必要な措置をした旨の報告がありました。

 又、住民の皆様に、防犯パトロールが行われていることをお知らせし、一層の防犯等の意識を高めて頂くため、❝拍子木や呼び掛け❞をしたらとの提案がありました。

【文と写真:区広報部長 早川球喜】

パトロール出発の前に高山区長からあいさつがありました。

各班が巡回を終え、三々五々出動された皆さんが公民館に集まってきました。

各班状況報告会で、各班長から実施状況の報告がありました。

 

 

 

石渡写真クラブ月例会(11月)作品&講評

石渡写真クラブ月例会(11月)作品、講評
 文化祭も終わり、運動公園の紅葉も終わり、今年も残りわずか。コロナも嘘のように?影を潜めはじめたかと思いきや、新たな株が・・・。まだ、まだ気が抜けません。根絶はおそらく不可能と思われますが、負けずくじけず、人間の英知を集めて共助してゆくことと思います。
 そんな時代を記録することも私たち写真をやる人たちの役目かなとも思います。
 講評はクラブ員で講師の増田今雄さん(5常会)です。
 写真をクリックすると拡大して見えます。

 

【吉田 幹男】「紅葉と志賀の山並み」(長野運動公園=テニスコート横の丘)
コメント:撮る時期が一週間遅れてしまいました。フットワークが良くないと駄目ですね。
講評:よく散歩やウオーキングの人々、紅梅脇の遊具には子どもたちでにぎわう築山。私もウオーキングの折、腰を休めてひと休みする場所ですが、築山を連想させないところ、サブトラックのかけらもないところがこの作品の面白さ。手前に芝生部分、中間に街路樹、その向こうには志賀高原の山並みと空。下、中、上と三分割構図で安定した構図にまとめました。

【吉池 安雄】「公園の秋」(長野運動公園)
講評:ケヤキの樹木数本を手前右に置き力強さをまず強調。向こうに林立するケヤキが適宜散らばり、さらにその向こうには樹木の間から小さい木が・・・。遠近手法で奥行き感が出ました。そして、はらはらと落ちた葉が地面一杯に散らばり、小さな秋を演出しています。

【宮澤 一成】「晩秋の湖」(野尻湖)
コメント:紅葉の先にワカサギ釣りのかまぼこ船が数隻、              もう、そんな季節なんですね。
講評:この作品もいいポジションどりですね。野尻湖の周回道路のどこかと思いますが、紅葉の木々を使い、ぽっと空いた間から向こうの湖面と右に張り出した山、湖面に浮かぶワカサギ釣りの船、そして対岸、さらにその向こうの山々。囲み構図とともに遠近感を存分に盛り込みスケールあふれる作品となりました。

【広澤 一由】「霊松寺の紅葉」(大町市)
コメント:大町市東側の山腹にある霊松寺周辺一帯は、色とりどりの紅葉に囲まれて素晴らしく!感動しました。
講評:イチョウの木の向こうに日が当たらない小さな山の峰が見えますが、対照的に、主題である手前の寺境内のカエデの紅葉、その向こうの山塊の色とりどりの木々には日が当たり圧巻です。左右には、イチョウとクヌギ?の黄色が取り囲み効果的です。

【早川 球喜】「山里の秋」(長野市坂中)
コメント:山中に点在する家々、煙がたなびき、日本の原風景を見る思いがしました。(台ヶ窪あたりかも)
講評: 長野市の浅川団地から山里に入り、飯綱町に向けて貫通する山道。若槻大通りができるまでは、今のようなトンネルでなく峠越えのくねくねした山道でも近道としてよく利用したものです。峠を下ったあたりから垣間見えるオオヤマザクラの花はそれは見事でした。峠一帯に点在する集落を点景に、茶色に染まる紅葉と杉でしょうか常緑の木々を織り交ぜ、折り重なる里の山・・・。いいポジションを見つけました。ルックスがあると主題の紅葉がもっと輝いたと思います。

【中島 弘】「今年もやってきました」(安曇野市犀川)
コメント:御宝田に白鳥が飛来したとの情報を得たので行ってきました。夏の豪雨の影響で白鳥の越冬地が変わったがこの時点で51羽の飛来が確認できたとのことです。
講評:8羽ほどが悠々と泳ぎ餌をあさっています。朝一でこの場所から近隣の田畑などに分散して餌をあさり、夕暮れ時暗くなる寸前に次々と数羽ずつ群れを成して戻ってきます。水面に水かきを一杯広げて着水する姿は躍動感にあふれた一枚になります。が、みるみる暗くなってゆく時間帯なので露出の調整、また長い望遠レンズなのでピント合わせなどなど結構、会心の一枚を得るには経験の積み重ねが必要です。しかも、先人のアマチュア、プロがすでに到達した領域、たくさんの作品が山ほど残されています。「だから私の出番はない」ではなく、取り敢えずそこまで自分の力量を上げレベルに到達。そこを乗り越えてゆくことに写真をやるだいご味があると思います。健康、体力などとの闘いでもありますが、ぜひ挑戦を!

