介護予防教室が開催されました

 寝たきり、認知症予防や健康づくりの介護予防教室が、10月22日(木)、「健康寿命をのばしていきいきと暮らそう!」をテーマに、石渡公民館で開催されました。

 初めに、地域包括支援センターコンフォートきたながいけの宮越さんから、フレイル予防のための いきいきライフ3か条「動く、食べる、つながる」の話がありました。続いて、コンフォート岡田リハビリテーションセンター理学療法士西澤さんの指導により、「筋力トレーニング」のおすすめ(同所作成)の中から①椅子に腰掛け、膝を伸ばしてできるだけ持ち上げる②立って椅子につかまり、つま先立ち(踵上げ運動)➂同ハーフスクワット④片足立位で股関節伸展などを体験しました。なお、この筋力トレーニングは目安として、頻度は週3回、運動回数は1~3セット位が効果的とのこと。

【文と写真:石渡区広報部長 早川珠喜】

いきいきライフ3か条。筋トレを椅子でゆっくりスクワット、筋肉の材料、たんぱく質を摂り、人との交流を週1回以上で、みんなでフレイル予防!

筋肉の衰えを、指輪っかテストで調べる。

膝関節を完全に伸ばし、つま先を手前に引き上げ、その状態のまま足を可能な所まで上げる。

踵はできるだけ高く上げ、体は傾けず直立する。

膝頭がつま先より前に出ない、胴は背筋を伸ばしたままかがみ、膝とつま先の向きをそろえる。

開く足は体の真横に開き、体も傾けず直立する。

お尻の筋肉に集中する、胴体は前かがみにならない、膝を曲げない。

 

 

あさひ大学「地域再発見(地域を学ぶ)」が開かれました

 「朝陽地区歴史探訪」は、朝陽公民館主催のあさひ大学の一講座として開講されていますが、毎年、ふるさと朝陽を学ぶ会会長を案内人に各区を探訪し、地域の歴史を学んでいます。

 今年は、南堀区の足立山長命寺、南堀館跡、槻井泉神社及び筆塚・飯縄社・金丸氏先祖霊神などを。石渡区は八幡神社、興隆山常岩寺、庚申塔、延命山地蔵寺、十王及び秋葉大権現と道祖神を探訪しました。

 石渡区の八幡神社は、天文三年に現在地に移り、天正年間に字二反田にあった諏訪社を八幡社に一緒に祀ったといわれています。又、神社前の道は、山道とよばれ尾張部から三才山までの主要道路であったようです。興隆山常岩寺は、境内や墓地に地蔵菩薩・六地蔵篋印塔・万霊塔があり、延命山地蔵寺は、1717年別峰宗見和尚により開山。1847年の震災で倒壊し、現在の本堂は安政6年に再建されたとのことでした。

【文と写真:石渡区広報部長 早川珠喜】

足立山長命寺 開基は西念坊で、駒沢(古里)、布野(柳原)に移って元禄13(1700)年に現在地に移りました

南堀館跡 内堀と呼ばれているこの地は、南北朝以前からあった館の跡で、室町時代に高梨氏、のち小田切主水が居住しました。

槻井泉神社 その昔、干ばつの折り、生井大神の児女の教えのまま、社地の槻の大木の根元を掘ると、きれいな冷水が惣然と湧き出したという言い伝えがあります。

筆塚 筆塚となった深沢直章は槻井泉神社の神官で。門弟に読・書を教えていた。

八幡神社 境内には、庚申塔・道祖神・蚕神・惣魂神などがある。

興隆山常岩寺の六地蔵

庚申塔 庚申信仰は、十干十二支の組み合わせで六十日ごとに回ってくる庚申の夜に行う行事で、もとは中国の道教にある。この塔は、長野市内でも古いものの一つです。

延命山地蔵寺 本尊は、延命地蔵で、享保二年(1717)、別峯宗見和尚や、小山田主膳(石渡村を支配した武士)によって寺が創建された。

十王像は、中国色彩が濃く異様な顔つきや服装をしている。

道祖神は、道の神、縁結びの神及び生産の神などいろいろな信仰の対象になっている。

 

石渡神社で秋の例祭―コロナ禍で規模を縮小して開催

 石渡神社で1011日、秋の例祭(秋祭り)が行われました。今年は新型コロナ感染防止のため、いつもの年に比べ大幅に縮小したお祭りになりました。

 拝殿には氏子や区の役員など14人が集まりました。倉澤玄(けん)宮司が石渡区の発展や区民の幸せを祈って、高らかに祝詞を読み上げ、続いて氏子総代の藤巻弘幸さん(7常会)や、区長の横田一雄さん(1常会)らが区民を代表して次々に玉ぐしを供えました。最後に氏子総代の藤巻弘幸さんが「昨年の水害と今年の新型コロナ禍にこころを痛めています。早く終息してほしい」とあいさつ、神事を終えました。

 例年だと、前夜祭では長い提灯行列や神楽保存会による獅子舞などが上演され、本祭りでは石渡八寿喜会の先導による華やかな行列が行われていましたが、今年は中止。また、境内では公民館や育成会が焼きそばなどの店を出し、区民でにぎわいますが、これらも中止になりました。横田区長は「新型コロナが早く終息して、来年はにぎやかな秋祭りが復活してほしいものです」と話していました。

【文と写真:区監査役 水越渉】

石渡区の発展や区民の幸せを祈って祝詞を読み上げる倉澤玄宮司

玉ぐしを供える氏子総代の藤巻弘幸さん

3人そろって区の安全安心を祈る区長の横田一雄さん(中央)。手前が副区長の高山三良さん。区長の左隣が氏子相談役の高山秀則さん

神事が無事に終了。倉澤宮司を囲んで記念撮影です。みなさん、「早くコロナ禍が終わってほしい」と口々に話していました

 

 

石渡元気はつらつクラブが活動を再開しました

 新型コロナウイルス禍で8月3日以降休止していました「石渡元気はつらつクラブ」が、10月12日、活動を再開しました。新しい生活習慣に沿って、三蜜を避け、マスクの着用、日常の体調管理を心掛けながら活動をして行くとのことです。今回、25名程の参加がありました。

 まず、「手のひらに太陽を」の唄に合せて「まずは両肩の上げ下ろしから首を横から倒します。右から捻じります。…」と朝陽手のひら体操から始まりました。

 続いて、長野市はつらつ体操「良い姿勢で行うと効果が上がります。足の下をしっかり床に付けて、椅子にもたれない姿勢、…」を、途中10分程の休憩を摂りながら1時間程体を動かしました。2カ月ぶりで、程よい汗を流しました。

 次回以降は、従来どおりとし、マンネリ化にならない様に工夫しながら続けていきたいとのことです。

【文と写真:石渡区広報部長 早川球喜】

準備、丹念に椅子の消毒

受付で体温のチェック

2カ月ぶりの再会に当たって倉澤支部長のあいさつ

朝陽手のひら体操、両手を上げます

長野市はつらつ体操、綺麗な姿勢から右足を高くあげましょう