12月12日(土)、公民館主催の文化教養講座が開かれ、しめ縄飾りが石渡公民館大会議室、門松づくりが玄関前を会場に行われました。
しめ縄飾りづくりでは、弥生時代に稲作が始まって以来、その豊かな実りを願い、収穫を感謝することから様々な信仰、儀礼が育まれた。その稲藁は様々な物に加工され、中でもその風習として今でも注連縄や新年の注連飾りとして行事に大きな役割を果たしているとのこと。
今回は、棒注連(大根注連)、輪注連(輪飾り)を体験しましたが、分らない部分は講師や、互いに教え合いながら2時間程で思い思いの注連縄が完成しました。又、昨年、棒注連が上手にできた人は大黒注連にも挑戦しました。
門松を作ろうでは、20リットル缶を利用し、頭を斜めに切り落とした青竹を、中央に固定し、周りを松や南天で飾り付けました。門松は正月用の飾りとして公民館の玄関前に置かれますので、ご覧ください。
【文と写真:区広報部長 早川球喜】
3つに分けた藁の中央部分をしばり、捩りながら棒注連を作ります。
棒しめを作りには、藁をよくすぐります。下から徐々に引くと楽だよ。
今年は女性の方が2人ですが、昨年も参加されていますので鮮やかな手つきで、練り上げていました。
門松の中心になる3本の背丈の違う青竹をズレないようにしっかり結びます。
砂を20リットル缶に入れて、青竹の固定と門松を安定させます。