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石渡長寿会 『落語と尺八・箏の演奏会』 開催される

 石渡長寿会では、平成 29 年10 月20 日に本年初めての試みとしまして、 石渡公民館で「落語と尺八・箏の演奏会」を開催いたしました。

 長寿会員以外にも、石渡区民のみなさまも参加され、日頃の疲れやストレスの解消のために、おおいに笑ったりまた名曲の調べを堪能していただきました。

出演者
(1)落語家:信濃家一門 信濃家 中蔵(しなのやなかぞう)さん
(2)演奏者:
  尺八 師範 松島亮(まつしまりょうざん)さん 長野市大塚
      師範 吉原恕宇山(よしはらじょうざん)さん 石渡長寿会員
  箏    師範 長谷川雅鳳(はせがわがほう)さん 石渡長寿会員

【文:倉澤良貞、写真:広沢一由】

信濃家 中蔵さん

長谷川雅鳳さん

吉原恕宇山さん(左)と 松島亮さん

五穀豊穣・無病息災・区民安泰 ~石渡八幡神社秋祭り~

 石渡八幡神社の秋祭りが10月8日、9日の両日盛大に行われました。 初日8日の午後には、石渡神楽保存会の皆さんによる神楽、獅子舞が各事業所を回りました。夕刻からは2台の神楽が東西2コースに分かれ、今年新築した家や新たに家族が増えた家など各戸を巡回、今年の五穀豊穣の感謝と無病息災を祈念しました。

 巡回の最後は、神社で総魂霊神や養蚕の神様の碑の前と、拝殿内で獅子舞いを奉納。とっぷりと日が暮れると東の空にお月さんが顔を出し、いよいよ特設舞台で獅子舞い。今年が初めてという朝陽小学校3年、2常会の倉澤健琉君が三番叟を熱演、続いて狂い獅子と続きました。

 2日目は、お昼から公民館、育成会の皆さんによるイベントが神社境内で開かれ、多くの区民が集まりました。焼きそば、焼き鳥、焼きモロコシ、フランクフルトなどを特別価格で販売するテントがずらり。缶ビール(有料)のほかお神酒や甘酒なども振る舞われ、にぎやかな雰囲気に包まれました。特に、スーパーボール・ジェリーボールすくい、くじ引きなどは大人気で子どもたちの長い列が続きました。

 シートを広げてお祭りを楽しむファミリー、遊具で遊ぶ親子や子どもたちで境内は大にぎわい。そんな中、八寿喜会の木やりを先導に公民館を出発したお列が神社に到着。拝殿内で氏子総代や区長、区役員らが宮司とともに神事。五穀豊穣に感謝、区民の安泰を祈願した秋祭りは無事終了しました。

 練習を積み重ねた神楽保存会の皆さん、打ち合わせや準備、本番、片つけに追われた公民館、育成会の皆さん、祭典当番の6常会の皆さん、区の役員の皆さん、そして何よりお祭りを盛り上げた区民の皆さん・・・。お疲れさまでした。(写真と文 石渡つうしんスタッフ 増田今雄)

出番前に音合わせ
事業所を巡回。セブンイレブン様に奉納
区内を笛太鼓でにぎやかに移動
華やいだ雰囲気のコロポックル様にて
BIG様店内では買い物客らが見物、大喜び
各戸の巡回では、家族が神妙に獅子舞いを受納(写真上と下)

お菓子や祝い酒が振る舞われて・・・(写真上と下)

「獅子なんか、こわくねー」
各戸奉納の締めくくりは旧石渡屋敷、高山家
二基の神楽がそろって神社に向かう
拝殿で奉納
蚕の神様など碑の前で奉納
神楽保存会の小学生らが元気にあいさつ
三番叟の出番はお父さんに背負われて
三番叟を熱く踊る倉澤健琉君。今年初めての舞台を見事踊りきった(写真上と下)

特設舞台の東の空にはぽっかりとお月さん(松の木の上)
年に一回だけの伝統の獅子舞いを見物する人たちが多く集まった境内
風刺や滑稽さを表現した「狂い獅子」の熱演
区民が見守る中、八寿会の木やりを先導にお列が到着
お祓い、玉ぐしの奉てんなど神事が執り行われた(写真上、下)

