お茶のみサロンが開かれました

 長寿会の慶賀祝伝達式も

今年2回目の「ふれあいお茶のみサロン」が9月25日、石渡公民館で開かれました。約40人が参加して講話を聴いたり、仲間とお茶会を楽しみました。

開会に先立って、石渡長寿会の令和元年慶賀祝伝達式が行われました。会員の長寿や結婚記念を祝う行事で、今年は88歳になった土屋光子さん(8班=7常会)と、河野佑子さん(3班=2常会・都合により欠席)が「米寿祝」としてお祝いを受けました。
土屋さんは、中島弘会長からやや緊張気味に賞状と記念品を受け取り、廣澤一由区長からお祝いの言葉を受けました。

続いて講話に移り、長野市保健所食品衛生課課長補佐の小林徹也さんが「薬と、いわゆる健康食品」について話しました。

この中で小林さんは、①健康食品には、特定保健食品や栄養機能食品、機能性表示食品があるが、いずれも第三者によるチェックを受ける必要がないものばかりで、内容におかしな成分もある②健康食品では病気は治らない③高いお金で買う前によく考えて、など熱く語りました。

参加者からは、「三食きちんとバランスよく食べれば健康食品は不要ということか?」などの質問が出ると、小林さんは「原則としてその通りです」と回答。小林さんの話をメモするなど健康食品に対して関心の高さが見られました。

【文と写真:区監査役 水越渉】

石渡長寿会の慶賀祝伝達式で、中島弘会長から賞状を受け取る土屋光子さん。少し緊張気味です

88歳の米寿祝で賞状と記念品を受けた土屋光子さん。中島弘・石渡長寿会長(左)と、お祝いの言葉をもらった廣澤一由・石渡区長(右)を背にしてにっこり。いい表情です。参加者からもお祝いの拍手が送られました

健康食品について話す長野市保健所課長補佐の小林徹也さん。「健康食品では病気は治らない。よく考えて利用を」と熱く話しました

会場には約40人の区民が訪れ、講演に耳を傾けました。「健康食品に対して過剰に期待してはいけないことが分かりました」などの声が聞かれました