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第2回いしわたウォークラリーを開催

 10月17日、石渡公民館主催の第2回ウォークラリーが、石渡区や長野運動公園を会場に開催されました。当日は朝から雨模様でちょっと寒さも感じさせる天候でしたが、開始の9時頃になると空も雨雲が無くなり、次第に明るさを増してきました。

 今回は、高い鉄塔、6常会の遊園地、8常会の公園、給水塔、メタセコイア(ヒノキ科の落葉樹)の並木、石渡神社及び円盤投げの彫刻像をクイズやゲームをしながら巡りました。どこのチャックポイントでも家族などのグループが楽しそうにゲームやクイズに挑んでいる姿に出会うことができました。

【文と写真 区広報部長 早川球喜】

「高い鉄塔」でクイズに挑む

「かつら団地南遊園地」でボールを蹴ってポールの間を通過させてみよう

「メタセコイアの並木」で「貝は貝でもおふろに入っている貝ってどんな貝?」を3つから選んでみよう

「給水塔」で「おとうさんがきらいな食べ物なーんだ?」を3つから選んでみよう

「円盤投げ像」で彫像のような姿になって見よう

「石渡神社」で「食べるとあんしんするケーキはなあーに?」を3つから選んでみよう

 

げんきはつらつクラブが活動を再開しました

 10月11日、新型コロナウイルス感染症の拡大防止対応で、暫く休止しておりました石渡げんきはつらつクラブが活動を再開しました。

 当日は、25名ほどの会員の方々が石渡公民館に集い、前半は「手のひらに太陽を」の曲にのせて、軽快に体を動かす「朝陽手のひら体操」、静かにゆっくり体を動かす「長野市はつらつ体操」を。後半は「長野市はつらつ体操」の続きと、ザ・ドリフターズの「ズンドコ節」曲にのせて「ズンドコ体操」を行いました。「ズンドコ体操」は、今回が初めてで正面のスクリーンを見ながらの挑戦でした。1時間程でしたが久しぶりの体操に、皆さん心地よい汗を滲ませていました。

 なお、活動の様子を動画で紹介します。

【文と写真 区広報部長 早川球喜】

朝陽手のひら体操の様子

長野市はつらつ体操の様子

最下段右端の四角いアイコンをクリックすると拡大できます

 

 

石渡八幡神社で秋の例祭 今年もコロナ禍で規模縮小

 石渡八幡神社で1010日、秋の例祭の秋祭りが行われました。昨年に引き続き今年も新型コロナ感染防止のため、例年の前夜祭や子ども神輿、露店などが中止、神事だけのちょっと寂しいお祭りになりました。

 拝殿には氏子や区の役員など11人が集まりました。倉澤玄(けん)宮司が石渡区の発展や区民の幸せを祈って、高らかに祝詞を読み上げ、続いて氏子総代の田中実さん(1常会)や、区長の高山三良さん(2常会)らが区民を代表して次々に玉ぐしを供えました。続いて氏子総代の田中さんが「台風などの影響はなかったが、新型コロナ禍にこころを痛めています。早く終息してほしい」とあいさつ。区長の高山さんも「来年の春は御柱祭です。それまでにコロナが収まるように」と話し、神事を終えました。最後に倉澤宮司の音頭で全員が石渡区の発展を祈りながら乾杯しました。

 【文と写真:石渡つうしん取材班 水越渉】

石渡区の発展や区民の幸せを祈って祝詞を読み上げる倉澤玄宮司

倉澤宮司が出席者の健康を祈ってお祓いをしました

玉ぐしを供える氏子総代の田中実さん

高山三良区長が、区民を代表して玉ぐしを供えました

「コロナの早期終息を」と話す氏子総代の田中実さん

区長の高山三良さんは「コロナが収まり素晴らしい御柱祭ができますように」と話しました

石渡区の発展を祈って全員で乾杯しました

倉澤宮司を囲んで記念撮影です。みなさん、「早くコロナ禍が終わってほしい」と口々に話していました

 

石渡写真クラブ例会(9月)作品&講評

石渡写真クラブ月例会(9月)作品、講評
 コロナの感染も第5波が下降線をたどり非常事態宣言などが解除、何となく飽きあきとしていた気持ちがやや上向きにといった今日この頃です。紅葉が高い山の上から始まり、運動公園のケヤキも天頂部が少しだけ色づき秋の気配が漂い始めました。
 コロナも下降線とはいえ、もうしばらくは感染対策を怠ることなく、徐々に元に戻してゆくことが求められています。間もなく区の文化祭です。感染に細心の注意を払いながら、撮影、展示と一つ一つ前へ進めて行きましょう。
 講評はクラブ員で講師の増田今雄さん(5常会)です。
 写真をクリックすると拡大して見えます。