 

投票管理者と投票立会人

 衆議院選挙で投票管理者を、長野市長選挙で投票立会人を務めました。区長だからということらしい。気乗りのしない私に、市の職員が「管理者の両隣には白バラ会の会員が座ります。女性です」と意味ありげにささやきました。「白バラ?」「女性?」・・・。期待が膨らみます。でも、なにごとも人生と同じで、期待するものではないことを知りました。

 管理者にしても、立会人にしても、初めて経験して分かったことは「NST」。つまり「眠い、寒い、退屈」ということです。椅子に座ってひたすら投票する人を眺めているのが仕事。もちろん投票所の秩序が保たれているか、おかしな行動をするものがいないかなどチェックするのが任務ですが、みなさん整然と投票をしており、そんなケースはほとんどありません。朝7時から午後8時までの13時間、ほとんど座りっぱなしです。終わった後も投票箱を開票所まで運びますので、帰宅は夜の10時前。長かった。そして寒かった。なにもしないって疲れるんです。

 投票する人を見ていると、さまざまな光景が散見されました。「こんにちは」と元気に入ってきた中年の女性。なにを慌てたのか、投票用紙の代わりに入場券を投票箱に入れてしましました。「大変、どうしよう。すみません」と涙ぐみながら大騒ぎです。かと思うと、若い男性。記載台の中でごそごそ5分間もじっと何かをいじっています。不審に思って尋ねるとスマホで候補者の主張を調べているとのこと。そのくらい事前に調べて来いよとは思いましたが口には出さず、選挙公報を取りよせて渡しました。結局ほとんど読まないで投票していきました。

 車いすで投票に来たお年寄りも何人かいました。杖をつきながら苦しそうに歩いて投票に来た方もいました。2人の乳児を抱え汗をかきながら投票したお母さんもいました。それぞれの切実な願いを込めた一票です。今度は政治がそれに応える番です。期待を裏切らないでほしい。投票する人の後姿を見ながら、そんな思いが込み上げてきました。

【石渡区長:水越渉】

朝陽地区と芋井地区との交流会

    ――焼酎が取り持つ縁

 石渡区の役員4人も参加した朝陽地区役員27人が10月17日、芋井地区を訪れて交流を深めました。市の提唱で始まった事業で、互いの住民が交流をとおして歴史や文化、産業などを学び合い、それぞれの地域の発展につなげるのが目的。芋井地区からは19人が参加しました。

 朝陽地区は、キクイモの焼酎づくりで地域活性化をめざしており、芋井地区はジャガイモで焼酎をつくって地域起こしに取り組んでいることから、焼酎を仲人(なこうど)にして交流が実現しました。公民館では互いの住民自治協議会の会長が「この日の交流を成功させ、今後も続けよう」とエールを交歓しました。

 参加者は「芋井の歴史を学ぶ会」の役員の案内で、当時の建物がそのままの姿で残っている松代藩真田家の本陣「上ヶ屋本陣」や、重要文化財の「葛山落合神社」、昭和40年に移築された「旧長野県庁舎」など多数の文化財や遺跡を見学しました。驚いたのはその数の多さです。裏を返せば中山間地ということもあって開発が進まなかったおかげということもでき、地域の財産として芋井地区の人たちの文化財に寄せる思いの強さを感じました。

 最後に、来年は朝陽地区が芋井の人たちを招いて、互いに持ち寄った焼酎で交流を深めることを約束しました。しかし朝陽地区には案内できる場があるのかどうか、ちょっと心配です。

【文と写真:石渡区長 水越渉】

朝陽地区と芋井地区の参加者が集まった交流会の開会式。互いに今後も続けようと話し合いました

当時のままの姿で残る松代藩真田家の本陣。3年前の神城断層地震では、屋根瓦が全部落ち、大きな被害を受けた

本殿は550年前に建てられた。拝殿に六文銭の家紋があるのは真田家の御祈念所になっていたためという

以前は研修施設として利用されたが今は老朽化で使われていない。正面玄関の大階段やステンドグラスなどは見事

 