【竹内 一郎】「陽光」(長野運動公園欅道路)
コメント: 増田先生の文化祭の作品に太陽光線の写真を見てチャレンジ。
講評:太陽を右上に置き半逆光でうまく光の帯を取り入れました。しかし、空の部分は、空が明るく光はあるものの目立ちません。さらに、その先(中央から左下にかけて)を見ると、樹木などの背景があり、少しは光の存在が感じられます。思い切って空の部分をカットしトリミング、コントラスト、明るさを調整してみました=下写真。

<フレア>
 辞書には「光学器械で、レンズなどによって反射される光線が映像面に重なり、不正確な像を結ぶ現象。レンズフレア。」とあります。
太陽光線を被写体の向こう(正面上かやや斜め上)に位置すると、レンズの特性からフレアという光の帯が生じ、画面の中に写り込みます。普通は邪魔物として扱われ、できない角度を見つけて光の源をずらすか、レンズフードで遮光します。時には、それを逆手にとって画面内に効果的に入れ込み、光を表現することもあります。光は色や形が一定していませんので、一概に「こうしたらうまくゆく」という手法は説明が難しいです。が、光は明るめなので、背景を暗め(アンダー)な物にし、浮かすとよく目立ちます。

【高山 三良】「色づく瞬間」(長野運動公園)
コメント:紅葉のもとオーリーを練習する若者を狙ってみました。瞬間を捉えるのは難しい!
講評:画面の随所に紅葉を散りばめ、スケートボード、オーリーの練習をする若者を高速シャッターで止め躍動感あふれるショットとなりました。長玉ですべてを圧縮。手前左の前ぼけ、主題のボーダー、さらに右向こうの赤が逆光に映えてきれいです。よく見ると構築物が垣間見えますが、そんなに苦になりません。

「いこいの会」が公園に球根や花苗を植えました

 8常会のボランティアグループ「いこいの会」は11月21日、常会内の公園花壇に、スイセンやチューリップ、ユリの球根をそれぞれ50個と、色とりどりのパンジーの苗50本を植えました。

 この日は50代から90代の会員10人が参加して、約1時間かけて植栽や花壇の周辺の草取りをしました。

 「いこいの会」は、荒れた公園に花を植えて地域の人が集まる拠り所にしようと、6年前に有志でスタートしました。地域の人々が大勢集まって互いに顔の見える関係をつくれば災害のときなど、支え合い助け合うことができると、毎年花の植栽だけでなく、スズムシの配布会を開いています。倉澤利夫会長は「息長く活動を続けていきたい」と話しています。

【文と写真:石渡つうしん取材班 水越渉】

全員でパンジーを植えたあとは、スイセンなどの球根の植え付けです

「腰が痛い」など言いながらも頑張りました

「球根はどんな間隔で植えたらいいの」と協議中です

球根を植えた最後に、市から提供された培養土を丁寧にかぶせました

ひと仕事を終えて「お疲れさま」と記念撮影です。まだまだ元気です

 

「石渡ふれあいの集い」が開かれました

 恒例の「石渡ふれあいの集い」が11月12日、石渡公民館で開かれました。家族の介護に取り組んでいる方や、独り暮らしのお年寄りを招き、元気になってもらおうという企画です。約40人が参加しました。

 今年は金箱にある信叟寺副住職の浅川信昌さん(31歳)を講師に招いて石渡区と信叟寺とのかかわりや現代のお寺事情などについて聞きました。お寺は450年の歴史があり、浅川副住職は24代目になるとのことです。福井県にある永平寺の南澤道人貫首の言葉を引用しながら、浅川副住職は「多くの苦難に直面しているが、いまこそお釈迦様の知恵に学んで、困難を乗り越えましょう」と呼び掛けました。

 終了後、社会福祉協議会理事の横田八重子さん(1常会)が「社協には家事援助など地域助け合い事業がいろいろあります。ぜひ利用して」と訴えました。

【石渡つうしん取材班:水越渉】

「普段の苦労を忘れて、気を楽にしてお話を聞いてください」とあいさつする高山三良区長(2常会)