【吉田 幹男】「西洋朝顔ヘブンリーブルー」(自宅)
コメント:今年は種まきが遅れ、今日は2輪目を撮影しました。9月8日に1輪咲いたのですが、風が強く撮影が駄目でした。
講評:この後に広澤さんの作品に同じ朝顔が登場しますが、数は少ないもののそれなりにうまくまとめています。支柱に這いあがり咲いた一輪を主題に、背景の木立をぼかして遠近感が出ました。ただ、ぼけてはいるものの左後方にある電信柱が無粋で、立ち位置をやや左に寄り画面から外すとすっきりしました。

【吉池 安雄】「秋の雲」(長野運動公園)
講評:何ときれいで絵にかいたような雲に遭遇しましたね。大胆に画面いっぱいに、下の給水塔をシンボル的に入れた運動公園の配分(率)もいい感じです。いつか、運動公園の雲を中心に、花、集う人などなど四季折々の表情をまとめて個展でも開けるように、少し変わった被写体も狙いましょう。

【宮澤 一成】「突然の遭遇」(上越市名立)
コメント:夏の海が見たくなり、「うみてらす名立」へ行きました。海を撮影していたところ、突然目の前に海鳥たちが現れ、思わずシャッターを切りました。
講評:海原の様子から結構風が強い感じで、その強風に立ち向かうカモメが数羽。突然の撮影とのことですが、ぶれもなくピントもシャープでいいですね。ただ、中央部分が抜けていて、ここにもう1羽いるとバランスが取れたかなと思います。

【広沢 一由】 

「夏を惜しんで秋空に咲く」(自宅)
コメント:初秋の青空の下、夏を惜しんで咲く朝顔が涼しさを呼んでくれている!
講評:先月に続き、ご自宅に咲いた朝顔「ヘブンリーブルー」の第2弾。例会に持ち込まれた作品は、ややアップ過ぎて花の図解写真のようになってしましました=一番上写真。「もう少し周りの雰囲気がほしいですね」の講評に例会後、別カットを寄せてくれました=真ん中。が、今度はややロング過ぎで花が沈みがちです。そこで、少しトリミングをしてみました=下写真。ちょっとしたフレーミングで違ってくる写真って面白いですね。

【原 芳幸】「静かな浅間山」(黒斑山・2,404㍍より)
コメント:久々の登山です。5年ぶり位に友と一緒に山行。写真は一般的な風景ですが、天気が良く(蒸暑)、見えるのは前掛山ですが、奥に浅間山(小さく暗い)。一瞬、日差しに照らされたのだが、残念。
講評:アオモリトドマツでしょうか、手前左の樹木は幹を入れ、右は枝だけをあしらい変化付け、その向こうに浅間山。前景処理が適切で、遠近感のあるスケールの大きい作品となりました。「天気が良く」とありますが、天頂上の雲、山腹の陰が写真的には画面の中のアクセントとなり、単調さから抜け出した1枚となりました。

【早川 球麿】去り行く夏・牧場の景色」(高山村山田牧場)
コメント:当日は朝から小雨が降ったりやんだりしていました。牧場に着いたのはお昼前で、辺りは人の気配はなくロッジというかお店の前に繋がれた犬が一匹。また、景色は霞が覆い幻想的な情景を醸し出していました。1時間ほど経ったでしょうか、1人、1人と散策する人々が現れ、そのひとコマを撮影してみました。
講評:牧場の草原に適度な間隔で並ぶ木立、牛もいて霧も立ち込め正に幻想的な光景ですね。そこに行楽客が現れ絶好のシャッターチャンス。でも、冬のスキー用リフトの人工的な塊が牧場という自然の中で、気にし始めると邪魔といえば邪魔に感じてしまいます。「だって、そこにあるものは仕方ない」と怒られそうですが、どかすわけにはいかないし・・・。真を写すから「写真」ですが、いろいろと考えさせてくれる作品です。

【中島 弘】「秋そば」(飯山市)
コメント:昨年撮影した作品です。秋の原風景風に撮ってみました。
講評:満開の真っ白なソバ畑を大胆に取り入れた構図がどっしりと安定感を持って迫ってきます。よく見ると茎の高いものがありますが、これをややローアングルで空に数本浮かしてみる、あるいはスローシャッターでぶらして「風」を感じさせるように撮る・・・。何かひと工夫を付加させると作品に“味”が生まれグレードアップします。