講演「差別を考える」を聴いて

 少し前になりますが「差別・人権侵害の要因を考える」というタイトルの講演がありました。朝陽地区の各種団体の役員を対象にした研修会で、講師は長野市役所の人権・男女共同参画課の小澤千秋さん。

 冒頭、小澤さんは「5年ほど前から部落地名総監がインターネットに掲載されるようになった。全国の被差別地区が載っており、GPSとつなげると自宅まで判明できる。それが就職や結婚に使われ差別が深刻化している。その被害を受けた人の相談がとても多い」と話しました。これには少なからず驚かされました。

 こうした差別がどのように生まれたかが、講演の主題です。小澤さんによると、江戸時代にさかのぼります。飢饉や過酷な年貢の取り立てで一揆が多発します。為政者(藩主や幕府)は支配が揺らぐのを恐れ、農民の中に被差別部落をつくり、互いに憎しみ合うようにしむけて不満をそらせました。農民の方も、人間が持つ優越意識が差別を助長したということです。そして全国の農民を地域のお寺の檀徒に登録させて「宗門人別改帳」を作成しましたが、やがて被差別地区の人たちをそれから除外して、別冊に記載するようにしたとのことです。つまりお寺も差別に深く関与したとの説明でした。

 小澤さんは、差別をしないための3か条を提案しました。差別の歴史を学び不当性を知る、差別してしまう自分を自覚する、日ごろから相手の違いを認め気持ちを理解する―です。私としては、優越感に浸りたくなる“内なる差別の心”をどう自覚して抑えていくかが小澤さんから与えられた宿題だと思っています。でも、久しぶりに難しい話を聴いたり考えたせいか、その晩は“知恵熱”が出て眠れませんでした。

 

【石渡区長:水越 渉】

 

                       

29年度第2回お茶のみサロン開催される!

 9月26日(火)今年度第2回のお茶のみサロンが40名の出席者を迎え盛大に開催されました。まずは皆で勉強会、今回は「高齢者の交通事故防止について」、最初にビデオを視聴し、続いて市の交通安全教育講師の関美咲さんと丸山郁美さんによる寸劇で、高齢者の交通安全のポイントを皆で学習しました。

 特に夕暮れから夜間の歩行には、「反射板」を用いて自分の存在を車に早く気づいてもらうことが大切であることを学びました。

 和やかに笑いを交えての1時間の勉強会が終わり、手のひら体操を皆で体を動かし、そしてお茶会も盛会でした。

【文と写真:社会福祉部長 広澤一由】

まず、ビデオの視聴

運動能力や判断力のテストで、想像以上に自身の機能低下を再認識

夜間は黄色系が見えやすい。明るい服装にし運転者に気づいてもらうとよい

ハイビームだと100m先の反射板が見える。夜間の外出時は反射板の着用で身を守る

 

 

 

退職

 71歳を迎えたのを機に、5年間働いた宿直アルバイトを辞めました。心に障害を持つ人が、社会との関係を持ち続けるため、街中の住宅を借りて数人で共同生活をしています。グループホームと呼んでいます。1週間に4日、そのホームの宿直をしていました。夜9時から翌朝の7時までが勤務時間です。私の勤めていたホームには4人が生活しており、入浴の介助や就寝へ誘導、夜間の見守りなどが仕事です。

 当初はお互いが分かり合えず大変なことも多かったのですが、やがて心の通い合いのようなことができると、穏やかな関係になりました。といいましても、時には激しく大声を出したり、暴れたりはしましたが。でも、会話はできなくても心は通じることを発見しました。眠れない時にはハグしたり、子守唄代わりに下手な演歌を歌ったり、私が抱えている悩み事をやさしく話したり・・・。やがてホームに出勤すると笑顔で迎えてくれるようになりました。帰る時は腕をつかんで帰るなとの意思表示をしてくれるようにもなりました。必要とされるのはうれしいものです。

 しかし、次第に疲れを感じるようになってきました。帰宅してもすぐ眠れるわけではなく、区などの会議では居眠りをするようになりました。もう限界かなと思い退職したわけです。宿直がなくなったいま、とても解放された気分で、テレビを見たり本を読んだり、秋の夜長を楽しんでいます。でも、また働くつもりです。ただし働き口が見つかればですが。中学時代の恩師の言葉が思い出されます。「働くということは、傍(はた)を楽にすること。傍とは自分のまわりだけでなく世の中に役立つこと」。いい言葉だと思います。

【石渡区長:水越 渉】

 

長寿会が社会奉仕活動!!