区顧問の西脇かおるさん(6常会)は「コロナもだいぶ収まってきましたが、まだまだ気を付けて」と話しました

日常話す「言葉」が、人を傷つける「言刃」ならないようにと話す信叟寺副住職の浅川信昌さん

40人が浅川副住職の話に聞き入りました

パンフレットを手に、困ったことがあったらぜひ相談してと話す社協理事の横田八重子さん

 

石渡写真クラブ月例会(10月)作品&講評=石渡区民文化祭展示作品

石渡写真クラブ月例会(10月)作品、講評=石渡区民文化祭出品作品
 秋晴れの117日、石渡区公民館で行われた区民文化祭。写真クラブからは、各2点ずつ計20点が出品、展示されました。
 桜や福寿草の花、稲田の田園風景、冬の動物園など四季折々の移ろいにレンズを向けた個性あふれる作品が並びました。過去1年間の撮りおろし作品ですが、中にはこのコーナーで紹介した作品をプリントし額装、展示したものもあります。(写真は再掲し、掲載月を明記しました。講評はだぶりますので割愛しました。お読みになりたい方は「石渡つうしん」ホームページにてご覧ください=トップページの左側バナーの「公民館」の下のクラブ紹介→写真クラブ→月例会作品)
 講評はクラブ員で講師の増田今雄さん(5常会)です。
 写真をクリックすると拡大して見えます。

【倉澤 利和】「寒くないよ!」(長野市城山公園)=2021年2月例会

「満開の桜」(小布施橋下)=2021年4月例会

【高山 三良】「花鳥幻日月」(石渡付近)=2021年3月例会

「裏見のさくら」(長野運動公園)=2021年4月例会

【竹内 一郎】「サライ」(雲上殿)
コメント: ♪桜吹雪の サライの空へ 流れていく白い雲に胸が震えた♪(歌の文句)
講評:4月例会に「上には何があるだろう?」のタイトルで雲上殿の建物が入った作品が紹介されていますが、まったく別の角度の作品なので講評します。例会作品は雲上殿が真正面で、桜は左右にありやや平板なイメージですが、この作品は建物が奥で桜が前面にきて立体的になり桜の存在感がぐっと増しました。タイトル通りの桜吹雪をまたいつか狙ってみましょう。

「桜花」(雲上殿上り坂)
コメント:雲上殿の桜を一度行ったが曇り空で再チャレンジ青空に見舞われた。
講評:この作品もまったく別の角度からのもので、違った印象を与えています。左下から対角線に右上に向かう並木が遠近感を表出、下の低木と左上の樹木の間に囲まれて右上に延びる感じがいいです。
3作品ともいろいろな角度から、それぞれに特徴を出した表現が3者3様にできました。

【中島 弘】「春の音」(長野市大岡日方)=2021年4月例会(同一作品で題名は「春を呼ぶ福寿草」)

「彼岸花」(中野市)
コメント:色鮮やかな彼岸花をシンプルに撮ってみました。
講評:田園の斜めの畔に鮮やかな彼岸花の群落。ともすると花の群落はそのスケールを出して表現したくなるのが普通ですが、あえて中望遠レンズで花の一部にフォーカス、ほかはぼかして主題を強調しました。右下の茎の間から垣間見える斜面、向こうに黄金色に染まる稲田、さらに向こうのアンダー気味の林空間、すべてがぼけてはいるものの主題を引き立てています。

【早川 球喜】「春爛漫」(長野市村山)==2021年4月例会

「静寂」(長野市戸隠鏡池)=2021年5月例会

【原 芳幸】「静かな浅間山」(黒斑山・2,404㍍より)=2021年9月例会

【広澤 一由】「灯明祭り」(善光寺)=2021年2月例会(同一作品でタイトルは「コロナの終息を願って」)

「一面の水芭蕉」(飯綱高原大谷地湿原)
講評:6月例会作品に同湿原の「ニリンソウ」を題材にした「二輪草の小径」が登場します。この時の作品かどうかは分かりませんが、湿原内の水路脇に水芭蕉の群落。右上の樹林帯の中を散策道が見えますが、こちらもニリンソウ作品のように散策の人物を点景として入れた方がよかったです。

【宮澤 一成】「新緑の季節」(飯山市北竜湖)=2021年5月例会

「驚愕の朝」(長野市小島)
コメント:早朝の畑仕事に出たところ、恐怖を感じるほどの朝焼けにビックリ。思わずスマホに収めました。
講評: まだ、明けきらない早朝の感じが下の部分の暗さで分かります。強烈な茜色というか紅色というか、色に圧倒されることってそうはない経験。すごいなーという感激が伝わってきます。タイトルも適切です。

