8月23日の夕方、神社の石畳の両側にある石灯籠が灯る頃、提灯を灯した人々が参道に現われ、静かに拝殿へ進み「風祭」が始まりました。今年はコロナ禍で、氏子役員、区役員、及び用水組合と参列者を抑えたお祭りになりました。まず、参列者全員で、二拍子二礼一拍子と神事が行われ、高山区長から区の皆様の安寧、風害の防除及び新型コロナの終息など祈願のあいさつがあり、最後に神棚にお供えられたお神酒で乾杯し、散会となりました。
「風祭」は全国的に行われているお祭りで、台風などで強風が多い立春から数えて二百十日、八朔(8月1日)(旧暦)頃行う所が多いそうですが、石渡では古くから8月23日に行っているそうです。
【文と写真:区広報部長 早川球喜】