      ―石渡神社境内と公民館を清掃―

 長寿会はこのほど、石渡神社と石渡公民館の清掃を行いました。全国的な社会奉仕の日を受けてのボランティア活動です。

 石渡神社では、男性会員約30人が境内の雑草を取ってゴミ袋に入れたり、小石を取り除いたりしました。石渡公民館の周辺では、女性会員約15人がかなり伸びた雑草を黙々と取っていました。

 終了後は、全員が公民館に集まりお茶会を開きました。小林通会長が「私たちはこれからも助け合って、石渡を優しい街にするために頑張りましょう」とあいさつ。あちこちで健康や友人の話で盛り上がりました。

【文と写真:石渡区長 水越渉】

「疲れないかって? 冗談でしょ、元気元気ですよ」。体だけでなく口も元気な長寿会員です

大勢の仲間と一緒のボランティア活動は楽しくて最高!

長寿会の中でも、笑顔がもっとも魅力的なメンバーです

公民館の周辺の草取りをする女性会員。手も動くが口も滑らかで楽しそうでした

清掃終了後はみんなが集まってのお茶会。おしゃべりと笑い声が響き渡りました

増田今雄さんの連載紹介

 増田今雄さん(石渡区5常会在住、元信濃毎日新聞写真部長)の「北信濃動植物をたずねて」の連載が週刊長野新聞で始まりました。是非ご覧ください。

 なお、増田さんは石渡区ホームページ「石渡つうしん」のスタッフと」して区内の行事の取材などにご協力き、フォトニュースに掲載しています。また、石渡写真クラブの講師として指導もされています。

第1回/第2回はこちらからご覧ください

2つの防災

 朝陽地区の区長会で、名古屋市港防災センターを見学しました。地震体験室で関東大震災と同じ震度7を体験。最初の揺れは大したことなく「こんなものかな?」と思っていた瞬間、すさまじい揺れが襲ってきました。テーブルの下にもぐって脚をしっかり抱きしめましたが、食器棚は倒れる、やかんは飛んでくる…。「怖い!」。1分間が10分にも感じられました。これは横揺れだけで、実際の地震は縦揺れも加わるから怖さは2倍、3倍になりますとのことでした。

火災避難訓練―。突然電気が消えて真っ暗に。「火事だ」の声が。すると大量の煙が噴き出てきました。ハンカチを口に身を低くして壁を伝って逃げようとしますが、ドアにはカギがかかっています。隣にカギのかかっていないドアがあったのに、慌てているうちに煙が充満して逃げられなくなりました。

 朝陽支所で行われたもう一つの「防災」はこれと対照的です。災害発生で開設した避難所運営を、5人1組でゲーム形式で行う模擬演習です。小学校の教室や体育館を避難所として想定、地区の役員が次々に訪れる被災者をどう受け入れるか―。日赤の講師が訪れた被災者の様子を読み上げます。「4人家族。1人は重い障害者」「2人の乳児を抱えた夫婦。奥さんは妊娠中」「6人家族。おばあちゃんは痴ほう症。子どもはインフルエンザ」などなど。

 メンバーの5人は被災者の名前を書かれた札を、体育館や教室に置いていきます。「インフルだから個室にしないと」「障害があるので通路やトイレに近い方が」「ペットはどうする」。あれこれ話し合っていくのですが被災者が続々と読み上げられ追いつきません。焦りと楽しさが交錯した演習でした。

 「怖さ」による体験と「楽しさ」による演習。手段は異なりますが、防災をわが身と思って準備してほしいというのが主催者の狙いです。わが家もタンスや食器棚の転倒防止や窓に飛散防止のシールを張らなければとその時は思いました。しかしまだやっていません。分かっちゃいるけど…なんですね。これではいけません。せっかくの体験を生かさないと。

【石渡区長:水越渉】