資源の再利用を・・・長寿会がアルミ缶を回収

資源の再利用を・・・長寿会がアルミ缶を回収

 石渡長寿会は10月29日、石渡公民館でアルミ缶回収を行いました。今年度2回目の回収です。資源のリサイクル推進と、会の活動資金を得るための事業です。

 次々に持ち込まれるアルミ缶を、役員7人が90リットル入りの大きなビニール袋に詰めたり、アルミ缶以外のものはないかなど点検しました。ほとんどがビールの空き缶です。村松久和会長は「暑かった夏に比べて3分の2の量。季節を感じます」と話していました。

集められたアルミ缶は、役員の手で大きな袋に詰められました。袋は業者に引き取られます

たくさんのアルミ缶が運び込まれ、役員は受け入れに忙しい

回収したアルミ缶をバックに、役員のみなさんは「お疲れさまでした」と笑顔です

【記事と写真:石渡つうしん記者 水越渉】

輝いてー私・仲間(第12回)

神楽に魅せられて・・・小川夏樹さん(55)

1人3役

 神楽(かぐら)とは、神様に奉納するために奏でられる歌舞といわれます。石渡地区では120年以上も前から石渡八幡神社で奉納されている伝統芸能です。神楽は主に獅子舞、横笛、太鼓で構成され、それぞれ担当する人が演じますが、1人で3つの役を演じることができるのは難しく、約30人いる石渡神楽保存会のなかでも、できるのは2人だけ。そのうちの1人が小川夏樹さん(3常会)です。神楽保存会長の広沢幸一さん(3常会)は「前夜祭の巡行などでどうしても交代しなければならない時が生まれます。そんな時、3つの役割ができる小川さんは貴重な戦力です」と話しています。

獅子舞、笛、太鼓。1人で3役を演じる小川夏樹さんです

出 合 い

 長野市に本社のある建設会社に就職、結婚した31歳の時に石渡に移り住みました。長女が小学5年になり奥さんが育成会長に。地域との交流が生まれました。それが縁で小川さんにも神楽保存会への誘いの声が掛かりました。43歳の時です。けいこを見ました。「楽しそう。やってみよう」。神楽との出合いでした。

練 習

前夜祭を間近に控え、神楽の特訓が始まりました。小川さん(手前)は獅子舞のけいこです

 月2回の練習日には積極的に参加しました。かなり重い獅子舞の頭のなかでは横棒をくわえ、中腰でさらに内股で舞うのでかなり疲れます。終われば汗びっしょりになります。獅子舞で叩く太鼓も、舞いはなくても床を叩いて何度も何度も練習しました。

 笛はとくに苦労したといいます。子どものころからやっていれば上手くなるといわれます。でも小川さんが始めたのは40代。「きれいな音が出なくて…。上手い人の音色に聞きほれました」。

 とにかく練習しました。時には運動公園や千曲川河川敷に行って車の中での練習です。「初めてきれいな音が出たときは本当にうれしかった」と話します。

太鼓を叩く小川さん。真剣です。獅子はそのリズムに合わせて舞いました
笛は、人知れず車の中でずいぶん練習しました
特訓のあとの慰労会。小川さん(中央)はまだ緊張が続いているようです。表情が硬い

前夜祭(宵祭り)

前夜祭当夜です。小川さんの吹く笛のきれいな音色で、獅子舞は盛り上がりました
小川さんは、道中ばやしに合わせて区内を巡行する神楽屋台の太鼓を叩き続けました。歩きながら合わせるのが苦労です

