長寿会が信大附属特別支援学校とクリスマス交流会

30年余り続く温かな交流―

 石渡長寿会が、信大附属特別支援学校の生徒を招いてのクリスマス交流会が1212日、石渡公民館で開かれました。通りががった支援学校の生徒が、ゲートボールをしていたお年寄りに話しかけたのがきっかけで始まったのがこの交流会。30年余り続いている行事です。一緒におしゃべりをしたり、太鼓を叩いたり・・・。生徒も長寿会会員も楽しいひとときを過ごしました。

 訪れたのは生徒18人と先生9人。長寿会の役員やゲートボール会員14人が参加しました。長寿会会長の笠原美敬さん(1常会)が「いっぱい楽しんでください」と歓迎のあいさつ。生徒も一人一人が元気に、あるいは恥ずかしそうに自己紹介をしました。

 幕開けは、生徒と会員がお菓子を食べながらの交流です。「元気ですか」「よろしくです」など握手をしたりして、あちこちで笑顔いっぱいの温かな交流が見られました。生徒たちがふだん練習している「乱れ打ち」などの太鼓演奏を披露すると、力強いバチさばきに会場から盛んな拍手が起きました。生徒に呼ばれて長寿会役員も舞台に立ち、一緒に演奏する場面もあり、互いに拍手を送り合うなど交流しました。また会員の手作りのピンをゴムボールを投げて倒すボウリングゲームも行われ、大きな声援を受けて張り切る生徒もいて、笑いと拍手が絶えませんでした。

 続いて、サンタクロースに扮した会員が、お菓子を一人ずつにプレゼント。生徒はいっぱいの笑顔で受け取っていました。 最後に副会長の中島弘さん(5常会)が「楽しんでもらいましたか。来年もまた来てください」とあいさつ、再会の約束を交わしました。

【文と写真:区相談役 水越渉】

支援学校の生徒と先生、そして石渡長寿会の役員が全員集合。クリスマス交流会の始まりです

ジュースを飲んだあとは、あちらこちらでおしゃべりの交流の輪が広がりました

「たくさん楽しんでくださいね」と生徒さんと握手する長寿会副会長の中島弘さん(5常会)。左は長寿会会長の笠原美敬さん(1常会)

生徒さんたちの力強い太鼓演奏に会場からは大きな拍手が起きました

生徒さんに負けまいと太鼓を叩く長寿会の役員のみなさん。「乱れ打ち」に挑戦しましたが、文字通り乱れっぱなしでした

ペットボトルのピンを倒すボウリングゲーム。生徒さん全員が参加、大きな拍手と歓声で会場は盛り上がりました

住吉誠さん(8常会)がサンタクロースに扮して全員にお菓子のプレゼント。生徒さんたちは大喜びでした

最後に副会長の中島弘さんが、会長の笠原美敬さん(右)とともに、「来年もまたお会いしましょう」とあいさつ。再会を約束しました

 

 

人権擁護講座が開催されました

12月2日午後3時から石渡公民館にて公民館主催の人権擁護講座が開催されました。

「ハラスメントについて:身近な人権を考える」と題し、人権啓発センター相談員の小宮山峰男氏を講師に迎え、35名が聴講しました。

一般的なセクハラ、パワハラに加え、モラルハラスメント、マタニティハラスメント等様々なハラスメントの事例を紹介しながら、たとえ本人にそのつもりがない場合でも相手を傷つける行為、不利益を与える行為は人権侵害にもつながると話してくださいました。「昔はもっとひどかった」「同じことを言われた」等の言い分もあるとは思いますが、今は通用しなくなっているのは、本年話題になったスポーツにおけるパワハラはわかりやすい事例です。

毎日を気持ちよく送るために必要なことは、お互いを尊重し相手の立場にたった言動が必要であることを再認識し、自分自身を振り返る良い機会となりました。

【文:区広報部長 笠原千代子 写真:公民館広報部】

 

ボウリング大会が開催されました

122日 公民館主催の第3回ボウリング大会が行われ、49名が参加し交流を深めました。

今年から会場がラウンドワンになり、最新鋭機の全12レーンで腕を競い合いました。

昔取った杵柄のベテランからボウリングは初めてという年少さんまで和気あいあいの中、白熱したゲームが展開されました。お子さん向けのガーターガードは対象の子供さんが投げる時だけ設営され、ハイテク設備に感心することしきりでした。石渡ボウリングクラブはこの催しがきっかけとなって発足し定期的に練習会等を実施しており、部員募集中とのことです。

各人2ゲームを投げ、合計点(ハンデ女性+20,小学生以下・70歳以上+40)で高順位賞,飛び賞、BB賞等大勢の方々が表彰され、賞品・参加賞を携え帰路につきました。

主な表彰者・成績
 優勝:山門幸夫381
 準優勝:水越渉353
 3: 池田義司 340点 
 ハイスコア賞:善財邦夫210

 【文と写真:区広報部長 笠原千代子】

和やかな開会式:見えない闘志に満ち溢れています

広沢副区長による始球式で幕開け:惜しい!1ピン残りのほぼストライク

ハンディがなくても私は大丈夫!