【高山 三良】「襲来に挑む!」(長野市小島)
コメント:雲に勢いがあり、未知の襲来を感じた。立ち向かう一人の勇者がいた。
講評:暗雲漂う彼方、山の上方に何かが襲ってくるような感覚を持ったところをすかさず写真に表現したところが素晴らしいですね。そこにちょうど1人の人が立ち向かう様に感じ、パシャリ。暗いトーンの中に白いランニングシャツが浮かび上がり効果的です。物語性を感じさせる作品です。

<感性が身に付く写真>
写真をやっていると、こうした観察力がつき、何気ない事象や異変などに敏感に気づくことができるようになります。気づいたら後はどうやってその感じを残すか、カメラワークが待っています。

交通安全と特殊詐欺対策教室が開催されました

 10月1日、石渡公民館において石渡長寿会主催の「交通安全教室」が開催され、長野市地域活動支援課の北原さんと樋口さんから寸劇と腹話術を交えながら、交通安全と特殊詐欺防止の講演がありました。

 交通安全では、昨年度の交通事故の3割が横断歩道上で発生している。横断歩道を横断している人、しようとする人がいる場合は、必ず停止するよう心掛ける。又、交差点では、一時停止、右直の交通事故が最近多いので、「安全確認」を行って下さい。

自転車の交通事故、自転車の正しい乗り方について、大人もヘルメットの着用を全国的に勧めている。長野県では義務化されていないが、他県では義務化している所もあります。

 自転車は軽車両なので、車道では左側を一列に通行し、自転車可の標識がある歩道は、車道に近い所を通行しましょう。標識のない歩道も、体の不自由な方、13歳未満の子ども、70歳以上の高齢者は通行できます。自転車もルールを守らないと罰金・罰則があります。自転車も事故を起こした場合は賠償責任が発生します。自転車の賠償保険が長野県は令和元年から義務化されました。

今年、長野県では長野県警が把握している特殊詐欺の件数は、103件。被害総額は17400万円を超えています。

 特殊詐欺に遭わないために、次の合言葉で撃退していただきたい。「うそつき」の「う」は疑うの「う」です。電話等で子、孫を装い、大きなお金が必要になったと言われたら、まず疑うことが大切です。2つ目の「そ」は、相談しましょう。ご家族や友だち、警察にも相談して下さい。24時間対応してくれる警察相談電話(#9110)がありますので、相談して欲しい。犯人は演技力で誘ってくるので、相手の演技につられない。可笑しいなと思ったら、きっぱり心を鬼にして、しっかり断るということも大切、など講演をいただきました。最後に腹話術による「サッちゃん」と「ケンちゃん」から素敵な「いつまでも夢を」の曲にのせて1番は元歌、2番は「交通安全」の替え歌のプレゼントがありました。

【文と写真 区広報部長 早川球喜】

横断歩道を横断している人、しようとしている人がいたら必ず必ず止まるよう心掛けましよう。

一時停止、右側直進車の交通事故が最近多くなっています。「安全確認」をしましょう。

自転車も通行できる歩道は、車道側に近いところを通行しましょう。

特殊詐欺は、警察官、皆さんのお子さん、お孫さんに成り済ますなど演技力で誘ってきますので、騙されない様にしましょう。

「#9110」警察にも相談しましょう。24時間対応しています。

「さっちゃん」と「けんちゃん」から素敵な歌のプレゼントがありました。

 

 

 

長寿会の「アルミ缶回収」が行われました

 爽やかな秋の9月24日(金)に、石渡長寿会による「アルミ缶の回収」が行われました。「アルミ缶の回収」は毎年行われている活動で、早朝から長寿会役員が会員宅を自動車や一輪車などで廻ったり、会員が三々五々持ち込んだりで、約1時間でビニール大袋25個ほどのアルミ缶を回収しました。

 このアルミ缶は、資源回収業者が引き取りますが、手数料等は長寿会の収入となり、会の貴重な活動資金として使われるとのことです。

 又、アルミ缶リサイクル協会の資料によりますと、アルミ缶は何回もアルミ缶に生まれ変わることができ、原材料からアルミ缶を造るエネルギーが3%で済み、省エネに多大な貢献があるそうです。

【文と写真 石渡区広報部長 早川球喜】

どんどん持ち込まれるアルミの空き缶

一段落、空き缶の山をバックに、ハイ一枚

石渡長寿会の大日方清会長(三常会)より御礼の挨拶がありました

 

石渡長寿会が神社境内の草取りを行いました

 石渡長寿会は915日、石渡八幡神社境内の草取りと、石渡公民館の掃除を行いました。全国老人クラブ連合会が9月20日を「社会奉仕の日」と決めて、全国の老人クラブにボランティア活動を呼び掛けており、石渡長寿会もこれに応じた活動です。

