「いこいの会」が公園に球根や花苗を植えました

 8常会のボランティアグループ「いこいの会」は11月21日、常会内の公園花壇に、スイセンやチューリップ、ユリの球根をそれぞれ50個と、色とりどりのパンジーの苗50本を植えました。

 この日は50代から90代の会員10人が参加して、約1時間かけて植栽や花壇の周辺の草取りをしました。

 「いこいの会」は、荒れた公園に花を植えて地域の人が集まる拠り所にしようと、6年前に有志でスタートしました。地域の人々が大勢集まって互いに顔の見える関係をつくれば災害のときなど、支え合い助け合うことができると、毎年花の植栽だけでなく、スズムシの配布会を開いています。倉澤利夫会長は「息長く活動を続けていきたい」と話しています。

【文と写真:石渡つうしん取材班 水越渉】

全員でパンジーを植えたあとは、スイセンなどの球根の植え付けです

「腰が痛い」など言いながらも頑張りました

「球根はどんな間隔で植えたらいいの」と協議中です

球根を植えた最後に、市から提供された培養土を丁寧にかぶせました

ひと仕事を終えて「お疲れさま」と記念撮影です。まだまだ元気です

 

「石渡ふれあいの集い」が開かれました

 恒例の「石渡ふれあいの集い」が11月12日、石渡公民館で開かれました。家族の介護に取り組んでいる方や、独り暮らしのお年寄りを招き、元気になってもらおうという企画です。約40人が参加しました。

 今年は金箱にある信叟寺副住職の浅川信昌さん(31歳)を講師に招いて石渡区と信叟寺とのかかわりや現代のお寺事情などについて聞きました。お寺は450年の歴史があり、浅川副住職は24代目になるとのことです。福井県にある永平寺の南澤道人貫首の言葉を引用しながら、浅川副住職は「多くの苦難に直面しているが、いまこそお釈迦様の知恵に学んで、困難を乗り越えましょう」と呼び掛けました。

 終了後、社会福祉協議会理事の横田八重子さん(1常会)が「社協には家事援助など地域助け合い事業がいろいろあります。ぜひ利用して」と訴えました。

【石渡つうしん取材班:水越渉】

「普段の苦労を忘れて、気を楽にしてお話を聞いてください」とあいさつする高山三良区長(2常会)

区顧問の西脇かおるさん(6常会)は「コロナもだいぶ収まってきましたが、まだまだ気を付けて」と話しました

日常話す「言葉」が、人を傷つける「言刃」ならないようにと話す信叟寺副住職の浅川信昌さん

40人が浅川副住職の話に聞き入りました

パンフレットを手に、困ったことがあったらぜひ相談してと話す社協理事の横田八重子さん

 

石渡写真クラブ月例会(10月)作品&講評=石渡区民文化祭展示作品

石渡写真クラブ月例会(10月)作品、講評=石渡区民文化祭出品作品
 秋晴れの117日、石渡区公民館で行われた区民文化祭。写真クラブからは、各2点ずつ計20点が出品、展示されました。
 桜や福寿草の花、稲田の田園風景、冬の動物園など四季折々の移ろいにレンズを向けた個性あふれる作品が並びました。過去1年間の撮りおろし作品ですが、中にはこのコーナーで紹介した作品をプリントし額装、展示したものもあります。(写真は再掲し、掲載月を明記しました。講評はだぶりますので割愛しました。お読みになりたい方は「石渡つうしん」ホームページにてご覧ください=トップページの左側バナーの「公民館」の下のクラブ紹介→写真クラブ→月例会作品)
 講評はクラブ員で講師の増田今雄さん(5常会)です。
 写真をクリックすると拡大して見えます。

【倉澤 利和】「寒くないよ!」(長野市城山公園)=2021年2月例会

「満開の桜」(小布施橋下)=2021年4月例会

【高山 三良】「花鳥幻日月」(石渡付近)=2021年3月例会

「裏見のさくら」(長野運動公園)=2021年4月例会

【竹内 一郎】「サライ」(雲上殿)
コメント: ♪桜吹雪の サライの空へ 流れていく白い雲に胸が震えた♪(歌の文句)
講評:4月例会に「上には何があるだろう?」のタイトルで雲上殿の建物が入った作品が紹介されていますが、まったく別の角度の作品なので講評します。例会作品は雲上殿が真正面で、桜は左右にありやや平板なイメージですが、この作品は建物が奥で桜が前面にきて立体的になり桜の存在感がぐっと増しました。タイトル通りの桜吹雪をまたいつか狙ってみましょう。

「桜花」(雲上殿上り坂)
コメント:雲上殿の桜を一度行ったが曇り空で再チャレンジ青空に見舞われた。
講評:この作品もまったく別の角度からのもので、違った印象を与えています。左下から対角線に右上に向かう並木が遠近感を表出、下の低木と左上の樹木の間に囲まれて右上に延びる感じがいいです。
3作品ともいろいろな角度から、それぞれに特徴を出した表現が3者3様にできました。