最年少参加の山室さん:親子で飛び賞get!

大会運営に終始頑張ってくれたラウンドワンスタッフの倉島さん

表彰された皆さま (左から)
準優勝:水越 渉さん(8常会)、優勝:山門幸夫さん(4常会)3:池田義司さん(8常会)

石渡区福祉懇談会が開催されました

12月1日朝陽住民自治協議会社会福祉部会主催の平成30年度石渡区福祉懇談会が区役員、常会長、福祉推進員、健康推進員、民生児童委員を始めとした区福祉活動に携わる方々37名が出席し、石渡が住みよい地域になるために、をテーマに話し合いました。この懇談会は平成25年度から実施しており、これまでは朝陽全体の福祉活動の現状・課題を理解してもらう趣旨で運営されていましたが、今回は地域の実態に照らし合わせ、課題を認識し対応策を話し合うという形態にの変えたと横田福祉推進員支部長から説明がありました。 

団塊の世代の方々が75歳を迎える超少子高齢化となる2025年問題に鑑み、現在は「ささえ愛あさひ協議体」を中心に各区で「まちづくり推進協議会」が発足し、介護保険等の公的サービスでは対応しきれない課題を地域で解決するために検討しています。

当石渡では、いち早く「石渡元気はつらつクラブ」の活動を始め様々な取り組みを開始しています。独居世帯が今後増えていく中で継続して住み良い地域にするための身近な課題(①ゴミ出し②買物③雪かき)について、朝陽社協の方々のアドバイスをいただきながら常会単位のグループで討議を行い、最後に発表し、認識を共有化しました。手助けを希望する声を収集するシステムを作るには、日常の隣組、常会の活動が欠かせないことから、懇親会等顔合わせができる機会づくりも大切といった意見がでました。また、協議会の趣旨は「地域で有志が助け合う活動」ではありますが、具体的な活動モデル、事例等を長野市、ささえ愛あさひから示してもらうことや区の組織体の構築も必要ではとの発言もありました。

石渡の団塊の世代の皆さまは何にでも積極的な元気な方々ばかりで2025年問題が杞憂に終わるような気もしないではありませんが、次世代を支える側の非常に厳しい現実を避けては通れないので、明確な指標ができるよう機会を捉えて話し合い、暮らしやすい石渡にしていきましょう。

【文と写真:区広報部長 笠原千代子】

来賓あいさつ(左から)
池田朝陽社協理事、今井朝陽社協副会長、佐藤包括支援(コンフォートきたながいけ)、高田さん(朝日ホーム)、近藤助け合い事業コーディネイター

常会ごとの活発な意見交換

 

石渡写真クラブ11月例会写真集

<五十音順に掲載>講評は石渡写真クラブ:増田今雄講師
作品の下に、「タイトル」、(撮影場所)、講評の順に掲載
*写真をクリックすると大きく鮮明に見れます。

1.池田 治雄

「盛秋」(東和田運動公園)
 運動公園内のケヤキ並木。よく被写体に選ばれますが通りに面した写真が大半で、初めて見るポジションが新鮮です。どこから撮ったのかハイアングルから狙い、奥の方のビル街が遠近感を出しています。何かの大会でしょうか、適度な人物配置、自転車の塊と空間を無駄なくまとめています。

2.笠原 美敬

「昔を思い出す駅舎」(河東線 旧松代駅)
 利用した人々でにぎやかな駅の往時が甦ってきそうな駅舎。いまだに残る自販機、コインロッカー、タクシー乗り場の看板が懐かしく、開催中の懐古写真展の立て看板が時代の流れ、今日性を表現しています。通常は人物をあしらいたくなりますが、殺風景な光景が情感たっぷりでいいです。

3.萱津 信子

「全山紅葉」 (松川渓谷)                 高山村の山田温泉近く、松川渓谷の紅葉を切り取りました。赤い橋を点景に、全山紅葉とスケールのある作品です。ただ、日が差すともっと紅葉が輝きを増してくるはずです。そして、下の部分の手前の樹木は邪魔です。思い切って画面に入れないこと、ズーミングして紅葉部分をもっと目立つようにトリミングしましょう。来シーズン期待!

