石渡写真クラブ月例会(7月)作品&講評

石渡写真クラブ月例会(7月)作品&講評                    
 今月の例会は、615日に区公民館主催の春レクに参加する形で行われた実践セミナーにて撮影した作品、講評です(一部所用で不参加部員は別作品です)。
 雨が降ったりやんだりの中、大座法師池をぐるりと回りました。同じところを回ったわけですが、素材の見つけ方、レンズ選択・撮影の仕方など、それぞれに違った作品が出品されました。セミナーの「撮影会」はその意味で、自分とは違う視点、カメラ技法などたくさんの勉強をすることができました。
 大暑(22日)は過ぎましたが暑さ本番。各地で夏祭りや旧盆の行事が盛んです。熱中症に気を付けながら、作品作りにでかけてみましょう。

 講評はクラブ員で講師の増田今雄さん(5常会)です。
 写真をクリックすると拡大して見えます。
※作品・講評の順番は、会員の氏名を「あいうえお」順に、月ごとに逆にして紹介しています。

【倉澤 利和】

「あら何かしら?」(大座法師池)=6月15日
コメント:ドローンを観ている姿が目に入りシャッターを押しました。
講評:撮影にドローンを持ち込んだ牧内さん。小やみになった雨を見計らってドローンを池の上空へ。ドローンがうまく中央部分に差し掛かったところ、それを狙うかの如くカメラを構えた女性(小島さん)を対峙するかのように配置、すっきりとまとめました。タイトルもマッチしました。

【小池 公雄】

「新緑撮影会」(大座法師池)=6月15日
コメント:大座法師池に深く映り込む新緑が神秘的でした。
講評:前回に続き組み写真に挑戦。湖畔には黄色の花のキショウブが彩りを添え格好の被写体になりました。その主題の花を中に、花を被写体に狙うカメラマンを左右、相対に配置し画面全体に一体感、関連性を生み出しました。

【小島 真由美】

「大座法師池の草花」(大座法師池)=6月15日
コメント:春季レクリエーションで写真クラブの皆さんとの撮影会での写真です。草花を中心に組み写真にしました。幸運の四つ葉のクローバーをみつけて撮りました。(写真では2枚ですが本当は3枚あります)
幸運がすぐに訪れました。昼食会のビンゴで一等をとることができました。この写真はラッキー効果あるかもしれないです(笑)。
講評:湖畔端はキショウブばかりが目につきましたが、よく観察をしさまざまな草花を見つけ組み写真にまとめましたね。私も気が付かなかった花がありますが、賑やかな感じにまとまりました。複数を並べて組みにしたわけですが、できれば草花が生育する環境を現す水面の写った池のカットが一枚あるとよかったかな。ビンゴ一等賞で喜ぶ自分のカットを入れ、四葉のクローバーと幸運をテーマにまとめても良かったかと思います。

【高山 三良】

「梅雨の大座法師池①」(飯綱町)=6月15日
コメント:雨模様で人出は少なく湖面にボートもなく山も見えずで何を撮ろうか思案していました。梅雨に咲く花を集めました。
講評:そうですね。目に付くのは水面に落ちる雨脚、草花にたまった雨の水滴、色としてはキショウブの黄色。知恵の出しどころでしたが、うまく花を集め組みにまとめました。前述、小島さんの評で触れましたが環境を現す池の写真があって分かりやすいです。
「梅雨の大座法師池②」(飯綱町)=6月15日
コメント:雨に濡れたキショウブにアリがのっかっていました。湖面を背景に撮りました。
講評:アリ、よく見つけました。花びらの左下の水滴もいい感じです。ワイド系レンズで主題にぐっと近づきデフォルメ、背景の広がり、特に水面に写り込んだ樹木の曲線がリズム感を生み出しいい感じです。