【中島 弘】「春の音」(長野市大岡日方)=2021年4月例会(同一作品で題名は「春を呼ぶ福寿草」)

「彼岸花」(中野市)
コメント:色鮮やかな彼岸花をシンプルに撮ってみました。
講評:田園の斜めの畔に鮮やかな彼岸花の群落。ともすると花の群落はそのスケールを出して表現したくなるのが普通ですが、あえて中望遠レンズで花の一部にフォーカス、ほかはぼかして主題を強調しました。右下の茎の間から垣間見える斜面、向こうに黄金色に染まる稲田、さらに向こうのアンダー気味の林空間、すべてがぼけてはいるものの主題を引き立てています。

【早川 球喜】「春爛漫」(長野市村山)==2021年4月例会

「静寂」(長野市戸隠鏡池)=2021年5月例会

【原 芳幸】「静かな浅間山」(黒斑山・2,404㍍より)=2021年9月例会

【広澤 一由】「灯明祭り」(善光寺)=2021年2月例会(同一作品でタイトルは「コロナの終息を願って」)

「一面の水芭蕉」(飯綱高原大谷地湿原)
講評:6月例会作品に同湿原の「ニリンソウ」を題材にした「二輪草の小径」が登場します。この時の作品かどうかは分かりませんが、湿原内の水路脇に水芭蕉の群落。右上の樹林帯の中を散策道が見えますが、こちらもニリンソウ作品のように散策の人物を点景として入れた方がよかったです。

【宮澤 一成】「新緑の季節」(飯山市北竜湖)=2021年5月例会

「驚愕の朝」(長野市小島)
コメント:早朝の畑仕事に出たところ、恐怖を感じるほどの朝焼けにビックリ。思わずスマホに収めました。
講評: まだ、明けきらない早朝の感じが下の部分の暗さで分かります。強烈な茜色というか紅色というか、色に圧倒されることってそうはない経験。すごいなーという感激が伝わってきます。タイトルも適切です。

【吉池 安雄】「どっこい生きている」(須坂市臥竜公園)=20214月例会

「秋の雲」(長野運動公園)
講評:さて、いい雲だが・・・。問題は、自分の立ち位置の周りのどこを、何を雲に引っかけるか・・・です。とかく、目の前には家並みや電柱、電線など種々雑多な物が邪魔し、せっかくの主題(雲)にそぐわないケースがほとんどです。つまり雑然としてしまい、主題を相殺してしまいます。そういう意味でこの作品は、大胆に市街地の中の看板を“味方”として取り入れ、見上げた空気感いっぱいにまとめています。

【吉田 幹男】「山と拡がる稲穂」(信濃町)
コメント:信濃町の仁の蔵街道を走っていて見た北信五岳の2山、黒姫山と妙高山の前にたわわに実った稲穂を車窓から撮りました。
講評:飯縄山から黒姫山の東側山麓一帯に広がる穀倉地帯。黄金色に染まる稲田、隣には黒姫山からはるか遠くに妙高山、そして秋空を覆う雲を大胆に取り入れ、スケールある作品となりました。

「可憐な玉すだれ」(自宅)
コメント:ゼフィランサス 和名 玉すだれ。日当たりで土壌がよければ増えるのですが、我が家では減ってきています。この純白の花を大切に守りたいです。
講評:数が減ってきているだけに、芽が出て咲いた時の感動はいいものですね。大切に守りたいという吉田さんの愛情がふつふつと感じられる作品。凛と上を向いた花が邪魔なものがない背景に浮き立っています。

【増田 今雄】「雪氷模様」(長野市大岡白樺湖) 
 県カルチャーセンターの写真教室で野外撮影。この日は12月中旬で早朝から小雪。予報は回復傾向だったので、「せっかくだから」と決行。標高の高い聖高原にある白樺湖では凍り付いた水面にうっすら積もった雪が絶妙な縞模様を描いていました。

「山稜の春」(飯山市黒岩山)
  春の女神ギフチョウの撮影で信越トレイルのコースとなっている黒岩山山麓へ。カタクリの花に吸蜜にくるチョウを撮影後、峠まで足を延ばすとまだ残雪が・・・。フキノトウをお土産に採りながら林道を歩くと、大きなヤマコブシの花が満開、春を告げていた。
「霧氷化粧」(美ケ原高原)
 美ケ原山頂の王ケ頭ホテルの写真教室。午後到着から深い霧で、夕刻のサンセット撮影はあきらめ早々と就寝。早朝5時過ぎ、暗闇の中、美ケ原台地の向こうに登る昇る日の出を待つ。前日の霧があらゆる物に張り付き「霧氷」が見事だ。目の前の、どうでもいい?枯れ草にもナイフリッジのような形を作り自然の造形美が朝陽に輝いていた。

