「石渡フォトニュース」カテゴリーアーカイブ

人権を考える住民集会

 今年25回目を迎えた朝陽地区の「人権を考える住民集会」が6月17日、朝陽公民館で開かれました。石渡などから140人余が参加、すべての人が人間として尊重され、心豊かな生活を送ることができる明るく住みよい社会を築くにはどうしたらいいか、講演を通して考えました。

 意見発表として、朝陽小学校6年生で児童会長の櫻井咲和花さんが「児童会のテーマは思いやり。明るい元気な学校になればいじめはなくなる」と発表、同じく6年生で「ともだち委員会」副委員長の山口鈴夏さんは「違うクラスとの交流で仲間に入れない友だちに積極的に呼び掛けています」と話しました。

 基調講演では長野県人権啓発センターの木藤博さんがウクレレ演奏で注目を集めたあと、「同和問題を人権課題の柱に」とのタイトルで、「長野市にも差別はある」「母親から差別されると痛みがわかる。だから人を差別するなと聞いた。これが基本です」など話し、会場の関心を集めました。

【文と写真:石渡区長 水越渉】


140人余が参加した人権を考える住民集会。熱心にメモを取る姿も見られた。


意見発表する朝陽小学校6年の櫻井咲和花さん。


意見発表する朝陽小学校6年の山口鈴夏さん。


「差別の解消には人間の尊厳を前提とした活動が大切」と話す講師の木藤博さん。

梅雨シーズンを迎え、水防訓練

 朝陽地区の水防訓練が11日、朝陽支所で行われました。石渡区をはじめ北堀や南堀、南北屋島など朝陽8区から約60人が参加して、水害防止用の土のうの積み方を学んだり、土のうの点検整備を行いました。

 参加したのは8区の役員以外に、長野市消防局東部分署の消防士や長野市消防団朝陽分団の消防団員です。石渡区からは正副区長や安全防災部会の役員たち6人が参加しました。

 西輝・朝陽分団長が土のうの積み方について、①土のうはずらして積むと安定して効果がある②流れに対して土のうの底を向ける③シートを敷いて土のうを包むと直接水が当たらないので丈夫になる…など説明しました。このあと参加者は実際に土のうを積む練習をしました。約20キロの重さに対して「これは大変だ」「一人では難しい」などの感想が聞かれました。

 さらに、水が玄関などに浸水しそうで土のうを積むのが間に合わない場合の緊急対策として、束ねた新聞紙や長方形のプランターなどあるものを使って水の浸入を防ぐなどの説明もありました。消防士からは「ゲリラ豪雨が多発するようになった。とにかく周囲に声を掛け合い、先へ先へと対応してほしい」とのアドバイスがありました。

【文と写真:石渡区長 水越渉】


水防訓練の開会式。朝陽地区住民自治協議会の千野登会長が「水害の心配の季節。しっかり学ぼう」とあいさつしました。

消防団による模範的な土のう積み。土のうは少しずらして積み、シートで包み込むと強度がグンと増すとの説明でした。


石渡区の役員も頑張って土のう積みの訓練。「重い~}との声が。

 

8常会の公園の花が“衣替え”しました

 8常会の公園に花壇をつくってみんなの交流の場にしようと活動しているボランティアグループ「いこいの会」が11日、花壇の花植え作業をしました。

 この日は会員10人が出て、冬から春にかけて楽しませてくれたパンジーやビオラに代わって、赤いサルビア40本、青いサルビア40本、日日草20本、マリーゴールド20本を植え、花壇はすっかり“夏景色”になりました。隣の十数本のユリもまもなく開花します。

 8常会の公園は、先月下旬の一斉清掃で、常会のみなさんのおかげで雑草がなくなり、きれいになりました。会長の倉澤利夫さんは「花は人の気持ちをやさしくしてくれます。ぜひ、見に来てください」と呼びかけています。

 「いこいの会」では近く専門家を招いて、さまざまな花を使っての「寄せ植え教室」を計画しています。あらためてご案内を出しますのでよろしくお願いします。

             【文と写真:いこいの会事務局】


みなさん、「笑顔でやれば腰なんか痛くない」と言って植えました


花植えは丁寧に、優しく・・・が秘訣(?)