 石渡神楽保存会の最大のイベントは、毎年10月に2日間かけて行われる秋祭りのうちの前夜祭です。提灯で飾った神楽屋台が2台。東と西のコースに分かれて大きな提灯を掲げて、笛と太鼓で道中ばやしを奏でながら区内を巡行します。途中、希望のあった家では家内安全などを祈念して獅子舞を舞います。太鼓を叩きながら、笛を吹きながら、家々で獅子舞を舞いながらの巡行はかなり疲れます。担当を交代せざるを得なくなります。そんな時に3つの役ができる小川さんは貴重な担い手になります。  実際に今年10月12日の前夜祭では、小川さんは神楽屋台に寄り添って太鼓を叩いたり、そばで笛を吹いたり、家のなかでは舞いを舞ったり・・・。大活躍でした。「舞いを舞った後、家の人に『良かったよ』『ありがとう』と言われたときは疲れなど吹っ飛んじゃいますね、うれしくて」と話します。

「家内安全」を祈念して獅子舞を舞い終わってのあいさつ。「ありがとう」「ご苦労さま」の言葉がとてもうれしいとか

やりがいと誇り

 自分の性格を地味でアピール力が足りないと思っています。でも、獅子舞や笛などで拍手をもらったりすると気持ちが盛り上がる。だから神楽はやりがいがあり、人一倍素晴らしい芸能だと思っています。「演技に対しての拍手や声援のうれしさと、伝統芸能を自分だって支えているんだという誇り。石渡にいる限り、神楽は続けますよ」ときっぱり。
 「石渡にいる限り」とは? 小川さんは小諸市の出身です。実家には高齢の母親が一人で暮らしいます。心配です。将来はどうするか、いまの段階では分かりません。
 「いまは、神楽を続けることで伝統芸能を守り、それを若い人に伝えていけたらと思っています」と小川さんは話してくれました。

神楽の楽しさを知ってもらおうと開いた体験会。伝統芸能を若い人に伝えたいと、子どもたちに熱心に笛の吹き方を教えていました

石渡神楽保存会が体験会を開きました

 石渡神楽保存会は10月19日、石渡公民館で「獅子舞&お囃子体験会」を開きました。小学生など6人の児童が参加して、保存会会員の指導で、獅子舞の頭の構造や被り方、横笛の吹き方や太鼓の叩き方などを教わりました。初めて参加したという小学5年生の青山蓮くんは「獅子の頭を被りました。中は暗くて重かったです。びっくりです」と話していました。

 この体験会は毎年この時期に開いています。神楽の楽しさを知ってもらい、保存会の会員を増やすのが目的です。保存会長の広沢幸一さん(3常会)は「120年以上続いている石渡の神楽の歴史や太鼓や笛の面白さをたくさんの人に知ってもらいたい。ぜひ一緒にやりましょう」と呼びかけています。

初めに広沢幸一会長(左端)が石渡神楽の歴史や獅子舞の意味を説明しました
保存会の会員が秋祭りで家々を回って踊る獅子舞「村舞」を披露しました
子どもたちは獅子の頭に触ったり被ったりして楽しんでいました
保存会の会員(左端)が横笛の吹き方をアドバイス。「音がでた」と喜ぶ子どももいました
太鼓の叩き方の講義です。リズムの取り方をすぐ覚える児童もいました

【記事と写真:石渡つうしん記者 水越渉】

温かさがいっぱい・・・ふれあいの集いが開かれました

「石渡ふれあいの集い」が10月19日、石渡公民館で開かれました。一人暮らしをしている方や、家族の介護に取り組んでいる方などを招き、少しでも元気になってもらおうという試みです。区役員や民生児童委員など関係者を含め約40人が参加、区福祉推進支部長の宮澤一成さん(7常会)が「いこいの場、交流の場としてゆっくり楽しんでください」とあいさつしました。

 続いて石渡区の3人の民生児童委員が紙芝居「おばあさんの第3の人生」を熱演、楽しく生きるためにはどうしたら、との内容で笑いと拍手が起きました。

「いっぱい楽しみましょう」とあいさつする区福祉推進員支部長の宮澤一成さん
ボランティアグループ「MUSEリラ」の演奏です。ベイビーハープを使って美しい音色を響かせました
会場のみなさんは、珍しいベイビーハープの奏でる音に聞き入っていました
演奏に合わせて全員で「夕焼け小焼け」などを歌いました
参加者はベイビーハープを手に取って弦をつま弾いたりしました
3人の民生児童委員による紙芝居が始まりました。参加者は身を乗り出して見入りました
紙芝居を熱演する3人の民生児童委員。右から笠原千代子さん(1常会)、峯村佳子さん(4常会)、倉澤豊子さん(2常会)。3人ともとっても芸達者です!
最後はお菓子やお茶で茶話会です。和やかな雰囲気が生まれていました

