長寿会が信大付属特別支援学校の生徒とXmas交流会

 石渡長寿会は12月17日、信大附属特別支援学校の生徒を石渡公民館に招き、クリスマス交流会を開きました。訪れたのは生徒17人、先生9人で、長寿会の役員らと一時間余り、楽しいひとときを過ごしました。

 長寿会会長の中島弘さん(5常会)が「私たちもこの交流会を楽しみにしていました。いっぱい楽しんでください」と歓迎のあいさつ。生徒たちも一人ずつ大きな声で元気に、あるいは小さな声で恥ずかしそうに自己紹介をしました。

 スタートは、生徒と長寿会役員がお菓子を食べながらの交流です。「元気でしたか」「学校に遊びに来てください」「私の作ったハンカチです」・・・・。握手をしたり、笑顔で話し合ったり、あちらこちらで温かな交流が見られました。

 続いては太鼓演奏。生徒と長寿会役員が一緒に舞台に立って「乱れ打ち」や「飛龍」を演奏、見事なバチさばきに拍手が起き、全員で「パプリカ」の曲に乗ってダンスまで飛び出しました。ゴムボールを投げて長寿会役員の手作りのピンを倒すボウリングゲームも行われ、会場は終始笑いと拍手に包まれました。

 最後に2人のサンタクロースが登場、お菓子を一人一人にプレゼントをすると、生徒たちは歓声を挙げながら、顔中を笑顔いっぱいにして受け取っていました。

 この交流会は、ゲートボールをしていた石渡のお年寄りに、通りがかった支援学校の生徒たちが話しかけたのがきっかけで始まりました。30年以上も続いている行事とのことです。

【文と写真:石渡区監査役 水越渉】

2人の長寿会役員がサンタクロースに扮して生徒を迎えました。左が武田徳雄さん(6常会)、右が高山三良さん(2常会)です

サンタさんの出迎えに生徒も喜んだり驚いたりしながら握手を求めていました

「いっぱい楽しんでください」とあいさつする長寿会会長の中島弘さん(左から2人目)。左端は副会長の倉澤良貞さん(2常会)

石渡長寿会ゲートボールクラブ部長の小山英雄さん(2常会)がこの交流会のきっかけや30年の歴史を説明しました

お菓子を食べながらの交流では、あちらこちらで笑顔と笑い声があふれました

「学校にも遊びに来てください」など生徒からの声も聞かれ、会場は和やかな雰囲気に包まれました

和やかな雰囲気で、消極的だった生徒も長寿会役員と積極的に話すようになりました

生徒と長寿会役員が太鼓演奏でコラボ。力強い音に拍手が起きました

「パプリカ」の曲に乗って生徒、長寿会役員の歌と踊りです。生徒の生き生きした動きに対し、長寿会の役員の動作は少し外れ気味でした

ゴムボールをころがして、手作りのピンを倒すボウリングゲーム。「ガンバレ」との声援が送られました

力を入れすぎてゴムボールが違う方向に飛んで行き、笑い声も起きました

最後に2人のサンタさんが、一人一人にお菓子をプレゼント。生徒たちは大喜びでした

「おいしいお菓子ですよ」とのサンタさんの声に、たくさんの生徒から「ありがとう」の声が返ってきました

「また来てください」との長寿会役員の見送りに、生徒からは「楽しかったです」との声が。来年の再会を約束しました