石渡八幡神社俳額の説明看板が設置されました

石渡八幡神社拝殿内の俳額の説明看板を設置されました。

 石渡八幡神社の拝殿南北に「文政十年」及び「文政六年」の奉納俳額が掲げられています。

 この奉納俳額は、「信濃町出身の小林一(1763~1827)が亡くなる数カ月前の、最晩年期の文政十年(1827)に選句し、奉納…俳額には、一茶だけでなく有力な弟子たちが顔をそろえて句を出し協力しており、一茶晩年期の北信・善光寺周辺の俳壇総顔見せと言っての過言ではない貴重なものです。
 なお、…文政六年(1823)に奉納された額もあり、一茶自身による選句ではありませんが、こちらにも一茶の句が掲額されています。…」(説明看板)

 この俳額について、区では昨年「小林一茶検討委員会」を設け、聞き取りや古文書等の調査を行いましたが、残念ながら期待する情報を得ることが出来ませんでした。けれど奉納俳額は文化遺産としての評価も高いため、この度「地域力向上支援金」を得て、説明看板を石渡神社拝殿前に設置されました。又、奉納俳額に掲載の俳句の横断幕も作りました。

【文と写真:石渡広報部長 早川球喜】

奉納俳額の説明看板

俳額掲載の俳句の横断幕

説明看板の設置場所