「石渡フォトニュース」カテゴリーアーカイブ

防災講座「避難所の子どもの居場所づくり」が開催されました

11月2日(土)に台風19号の接近のため、延期されていた「防災講座」が日本学術振興会特別研究員/東洋大学大学院非常勤講師の小野道子氏を講師に災害時の子どもの安全・安全な居場所づくり「子どもにやさしい空間」と題し、グループワークを挟みながら講演をいただきました。

まず理念編、続いて実践編(「子どもにやさしい空間」を実際につくろう)として、まず被災した子どもたちの状況を知り、「子どもにやさしい空間」のニーズを把握する。そして、乳幼児(生後すぐから就学まで)、小学生(6歳から12歳)、中高生/青少年(12歳から18歳)の応じ、活動のあり方を決定し、様々な領域の活動内容を計画する。そして空間をデザインする。それらを踏まえ、グループワークで事前に用意した「シナリオ」も基に、活動計画を立てて、模造紙に色紙や付箋紙などを使って、空間をデザインして、グループごとに発表しました。3時間に亘るハードな講座でしたが、子どもの心のケアの大切さ、子どもにとって安心・安全な「やさしい空間」づくりなど理解することができました。

【文と写真:石渡区広報部長 早川球喜】

講演される小野先生

GWの発表をする参加者(1)

GWの発表をする参加者(2)

GWの発表をする参加者(3)

GWの発表をする参加者(4)

GWの発表をする安全防災部長の上松則子さん(桜新町)

GWの発表をする朝陽住自協会長の横関義登さん(北長池)

空間をデザインしている風景

1班の空間デザインの発表

3班の空間デザインの発表をする石渡区の水越渉さん

6班の空間デザインの発表

 

「民話の語りとアルパ演奏会」が開催されました

 石渡長寿会の「秋文化講座」として、「しなのの伝説を語る会」の萱野信子さん花島尚子さん、水本佳代子さん、上松則子さん、による民話の語りとアルパ奏者の小林ユキ子さんによる演奏会が石渡公民館で開催されました。

 民話の語りでは、幼い娘に赤いまんまを喰わせるため、庄屋の土蔵に盗みに入り、そのため流された久留米橋を丈夫で流されない橋を作るための人柱になったとういう、新州新町の赤いまんま喰った。
 弘法大師という立派な坊さんが、ボロをまとい吉田の里へあらわれ、乳の出ない母親を救ったという、吉田の大イチョウ。
 善光寺の敷石の祈り(善光寺の民話)。
 松代の親孝行な子猿(松代の民話)。
 幼いとき、出家した父を探して善光寺へ向かう、父の名は熊谷次郎直実、一の谷の戦いで平敦盛討って無常を感じ、剃髪した(平家物語)という玉つる姫の塚。の五話で、素晴らしい語りにうっとり聞き入りました。

 続いて、小林ユキ子さんのアルパ演奏が行われました。アルパはパラグアイで盛んに演奏され、パラグアイハープとも呼ばれ、弦が38本、指の腹から爪にすべらせるよう引き、半音がない。楽譜が無いとのことでした。
 曲は、①春風にのって、②アルトパラマ③コーヒーサンバ、④浜辺の歌、⑤もみじ⑥ふるさと、⑦ひとり言、⑧コンドルが飛んで行く、⑨贈り物を演奏していただきました。浜辺の歌など皆さんで合唱し、素晴らしい演奏とアルパの美しい音色にひと時酔いしれました。

【文と写真:石渡区広報部長 早川球喜】

挨拶する中島弘長寿会長(左端)と出演者のみなさん

民話の語りに耳を傾ける区民の皆さん

写真を交えて民話について解説する萱津信子さん

アルパの楽器について説明される奏者の小林ユキ子さん

曲を分かりやすく解説をしながら演奏していただきました

御礼の言葉を述べる笠原美敬長寿会相談役(左端)

 

 

