人権擁護講座が開催されました

 12月4日、石渡公民館主催の人権擁護講座が開催され、暮らしの中に潜む人権問題~女性の人権~について長野県人権啓発センターの篠原康弘氏から講話を頂きました。

 女性と男性の「違い」はどこから生まれてくるか、そして人権侵害や差別の背景に「違い」があり、この「違い」が「立場」の「強さ/弱さ」と結び付いて、強い人の考えで弱い人を非難や攻撃することにより人権侵害や差別が生まれる。そして女性の人権について、様々な観点からお話されました。

 終わりに、身近なところから始めよう。「職場でも、家庭でも、学校でも、ご近所でも、わたしたちのために、ありがとう」のひと言を。お互いに、心から、「ありがとう(=あなたがここにいてくれてよかった)。と言える(言い合える)日常づくりから始めたい、と締めくくりました。

【文と写真:区広報部長 早川球喜】

パワハラをする側の人とされる側の人との間に「ズレと断絶」がある。

男女の特徴と思われるものは、ほとんどが後天的な(「女」「男」として育てられたため)のもの。

女性蔑視(目に見える問題発言等)の根底には、ジェンダー(無意識に信じている「正しさ」=女性はこうだ)がある。