「いこいの会」が8常会公園に花の苗を植栽しました

8常会の「いこいの会」は620日、常会内にある公園花壇にマリーゴールドや日日草などの花苗75鉢を植えました。新型コロナで家に閉じこもりがちな区民に、きれいな花を観賞して気分転換を図ってもらいたいという願いを込めました。

この日は11人が参加して約1時間かけて苗の植栽や周辺の草取りを行いました。いこいの会は8常会の人を中心に、公園を地域の交流の場にしたいと結成された20人のボランティアグループです。毎年、花の植栽だけでなく、会員が育てたスズムシの配布なども行っています。隣の花壇では色とりどりのユリの花が咲き誇っています。会長の倉澤利夫さんは「ぜひきれいな花を見て、心をいやしてください」と話しています。

【文と写真・石渡つうしん取材班 水越渉】                   

植栽する花苗が到着しました。どうやって植えるか、検討しています

花苗の植栽では、女性パワーが活躍しました

まっすぐに植えるためロープを張っての緻密(?)な作業です

植栽終了。 全員そろっての記念写真です。「腰が痛い」などの声も。お疲れさまでした!!

 

「いしわたウォークラリー」が初めて開催されました

 6月6日、石渡公民館主催の「いしわたウォークラリー」が初夏の曇り空の中、初めて開催されました。

 コロナ禍のため、午前9時から12時までの間に自宅から出発して、区内の史跡や名所などのチャックポイントでクイズに答えながら巡るもので、家族や友達など様々なグループや個人で100名ほどの方々が参加されました。

 チャックポイントは、1717年に創建、本堂は、善光寺地震で倒壊、1859年再建された「地蔵寺」。
明暦3(1657)年造立、360年もの間守られてきた「庚申塔」。
1399年信濃の守護軍VS長沼軍「石渡館の戦い」の舞台になった「いしわたやかたあと」。
1534年に地蔵寺境内から移転した地元で「石渡神社」(どんぐり神社)として親しまれている「石渡八幡神社」。
1847年、火事が多発したことから建てられたといわれる火難除けの神様、「秋葉大権現」。
江戸時代1804年創業の長野を代表する老舗菓子店、「二葉堂」。
1972年創業で可愛らしい、石で造られた「ぶたのベンチ」が置かれている「宇都宮石産」の7カ所で、あらためて石渡の歴史や文化に触れる機会となりました。

【写真と文:石渡区広報部長 早川球喜】

「いしわたやかたあと」は、前方で「掘」、「土塁」の一部を見ることができます。

「石渡神社」の別名は?

「宇都宮石産」は、和風、洋風及び動物のデザイン、様々な希望に応えてくれます。

「二葉堂」のあるお菓子が、銀座NAGANOで年間一万個売れているそうですが、それは何。

「地蔵寺」は、1717年に創建。善光寺地震で倒壊、1859年に再建されました。

「秋葉大権現」は、弘化4(1847)年、村内に火災が多発したことから建てられました。」

 

石渡写真クラブ月例会(5月)作品&講評

石渡写真クラブ月例会(5月)、作品&講評
 1月の例会再開から、新型コロナウイルスの感染回避に細心の注意を払っての例会が続いています。
 巣ごもりの弊害やコロナ太りの解消を含め、鋭意工夫して取り組んだ作品が並んでおります。
 講評はクラブ員で講師の増田今雄さん(5常会)です。
 写真をクリックすると拡大して見えます。

【吉田 幹男】

「威風堂々」(自宅)
コメント:外出が出来なかったので、庭に咲いていたボタンを撮りました。
講評:黄色の花芯を中心に、花びらに陰を落とすなど白花が克明に表現されています。「白飛び」しない露出も適正。花がやや手前過ぎなので、画角をもう少し下げ、上の黒い暗部をカットすると、主題がもっと引き立ってきます。あるいは、この作品を加工するならば、上部と右を少しカットしてトリミングするといいでしょう=写真下。また、背景に何かほかの花などをバランスよく入れる(ぼかして)、雨上がりのタイミングで雨粒を付加する、早朝や夕暮れの時間帯の斜光線、などちょっとした工夫をするとひと味違った作品になります。

【吉池 安雄】

「雲」(長野運動公園)
講評:右下周辺から湧き立つように渦を巻き、天空にまで広がる雲をうまく画面いっぱいにまとめました。千変万化する雲の一瞬を逃さず捉えています。拡大すると、中央の木立群手前に(埋もれてしまいよく判別できませんが)スケボーの青年がいます。あまりアップにする必要はありません(そうするとボーダーに主題が移ってしまう)が、もう少し分かるぐらいに大きくすると運動公園という環境が分かりよかったと思います。

