12月14日(土)に公民館主催の文化教養講座として「しめ縄及び門松づくり」講習会が石渡公民館で開かれました。朝9時から「しめ縄づくり」が館内で、「門松づくり」が玄関前を会場として始まり、「しめ縄づくり」では講師の飯島源一さんから藁の文化が生活の中にあり、稲藁は畳の芯やわらじ、藁靴、蓑、荒縄などに加工されてきた。中でも藁を用いた風習は、今でも注連縄(しめなわ)や新年の注連飾りなど、日本の行事に大きな役割を果たした。次にボウジメ(大根注連)、ワジメ(輪飾り)の作り方、作る過程の注意点の説明を受けた後、参加者はそれぞれ外で昔の道具を使って、ボウジメ用の藁づくり、手順にそって作業を開始、分からない所は講師に聞いたり、お互いに教え合えながら、2時間程でボウジメ2本を作ることができました。
又、「門松づくり」は初めての開催ということで、朝、早くから竹、一斗缶、菰及び荒縄などを用意していただきました。竹の切り方、飾り付けは自己流でチャレンジ。特に竹は切り方により、色々表情が変わり、斜めの切り方に苦心しておりました。
【文と写真:石渡区広報部長 早川球喜】
よくすぐった藁を中ほど近くで、あらかじめなってある細縄でしばる
残りの藁を右回しにねじりながら先に二本でなった縄目に添わせる