石渡八幡神社俳額の説明看板が設置されました

石渡八幡神社拝殿内の俳額の説明看板を設置されました。

 石渡八幡神社の拝殿南北に「文政十年」及び「文政六年」の奉納俳額が掲げられています。

 この奉納俳額は、「信濃町出身の小林一(1763~1827)が亡くなる数カ月前の、最晩年期の文政十年(1827)に選句し、奉納…俳額には、一茶だけでなく有力な弟子たちが顔をそろえて句を出し協力しており、一茶晩年期の北信・善光寺周辺の俳壇総顔見せと言っての過言ではない貴重なものです。
 なお、…文政六年(1823)に奉納された額もあり、一茶自身による選句ではありませんが、こちらにも一茶の句が掲額されています。…」(説明看板)

 この俳額について、区では昨年「小林一茶検討委員会」を設け、聞き取りや古文書等の調査を行いましたが、残念ながら期待する情報を得ることが出来ませんでした。けれど奉納俳額は文化遺産としての評価も高いため、この度「地域力向上支援金」を得て、説明看板を石渡神社拝殿前に設置されました。又、奉納俳額に掲載の俳句の横断幕も作りました。

【文と写真:石渡広報部長 早川球喜】

奉納俳額の説明看板

俳額掲載の俳句の横断幕

説明看板の設置場所

 

長寿会のアルミ缶回収作業が行われました

 石渡長寿会が9月27日、石渡公民館前でアルミ缶の回収作業を行いました。回収は、石渡神社や公民館の清掃とともに長寿会の秋の大きな事業です。この日は全部で?キログラム(只今計量中)を回収しました。

 長寿会では110人を越す会員に、家庭で出たアルミ缶の確保を呼び掛けています。この日は会員がためておいたアルミ缶を持ち寄ったり、役員が回収したりして、公民館前にはアルミ缶が山のように積まれました。

 役員総出で約40分かけてアルミ缶を大きなビニール袋に入れ替え、業者が持っていけるよう整然と山積みしました。中島弘会長は「環境にやさしい事業だと思います。さらにこの回収で手数料が長寿会に入り、それが会の貴重な活動資金になります。今後も積極的に続けていきます」と話していました。

【文と写真:区監査役 水越渉】

集まったアルミ缶を分別しながら大きなビニール袋に入れ替える長寿会の役員のみなさん

家庭でためていたアルミ缶を持ち寄る人も・・・

袋いっぱいのアルミ缶を回収してきた役員さん。「アルミ缶だから軽い、軽い」とのことです

回収作業が終了!!。山のように積まれたアルミ缶を前に、「お疲れさまでした」と長寿会の役員のみなさん。どの顔も達成感があふれています

 

 

 

お茶のみサロンが開かれました

 長寿会の慶賀祝伝達式も

今年2回目の「ふれあいお茶のみサロン」が9月25日、石渡公民館で開かれました。約40人が参加して講話を聴いたり、仲間とお茶会を楽しみました。

開会に先立って、石渡長寿会の令和元年慶賀祝伝達式が行われました。会員の長寿や結婚記念を祝う行事で、今年は88歳になった土屋光子さん(8班=7常会)と、河野佑子さん(3班=2常会・都合により欠席)が「米寿祝」としてお祝いを受けました。
土屋さんは、中島弘会長からやや緊張気味に賞状と記念品を受け取り、廣澤一由区長からお祝いの言葉を受けました。

続いて講話に移り、長野市保健所食品衛生課課長補佐の小林徹也さんが「薬と、いわゆる健康食品」について話しました。

この中で小林さんは、①健康食品には、特定保健食品や栄養機能食品、機能性表示食品があるが、いずれも第三者によるチェックを受ける必要がないものばかりで、内容におかしな成分もある②健康食品では病気は治らない③高いお金で買う前によく考えて、など熱く語りました。

参加者からは、「三食きちんとバランスよく食べれば健康食品は不要ということか?」などの質問が出ると、小林さんは「原則としてその通りです」と回答。小林さんの話をメモするなど健康食品に対して関心の高さが見られました。

【文と写真:区監査役 水越渉】

石渡長寿会の慶賀祝伝達式で、中島弘会長から賞状を受け取る土屋光子さん。少し緊張気味です

88歳の米寿祝で賞状と記念品を受けた土屋光子さん。中島弘・石渡長寿会長(左)と、お祝いの言葉をもらった廣澤一由・石渡区長(右)を背にしてにっこり。いい表情です。参加者からもお祝いの拍手が送られました