【記事と写真:石渡つうしん記者 水越渉】

石渡八幡神社で秋の例祭が行われました ・・・12日が前夜祭、13日が本祭りです

前夜祭 (12日)

 石渡神楽保存会のメンバーが午後6時から神楽を2つのコースに分け、笛や太鼓を叩きながら区内の家々を回って舞いを披露しました。2台の神楽は2常会の高山三良さん宅の前で合流、大小さまざまな提灯を高々と掲げ、長い行列をつくって石渡八幡神社に向かいました。
  神社拝殿では氏子や区の役員などの関係者が参拝した後、神楽保存会のメンバーが獅子舞いを奉納しました。境内につくられた特設舞台では、髙山将造さん(中学2年生)が「三番叟」を踊り、続いて「狂い獅子」が披露され、ユーモアたっぷりの踊りに見物人から笑いと拍手が起きました。

前夜祭では、先発として午後から石渡神楽保存会の神楽が事業所を訪問しました。花店では大勢のスタッフに迎えられました
大小の提灯をかざしながら、笛や太鼓のにぎやかな祭りばやしに乗って、神楽は区内を巡行しました
神楽は希望のあった家庭を訪問。2常会の藤澤敏彦さん熱心に見入っていました
副区長の大津雅之さん(1常会)のお宅では、夫婦で真剣に獅子の舞いを見学しました
東と西のコースに分かれて巡行した神楽は神社で再び合流、いっそうにぎやかになりました
神社拝殿では、氏子や区の役員が見つめるなか、獅子舞を奉納しました
境内につくられた特設舞台では、中学2年の髙山将造さんが「三番叟」を力強く舞うと拍手が起きました
「狂い獅子」の舞いです。こっけいな所作に笑いと拍手が起きました
境内には大勢の区民が訪れ、獅子舞に大きな拍手を送っていました

本祭り(13日)

 氏子役員や区役員らが石渡公民館に集まり、午後2時に石渡八寿喜会のメンバーがそろいの法被姿で木遣り歌を歌いながら行列を先導して神社に向かいました。拝殿に到着すると倉澤宮司が区民の幸せや健康を祈願して祝詞を読み上げました。続いて氏子総代の徳武美喜男さん(2常会)や副区長の大津雅之さん(1常会)らが次々に玉串をお供えしました。
 最後に氏子総代の徳武さんが「今年は、神様のご加護と皆様の思いのおかげで、今回の秋祭りも雨にも遭わず出来たことをうれしく思います」とあいさつして神事を終了しました。

石渡八寿喜会の先導で、行列が公民館を出発しました
行列が神社に到着、木遣り歌に迎えられながら拝殿に入りました
祝詞を読み上げる倉澤宮司。神事が始まりました
頭を下げて神妙におはらいを受ける区役員のみなさん
玉串を供える氏子総代の徳武美喜男さん。緊張気味です
祭りも無事に終了、公民館で倉澤宮司とともに直会が行われました

子どもみこし&境内イベント(12日)

 本祭りに先立って、育成会の子どもみこしが、事業所や希望のあった家を回りました。みんな、頑張って、事業所や家の前では「ワッショイ、ワッショイ」との掛け声で、おみこしを何回も担ぎ上げました。
 また、神社境内では石渡公民館や育成会の役員らによる焼きそばやたこ焼きなどの店が開かれたり、輪投げやボールすくいなどのゲームが行われ、子どもたちの歓声が響き、祭りの雰囲気を盛り上げました。

