口の中を清潔に…長寿会が健康歯科講話

 石渡長寿会(中島弘会長)は64日、石渡公民館で「健口で、いきいき生きる」をテーマに、健康歯科講話を開きました。講師は、長野市保健所の歯科衛生士、田辺正子さん。25人の区民が参加して、口の健康を維持して全身の健康を守るための話に耳を傾けました。

 冒頭、中島会長が「口の健康をしっかり守って健康寿命を伸ばしましょう」とあいさつしました。田辺さんは「口の中を不潔にしていると500種以上、約2億の細菌が住みつくようになり、脳こうそくや心疾患、糖尿病、誤嚥性肺炎などを引き起こす可能性がある」と説明、口の中を清潔にする大切さを強調しました。

 また、田辺さんはイラストを使って食事や呼吸の仕組みを説明したり、口の機能を高める「パ・タ・カ・ラ体操」を指導、唾液の大切さを説明するとともに、唾液を多く出すためのマッサージを指導しました。

[文と写真:区監査役 水越渉]

「口の中を清潔にして健康寿命を伸ばそう」とあいさつする中島弘・石渡長寿会会長

講師の田辺正子さんは、イラストや写真を示しながら、口の中を健康に保つことがいかに大切かを説明しました

講師の話に熱心に耳を傾ける“生徒”のみなさん

ユーモアのある説明に、時には笑い声が起きました