【吉池 安雄】「どっこい生きている」(須坂市臥竜公園)=20214月例会

「秋の雲」(長野運動公園)
講評:さて、いい雲だが・・・。問題は、自分の立ち位置の周りのどこを、何を雲に引っかけるか・・・です。とかく、目の前には家並みや電柱、電線など種々雑多な物が邪魔し、せっかくの主題(雲)にそぐわないケースがほとんどです。つまり雑然としてしまい、主題を相殺してしまいます。そういう意味でこの作品は、大胆に市街地の中の看板を“味方”として取り入れ、見上げた空気感いっぱいにまとめています。

【吉田 幹男】「山と拡がる稲穂」(信濃町)
コメント:信濃町の仁の蔵街道を走っていて見た北信五岳の2山、黒姫山と妙高山の前にたわわに実った稲穂を車窓から撮りました。
講評:飯縄山から黒姫山の東側山麓一帯に広がる穀倉地帯。黄金色に染まる稲田、隣には黒姫山からはるか遠くに妙高山、そして秋空を覆う雲を大胆に取り入れ、スケールある作品となりました。

「可憐な玉すだれ」(自宅)
コメント:ゼフィランサス 和名 玉すだれ。日当たりで土壌がよければ増えるのですが、我が家では減ってきています。この純白の花を大切に守りたいです。
講評:数が減ってきているだけに、芽が出て咲いた時の感動はいいものですね。大切に守りたいという吉田さんの愛情がふつふつと感じられる作品。凛と上を向いた花が邪魔なものがない背景に浮き立っています。

【増田 今雄】「雪氷模様」(長野市大岡白樺湖) 
 県カルチャーセンターの写真教室で野外撮影。この日は12月中旬で早朝から小雪。予報は回復傾向だったので、「せっかくだから」と決行。標高の高い聖高原にある白樺湖では凍り付いた水面にうっすら積もった雪が絶妙な縞模様を描いていました。

「山稜の春」(飯山市黒岩山)
  春の女神ギフチョウの撮影で信越トレイルのコースとなっている黒岩山山麓へ。カタクリの花に吸蜜にくるチョウを撮影後、峠まで足を延ばすとまだ残雪が・・・。フキノトウをお土産に採りながら林道を歩くと、大きなヤマコブシの花が満開、春を告げていた。
「霧氷化粧」(美ケ原高原)
 美ケ原山頂の王ケ頭ホテルの写真教室。午後到着から深い霧で、夕刻のサンセット撮影はあきらめ早々と就寝。早朝5時過ぎ、暗闇の中、美ケ原台地の向こうに登る昇る日の出を待つ。前日の霧があらゆる物に張り付き「霧氷」が見事だ。目の前の、どうでもいい?枯れ草にもナイフリッジのような形を作り自然の造形美が朝陽に輝いていた。

 

 

朝陽市場が開催されました

 11月13日、素晴らしい秋晴れのもと、「あさひかがやき事業実行委員会」の主催する地元で採れた農産物を軽トラックの荷台で販売する朝陽市場「軽トラ市」が開催されました。千曲川リバーフロントスポーツガーデン特設会場で午前9時に開店、正午までと短い時間でしたが多くの来場者で賑わいました。

 軽トラの荷台には、新鮮なリンゴ、白菜、サツマイモ、里芋、野沢菜、ネギ、南瓜及び菊芋などの野菜が並び、テントではパルセイログッツや焼き芋、菊芋焼酎等が販売されました。 

 三々五々、来場者が訪れ、目当ての野菜などを吟味しながら、買い求めておりました。

 又、500円以上の買い物で、抽選会に参加できるお楽しみもあり、お子さん連れの家族などガラガラ抽選に挑んでおりました。

【文と写真:区広報部長 早川球喜】

準備が整い、さぁ開店。

こしひかりの新米とおいしい「ふじ」だよ。

今年も登場しました不思議なカボチャ。バターナッツといい、甘みが強くクリーミーとのこと。

今年もおいしく仕上がりました菊芋焼酎「朝陽」。

百円均一。地元産のたまねぎと長ネギをどうぞ。

野沢菜をはじめ地元産の野菜が色々あるよ。

ガラガラ抽選で、何が当たったかな。

焼き芋を頬張って…。

サツマイモはいかが、大きくて甘いよ。