1時間かけて120本の苗を植えました。「やったー」と全員笑顔です


マリーゴールドを中心に周囲に、赤と青のサルビアを配置しました。センス抜群かな(?)

 

 

恒例、春のレクリエーション。木島平村をエンジョイ

 石渡公民館主催の春季レクリエーションが6月4日の日曜日、行われました。行き先は木島平村のパノラマランド木島平。大人53人、子ども12人の合計65人がバス3台に分乗して出発しました。

 高原には心地よい風が吹き、じっとしていると少し肌寒い気候でしたが、熱中症の心配もなく、アウトドアにはぴったり。参加者は希望によって、マレットゴルフや山菜採り、あるいは温水プールの3グループに分かれ、それぞれ昼食までの2時間半を楽しみました。

 マレットゴルフのコースは上り下りのコースが多く、あちこちのグループからは「人生と同じで難しい」「球がちっとも言うことを聞かない。女房みたいだ」などの半分本気、半分冗談の声が聞かれました。

 昼食は飲み放題で、食事も食べきれないほど。あちらこちらで赤い顔をしたおじさんたちが、だべったり笑い合ったり…。和やかな光景が繰り広げられました。ビンゴゲームでは、番号が書き出されるたびに、「惜しい」「ビンゴ、完成」などの叫び声が飛び交い、盛り上がっていました。

 最後はホテルの玄関で記念撮影。「楽しかったよ~」「来年もやろう」などの声が出され、全員でピースサイン。事故もなく具合が悪くなった人も出ず、無事に到着しました。

 公民館の役員のみなさま、お疲れさまでした。そして楽しいひとときをありがとうございました。

         【文と写真:区長 水越 渉】

木島平に向けて出発する車内。公民館役員のジョークに打ち解けた雰囲気が・・・

大勢が参加したマレットゴルフ大会。さわやかな風を受け、グッドショットを連発かな?

楽しみにしていた昼食タイム。みんなで「かんぱ~い」水越

待望の昼食開始。「早く撮ってよ。ビールが温かくなっちゃうぞ」との声が(笑)

「いい男に撮ってよ。私もきれいに」。それぞれ強引な注文?。ではありません

「イエーイ。ウーロン茶で酔っちゃった。天気に恵まれサイコー」。ホント、いい天気でした

「今日のビールはうんまい」。「後ろにいる私たちも写ってる~?」

マレットゴルフで優勝した高山健治さん。「いや~、ほんの実力です」と気持ちよさそうでした

いっぱい遊んで、いっぱい食べて、みなさん大広間でダウン。でも中にはまだまだ元気なお年よりも…。

全員そろって笑顔でピース。「今日は楽しかったな~」
 
 
 
 

長野マラソン応援シール配布~区定期総会(4月16日)

 416日の早朝午前6時半過ぎ。石渡八幡神社は、長野マラソンの「応援お守りシール」をいただく参拝者が行列をなしていました。記帳をし、拝礼が済むと、「無事完走」と「目標成就」の2種のうちから好きな方のお札を引く。8回目の今年は初めて裏におみくじを付け、「超大吉」から「大競(凶)までの5種を印刷、これから走る運勢を占う“お楽しみ”を取り入れました。「大吉だ!」。大喜びの人に、おそろいの法被を着たスタッフから「頑張って!!」と檄が飛ぶ。境内の桜もほぼ満開、全国から訪れたランナーたちを激励して送り出していました。

 スタートとなった神社脇の沿道には、PR看板が数カ所。こちらも空色の法被を着たスタッフが「お守り、どうですか」と呼び込み。「これを目当てに来るリピーターも年々増えている」と広報担当の広沢幸一さん。700枚用意したお守りはほぼなくなったと話していました。