【宮澤 一成】

「新緑の季節」(北竜湖=飯山市)
コメント:爽やかな季節がやってきました。多くのカメラマンが訪れる中、じっと湖面を見つめているだけのカメラマン、何を思っているのだろうか気になりました。
講評:山あいの静かな湖。水面に写り込んだ新緑と釣り人のボートを点景に入れ、うまくまとめました。それだけではつまらないので、お仲間のカメラマンをあしらったところがこの作品のミソ。何か被写体を探しているのか、座って横を向いた瞬間を捉え、物語性を感じさせてくれます。

【広澤 一由】

「岩壁ブラン堂」(浅川のブランド薬師)
コメント:岩壁から宙にせり出すブランド薬師が、恐怖心とバランスの良さに感動!
講評:「感動!」の通りに表現できました。お堂をうまく空に浮かせ、岩場にせり出した感じが出ています。ベストなアングルがいいですね。周辺の木々も環境をよく表わし、特に右側の黒くつぶれた樹木と葉、さらに右下、向こうの山塊がさりげなく遠近感を出すのに役立っています。

【原 芳幸】

「あだ花の、古希に慶ぶ、残る華」(東和田運動公園)
コメント: 桜の花も散り静かな公園を訪ねた。花びら辺りの赤っぽい様子と残る花が輝く星のように見えました。
講評:満開ばかりが注目され被写体になる中で、最盛を過ぎた桜花の様子に感動した作者の気持ちが俳句調のタイトルとともに伝わってきます。スマホ撮影とのことですが、加工前でしょうか、もう少しアップ気味にトリミングすると、桜の白い残花と出始めた葉の赤い新芽がよく分かり見映えがぐんと増します=下写真。

 

【早川 球喜】

「静寂」(長野市戸隠鏡池)
コメント:この時季、あの湖水はどんな顔をしているだろうかと思い立ち、行ってみました。今、戸隠は7年に一度の戸隠神社式年大祭ですが、早朝、観光客はほとんどなく、朝の軟らかい風に、湖面が僅かに波をたたえていました。
講評:まだ残雪が白くみえる戸隠連峰。池のほとりの木々たちも桜が咲き始めて芽吹きが始まったばかり。倉沢さんの「ミズバショウ」が“いまいち”と同じように、最盛期には少し早めですが、それなりに渋い感じの色調が一風変わった「鏡池」を表現していると思います。新緑、紅葉などはでやかさ、にぎやかさというショットはもう見飽きるぐらい見ていますが、知られざる鏡池の表情を写し出しています。

【中島 弘】

「新緑に促され」(飯綱町)
コメント:新緑を合図に農作業を始めた田園風景を撮影しました。
講評:そう高くない里山とそこに暮らす人たちの民家が連なり、生活の糧となる田園が広がる日本の典型的な光景。手前から代掻き作業をする一台のトラクターを点景にした田んぼ、その向こうに民家ともえぎ色に燃える山の木々、青空に浮かぶ横長の白い雲―と三段構図が安定感を持って迫ってきます。郷愁を誘う一枚です。

【高山 三良】

「春重ね」(県内各地)
コメント:自宅のテッセン、運動公園の藤、菅平のタンポポを重ねるように組みました。
講評:「春の花」をテーマに自宅、近隣、山に足を運び、それぞれにぎやかな群生(群落)を横長ワイドにして組みました。が、ぼかしても構わないのでご当地ならではの背景を入れると環境が分かり効果的だったのではと思います。テッセンは石渡館、フジの花はアクアウイング、タンポポは山でしょうか。三枚とも背景がらみで似た感じになるようでしたら、どれか一枚でもいいかも知れません。

【倉澤 利和】

「この季節・水芭蕉」(戸隠森林植物園)
コメント:先生の情報を得て出かけました。早いのか?水芭蕉いまいちでした。
講評:“いまいち”なりの様子が写りました。いまいちと感じたのは利和さんで、まあ、それなりに芽吹き前のハリエンジュの樹林帯の中で咲き始めたミズバショウが、長い冬から目覚めて活動を始めた春の雰囲気を伝えてくれていると思います。これだけ白い花(苞)を付けていれば十分で、後はこの状態(目の前に広がる光景)をどう処理するかは、利和さんの感性と技術力にかかっていると思います。被写体と対峙し、よく対話し、じっくり観察してみましょう。