健康食品について話す長野市保健所課長補佐の小林徹也さん。「健康食品では病気は治らない。よく考えて利用を」と熱く話しました

会場には約40人の区民が訪れ、講演に耳を傾けました。「健康食品に対して過剰に期待してはいけないことが分かりました」などの声が聞かれました

 

脳と体の若返り体操講座を開催

 一緒に楽しく笑いながら脳と体を鍛えましょう――。こんな呼びかけで9月4日、石渡公民館で「脳と体の若返り体操講座」が開かれました。区民約20人が参加、区長の廣澤一由さんが「健康で長生きしたいものです。しっかり学んで健康寿命を伸ばしましょう」とあいさつしました。

 講師は、フィットネスサポートセンター代表の三浦弘さん(51歳)。三浦さんは自己紹介で、家庭でも出先でも体は絶えず動かしていると話し、主な趣味は水泳でマスターズで3種目の日本記録をもっているというと、会場からは驚きの声が起きました。

 脳と体を鍛えるゲームでは、三浦さんが交互に出す赤、青、黄の板に応じて、それぞれ違う動作をいかに速く正確に反応するかなど何種類ものゲームを楽しみました。三浦さんが強調したのは「AKB48」にならって「PPK48」を目指すこと。つまりピンピンコロリへの道を進むことです。それには、足腰を鍛え、人とのかかわり(社会参加)に積極的に取り組むことが大切といいます。決して「NNK48」、つまり「ネンネンコロリ」という寝たきりのグループにならないでと話しました。

 最後に脳の前頭葉や海馬などの構造を描いて、さまざまな分野がいかに密接に関係しているか、その関係を体操や社会参加で保つことが幸せな人生を送ることになると強調しました。三浦さんの熱い話しぶりに会場は終始、笑いと汗(冷や汗)に包まれました。

【文と写真:区監査役 水越渉】

「しっかり学んで健康寿命を伸ばしましょう」とあいさつする廣澤一由区長

赤や青の板を見てそれぞれ違った動作をいかに速く正確にできるか―。参加者は懸命に取り組みました

手と脚を異なるリズムに合わせて別々に動かすゲームでは、大勢がパニックになって笑いが起きました

講師の三浦さんは、黒板に脳のイラストを描き、各分野が互いに密接に関係しあっていることを説明。この関係を保つことが大切です強調しました

 

恒例の区民運動会が行われました

 残暑も和らぎトンボが飛び交う初秋、防災の日の9月1日、石渡公民館及び育成会主催による恒例の区民運動会が信大附属特別支援学校グランドで開催されました。

 各常会選手・応援団の入場、開会式、ラジオ体操の後、運動会が始まり、微笑ましく、勇壮な、力走する、チームの息の合った、和気相合い、そして楽しく、競技、アトラクション及び踊りが展開されました。

 競技等種目は
※みかさ幼稚園アトラクション
 ①かけっこ
☆②綱引き(常会連合)
※信大附属特別支援学校アトラクション
 ③幼児・区役・長寿会 玉入れ
 ④おやつをどうぞ
☆⑤リレーアラカルト
 ⑥障害物競争
☆⑦お水をいっぱい
 ⑧常会対抗リレー予選
 ⑨ミニマラソン
☆⑩常会対抗百足競争
 ⑪太公望
☆⑫ゲートボールリレー
☆常会対抗リレー決勝、
※朝陽音頭〝皆で踊ろう〝で、13競技、2アトラクション及び朝陽音頭が行われました。
☆印の競技は、得点種目で1位に5点、2位に4点、3位に3点、3点、4位に2点、5位に1点がそれぞれ賦与され、その結果、総合順位として、第1位が3常会で20点、2位及び3位が18点の同点でじゃんけんの結果、2位が1常会、3位が6常会となりました。上位はかなりの接戦になりました。最後にお愉しみ抽選会がありました。怪我や事故もなく楽しい1日を過ごすことができました。