 

 

朝陽市場が開催されました

 11月13日、素晴らしい秋晴れのもと、「あさひかがやき事業実行委員会」の主催する地元で採れた農産物を軽トラックの荷台で販売する朝陽市場「軽トラ市」が開催されました。千曲川リバーフロントスポーツガーデン特設会場で午前9時に開店、正午までと短い時間でしたが多くの来場者で賑わいました。

 軽トラの荷台には、新鮮なリンゴ、白菜、サツマイモ、里芋、野沢菜、ネギ、南瓜及び菊芋などの野菜が並び、テントではパルセイログッツや焼き芋、菊芋焼酎等が販売されました。 

 三々五々、来場者が訪れ、目当ての野菜などを吟味しながら、買い求めておりました。

 又、500円以上の買い物で、抽選会に参加できるお楽しみもあり、お子さん連れの家族などガラガラ抽選に挑んでおりました。

【文と写真:区広報部長 早川球喜】

準備が整い、さぁ開店。

こしひかりの新米とおいしい「ふじ」だよ。

今年も登場しました不思議なカボチャ。バターナッツといい、甘みが強くクリーミーとのこと。

今年もおいしく仕上がりました菊芋焼酎「朝陽」。

百円均一。地元産のたまねぎと長ネギをどうぞ。

野沢菜をはじめ地元産の野菜が色々あるよ。

ガラガラ抽選で、何が当たったかな。

焼き芋を頬張って…。

サツマイモはいかが、大きくて甘いよ。

 

石渡区の文化祭が行われました

 11月7日、石渡公民館において区の文化祭が行われました。昨年に引き続き作品展示のみとなりました。

 今年も区の多くの個人・団体から生け花、写真、漆器、プラモデル及び竹細工など、又みかさ幼稚園園児さん及び信州大学附属長野特別支援学校生徒さんからの絵など多くの作品が寄せられ、展示されました。

 又、区にある御神楽の1基が37年ぶりに新調され、10月に完成した神楽屋台一式が子ども神輿と共にお披露目されました。

【文と写真:区広報部長 早川球喜】

みかさ幼稚園園児の皆さんの絵。シンセサイザーを弾いたこと。海へ行ったこと。かけっこが楽しかったこと。川遊びや滑り台をしたことなど、思い出に残ったことが描かれています。

信州大学附属長野特別支援学校の生徒さんの作品。

藤沢さんのパスレル和みのアート。

小林さんのミニチュアレーシングカー、バイク。製作中のカーも展示されていました。

関さんの絵手紙で、笑門来福及び加賀の殿様が命名の巴の錦。

増田さんの作品。

小山さんの作品。

畑さんの漆器などの作品。

宮坂さんのクラフトテープを裂いて作った手提げ籠など。

倉澤伸治さんの竹細工。出展作品は全て希望者にプレゼントされました。

坂口さんの第2次世界大戦に使われた水上偵察機の1/72スケールのプラモデル。

小林さんのミニチュアレーシングカー。制作中のカーも展示されていました。

写真クラブの皆さんの写真。1年間撮り続けた写真を、この日のために2作品を選びました。

新調されたお神楽で、神楽保存会の皆さんによる初お囃子。

「民話の語りとアルパの演奏会」が開催されました

 10月31日、石渡長寿会秋の文化講座「民話の語りとアルパの演奏会」が石渡公民館で開催されました。

 北信地方の伝説と民話を、語り継がれた伝説を次世代に伝えていきたいという仲間が集まり結成された「しなのの伝説をかたる会」の皆様から、北堀在住の牧豊子さんが中野の畔上家に伝わる約700年前の古文書「高梨由来記」に沿って書かれた「黒姫物語」など7話を語っていただきました。素晴らしい語り部から民話の世界へ誘って頂きました。

 アルパ演奏では、奏者の小林ユキ子さんは、パラグアイの民族楽器、アルパに2001年に出会い、倉澤信子氏、ルシア塩満氏に師事し、毎年開催されている「春のアルペシオ」に参加出演し、長野では「しなのの伝説を語る会」とコラボして演奏活動を行っています。

 師匠のルシア塩満氏の作曲で、朝ドラの主演歌にもなった「春風にのって」を始め、アルトパラマなど8曲を演奏していただきました。「浜辺の歌」及び「ふるさと」は、皆さんで唄いましょうと云う事で、アルパの演奏にのせて唄い、楽しいひとときを、過ごしました。

【文と写真 区広報部長 早川球喜】

以前から、それぞれが朗読の先生に学んでいたが、2012年に立ち上げた「しなのの伝説を語る会」の皆さん。

長野では珍しいアルパ奏者です。アルパには半音と楽譜が有りません。そのため、半音は弦を押さえて、疑似半音をつくります。演奏は、弾き方を見たり聴いたりしながら覚えるそうです。