 スタート直前、毎年スペシャルゲストとして参加のキューちゃんこと高橋尚子さんが、「今日は暑くなるようです。十分に給水を!」と気合。ランナーも全員が拳を挙げて応え、8時半、過去最多の9663人のランナーが石渡八幡神社を背にスタートしました。

 

 この日の夕刻7時。公民館で29年度の区定期総会が開かれました。前年から今年度の事業報告や決算、予算などを討議、承認する大切な会議に数十人の区民が参集。初めのあいさつの中で、新区長の水越渉(8常会)さんは、「私もお守りをいただいてきました。今年度が無事“完走”できるようとの願いからです。皆さんの協力をお願いします」とあいさつ。 盛りだくさんのさまざまな議事を論議の末、満場一致の拍手で承認、最後に退任役員の紹介で閉会しました。

 事実上の新年度がスタートした長野マラソンの16日、早朝から、夜遅くまで、関係者の皆さん、大変お疲れさまでした。                               (HP「石渡つうしん」スタッフ 増田今雄)

 

満開の桜の中、8回目の長野マラソンの応援シールが配布された
スタートとなった運動公園通りのる沿道には案内看板が数カ所
記帳、お参りが済むとシールがもらえる。思わずにっこり
列の向こうが記帳台。お参りが済んだ人からおみくじ付きシールを引く。「どうかいい運勢であるように・・・」
先着700限定とあって、開始の午前7時前から行列。年々人気が高まる
シール裏には今日の運勢を占うおみくじ。「無事完走」と「目標成就」のどちらかの箱から引く
おみくじを見て「大吉だ」と喜ぶ人、「大競(凶)」とげんなりする人。スタッフからは1人1人に「頑張って!!」と温かな声援
スタート直前、スペシャルゲストの高橋尚子さんからの激励に、拳を一斉に挙げるランナーたち
午前8時半。神社(写真中央奥、ケヤキの向こう)を背に一斉にスタート
16日午後7時から開かれた定期総会。「実は、私も応援シールをいただいてきました」とあいさつする水越渉新区長(写真左は中島弘相談役、右は小山美好副区長、その右は廣澤幸一会計)
今年度の事業計画や予算などいくつもの議題を討議、承認された定期総会
総会の最後に退任する役員が紹介。起立の左から中島弘前区長、大津雅之前区会計、倉澤良貞前区相談役、笠原美敬前監査役→次の写真に続く
左より、高山三良前氏子総代、畑敏雄前氏子相談役、池田治雄前公民館長、黒崎啓一前公民館相談役→次の写真に続く
八田学前福祉推進支部長、増田今雄前広報部長、田中久夫前協議委員、倉澤利雄前長寿会長、宮入美智夏前育成会長。以上です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今年も健康で幸せな1年に・・・どん度焼き

 お正月のしめ飾りや門松、家族や企業を一年間見守っただるま、お札などをお炊き上げし、今年の無病息災、五穀豊穣などを願う「どんど焼き」が19日、氏子、公民館、育成会の主催で行われました。

 会場は、昨年から石渡八幡神社から変更した運動公園陸上競技場東の空き地。お炊き上げした炭火で焼くおもちや柳の枝に刺したまゆ玉などを持って集まった家族連れなどの区民はおよそ200人超。全員ですぐ近くに見える石渡八幡神社に向かって拝礼。午前中に児童らが各戸を回って集め、積み上げた二基のやぐらに中島弘区長、高山三良氏子総代が点火しました。

 火は折からの強い北風に勢いよく燃え上がり、時折、「パーン、パーン」と門松の竹の破裂音が景気づけ、熱さをこらえながら遠巻きにした区民らは火勢が衰えるのをじっと待ちました。やぐらがほぼ焼け落ち、近づけるようになると一斉に長い棒や柳の木が伸び、真っ赤な炭火で、おもちやまゆ玉のだんごは見る見る食べごろに。早速あちこちで、焼き上がったおもちを食べる家族連れの姿も。

