6月23日(日)、恒例の屋島橋付近の河川敷一帯で探鳥会及び河川敷清掃が朝陽地区各区から約50名が参加して行われました。
当日は薄曇りで左程暑さを感じない天候で、朝8時30分ごろ開会式、会長挨拶、講師の日本野鳥の会長野支部長の藤田さん、小林さんの紹介、講師の藤田さんの挨拶の後2班に分かれ、周りに人間の背丈以上多い茂った藪の中へ…。
事前に配布された資料によると6月13日の下見の際、カルガモ、キジバト、カワウ、アオサギ、…など19種類が確認されたそうです。初めは、鳴き声がするけれど、姿が見えず、でしたが次第に木々に休息する小鳥たちを確認することができ、時々、講師の望遠鏡で覗き、小鳥の名称など説明を受けながら、1時間ほど探索し、カワラヒバ、ノスリ、ホウジロ、コムクドリ、アオサギ…など十数種の野鳥を見ることができました。
ここは野鳥の種類が豊富とのことで、街の近くでこのような自然が残されていることに、感動しました。今年初めての参加でしたが、来年も参加したいと思います。
最近、NHKの深夜放送で生き物の種の多様性の重要性を聴いたことがあります。このような自然を長く残したい、と感じた1日でした。
この後、ごみ袋を片手に上流の河川敷のごみ拾いを1時間ほど行い、終了となりました。また、蛇足ですが、途中、堤防の中ほどに真中社、戸隠社、金毘羅宮及び水天宮の祠を発見、南屋島区の立て札によると「昔の千曲川の渡しの船着き場で、村の入り口であった。度重なる水害で、この堤防が何度も決壊していることから、水難除けの神様がまつられた」とあり、昔の人々の苦難に思いを馳せ、一礼しました。
なお、有意義で充実した「とき」を与えていただき、役員の皆様、誠にありがとうございました。
【文と写真:区広報部長 早川球喜】
野鳥の卵が動物の餌食に。食べたあと、ウンチを置いていくとは。
約1時間の探鳥会が終わり、一旦集合場所に戻り探鳥会の閉会式。