 神社境内には約30人の会員が集まり、秋晴れの下で草取りに汗を流しました。公民館では、女性会員が中心になって大広間などに掃除機をかけました。

 長寿会では9月24日にはアルミ缶の回収を行う計画です。

【文と写真:石渡つうしん取材班 水越渉】

「天気が良すぎて暑い」と言いながら草取りに熱中する会員のみなさん

「こっちを向いて」との呼びかけに応じて草取りの手を少し休め、カメラ目線の会員のみなさん。でもマスクで誰が誰だか分かりにくいです

石渡公民館では、女性会員を中心に大広間や舞台の掃除に取り組みました

草取りが終了。役員から活動報告を聞く会員のみなさん

アルミ缶回収など今後の活動を説明する会長の大日方清さん(右)と、副会長の廣澤一由さん

 

石渡写真クラブ月例会(8月)作品、講評

石渡写真クラブ月例会(8月)作品、講評
 講評はクラブ員で講師の増田今雄さん(5常会)です。
 写真をクリックすると拡大して見えます。

【高山 三良】「夕陽映え」(自宅)
コメント:雑草ネコジャラシが夕陽に映えて綺麗。
講評:家庭菜園、農家にとっては厄介者の「ネコジャラシ」。畑以外でも道端や空き地、河川敷などどこにでも群落を形成、雑草とはいえ一斉に伸びた穂はなかなか見応えがあります。この作品は、夕陽の斜光線をうまく使い、命輝く瞬間をアップ、セミロングの2枚組みで芸術性高くまとめました。

※ネコジャラシは別称で、和名は「エノコログサ」。実った穂が犬の尾に似て、「犬っころ草」が由来とされる。「猫」、「犬」と面白いですね。写真をやると、いろいろな雑学?が学べて勉強になります。

 

【竹内 一郎】「熊に注意」(塩尻市洗馬)
コメント:のどかな村には熊が出没するらしい。道祖神も見守る中、立て看板・・・・・。
講評:さりげない農村の曲がり角で発見した黄色の看板。出没するクマに注意とのこと。目立つ黄色に、「あれ?何だ」と車を止めパシャリ。好奇心が写真を志す人にとっては第一歩となるお手本作品です。ただし、気付いたまではよかったと思いますが、看板が小さくインパクトが減ってしまいました。もっと近づいて、背景や周りに道祖神などを配しアングル、角度を工夫すると主題の看板が存在感を増したと思います。参考までに、看板が生きるようにトリミングしてみました(下写真)

 

【中島 弘】「蓮の楽園」(木島平村稲泉寺)
コメント:木島平村の稲泉寺の蓮を撮ってきました。ちょっと早かったのか一面の蓮の花と言うわけではなかったので一輪を大きくトリミングしてみました。
講評:仏教と関わりのある花、蓮。咲き始めと思われますが、花びらの一枚一枚の鮮度が良く、開いたばかりの様子を特徴ある花芯とともに捉えています。花全体を入れると正に「これが蓮の花」とばかりの図鑑的な説明調の写真に陥ってしまいますが、花をアップにして迫り、小さな昆虫がバランスよく表現されところに作者の工夫が感じ取れます。今日風に関連付けると、今開催中の「東京五輪・パラ2020」の聖火台(球形が回転しつつ花びらのようにねじれて開いた中央に聖火)にも似ている気がします。

 

【早川 球喜】「不揃いの向日葵たち」(長野市長沼)
コメント:令和元年東日本台風がもたらした大雨で堤防が決壊し、長沼地区の河川敷の畑に、数カ所の向日葵畑がありました。不揃いが自然的で、一本、一本が個性を主張しているようで、なんとなくシャッターを切ってみました。
講評:普通、一斉に同じ背丈で同じ方向を向いたヒマワリがよく見る光景(写真)ですね。それはそれで見事で綺麗ですが、そうではないアブノーマルなヒマワリ群落に何かを感じた作者の感性が伝わってきます。同じヒマワリでも一つ一つが「個性を主張しているようだ」という感性は、近年よくクローズアップされる「どんな人、人種、性別、性的マイノリティー、障害の有無などすべてを乗り越えた共生の社会、世の中」と相通じた理念を連想させてくれます。sただ、河川敷内の畑のようですが、ヒマワリの向こうに堤防とか、何でもいいですが環境が盛り込めるともっと作品が生きたと思います。

 