 区民の皆さん、今年一年、どうか幸せな年になりますように・・・。                        (写真と文 広報部・増田今雄)

集められた松飾りやだるまなどで組み上がったやぐら
集められた松飾りやだるまなどで組み上がったやぐら
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高山氏子総代がお神酒を奉納
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全員で八幡神社に向かって拝礼
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中島区長が一基を点火
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もう一基に池田公民館長と高山氏子総代が点火
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じっと熱さに耐え、区民の安泰を・・・
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立ちのぼる煙で太陽も神秘的な表情

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そろそろいいかな。待ち切れず、熱さと闘いながらおもちやまゆ玉を焼く
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「お父さん、焼けた?」
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「顔ばっか、なんでこんなに熱いんだ」
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「ほら、食べてみて」
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「うわっ、のびたぁ ー」

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「麻雀、かるた、トランプ、・・・」 ~新春を楽しんだレク大会~

 お正月の17日、公民館の主催で「新春レクリエーション大会」が行われました。会場の公民館では午前中、子どもたちに体験してもらう「もちつき大会」が予定されていましたが、今年はノロウィルスの流行で中止。大会は午後からで、麻雀組みの大人が28人、かるたやトランプ組みの子どもが24人参加しました。

 かるたは4年前、長野郷土史研究会朝陽支部が発足5周年を記念して作った「朝陽ふるさとかるた」。朝陽地区の遺跡や文化財、伝統行事、著名な人物、風物などを題材にしてあり、石渡地区にちなんだものも。

 珍しい 歴史に残る 石渡館跡

 八幡神社 一茶の俳額 地域の宝

 同支部長の高原英男さん(76)=北堀=も昨年に続き列席、読み札を朗読したり、由来を解説してくれました。子どもたちは、学年別に3グループに分かれ2回対戦。身を乗り出して、すばやく絵が描かれた取り札を拾っていました。かるたが終わると、子どもたちはオセロやトランプ、将棋なども楽しみ、大人たちの麻雀も個人、常会対抗を終えました。                      (写真と文 広報・増田今雄)

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読み札を朗読する郷土史研究会朝陽支部長の高原英男さん
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どちらか決まらない時は、「じゃんけんぽん」
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札が少なくなると、伸びる手がいっぱい重なる
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先に伸びた手を思わず・・・。究極の一手?
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「ロン!」。7卓で“脳トレ”の麻雀の部
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将棋を楽しむ
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こちらはトランプ。ババ抜き?
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オセロを楽しむ
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「さて、だれが一番か・・・」

 

 

初めてのしめ縄作り講習会

 昨年暮れの1217日、長寿会主催の「しめ縄・紙垂(しで)作り」講習会が公民館で行われました。区では初めての企画で約30人が集まり、池田忠保さんを師匠にスタッフ8人の指導で、稲わらを使って正月に飾るしめ縄や紙垂作りに挑戦しました。

 最初に、細縄作りからスタート。神聖なものは左にねじって「なう」とされる「左縄」で、初めてわらに触れる子どもや近年わらに触れる機会が滅多にない大人も、慣れない手つきで四苦八苦。続いて、「棒じめ」作り。「中央を縛り、わらを三等分にし・・・」、「わらを水で湿らすと“なえ”安いよ」などのアドバイスを受けながら奮闘。早く出来る人、なかなか形にならない人、仕上がり具合も人それぞれ、まちまち。予定の時間はみるみる過ぎ時間オーバーしたものの、最後に和紙で紙垂を作って終了。参加者は、昔から引き継いだ先人の伝統を体験し、手作りの作品はそれぞれの家の正月の玄関先を飾りました。
(文と写真 広報部・増田今雄)

