輝いて―私・仲間(第20回)・民生児童委員さん

 安心して暮らせる手助けになれたら
     ・・・4人の民生児童委員さん

信頼関係を築く

ミーティングを開いて仕事やイベントの打ち合わせをする4人の民生児童委員のみなさん。右から笠原千代子さん、峯村佳子さん、倉澤豊子さん、黒崎美華子さん

 石渡区には4人の民生児童委員がいます。正確には民生委員・児童委員といいます。1常会の笠原千代子さん、2常会の倉澤豊子さん、4常会の峯村佳子さん、そして6常会の黒崎美華子さんです。それぞれ担当の区域を持ち、石渡区の場合、主に75歳以上の一人暮らしや夫婦のみ世帯、障害者の方などを訪問して、生活上のさまざまな悩みの相談に応じています。相談の内容によって北長池の地域包括支援センターなど行政機関に紹介する“つなぎ役”です。訪れる方は担当区域によって違いますが20数人から50数人とのことです。

 峯村さんは「仕事は一口で言えば安否確認です。といって元気ですか、ハイそうですか、だけでは終わりません。なかには困っていることを抱え込んでいても言いたがらない方もいます。おしゃべりをしながらそんな悩みを紡ぎだすことが大切なんです」。笠原さんも言います。「それには何回も訪問してお話を繰り返す中で相手の信頼を得なければ。それがなかなか難しいですね」。黒崎さんは昨年12月に民生児童委員になったばかり。「いま、その信頼関係をつくろうと頑張っています」と話します。

チームで地域に溶け込む

 ここ1.2年の間に民生児童委員の姿勢に変化が見られるようになりました。
それまでは、4人がそれぞれの仕事をして、4人のなかで情報や連絡を共有していましたが、最近は積極的に区の行事や福祉の事業に参加するようになりました。地区主任の笠原さんは話します。「民生児童委員をやってみて、意外に私たち自身のことが知られていないし、私たちの仕事も知られていないことに気づいたのです。もっと区のなかに溶け込む必要があるのでは、と」。

「ふれあいお茶のみサロン」では七夕に因んだ紙芝居を演じ、会場の拍手と笑いを誘いました。みなさん、芸達者です
6月の「ふれあいお茶のみサロン」で演じる紙芝居のリハーサルを入念に行いました

 6月22日に区や福祉推進員会などの主催で40人余の区民が出席して開かれた「ふれあいお茶のみサロン」に参加して、茶話会の冒頭に七夕に因んだ紙芝居をユーモアを交えて演じ、会場の笑いを集めました。昨年11月に開かれた「フリーカフェ・いしわた」ではサンタさんに扮装して紙芝居を演じ、拍手を受けました。これには子どもの見守りや子育て支援を専門にする朝陽地区主任児童委員の髙山久美子さん(2常会)も協力してともに演じました。峯村さんも「これからも地域の行事に積極的に参加して、区のみなさんとの連携を深めていきたい」と話していました。

昨年の11月の「フリーカフェ・いしわた」ではサンタさんに扮して紙芝居を演じました
上演後、そろってあいさつです。「面白かった」と会場から拍手をもらいました。左から2人目は朝陽地区主任児童委員の高山久美子さん(2常会)です。普段から交流があり、応援に駆けつけてくれました。黒崎さんはこの時にはまだ就任していません

 名前や顔、そして仕事の内容が広く知られることで、表に出にくい悩みや苦労に悩んでいる方をくみ上げ、問題解決の架け橋になりたい…。4人の民生児童委員の願いでもあります。

抱  負

 それぞれ民生委員・児童委員になった契機は、当時の区長をはじめ役員の強い要望で引き受けざるを得なかったとのことですが、担当常会のなかで頑張って活動をしています。

笠原千代子さん

「2期目になります。1常会が担当。気軽にお話しすることを心がけていますね」

峯村佳子さん

「2期目で担当は4,8,9常会です。明るく声掛けをしてお話をしています」

倉澤豊子さん

倉澤豊子さん「3期目で担当は2,3常会です。訪ねても行き会えない場合はお手紙やリーフレットを置いてつながるようにしています」

黒崎美華子さん

「5,6,7常会を担当しています。委員になったばかりですが、相手のお話をじっくり聞くようにして信頼関係をつくりたいです」