10月30日、長寿会が石渡公民館で映像を見ながら、長野市発展の礎となった大三角形の善光寺・長野県庁・長野駅辺りの文化・史跡・歴史を、長野市ガイド協会の馬場俊行氏の講話を聴く、「門前町ながの・ブラ散歩」を催されました。
善光寺詣では、丹波島の渡しから吹上、荒木を通って善光寺さんまであと一里、権堂まで来ると登り坂となり、仁王門、山門及び本堂の三層の屋根が間近に見えます。
1871年に中野県を長野県と改称して、県庁を中野から長野村に移転しました。
仏閣型長野駅は3代続き、冬季オリンピックで北陸新幹線の開通で姿を消しました。又、25年程前には長野駅が3代と4代とが共存していた時期があり、信越線は明治26年に直江津まで全通しました。
以前の裾花川は、現在の長野県庁付近から東流し、新田町・七瀬・長池あたりを乱流して屋島で千曲川に流れ込んでいましたが、江戸時代に南下させ丹波島付近で犀川と合流させる瀬替えしがありました。これらの文化、史跡及び歴史に触れながらバーチャルなブラ散歩を楽しみました。
【文と写真:区広報部長 早川球喜】
長野市ガイド協会の馬場俊行氏の講話。
五感(目・耳・鼻・舌・皮膚)を働かせながら調べる意欲。