「こうやって持って・・・」
「こうやって持って・・・」
材料のわら
材料のわら
最初は細縄作り。左巻きに四苦八苦
最初は細縄作り。左巻きに四苦八苦
「そうそう、上手だよ」。指導スタッフから教えてもらって
「そうそう、上手だよ」。指導スタッフから教えてもらって
「足で押さえるといいですよ」
「足で押さえるといいですよ」
神聖なしめ縄はすべて「左巻き」
神聖なしめ縄はすべて「左巻き」
「水で湿らすとうまくいくよ」
「水で湿らすとうまくいくよ」
公民館会場は、人とわらでにぎやか
公民館会場は、人とわらでにぎやか
「中央をしっかりしばって・・・」いよいよご棒じめ作り
「中央をしっかりしばって・・・」いよいよご棒じめ作り
子どもたちにお手本を示す師匠の
子どもたちにお手本を示す師匠の池田さん
「できたあー」。思わずにっこり
「できたあー」。思わずにっこり

30数年続く交流  信大附属特別支援学校とのXmas交流会

 昨年暮れの1213日、長寿会、ゲートボールクラブの主催で、「信州大学附属特別支援学校とのXmas交流会」が開かれました。会場となった公民館には、学校から生徒、先生ら26人が参加、2時間ほどのクリスマス交流会を楽しみました。

 長寿会会長倉沢利雄さんの歓迎のあいさつに続き、小山英雄ゲートボールクラブ会長が「30数年前、石渡八幡神社脇でお年寄りたちがゲートボールをしていると、散歩で通りかかった支援学校の生徒さん達が『こんにちは』と気持ちよくあいさつしてくれました。散歩コースで、あいさつは恒例になりお年寄りたちは感激、最初は区から学校に出向いて交流が始まりました。その後、公民館に招待する形になって現在に至っている」と交流会の誕生秘話を披露してくれました。

 続いて、自己紹介、茶話交流と進行。生徒さんらが「乱れ打ち」、「勇み駒」、天下招福と息災延命を込めた「飛龍三段返し」の力強い太鼓演奏を披露。記念に区からの参加者が「乱れ打ち」を体験させてもらい、大きな音にびっくりしていました。

 主催者がペットボトルを工作した手作りのピンを並べた「ボウリング大  会」。生徒が思い思いにボウル投げるたびに歓声が上りました。そして、メインイベントの長寿会会員扮する真っ赤な衣装のサンタさん、トナカイが登場、11人にお菓子のプレゼントを配りました。

 最後に、「3年間お世話になりました」と3年生の生徒代表が謝辞。記念写真を撮影し、「来年も・・・」と玄関先で見送られて公民館を後にしました。

                        (文と写真 広報部・増田今雄)

「交流は、もう30数年前に」ときっかけを話す小山ゲートボールクラブ会長
「交流は、もう30数年前に」ときっかけを話す小山ゲートボールクラブ会長
長寿会(右倉沢会長)の皆さん=写真上、ゲートボールクラブの皆さん=写真下=と茶話交流
長寿会(右=倉沢会長)の皆さん=写真上、ゲートボールクラブの皆さん=写真下=と茶話交流

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生徒さんから太鼓演奏のプレゼント(写真上、下)
生徒さんから太鼓演奏のプレゼント(写真上、下)

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手作りのボウリングを楽しむ生徒さんたち
手作りのボウリングを楽しむ生徒さんたち
長寿会会員ふんするサンタが1人1人にお菓子のプレゼント(写真上と下)
長寿会会員ふんするサンタが1人1人にお菓子のプレゼント(写真上と下)

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全員で記念の写真を撮影
全員で記念の写真を撮影
1年後の再会を約束し、生徒さんらは帰校
1年後の再会を約束し、生徒さんらは帰校

 

健康講座2題

①【健康寿命を延ばそう】 介護予防あれこれ体験講座

 昨年の1129日、公民館で「介護予防あれこれ体験講座」が開かれました。区、公民館、長寿会の主催で約30人が参加、市介護保険課介護予防担当で作業療法士の中西則行さんの講話に熱心に耳を傾け、「はつらつ体操」を体験しました。