4.倉澤 利和

「平和な秋の日」(上田城址公園)
 普通は、ケヤキ、イチョウでしょうか、画面の上の黄色に染まった葉を入れて人物は控えめの点景として構成します。しかし、あえて人物を中心(主題)に作画したところがいいです。その人物配置が、あたかも映画のロケのように見事にバランスよく並びました。紅葉にカメラを向ける人、自撮りするカップルなどの一瞬を捉え、それぞれを見ていて飽きない作品です。

5.高山 三良

「樹間の紅葉」(大町市)
 一見、手入れした林のように見えますが、木立の奥行き感のある配置とほぼ横一列に点在する紅葉のバランスが抜群です。曇り空ですが、空の空間も入れて空気感漂う作品です。いい素材を発見しました。

6.竹内 一郎

「山間の赤い橋」(松川渓谷)               前述の萱津さんと同じアングルの被写体ですが、それぞれの狙いが表出していて写真のだいご味、面白みが味わえます。人それぞれに感じ方、表現の仕方が違って来るところがよく分かり、この作品は赤い橋に寄せた思いを中心に大きくしてまとめ、萱津さんは橋をアクセントとしてあしらい紅葉を主体にまとめています。真っ赤な橋が存在感をもって目に飛び込みますが、橋の上に車か、行楽客がいるとぐんとグレードアップ。

7.中島 弘

「コケ化粧」(白駒の池)                  標高2000㍍を超す北八ヶ岳の「白駒の池」。薄暗い原生林の中、びっしりとコケむした倒木が「三角構図」で迫ってきます。ほかの部分をアンダー気味に抑えたこと、望遠系レンズで中央部分のみに合ったピントが主題を強調しています。

8.早川 球喜

「晩秋の白糸」 (高山村)                志賀高原の潤満滝でしょうか。真っ盛りの紅葉が過ぎ初冬の趣が、渋い感じで仕上がりました。きれいな紅葉も一つの顔ですが、あえて最盛期の時期を少し外したり、別の季節を狙うとオリジナル作品が生まれてくる可能性がぐんとアップ。同じ位置から、同じ時期、時間帯に撮った「どこかで見たような・・・」作品とはひと味違った写真が撮れます。

9.広沢 一由

「紅葉に囲まれた大滝」(茅野市:横谷峡)
画面いっぱいに散りばめた紅葉の間からちらりと姿を見せる滝。主題(滝)の回りを何かで囲む「囲み構図」(もしくは「トンネル構図」)でまとめました。やや紅葉が強すぎて、滝が控えめに見えます。もう少し滝全体が見える位置があったかどうか・・・。左右の幹を対照的に配置、安定感が出ました。

10.吉池 安雄

雲シリーズ(10月の雲)(東和田運動公園)
「お、いい雲だ」。画面下の車の状況から運転中、信号などで停車中にふと見上げた雲にパチリ。雲は秋のいい雲ですが、上記の想定があたっているかどうかともかく、やや下の車が重い感じです。左右の並木の奥行き感はいい感じです。

 <HP掲載担当:広沢 一由>

 

年末防犯パトロールが行われました

 石渡区内で12月2日夜、年末防犯パトロールが行われました。地域の安全と安心を守るため、毎年、夏と年末に行われています。

 参加したのは区の役員をはじめ、安全防災部役員や9人の常会長、防犯女性部員、少年育成委員など20人です。参加者は石渡公民館に集まり、高山三良・安全防災部長から点検方法の説明を聞いた後、4つの班に分かれ、反射たすきを付けライトで照らしながら常会ごとに約1時間かけてパトロールをしました。

 この夜は、大豆島交番から石渡区担当の警察官1人が参加しました。警察官は「石渡、南堀、北堀地区では、空き家を狙った空き巣があった。空き家を住み家にして盗みをしているケースです。逮捕したが、パトロールは空き家もしっかり見回ってください」と説明、さらにスタッドレスタイヤが盗まれるケースが増えているため、玄関先などに積んでおかないようアドバイスしました。

 パトロール終了後、全員が公民館に集まって班ごとに結果を報告しました。内容は、路上駐車や放置と思われる自転車があったとのことです。参加者は安全に年末年始を迎えたいとの願いを込めながら年末防犯パトロールを終えました。

【文と写真:区相談役 水越渉】

高山三良・安全防災部長が、パトロールに先立って実施の方法を説明しました

打ち合わせでは、大豆島交番の警察官が「空き家を住み家にして盗みを働くケースがあった。空き家の点検を」と呼びかけました
4班に分かれてのパトロール。「今夜は厳しい冷え込みがなくて助かる」との声が聞かれました

今年は大豆島交番の警察官もパトロールに参加しました