子どもみこしの出発前に、子どもや親、育成会や公民館役員らが全員集合、「頑張るぞ~」と気合を入れました
氏子総代の徳武美喜男さんを前に、「ワッショイ、ワッショイ」と声を張り上げました
事業所の前でも、おみこしを力強く何回も担ぎ上げました
飲み物や食べ物の店の前には大勢が行列をつくりました
輪投げやボールすくいなどのゲームも人気で順番待ちができました
売店の前には大勢の親子が訪れて神社の境内は埋まった感じでした

【記事と写真 笠原好幸・区広報部長 水越渉・石渡つうしん記者】

石渡写真クラブ月例会(9月)作品&講評

石渡写真クラブ月例会(9月)作品&講評

 観測史上最高の暑さを記録した今夏。ようやく影を潜め、寝苦しさから解放されたのは何よりです(913日時点)。
 とはいえ、今日10月6日は中秋の名月ですが、昼間は結構暑さが残っています。運動公園のケヤキもまだ染まり始めません。一気に冬になってしまい、秋は短いかも知れません。
 そんな今様の「秋」を見つけに、カメラ片手に出かけてみましょう。

 講評はクラブ員で講師の増田今雄さん(5常会)です。
 写真をクリックすると拡大して見えます。
※作品・講評の順番は、会員の氏名を「あいうえお」順に、月ごとに逆にして紹介しています。

【小池 公雄】

「草紅葉の奔(はし)り」(中ア千畳敷カール・駒ケ根市)=8月14日
コメント:久しぶりに孫達と千畳敷へ行ってみました。夏のさ中でしたが、既にコバイケイソウの群落が紅葉して、全体の紅葉が近いことを告げていました。乗越浄土まで行ってみましたがけっこうきつかったです。
講評:旧盆、盛夏の頃の中央アルプス千畳敷カール。標高が2600㍍と高いので,山の上の方から始まる紅葉が、すでに始まっているところに着目。右端に登山客を点景にあしらいスケール満点にまとめました。
「秋色めく」(姥捨棚田・千曲市)=8月28日
コメント:昨年の姨捨の写真はいいものが撮れなかったので、今年は、撮影位置と段差に影が出る時間帯を狙ってみました
講評:アングル、光線と写真をグレードアップする要素を考えて撮った一作。午後傾きかけた太陽光線で、棚田の畔の影がアクセントとなり立体感が出ました。ただ、中央付近手前にある電柱が存在感たっぷりで惜しいです。立ち位置を選びもう少し右に寄せるか、画面内から消すかの工夫を。例会では、「電柱の前に出る方法もあったのでは・・・」という助言も。
「沼に映るご婦人」(白馬五竜地蔵の沼=五竜岳登山口)=7月6日
コメント:遊歩道脇にある沼池に反射する写真を撮っていたところ、突然反対側からご婦人の姿が映り込みました。あまりにベタナギだったので逆さ写真に見えました。
講評:山里の水場に繁茂する植物群に囲まれた沼。水面にたまたま来訪した人物を配置、いいシャッターチャンスに恵まれました。微風でしょうか、水面が揺らいで顔がはっきりとしませんが、風の動きを感じさせてくれます。欲を言えば、下方に山並でも映るとなおよかったです(無いものねだり)。

【小島 真由美】

「朝露を求めて」(軽井沢)=8月23日
コメント:里芋の葉に朝露があり、そこに蟻が水を求めてきていました。なかなか雨が降らない時期で、蟻にとって朝露がとても貴重な水になっている様子を組み写真にしてみました。
講評:いいところ、素材を発見しましたね。そして、場所の概要が分かるハス畑の全景を一枚、主題のアリの様子を複数、うまく組みました。ただ、できればアリが水を飲む場面をもっとアップでクリアにした一枚があると(下のカットがそうですが・・・)もっとメリハリがついたかなと思います。