【広澤 一由】「夏空に咲く」(自宅)
コメント:準備した道糸に巻き付き、空に向かってぐんぐん伸びた朝顔の蔓に、やっと沢山の花が咲き始めた喜びを撮りました!講評:自宅とのことですが、足元で絵になる素材を見つけ作品として上手にまとめ上げています。壁面に這い上るアサガオのつるを前面に、家屋をさりげなく隠し、雑物が入らない空と雲が自宅を感じさせない作品となり、暑い真夏の光景を表現しています。斜光に映える葉だけの空間、上部に少しだけ咲いた花の面白さも単純明快でいいです。

 

【宮澤 一成】「夜遊び」(長野市城山公園)
コメント:今年7月に新設された城山公園の噴水広場、金・土曜日の午後6時から午後8時までライトアップされることを知り、撮影してみました。
講評:近代的な仕組みを備え復活した城山公園の噴水。南長野運動公園、小布施のハイウェイオアシスに続き、最近では長野駅東口や中央通りのセントラルスクウェアにも同様のものがお目見えしていますが、珍しいライトアップは初めて見ました。写真は現実を写し取るもので、一番最初に写し、作品として世に出した人の勝ちで、次の類似の作品は“2番せんじ”となってしまいます。人物を入れたものと全景の2作品を寄せてくれましたので、両方紹介します。どちらもカラフルで幻想的、清涼感を感じさせてくれます。

 

【吉池 安雄】「花に蝶」(自宅)
講評:黄色の花一輪を右下から左上に配置した「斜め構図」が画面をしゃれた感じに仕立てています。背景も黒っぽくつぶれて、主題をすっきりと単純化、存在感を助長しています。そこに吸蜜にやってきたチョウがアクセントを添え、右向きの方向性も斜めの花とは反対でバランスが取れました。惜しむらくは、右側にある葉に映る影ですが、もう少し葉の中央にどんと写り込むとまたひと味違った作品になったと思います。細かい所まで、気配りをしてみましょう

 

石渡八幡神社で「風祭(かざまつり)」行われました

8月23日の夕方、神社の石畳の両側にある石灯籠が灯る頃、提灯を灯した人々が参道に現われ、静かに拝殿へ進み「風祭」が始まりました。今年はコロナ禍で、氏子役員、区役員、及び用水組合と参列者を抑えたお祭りになりました。まず、参列者全員で、二拍子二礼一拍子と神事が行われ、高山区長から区の皆様の安寧、風害の防除及び新型コロナの終息など祈願のあいさつがあり、最後に神棚にお供えられたお神酒で乾杯し、散会となりました。

「風祭」は全国的に行われているお祭りで、台風などで強風が多い立春から数えて二百十日、八朔(8月1日)(旧暦)頃行う所が多いそうですが、石渡では古くから8月23日に行っているそうです。

【文と写真:区広報部長 早川球喜】

拝殿に向かう参列者の皆さん

区皆皆様の安寧、作物の風害防除及びコロナの終息を願い神事

田中実子総代(1常会)のあいさつ

高山三良区長(2常会)のあいさつ

お神酒で乾杯

滞りなく「風祭(かざまつり)」が終わり、それぞれ帰路に

 

8常会「いこいの会」が譲渡会を開きました

スズムシの音色を楽しんで・・・

8常会「いこいの会」が譲渡会を開きました

8常会のボランティアグループ「いこいの会」が8月22日、会員が育てたスズムシを常会内の公園で配りました。新型コロナの感染防止のため、会員も参加者もマスクを着用し、手指の消毒や体温測定などを徹底、「密」を避けながらのイベントになりました。

公園に賑わいを取り戻し、住民同士のつながりを深めたいと始めた事業で、今6年目になります。親子やお年寄りなど20組の人たちが訪れ、持参した飼育箱に20数匹のオスメスのつがいを分けてもらい、笑顔を見せていました。

9常会の宮下加奈子さん(39)は3歳の理一朗くんを連れて初めて訪れました。「スズムシに興味がありそうなので」と話し、飼育箱を母子でのぞき込んでいました。1常会の三原豪くん(小学4年)は「スズムシの鳴き声がきれい」と話していました。

【文と写真:石渡つうしん取材班 水越渉】

 

スズムシを育てた「いこいの会」会員の住吉誠さん(右)が飼い方を丁寧に説明しました

飼い方の説明を受けたあと、飼育箱にたくさんのスズムシを入れてもらいました

「スズムシってこんな虫なんだ」と飼育箱をのぞき込むお母さんと子ども

テレビ局の取材を受ける子どもたち。「スズムシの鳴き声が好き」とハキハキこたえていました