 中西さんは、「少子化で担い手が減少し、団塊の世代が75歳に達する2025年には税金や保険料が高くなる。やってくる超・高齢化「新時代」に備え、健康寿命を延ばしましょう」とした上で、元気で活発な生活を送る(健康寿命の期間を長く保つ)には、「地域がお互いに助け合いながら、健康維持に必要な予防活動をして行くこと」と解説しました。

 歳をとって、つまずいたり、転ぶことは筋肉が衰えている証拠で、予防にはどんなに歳をとっても筋力を衰えさせないで付けることが必要。それには、筋肉をぎりぎり“傷める”ぐらいまで運動し、見返りに高タンパクの肉や魚、納豆など豆腐類、乳製品等をしっかり食べること。やせることは禁物。

 これからの時代は、施設などで高いお金を使ってこうした運動や交流、触れ合いをするのでなく、動ける人は地域で活動してもらうことが国や県、市など行政の施策。健康寿命を延ばす各地域での積極的な取り組みが期待されていると話しました。

 最後に、中西さんの指導でいすや机を使い、固まった身体をほぐすストレッチ系の「毎日のびのび」運動、筋力をつける「たまには、しっかり」運動の一端を体験し講座を終えました。(文と写真 広報部増田今雄)

歩行や足の関節などを解説する中西さん
歩行や足の関節などを解説する中西さん(写真上)
熱心に講師の話を聞く参加者
熱心に講師の話を聞く参加者(写真上)
自宅でできるストレッチ「開眼片足立ち」を体験
自宅でできるストレッチ「開眼片足立ち」を体験(写真上と下)

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歩行改善、腰痛予防に「ふくらはぎを伸ばす」運動
歩行改善、腰痛予防に「ふくらはぎを伸ばす」運動(写真上)
歩行改善、腰痛・膝痛予防、寝たきり予防に「いすからの立ち上がり」
歩行改善、腰痛・膝痛予防、寝たきり予防に「いすからの立ち上がり」(写真上)

 


②【生活習慣病を見直そう】 石渡地区健康講座

 1212日、区、区健康増進部会、長寿会による初めての「石渡地区健康講座」が開かれました。約35人が参加、「おたっしゃなまちづくり 糖尿病を予防して、いきいき元気で長生きを!」と題した三陽保健センターの倉石弘子さんの講演を聴講しました。

 不健康な状態を作り出すのは生活習慣病。代表選手が糖尿病で、脳卒中や認知症にもつながる。本来、日本人は農耕民族で、現代はいつでもどこでも食べられて、昭和50年ごろの食事と明らかに違ってきて、生活習慣病の引き金になっている。予防には、まずはしっかりと食生活の時間や内容、量、食べ方などの基本を知り、改善すること。特に、食物繊維を含んだ野菜をできるだけ多く食べることと、順番は、先に野菜(ベジタブル)を食べる、「サキベジ」が効果的と解説。

 さらに、食事のほか、掃除や洗濯など身体を動かすこと。1日で、今より1000歩、約10分は歩く習慣を。「タバコは病める」ので止める。アルコールは飲み過ぎに注意。油・砂糖は減らし、高タンパク質の肉、魚、豆類、牛乳を増やし、筋肉の維持、増強をすることと予防策をアドバイス。

最後に、毎日朝夕に血圧測定をして健康状態をチェックする習慣、具体的な野菜レシピを紹介、全員で「手のひら体操」をして講座を終えました。(文と写真 広報部増田今雄)

「生活習慣病を克服しましょう」と話す講師、倉石さん
「生活習慣病を克服しましょう」と話す講師、倉石さん(写真上)
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手のひら体操でリラックスする参加者(写真上と下)

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dsc_7656 dsc_7653  数人から質問があり感心の高さをうかがわせました