石渡八幡神社で昨年(令和元年)12月31日、越年祭が行われました。この夜は雪も降らず風もなく、空には雲が多いものの輝く星も見え、参拝には絶好の気候になりました。
午前零時近くになると境内には長い行列ができました。やがて行列の中からカウントダウンの声が起き、零時になると各所で「おめでとう」「今年もよろしく」などのあいさつが交わされ、遠く除夜の鐘が響く中、お参りが始まりました。
参拝を終えると一人一人に、高山秀則氏子総代や廣澤一由区長らが、お神酒や甘酒、ミカンを振る舞い、互いに今年の健康や無事のあいさつを交わしていました。
元日の午前7時からは同じ石渡八幡神社拝殿で、元旦祭が行われました。廣澤一由区長をはじめ、区の役員など11人が参加しました。倉澤宮司が石渡区や区民の安全や健康を祈願、廣澤区長が「昨年は大きな水害が起き大変な年でした。今年こそ平穏な一年であることを祈っています」とあいさつしました。
【文と写真:区相談役 水越渉】
除夜の鐘が響く中、今年一年の健康を祈る家族の姿が見られました
千曲川堤防決壊による水害の記憶も新しいだけに、いつも以上に熱心に参拝する姿が多く見られました
参拝を終えた人にはお神酒や甘酒などが振る舞われ、「今年もよろしく」などのあいさつが交わされました
元旦祭の模様
区の役員らが見守る中、倉澤宮司が区の安全や区民の健康を祈願しました
参加者を代表して廣澤一由区長が「どうか今年一年、区や区民が安全でありますように」とあいさつしました