「朝露のシャンデリア」(軽井沢)=8月23日
コメント:草に朝露がついて朝日をあびてシャンデリアのようにキラキラしていました。実際はもっとキラキラしていたのですがうまく写真に収められませんでした。こういった場合どのように撮ればいいのでしょうか?
P136716-1はアップにしてキラキラが増すようにしてみました。どちらがいいのでしょうか?
講評:この作品もいい素材に気が付いた点が評価されます。きらきらと輝く露がきれいという感情を表現できなかったというコメントですが、それなりに伝わってくる、つまり、きらきら感はそこそこに出ていると思います。もっときらきらとさせるには、光線状態がもう少し斜光(朝夕)、もしくは逆光に近い状態。それと、レンズ選択もクローズアップのマクロ、もしくは望遠系で少し引っ張るとキラキラ感は出ます。

【後藤 祥子】

「収穫はいつ?」(三才、諏訪神社)=8月5日13時37分
コメント:蓮の花が咲いているとの情報を聞き、わくわくしながら向かいました。広大な土地一面に蓮畑は広がっていました。こんなに凄い光景は見たことがなく、圧倒されながら写し始めました。・・・が、スマホが熱くなり使えませんのエラーメッセージ。撮れた写真で組み写真にしました。
講評:まず、スマホが火災にならずよかったですね。全景、中継、アップとトリオでうまくまとめました。でも、画面の中に何かトンボとかカエルとか命ある動物が入ったカットだと、ハスの植物と相乗効果で引き締まったかなと。ところで、ここのハス、レンコン畑なので「収穫」という言葉が出てきた?いつでしょうかね?
「今日も暖かな出会いに感謝」(自宅付近)=8月5日5時19分
コメント:前回撮った虹のリベンジです。虹を撮るときは虹のみに焦点がいっていたので、こんかいは生活感を含む意味を理解しながら撮りました。車、電線、時間などいろいろと気を配りながら撮っているとあっという間に太陽が昇ってしまいました。みんなを暖めてくれるエネルギーを感じながら、今日も暑い一日に感謝。
講評:よく「周りの環境が分かるといい」と言われます。主題を引き立てる、あるいは補佐するということですが、主題の日の出(太陽)が燦然と輝き一日の始まりを告げる。その瞬間が自分の生きている舞台にも・・・。ただ、いろいろと欲張りすぎて?(失礼)入れ過ぎかなと。もう少し整理すると主題がさらに力強く見る人を引き付けてくれます。

【髙山 三良】

「湖面の風景」(徳間)=8月6日
コメント:高専東側の白いハスは茎が長くて湖面にさまざまなものが映り込んでいました。折しも列車が通過して行きました。
講評:白いハスは珍しいですね。群落とともに、畑の水面に浮かぶ茎や葉をバランスよく並べ、おまけに列車が入り臨場感たっぷりです。葉が枯れた冬季、いろいろな形の面白さが見られます。また足を運んでみてください。
「空中パトロール」(南堀)=8月19日
コメント:稲穂が実る頃、うろこ雲を背景にハヤブサ凧が乱舞していました。今年も豊作。
講評:風に吹かれて動く大鳥は実は大切な作物を害鳥から守る案山子。秋のいわし雲を背景に、夕暮れ時に凧がシルエットでやや色調がアンダーになり、本物の野鳥のようです。

【竹内 一郎】

「私が報告いたします」(NHKスタジオ)=9月9日
コメント:9月9日、NHKに行ってきました。見るところがあまりありませんでしたが、イブニング信州のスタジオで仮のスタジオ風景を体験しました。
講評:NHK長野放送局のスタジオ風景。手前に見学者をあしらい、本番前でしょうかスタッフや出演者が打ち合わせをしている光景。左に映し出されたテレビ画面があり、左の人物は何と石渡写真クラブに在籍した萱津さんとか。右側の機器に隠れてしまったのが残念。

