石渡区誌編纂委員会が本格的に始動しました

今年4月に発足した石渡区誌編纂委員会が、521日に資料収集など本格的に活動をスタートさせました。今後数年をかけて、区民に親しまれ読まれる区誌をつくっていくことにしています。

この日は、石渡八幡神社の本殿の調査から始めました。賽銭箱のある拝殿の後ろにあるのが本殿で、ご神体が置かれています。委員のみなさんは、はしごをかけて登り、内部をくまなく調べました。その結果、たくさんの古い文書を収集しました。江戸時代から明治、昭和にかけての表記があり、当時の生活をうかがい知ることができるだけに判読が楽しみです。続いて石渡公民館の北側にある地蔵寺も調査しました。

その後、公民館に集まり、今後予想される大量の資料をどうやって保管していくか、また区誌の内容として、区の変遷、遺跡遺構、石仏石像、文化教育などどんな項目を立てられるかなどを話し合いました。次回は区内を回って石像石仏の場所を確認、記録に残すことにしています

石渡区誌編纂委員会は、今年度の区定期総会で正式に発足が承認されました。委員は「遺したい石渡原風景」に携わっていたり、編纂の経験者など9人で構成されています。委員長は2常会の倉澤利雄さんです。

【記事と写真:石渡つうしん取材班 水越渉】

石渡八幡神社本殿は高いところにあるため、はしごを使っての調査です

集まった資料を見る委員のみなさん。予想以上の多さに驚きの声が

古い文書には難しい文字がいっぱい。専門家に判読を頼むかとの声も

なにか手掛かりはないかと、天井や屋根もくまなく調べました

貴重な資料があるのではと期待された地下。しかし何もありませんでした

集まったたくさんの資料は、衣装ケース7箱にもなりました

公民館北側の地蔵寺も調査しました

今後の進め方について、委員からは活発な意見が出されました

この日集まった委員のみなさんです。
前列左から、高山三良さん(副委員長)、倉澤利雄さん(委員長)、倉澤良貞さん(副委員長・事務局担当)
後列左から、廣澤一由さん、井口進さん、中島弘さん、関保雄さん。
他2委員。