 昼食を挟んで午後から石渡神社境内において慰労・懇親会が行われました。運動会を企画・運営いただきました役員の方々、ありがとうございました。

【文と写真:区広報部長 早川球喜】

みかさ幼稚園児のアトラクション

みかさ幼稚園児のマーチングバンドの演奏

1位だ! かけっこ

ゴールへまっしぐらだ! かけっこ

これは手強いぞ 綱引き

もっと踏ん張れ-! 綱引き

パパに抱っこされ、入れるぞー 玉入れ

こちらは大きな叔父さんたちだな 玉入れ

おやつめがけて突進だ おやつをどうぞ

タスキを渡すよ リレーアラカルト

前の人について網を抜けなければ 障害物競走

こっちはアンパンだ 障害物競走

せっかくここまで来たので、こぼさないで お水いっぱい

行はゆうゆう ミニマラソン

ぼくの走りかっこいいだろう ミニマラソン

足並みを揃えて 百足競争

廻るには大変だな 百足競争

真剣な顔だな 太公望

スタートダッシュ ゲートボールリレー

第1ゲート通過したかな ゲートボールリレー

なかなか通過しないな ゲートボールリレー

それーバトンタッチだ 常会対抗リレー決勝

それラストスパートだ 常会対抗リレー決勝

和やかにおどりましょう ❝皆で踊ろう❞

話のほうに夢中かな ❝皆で踊ろう❞

微笑ましい❝皆で踊ろう❞

総合第1位(3常会)カップ授与 おめでとうございます

総合第2位(1常会)カップ授与 おめでとうございます

総合第3位(6常会)カップ授与 おめでとうございます

賑やかな慰労・懇親の宴1

賑やかな慰労・懇親の宴2

 

 

 

石渡区の防災訓練が行われる。

 8月4日(日)に石渡区の防災訓練が行われました。

当日の天候は、曇りのち晴れ、暑い夏日が予想される中、午前6時に自主防災会長から区役等、常会長への一斉メールによる避難開始等の伝達で大規模地震を想定した防災訓練が開始された。参加者は、常会ごとに指定された一次避難場所へ集合、到着後、参加者名簿に氏名を記入し、その後各常会の旗を先頭に訓練時避難場所である朝陽体育館へ移動。体育館に到着後、各常会長から本部に体育館等までの避難者数、途中の道路状況等の報告が行われ、会長から体育館までの避難者147人、常会指定集合場所までの避難者152人及び途中道路等の発表がありました。

続いて、1~9常会を3グループに分け、順次入れ替わり①緊急救命訓練として、三角巾を使っての応急訓練及び簡易担架を作っての避難訓練、②AEDを使っての救命体験、③スモーク体験及び消火器を使用しての初期消火等の体験を行いました。消火器は噴射時間が、粉末で約15秒、液体で30秒又メータの付いている消火器が、レバーを放すと噴射が止まり、メータが付いていない消火器が、消火剤が終わらないと噴射が止まらない旨、又、消火の方法はピンを外し、ノズルの先端を持って、火から3~5mぐらい離れたところでレバーを握って噴射させることなどの説明がありました。

なお、消防署から①大規模地震の後に、多発的な火災が想定される。放置すると拡大し、適切な初期消火で未然に防ぐことができる。②今日の訓練はさわりで、講習会を開催しているので、希望の方は消防署に申し込み受講してほしい、③訓練に積極的に参加し、自分がやるべきこととして取り組んでほしいとの講評があり、会長からは要支援者の参加について、第一次避難場所まで16人、体育館まで3人、又隣組長等が事前にお宅へ伺い60人の安否が確認されているとの報告及び積極的に区の行事・交流の場に参加していただくなどで、お互いに知り合い、交流を深め、助け合いの輪を広げていただきたいとの挨拶があった。

【文と写真:石渡広報部長 早川球喜】

9常会第一次避難場所への集合の様子

朝陽体育館への移動の様子

朝陽体育館各常会の集合

簡易担架つくりの体験

三角巾を使った応急措置訓練

ペアを組んで三角巾の使い方を習得する

AEDの体験

胸骨圧迫(心臓マッサージ)とAEDとの連携訓練

消火器での初期消火訓練

消火器の操作の訓練

スモーク体験

煙の恐ろしさを体験

消防署による講評

廣澤一由(区長)自主防災会会長挨拶