【中島 弘】

「山もビックリ人の波」(木曽駒ケ岳)=8月22日
コメント:多くの人が何故山に登るんでしょうか?その一人として木曽駒ケ岳に登ってきました。
講評:「山がそこにあるからだ」。マロリーが答えた有名な言葉を思い出しましたが、千畳敷カールから駒ケ岳山頂へ向けて登る胸突き八丁の最後の急坂。登山者を点景に、雄大なカール、向こうに赤い屋根のホテル、さらに奥へと続く連山。カール地形の山岳を雄大に描き出しています。
「一穀豊穣」(木島平村)=8月31日
コメント:猛暑と雨不足で生育が心配されましたが、順調に豊作に向かっている様子がパッチ模様の田んぼから伺えました。
講評:令和の米騒動に加速して猛暑。心配する中島さんの心情が映し出されているように見えます。稲には何の罪もなければ罰もなにもないですね。パッチワークの水田が斜めのあぜ道に沿って整然と並び稲穂が伸びてきています。もう少し高いアングルだともっとスケールが出たかなと思います。

【廣澤 一由】

「おさわがせしてます!」(長野市保科)=9月1日
コメント:サルスベリの丘へ撮影に行き、期待した写真が撮れなかったが、その集落の神社の片隅に置かれた木彫りの熊が、世相を反映して印象的だった。
講評:クマがこんなに新聞をにぎわしたことは初めてです。そんな世の中の動きに敏感に反応、格好の素材を見つけました。ややクマの木彫りそのものがアップ過ぎて窮屈かな・・・。背景が土蔵の壁のように見えますが、全体に引いて(ズームならもっと広め)周りの環境を入れると雰囲気が出ました。

【牧内 二郎】

「水面の上と下」(新潟県中魚沼郡津南町龍ケ窪)=8月22日
コメント:水面が真ん中にくるようにして水中と上の風景を一緒に撮りたかった。竿の先にカメラを付けて池に半分沈めて撮りました。
講評:この手法は、写真県展のネイチャー部門で推薦に選ばれた「クロサンショウウオの春」と同じですね。発想は同じですが、どこが違うかというと、下の素材と上の方は向こうに広がる景色あたりか。なかなか成功作品にするには難しいです。本日(10月6日)朝刊に掲載していますのでご覧ください。この作品も、下の水中の素材がパンチの効いたものだとあるいは・・・。それにしても、カメラ落ちなくてよかったですね。
「蛇行する信濃川」(新潟県中魚沼郡津南町川の展望台)=8月22日
コメント:X(旧Twitter)で綺麗な風景写真が流れてくるので、自分も真似してみました。GIMPで彩度を上げて水彩画風に少しぼかしてみました。
講評:これまた、どこかで見た光景?カルチャーの写真教室の受講生作品で生坂村の京ヶ倉山頂から見た、同村中心部をぐるりと囲むように犀川が蛇行しているというもの。似た光景はあるものだなあと思いました。そして、作品は見た目では分かりずらいですが、水彩画風に加工をして区別化(差別化)した点はいいですね。有名なカメラスポットで撮影する場合も同じで、誰が撮っても同じ写真に陥りがちです。常に「何か、どこか、違う感じで撮ってみよう」と孤軍奮闘する心掛けが大切です。

【宮澤 一成】

「寺と蓮の花」(信濃国分寺=上田市)=7月18日
コメント:鮮やかなピンク色に、思わずシャッターを切りました。
講評:大胆にワイド系レンズで、目の前のハスの花に思いきり近づきデフォルメ。色彩とともに、生き生きとした花の生命感が迫力満点の描写となりました。光線の具合も良く、立体的でいいですね。
「蜜がないのに」(国営アルプスあづみの公園=大町・松川地区)=7月27日
コメント:突然黒い蝶(ミヤマカラスアゲハ)が目の前に、花がないのに、しばらく動こうとしません。何がしたかったのでしょうか。
講評:確かに、花があると「吸蜜」ですね。想定されるのは、蜜でなく水の「吸水」、あるいは羽化したばかりや早朝、雨上がりなどに見られる羽の乾燥。一枚の写真がいろいろなことを連想させてくれます。