【竹内 一郎】

「いい日になればいいね」(大座法師池)=6月15日
コメント:今日は公民館の春のレクリエーションです。あいにくの雨ですが元気を出して撮影に行きます。客も見当たりませんがせめて一家族でも。
講評:梅雨時、雨降りのキャンプ場でしたが、空模様を気にしながら行動しているキャンパーらを捉えました。もう少しズーミング、半分ぐらいアップにするとよかったかなと思います。
「     」(大座法師池)=6月15日
コメント:宮澤さんを撮りました。
講評:雨宿りをしながら思案するカメラマンをタイミングよく捉えました。「さて、なにを撮ろうか」。思案する感じが読み取れます。

【中島 弘】

「あじさい寺」(千曲市上山田)=6月28日
コメント:千曲市上山田の「智識寺」へアジサイを撮りに行きました。思っていたより多くの人が訪れていました。アジサイを見る人、絵を描く人、写真に撮る人などいましたが点景として撮ってみました。
講評:しっとり落ち着いたブルーがきれいです。日陰のせいでしょうか。画面の左上から右下へ斜めに配置した花がアクセントとなりました。向こうに花見客やお堂を入れ遠近感が出ました。
「相棒と走る」(長野市鬼無里)=5月13日
コメント:国道406号で白馬に抜ける峠の白沢洞門に行きました。我が愛車と同じVESPA(ベスパ)の旧車に遭遇。ライダーとしばし談笑。先回りしてトンネル手前で旅を楽しむ走りを撮りました。
講評:前回の作品「鬼無里を走る」と同じ場所。同じライダーがらみの作品ですが、中島さんの旅と乗り物に寄せる“思い”が伝わる作品。個性がにじみ出ています。

【廣澤 一由】

「雨に咲くアヤメ」(大座法師池)=6月15日
コメント:雨の撮影会に湖畔を巡ると、緑が鮮やかな風景の中に、黄色のアヤメが一段と冴えて印象的だった。
講評:そうですね。色と言えば雨に濡れた木々の緑、そしてキショウブの黄色でした。手前湖畔端と向こうの中州に群生するキショウブをにぎやかにまとめました。水面の雨脚も映り込み情緒を一層盛り立てています。
「湖畔で一休み」(大座法師池)=6月15日
コメント:黄色のアヤメの葉に小さなトンボ(?)を発見! 「そっとしといて!」とでも言っているようなしぐさに、そっと撮影しました!
講評:高山さんの「アリ」同様、よく見つけましたね。主人公をど真ん中にした日の丸構図で安定感が出ました。下左右にキショウブの花二輪、背景の樹木の向こうの玉ぼけが良い感じです。どこからかオーケストラの奏でるシンフォニーが聞こえてくるようです。

【牧内 二郎】

「大座法師池」(大座法師池)=6月15日
コメント:公民館主催の春季レクリエーションに便乗して、写真クラブのスキルアップ講座で大座法師池で撮影会です。あいにくの天気で飯縄山に雲がかかっていましたが水面に映る景色が綺麗でした。
講評:飯縄山は見えませんが、山麓から空いっぱいに立ち込める雲や大座法師池がしっとり感たっぷりに梅雨の高原を表現しています。ドローンならではのスケールある作品となりました。
「撮ったり撮られたり」(大座法師池)=6月15日
コメント:カメラを向けられたので、こちらからも撮りました。撮られているの気づきました?
講評:リモコン操作で水上からこちらをうかがうドローン。その姿を写す写真クラブの一行、逆にドローンは搭載カメラから一行をパチリ。シャッターはもちろん牧内さんのリモコンからですが、どういう角度からいつシャッターを押したかは知る由もありません。

 【宮澤 一成】

「仲間は、どこに」(大座法師池)=6月15日
コメント:黄菖蒲の群生から離れたところで咲いていた二輪を撮影してみました。
講評:群落の中に離れ離れになった株を見つけ、“物語”風というか擬人化して離れた2輪を主題に作画しました。何を、どう表現するか、組み立てるかいつも頭に置いておきたい視点です。
「ターゲット」(大座法師池)=6月15日
コメント:皆さんには、男性が何を撮影している分かりますか。それは、ドローンです。
講評:最初の倉澤さんの「あらなにかしら?」の作品と比べるとドローンがやや分かりにくいですね。でも、男性のレンズの向かった方向をたどってゆくとその先にあります。謎解きのような一枚となりました。