石渡長寿会「春の研修旅行」行われる
~感染対策徹底し日帰り、3年ぶり~
異例の速さで梅雨明け、猛暑が続き、善光寺の御開帳が最終日を迎えた6月29日(水)、石渡長寿会(広澤一由会長、103人)の「春の研修旅行」が行われました。
コロナ禍で3年ぶりの開催。ここのところやや落ち着きを見せ始めた感染状況に、予防対策を徹底し、これまでの宿泊が伴う日程を日帰りとして計画しました。
研修場所は、区からも遠望できる飯縄山の山麓、飯綱東高原の霊仙寺湖湖畔の「むれ温泉・天狗の館」。長寿会会員18人と取材を兼ねた特別参加の筆者を合わせ19人が参加、午前9時過ぎ、量販店D2駐車場を施設のマイクロバスでスタートしました。乗車前には1人1人の体温を測定、手指を消毒、除菌のウエットティッシュを配布しました。もちろん全員がマスク着用で、バスの中では取りまとめ役の小池公雄副会長が「とにかく自分の触ったものはすべて除菌してください」と感染防止徹底のお願いのあいさつの中、一路目的地へ。
天狗の館に到着すると、玄関口で再度手指消毒、自動体温計測装置に顔を近づけて体温測定し入館。ひと息入れて、隣接の林間でマレットゴルフを楽しむグループ、室内でマジックテープ付きの球を投げる「ストライクアウト」組みに分かれ、身体をほぐしました。
1時間強のお楽しみ後は、飯縄山、霊仙寺山山塊が目の前に迫る温泉でひと汗流し、昼食の懇親会。連日の猛暑とお楽しみのゲームで乾ききった喉を冷たいビールで「乾杯」。久々に耳にする掛け声は、しばらく懇親の席が途絶えていただけに皆さん生気を一気に取り戻したようでした。
ソーシャルディスタンを保ちつつ、近況報告や健康、長寿会の活動などの話で大いに盛り上がりました。マレットゴルフ、ストライクアウトの成績発表と表彰、ビンゴ大会。廣澤会長と高山健治さんによるカラオケも飛び入り、自粛ムード?か一曲だけで終了。
締めは霊仙寺を散策したという倉澤利雄さん。「よくぞ、他の組織や会などに先駆けて決断していただいた」と全員で座を締めくくりました。3年ぶり、日帰りの「春の研修旅行」は無事終わりました。
(写真と文 石渡つうしん取材班・増田今雄)